信越ステークス直後
2019年10月6日 信越ステークス 芝1400m 新潟競馬場
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内枠からスタートしたアルーシャは、揉まれるのを嫌ってすぐ後方に下げて行った。幸い、逃げるツーエムマイスターが33秒台の入りで飛ばし隊列も縦長でバラけた分レースはしやすかったのだろう。しっかりと脚を溜めて直線では思い切って大外へ。そこからグングン加速して行くと、残り1Fで前を捉える走りで最後に粘っていたプールヴィルと併入してゴールイン。僅かにハナ差かわしたアルーシャがリステッド競争初勝利を飾った。
ユートピアステークス直後
2018年11月17日 ユートピアステークス 芝1600m 東京競馬場
1着:アルーシャ 牝3 (C.ルメール)
2着:リカビトス 牝4 (R.ムーア)
3着:クィーンズベスト 牝5 (武豊)
レースタイム:1:32.5(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
2着:リカビトス 牝4 (R.ムーア)
3着:クィーンズベスト 牝5 (武豊)
レースタイム:1:32.5(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
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クイーンカップ時とは違い、精神的に大人になったのか道中も我慢が出来る様になったアルーシャ。前走のユートピアステークスも直線途中まで持ったままの手応え、途中からリカビトスとのマッチアップになるもしっかりと制して3連勝を達成している。ここに来ての充実ぶりは著しく、心身共に覚醒した証拠だろう。今ならマイルも楽にこなせる筈で、ここは間違いなく勝ち負けに持ち込める。
アルーシャ
芦毛特有の如何にもボテッとした馬体。牝馬という事もあり丸みがあって余計にそう見えるのかもしれないが、現状ではダート馬というイメージは拭い切れない。母は米GⅠ馬で母父はTapit。父にディープインパクトを配合しようが、さすがにDNAは嘘を付かないのだろう。全兄ゼロメリディアンも芝で対応出来そうな雰囲気があったものの、結果として未だ勝ち上がれていない。半分以上はそう思っていた方が良い。馬体重は不明。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
ザズー | Tapit | Pulpit | A.P.Indy |
Preach | |||
Tap Your Heels | Unbridled | ||
Rupy Slippers | |||
Rhumb Line | Mr.Greeley | Gone West | |
Lone Legend | |||
Rose Rhapsody | Pleasant Colony | ||
Rosy Spectre |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
母は米G1馬だがファミリーに日本実績がなく姉の産駒タップザットがいるものの自身の産駒も走っていないので強調材料はない。
前評判
主だった評価の声は届いていないが、比較的順調に調整は進んでいるそう。クラブ情報では9月の入厩を目標としており、その預託先は天下の藤沢和雄厩舎。馬が走らずとも、人が走らせる可能性は大いに有る。今年の2歳馬も、新馬戦を連戦連勝している勢いが本馬に乗り移ればそれはそれで面白い。
馬名の意味
タンザニアの都市名
サンデーレーシングが頻繁に使用している世界各国の都市名シリーズ。これがまた馬名にすると何故かしっくり来るのである。
2着:プールヴィル 牝3 (秋山真一郎)
3着:デアレガーロ 牝5 (吉田隼人)
レースタイム:1:21.3(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.4