アハルテケステークス直前
とにかくこれまでの5勝、いずれも勝ちっぷりが凄いイーグルバローズ。大差もあれば前走の様な不利を跳ね除けての圧勝など、規格外の走りを見せ続けている。まともに走れば間違いなく重賞クラスなだけに、今回のアハルテケステークスも昇級戦という感覚で見なくても良いだろう。後は、戦績でも分かる様に勝ち切るか飛ぶかの2択しかない1頭。そういう意味でも馬券的妙味がある存在にはなっている。
BSイレブン賞直後
2019年5月12日 BSイレブン賞 ダート1400m 東京競馬場
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スタートで大きく出遅れたイーグルバローズ、人気を背負っていただけにその瞬間会場もどよめきが生まれた程。それでも、慌てず後方からじっくり脚を溜めて前を見据えるD.レーン騎手。直線に入っても上手くスペースを見つけると、そこからグングン加速して前を猛追する走り。残り100mで粘り込むアーバンイェーガーをあっさりかわすと最後は流す余裕の内容でフィニッシュ。ここ2走は負けていたが、実質1600万下では力が違ったという事か。
鳴海特別直後
2018年12月02日 鳴海特別 ダート1200m 中京競馬場
1着:イーグルバローズ 牡4 (J.モレイラ)
2着:モルゲンロート 牡5 (戸崎圭太)
3着:スズカグラーテ 牝4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:10.5(良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.7
2着:モルゲンロート 牡5 (戸崎圭太)
3着:スズカグラーテ 牝4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:10.5(良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.7
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まずまずのスタートから外目を追走したイーグルバローズ。4コーナーでは前を射程圏に捉える位置まで上がり絶好の手応えで直線コースへ。いざ追い出しをはかると、一気に加速し後続をあっさりと突き放して最後は4馬身差の完勝劇を飾った。半年以上の休み明けで楽に最速上がりで突き抜ける脚力は重賞クラスの存在だろう。来春の活躍が大いに期待される。
イーグルバローズ
未勝利時の勝ちタイムが同日の1000万クラスよりも1秒以上速い驚愕のタイムで快勝したイーグルバローズ。しかも自ら逃げての記録だけにその能力を疑う余地は無い。ヘニーヒューズ産駒で本質はダート中距離前後に適正があるだろうが、類まれなスピード能力で短距離レンジもカバー出来る存在。行く行くはフェブラリーステークスから帝王賞や東京大賞典あたりのダート戦線を席巻する可能性も大いに有り得る。
血統背景
ヘニーヒューズ | ヘネシー | Storm Cat | Storm Bird |
Terlingua | |||
Island Kitty | Hawaii | ||
T. C. Kitten | |||
Meadow Flyer | Meadowlake | Hold Your Peace | |
Suspicious Native | |||
Shortley | Hagley | ||
Short Winded | |||
Minny's Niece | Quiet American | Fappiano | Mr.Prospector |
Killaloe | |||
Demure | Dr. Fager | ||
Quiet Charm | |||
Spectacular Affair | Spectacular Bid | Bold Bidder | |
Spectacular | |||
French Muff | Roberto | ||
Befuddled |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
ファミリーや兄弟に現時点では、日本実績馬がいないので血統背景からの強調材料はない。
前評判
確たる記述が無い為、詳細は分からないがバローズの猪熊氏が海外から買い付けて来た外国産馬で預託は堀宣行厩舎というだけで走りそうな気がしてならない。実際、想像通りのパフォーマンスを発揮しておりこのコンビを認めざるを得ない。とは言え、ヘニーヒューズは安定してダートで良い産駒を出しているのはさすがである。
馬名の意味
鷲+冠名
バローズの冠名もだいぶ板に付いて来たというか、走る産駒のイメージが出て来た。
2着:アーバンイェーガー 牡5 (戸崎圭太)
3着:グロワールシチー 牡5 (岩田康誠)
レースタイム:1:24.5(良)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.6