夏デビューの予定が半年以上の遅れ
2歳6月の阪神でデビューする予定が、脚元の不安で始動が延びに延びたイグナーツ。結局、蓋を開ければ年明けの2月と実に8ヶ月間ものズレが生じてしまった。元々はノースヒルズの1番馬という触れ込みで注目が集まっていたが、ここまでくればさすがに皐月賞は難しい。とは言え、まだダービーには間に合う可能性が残されており、先ずはここを勝利するという至上命題が下される。
イグナーツ
今年のノースヒルズ生産馬でもNo.1の呼び声が高いイグナーツ。母ラフアウェイは5勝をあげた実力馬で、近親にダートの重賞馬ブライトラインがいる血統馬だ。その他ではサーガノヴェルもおり、ノースヒルズにおいて切っても切れない縁あるファミリー。そこにディープインパクトが配合されたとあれば、それは期待して当然の話である。馬もそれに応える様に順調に成長を遂げている。馬体重は春の段階で453kg。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hale to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
ラフアウェイ | タイキシャトル | Devil's Bag | Halo |
Ballade | |||
ウェルシュマフィン | Caerleon | ||
Muffitys | |||
シェリーズスマイル | キングオブキングス | Sadler's Wells | |
Zummerudd | |||
Thunder Maid | Alydar | ||
Taba |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
ファミリーには短距離を中心に重賞馬がちらほらいる母自身もパワータイプの短距離馬で構成されているものの父次第で距離の融通はききそうな血統だが兄弟実績がないので強調材料としてはない。
前評判
ノースヒルズGMの齋藤氏も、『大跳びながらしなやかなフットワーク、ディープインパクトの様な走りで良い所を受け継いでそう。走りに前進気鋭があって、既に完成されている優等生タイプ』とかなりの期待を寄せているコメント。早めの調整ながら、当初は角居厩舎入厩予定だったが転厩問題などもあり少々デビューが遅れている。
馬名の意味
『燃えるように輝く』の意味を持つ人名より
走れば名馬、ダメなら駄馬の象徴的イメージとなりそうなネーミング。
父馬:ディープインパクト
母馬:ラフアウェイ
母父:タイキシャトル
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:ノースヒルズ
馬主:前田晋二
通算成績:0戦0勝(0-0-0-0)
主な戦績:特になし