ミナリク『良い脚を使っている』

 

2019年3月10日 中山牝馬ステークス 芝1800m 中山競馬場

1着:フロンテアクイーン 牝6 (三浦皇成)
2着:ウラヌスチャーム 牝4 (F.ミナリク)
3着:アッフィラート 牝6 (武藤雅)

レースタイム:1:47.7(稍重)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
道中はほぼ最後方グループでレースを進めたウラヌスチャーム。幸い、前のペースが速くなり息の入りにくい流れで先行集団には厳しい展開となった。4コーナーで一気に前へ進出すると、直線コースでは大外へ持ち出す。そこからグングン加速すると、先に抜け出したフロンテアクイーンめがけて強襲。ゴール前で馬体を並べて併入するも、僅かにハナ差及ばずの2着入線に終わってしまった。とは言え、ミナリク騎手も同馬の潜在能力の高さを称えるコメントを残している。牝馬限定ならタイトル獲得も近い。
 

坂路→ウッドのハードな追い切り

 
ハードに動いても状態は上昇中のウラヌスチャーム(左)

ハードに動いても状態は上昇中のウラヌスチャーム(左)

via google imghp
 
最終追い切りで坂路を走った後にウッドコースでまた併せ馬を行ったウラヌスチャーム。これだけビシビシやれるという事はそれだけ馬の調子が良いという事だろう。前走の迎春ステークスはスタートで立ち遅れるも、中団後方から一気に追い込み最速の上がりで差し切る強い内容。しかも、+10kgできっちり動けたのだから今が成長期のピークなのだ。今なら上のクラスでももう1段階ギアを入れる事が出来るかもしれない。ノームコア、レッドジェノヴァ相手に勝ち切れれば自ずと大舞台も視野に入って来る。
 

ウラヌスチャーム

 
ウラヌスチャーム(アメジストリング2015)

ウラヌスチャーム(アメジストリング2015)

牝馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:アメジストリング
母父:フジキセキ
所属:斎藤誠厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:13戦4勝 (4-4-0-5)
主な戦績:迎春ステークスなど
via google imghp
 
曾祖母のオプティミスティックギャルは米二冠、キャリア13勝を誇る名牝だ。そこからやや質の劣るジェネラルアセンブリー→フジキセキが配合され産まれたのが母アメジストリング。現役時代はなかなか勝ち切れないものの、クイーンステークスで3着に入るなど息の長い活躍をした実績を持つ。そこにルーラーシップで全体的な能力の底上げを期待した産駒がこのウラヌスチャームである。想像以上に素質のある馬が出来上がった印象だが、初タイトルを母に献上する事は出来るのか。
 

血統背景

 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Severn Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー
アメジストリング フジキセキ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ミルレーサー Le Fabuleux
Marston's Mill
インフェイヴァー General Assembly Secretariat
Exclusive Dancer
Optimistic Gal Sir Ivor
Hopes Ahead


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
ファミリーに日本活躍馬はいないが祖母はサーゲイロード種牡馬にセクレタリアト種牡馬の兄弟系種牡馬を重ねているのが特徴だが血統の強調材料はない。
 

前評判

 
2歳新馬においてレース上がり32秒8を自身は32秒0の末脚で差し切るという異常なパフォーマンスを見せたウラヌスチャーム。キレ味だけなら世代でもトップクラスのモノを誇り、その分展開には左右されるが展開がハマった場合は大物も食えるポテンシャルが証明されている。少々出遅れ癖があり、後方からの競馬で後手を踏む事もあるが古馬になるにつれ、そこは解消出来るポイントだろう。距離は延びた方が競馬がしやすいタイプか。
 

馬名の意味

 

天王星を守護星としたお守り

 
競走馬らしいセンスの良いネーミングだ。

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