1回使って馬がグンと良化

 
最終追いきりでも楽な手応えで好時計をマークしたイルヴェントドーロ。管理する池添学調教師も『初戦と比べても馬がだいぶしっかりして来た』とコメントしている様に、この手の血統馬は一気に馬が変わる事もしばしば。前走こそ能力だけで勝った様な内容からも、今回は更にパフォーマンスを上げて来て何らおかしくはない。それでこそディープインパクト産駒の真骨頂だろうし、新馬戦で騎乗したM.デムーロ騎手がアクアミラビリスの鞍上で悔しがるシーンも一考か。
 

M.デムーロ『真面目で賢い馬』

 

2018年12月15日 2歳新馬 芝1600m 阪神競馬場

1着:イルヴェントドーロ 牝2 (M.デムーロ)
2着:アルセーヌ 牡2 (古川吉洋)
3着:ブルーノバローズ 牡2 (浜中俊)

レースタイム:1:38.6(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
 
外枠からハナに立とうとするイルヴェントドーロ。内からアルセーヌが行く構えを見せると、スッと番手に控える従順な走りを見せての追走となった。ほぼ逃げ馬と併走する様な形となり、前半3ハロンは37秒台の超スローペース。そのまま絶好の手応えで押し出される様に直線先頭に立つと、後は軽く追われて後続を突き放す強い競馬。フットワークからもっと距離があった方が良さそう、キレるタイプよりは瞬発力型の1頭だろう。M.デムーロ騎手もレース後に操縦性の高さを絶賛していた。
 

イルヴェントドーロ

 
イルヴェントドーロ(エーシンメンフィス2016)

イルヴェントドーロ(エーシンメンフィス2016)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:エーシンメンフィス
母父:Medaglia d'Oro
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:栄進牧場
馬主:兼松康太

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
 
祖母テネシーガール、母エーシンメンフィスと栄進ファミリーの重要な牝系になりつつある一族の出自。Medaglia d'Oro産駒でも意外に芝の長い所で活躍した母の特徴を受け継ぐ様に、スラッと胴長の好馬体で如何にも長い距離が良さそうな1頭。大きなフットワークからもキレるよりは長く良い脚を使う競馬が向いているだろう。想像するに桜花賞よりもオークスがベストで、それを逆算してのローテーションが組まれるのではないだろうか。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
エーシンメンフィス Medaglia d’Oro El Plado Sadler's Wells
Lady Capulet
Cappucino Bay Bailjumper
Dubbed In
テネシーガール Pine Bluff Danzig
Rowdy Angel
Java Magic Java Gold
Castle Royale


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
エイシンテネシー(Castle Royale1989)

エイシンテネシー(Castle Royale1989)

牝馬

父馬:Vice Regent
母馬:Castle Royale
母父:Slady Castle
所属:坂口正則厩舎(栗東)
生産:Theodore Folkerth
馬主:平井豊光

通算成績:34戦5勝(5-10-1-18)
主な戦績:金杯など
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
日本で走った快速重賞馬の祖母だが繁殖は海外でMedaglia d’Oro産駒の母も重賞馬、ただ繁殖結果はそれほどパッとしておらず安定感にはかける、当馬以降の兄弟に母の評価が託されており現時点では未知数の血統と判断している。
 

前評判

 
デビュー前の稽古ではCWコースでラスト11秒台を軽々と連発。坂路でも好時計をマークし、かなりの高評価を受けていた模様。管理する池添学調教師も『走る毎に心肺機能の高さを示して来ており、フットワークからも芝で良さそう』と期待値の高いコメント。実際の走りも大跳びのフットワークで実に雄大、大物感もある1頭と言える。
 

馬名の意味

 

黄金の風(イタリア語)

 
母父メダグリアドーロから連想したネーミング。

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