馬体の見た目は上々、本番に注目

 
小柄な馬体だがバランスの整った好馬体

小柄な馬体だがバランスの整った好馬体

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1つ下が2億8000万円、2つ下が5億8000万円で取り引きと兄弟に相当な期待値がよせられている一族出身のイルーシヴグレイス。自身はキャロットファームで6000万円の募集、一口15万円と相当なお値打価格と言って良い。ある意味で、下の2頭の判断基準として血統は全く一緒の本馬が物差しとなって来るだろう。馬格は少し物足りない印象だが、見た目のバランスは非常に均整の取れた良い馬体。これが実戦に行ってどこまで走りに反映するのかに最大の焦点が集まっている。特にイルーシヴウェーヴ2017を約6億円で落札したアドマイヤの近藤利一氏にとっては目が離せない週末となるだろう。
 

イルーシヴグレイス

 
イルーシヴグレイス(イルーシヴウェーヴ2015)

イルーシヴグレイス(イルーシヴウェーヴ2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:イルーシヴウェーヴ
母父:Elusive City
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム
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確かに見栄えは美しい。牝馬特有の丸みがあるフォルムの中にも各パーツの盛り上がり、品のある顔つき、皮膚の薄さなど走る下地が揃っているといっても過言ではない。実際、この下の2016と2017年産駒がそれぞれ数億円というとんでもない高額で取り引きされている事からも周囲の評価はお分かりだろう。ただ、1つ懸念があるとすれば2014年産駒のイルーシヴハピネスが全く走っていない点か。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
イルーシヴウェーヴ Elusive City Elusive Quality Gone West
Touch of Greatness
Star of Paris Dayjur
Liturgism
Multicolor Wave Rainbow Quest Blushing Groom
I Will Follow
Echoes Niniski
EqualHonor


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
母は仏クラシックホースだがファミリー、兄弟が全く日本で実績がないので強調材料はない。
 

前評判

 
評判で言えば、1つ上のフランケル産駒だったイルーシヴハピネスの方が声は大きかった。しかし、結果としていまいち。そこで持ち込まれた母に付けられたのが当然ながらディープインパクトなのだ。そしてセレクトセールでの産駒の高騰化、これはイルーシヴグレイス自身が走るフラグなのか、はたまた走らない前兆なのか…ちなみに本馬は6000万円の募集額。そういう意味ではお買い得な気もするが。
 

馬名の意味

 

言葉では言い表せない程の人を引き付ける魅力

 
母名より連想して命名。文字通り、競馬ファンを虜にするような走りを見せてほしいものである。
 

編集部の評価

 
馬名、馬体、育成環境は申し分ない牝馬だが、血統的な実績がないので全く魅力はないので迷わず見送る。(大川)
 
2017セレクトセールでイルーシヴウェーヴの2017が5億8000万円で落札された。全く持って理解出来ないが、2年連続億越えの産駒を輩出した母の仔出しは悪くないのだろう。そしてそのディープインパクト産駒1頭目となるイルーシヴグレイスがある意味で試金石的な扱いとなるが、それでも6000万円級ならいっぱしの走りを見せてくれないと困る。指名はしないが注目には値する。(田中)

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