2着馬を待って追い出す余裕

 

2018年12月02日 2歳未勝利 芝1600m 阪神競馬場

1着:アーデンフォレスト 牡2 (川田将雅)
2着:ラシェーラ 牝2 (浜中俊)
3着:マレシャル 牡2 (古川吉洋)

レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
 
スタートから引っ張りきりの手応えで追走するアーデンフォレスト。次第に逃げ馬と並走する形で前に付けると、直線入り口では単独先頭の競馬。そこから持ったままでラシェーラが追い出すのを確認すると、軽く気合を付けた程度でまた引き離す走りを見せた。何度やってもこの着順は変わらないだろうなと思わせる程に圧倒的なパフォーマンスで、前走ラヴズオンリーユーの2着だったレベルの高さを証明した。
 

川田将雅に乗り替わりで勝負

 
新馬戦ではC.デムーロ曰く『ソラを使った』、と幼い部分を見せてしまったアーデンフォレスト。2戦目でレース慣れが見込め、鞍上には最後までビシッと追う川田将雅騎手だけに同じ轍は踏まないだろう。何より、新馬で負けたラヴズオンリーユーが、次の白菊賞で出遅れながら豪快に差し切って連勝を決めている。その馬と差のない競馬をした同馬もクラシックに乗って行ける器と判断する。今回は確実に勝ち上がって余裕のあるローテーションで春を迎えたい。
 

シーザリオ一族の派生系

 

2018年11月03日 2歳新馬 芝1800m 京都競馬場

1着:ラヴズオンリーユー 牝2 (C.ルメール)
2着:アーデンフォレスト 牡2 (C.デムーロ)
3着:ヒルノダカール 牡2 (松田大作)

レースタイム:1:50.9(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
スタートから鞍上との息もピッタリ、シーザリオファミリー出身にしては素直で操縦性の高さが目につくアーデンフォレスト。4コーナーで自ら逃げ馬を競り落とすと、直線入り口でも持ったまま先頭へ。そこから弾けるかに見えたが、ジワジワと伸びるだけで最後は内からラヴズオンリーユーにかわされて2着惜敗。が、レースぶりは安定感のある走りで今後も同様の競馬が続けば面白い。
 

アーデンフォレスト

 
アーデンフォレスト(ロザリンド2016)

アーデンフォレスト(ロザリンド2016)

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ロザリンド
母父:シンボリクリスエス
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:2歳未勝利
via google imghp
 
父ルーラーシップ、母父シンボリクリスエスと筋骨隆々の馬同士を掛け合わせるとやはり産駒もこういった見映えになる。母ロザリンドはあのシーザリオの仔で、エピファネイアやリオンディーズとは兄弟にあたる。未勝利のまま引退したが、母系の繁殖能力を鑑みれば自身も十分に活躍馬を輩出する下地は揃っていそう。後はこの重厚感の有る馬体が吉と出るか凶と出るかは実戦に行ってみないと分からない。
 

血統背景

 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Severn Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー
ロザリンド シンボリクリスエス Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
シーザリオ スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャペーンガール
キロフプリミエール Sadler's Wells
Querida


 

兄弟馬

 
初仔
 

近親馬

 
エピファネイア(シーザリオ2010)

エピファネイア(シーザリオ2010)

牡馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:14戦6勝(6-2-1-5)
主な戦績:菊花賞、ジャパンカップなど
via google imghp
 
リオンディーズ(シーザリオ2013)

リオンディーズ(シーザリオ2013)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:5戦2勝(2-1-0-2)
主な戦績:朝日杯フューチュリティステークスなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
母父シンボリクリスエスは信用できるしシーザリオのファミリーで加点できるも母の現役成績が乏しすぎる為、やや信用性にはかけるぶん今から指名しておいて大当たりの可能性も十分ある血統構成なので期待したいところだがさらにルーラーシップで〆る血統となると重苦しさが先行するイメージでいきなりは手を出しづらい血統だろう。
 

前評判

 
シーザリオ一族にしては余りPOGの話題にも上がらず、シルクレーシングで3500万円という微妙な額でひっそりと募集されていたアーデンフォレスト。シンボリクリスエスは母父実績の方が質は高く、意外にこのロザリンドはそういう意味で盲点となる活躍馬を輩出するかもしれない。配合そのものはやや疑問符が付くものの、いろんな意味で大注目に値する。
 

馬名の意味

 

シェイクスピア『お気に召すまま』の舞台となった森

 
母名より連想してのネーミング。シーザリオファミリーの定番、シェイクスピアシリーズ。

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