みやこステークス直後
2019年11月3日 みやこステークス ダート1800m 京都競馬場
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外枠からまずまずのスタートを切ったウェスタールンド。本来ならここで一旦下げる様なイメージの競馬だったが、今回はある程度出して行って中団やや後方からの追走となった。道中は休み明けでテンションも高かったのかやや行きたがる面を見せ鞍上が抑えるシーンも。4コーナーで馬群の中を突っ込んで行き、少々強引な進路取りで進出しながら直線コースへ。出し抜けを図ったヴェンジェンスを猛追するも前半のロスが響いて脚が止まり、後ろから追い上げたキングズガードにかわされてしまい3着に終わった。実力はあるものの、どうも大事なところで歯車が噛み合わない1頭だ。
みやこステークス直前
どうしても脚元に難があるウェスタールンド。使い詰めできない部分は陣営も頭を悩ませるところだが、逆を言えば7歳でもまだまだ馬が若い証拠でもある。今回はしっかりと調整を重ねて復帰戦に挑むが、何より最大の収穫は鞍上にC.スミヨンを迎えられた事だろう。最後まで追って直線猛追するイメージは先週のダイアトニックでもお分かりの様に、とにかく本馬の脚質にマッチするのは間違いない。後はリアンヴェリテなど先行勢がひしめき合いハイペースとなれば最後のゴール前で強襲して勝利を掻っ攫える筈だ。
アンタレスステークス直後
2019年4月13日 アンタレスステークス ダート1800m 阪神競馬場
1着:アナザートゥルース セ5 (大野拓弥)
2着:グリム 牡4 (浜中俊)
3着:ロンドンタウン 牡6 (吉田隼人)
レースタイム:1:50.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:37.2
2着:グリム 牡4 (浜中俊)
3着:ロンドンタウン 牡6 (吉田隼人)
レースタイム:1:50.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:37.2
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何時も通り行き脚の付かないウェスタールンド、特に今回の様な馬場では特に進んで行かない。道中は後方まま、前の展開頼りな面がさすがに今回は響いたか直線に入るまでの流れが実に悪くなってしまった。それでも地力の高さで追い込んでは来るものの、最後はロンドンタウンと脚色が一緒になり4着敗退を喫する。レース後、落鉄していた事が分かり陣営としては納得の行く内容だったのではないだろうか。いずれにせよ、こんな形で終わる馬ではない。次こそ鬼脚炸裂を期待したい。
アンタレスステークス直前
チャンピオンズカップ後、裂蹄の影響で放牧に出ていたウェスタールンド。無理せず、爪が伸びるのを待って帰厩しそこからじっくりと乗り込んで来た。そのおかげで調整は上手く行き、アンタレスステークスを目標にして馬もしっかりと仕上がっている様子だ。休み明けとは言え、同馬のポテンシャルは出し切れる状態。前走で見せた芝並みの上がりを駆使すれば、ここでもあっさり勝ち切れるのではないだろうか。
チャンピオンズカップ直後
2018年12月03日 チャンピオンズカップ ダート1800m 中京競馬場
1着:ルヴァンスレーヴ 牡3 (M.デムーロ)
2着:ウェスタールンド セ6 (藤岡佑介)
3着:サンライズソア 牡4 (J.モレイラ)
レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
2着:ウェスタールンド セ6 (藤岡佑介)
3着:サンライズソア 牡4 (J.モレイラ)
レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
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スタート後、全く前に行く素振りを見せずはなから後方待機策を考えていたであろうウェスタールンド。道中は1頭だけ大きく離れた最後方からレースを進めた。4コーナー手前で既にロングスパートをかけており、そこからインベタを回って経済コースを確保。最後の直線でもルヴァンスレーヴが抜けて出たスペースを拾って自らもグングン加速。ゴール前で先に抜け出したサンライズソアをかわして2着に上った。上がり34秒4はダート中長距離内でもトップクラスの数字だろう。これは驚いた。
プロフィール
2018年の春までは芝で3勝をあげる活躍を見せていたウェスタールンド。6月の函館でダート転向してからは破竹の快進撃で一気に重賞戦線までランクアップして見せた。特にシリウスステークスで見せた追い込みは本物のそれで、ひとレース挟んで臨んだチャンピオンズカップでもまさに芝並みの驚異的な上がりを駆使して2着。ここまで短期間でGⅠクラスに駆け上がった馬も珍しいだろう。それだけダートへの適性があったという事だ。
血統背景
ネオユニヴァース | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ポインテッドパス | Kris | Sharpen Up | |
Doubly Sure | |||
Silken Way | Shantung | ||
Boulevard | |||
ユーアンミー | Marquetry | Conquistador Cielo | Mr.Prospector |
K D Princess | |||
Regent's Walk | Vice Regent | ||
Lover's Walk | |||
Archimillionnaire | Medaille d'Or | Secretariat | |
Fanfreluche | |||
Conqueluche | Victorian Era | ||
Reply |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.3pt
母は、米重賞馬だがファミリーに日本実績馬はすくなく、唯一の全兄弟には重賞あと一歩のミクロコスモスもいるのでウェスタールンドの活躍も納得の血統背景ではある。ただ兄弟の安定感としてはまだまだ実績不足だけに彼の今後の活躍次第で母の評価もかわってくるだろう。
馬名の意味
宇宙最大といわれる恒星『ウェスタールンド1-26』がある星団
母名から連想してのネーミング。
2着:キングズガード 牡8 (秋山真一郎)
3着:ウェスタールンド 牡7 (C.スミヨン)
レースタイム:1:49.1(良)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:36.5