3歳未勝利直後
2019年5月25日 3歳未勝利 芝2000m 京都競馬場
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スタートを決めるも前に行かず、逃げ馬の直後を選んで競馬を教える福永祐一騎手。それに応える様にしてアルテラローザも道中はしっかりと折り合い、我慢を効かせて脚を溜める事に集中してレースを進めた。隊列はバラけて来た4コーナー、手応えも良く先行勢2頭の外を上がって行くと直線コースへ。鞍上が追い出すと一気に加速し、あっさりと突き抜ける脚色で2馬身半差を付ける勝利。3戦目で着実に勝ち上がりを見せ、一族の末裔に相応しい内容で力の違いを見せ付けた。
2歳新馬直後
2018年12月22日 2歳新馬 芝1800m 阪神競馬場
1着:グラディーヴァ 牝2 (M.デムーロ)
2着:ウラノメトリア セ2 (C.ルメール)
3着:アルテラローザ 牝2 (C.デムーロ)
レースタイム:1:49.9(稍重)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
2着:ウラノメトリア セ2 (C.ルメール)
3着:アルテラローザ 牝2 (C.デムーロ)
レースタイム:1:49.9(稍重)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
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大外枠からやや立ち遅れたアルテラローザだったが、すぐさまリカバリーして先団に押し上げる走り。そこでも折り合いを欠く事なく、スッと番手で追走し操縦性の高さを見せていた。直線でも外からグラディーヴァにかわされるとまた喰らいつき、最後まで懸命に伸びて4着以下に4馬身差を付ける内容で3着フィニッシュとなった。負けたが内容は良く、これならすぐに勝ち上がれるだろう。マイルよりも中長距離が良さそうな1頭だ。
2歳新馬直前
仕上がり早の一族なのだろう。全兄姉のロードアルバータ、オールフォーラブは共にデビュー戦でそれぞれ2、1着ときっちり結果を残している血統である。牝馬ながら恵まれた馬格の持ち主で、稽古でもしっかりと動けている事からも同馬も自身のパフォーマンスは出して来るだろう。ウラノメトリア、リストと牡馬の評判馬2頭が出揃って来たものの、ここを勝利すれば来春のクラシック戦線に乗って行ける重要な1戦だ。
アルテラローザ
もはや繁栄ファミリーと言っても良いワンフォーローズ一族のアルテラローザ。母レディアルバローザはその一族の代表馬で、初年度産駒からロードアルバータ、2年目には忘れな草賞勝ち馬オールフォーラブを輩出している。同馬も恐らく高いポテンシャルを秘めた1頭で、比較的産駒の質が安定して来る3頭目、いよいよ重賞勝ち馬が登場しても何ら不思議ではない。馬体重は春の段階で477kg。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
レディアルバローザ | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
ワンフォーローズ | Tejano Run | Tejano | |
Royal Run | |||
Saucyladygaylord | Lord Gaylord | ||
Lady Sauce Boat |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.5pt
これから繁栄してきそうなワンフォーローズファミリーの中でも母レディアルバローザ産駒の全兄弟は素質の片鱗は見せているので、いつ重賞馬が登場してもおかしくない血統だろう。
前評判
牧場関係者曰く、『これまでの産駒の中では1番体が強いですね。馬格に恵まれていて、調整も兄弟だと1番順調に進められたお陰で始動も早そうです』との事。思えば、母レディアルバローザ含め一族の活躍馬全てが見事に秋以降のデビュー。遅ければ年明けなどもあり、そういう意味でクラシックには縁が余り無かったファミリーだが、アルテラローザがそのジンクスを打ち破れるか。
馬名の意味
もう一つのバラ(ラテン語)
フランスで開催されるバラの展示会。母名から連想してのネーミング。
2着:シャイニームーン 牝3 (幸英明)
3着:アモローサ 牝3 (荻野琢真)
レースタイム:1:59.8(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.6