3歳上1勝クラス直後

 
1番人気で49kgと、最重量の馬とは最大8kg差という恩恵を受けたアルティマリガーレ。そのアドバンテージも含めて、古馬相手ながらも堂々の競馬で先行抜け出しそのまま押し切る強い競馬で2勝目をあげた。そもそもが遅咲きの血統なだけに、3歳春でここまでの競馬をしていれば文句なし。秋以降にグンと成長曲線が急カーブを描くイメージ、それがハービンジャー牝馬の特徴だろう。
 

3歳上1勝クラス直前

 
前走はさすがに相手が悪かったとしか言い様が無い1戦だったアルティマリガーレ。阪神マイルを自身も上がり33秒台、1分34秒0のタイムで走っている事から悲観する必要は0だ。その上で、前走より5kgも軽い斤量になる様に新人騎手を起用するなど、古馬との初対決に出来る限りのアドバンテージを作った陣営。普通に回ってくれば恐らく結果は出ているだけに、鞍上の亀田騎手がどう乗るかだけに注目しておきたい。
 

3歳未勝利直後

 

2019年3月23日 3歳未勝利  芝1400m 阪神競馬場

1着:アルティマリガーレ 牝3 (C.ルメール)
2着:メイショウホウジュ 牝3 (藤岡佑介)
3着:ティレニア 牝3 (浜中俊)

レースタイム:1:22.4(良)
レース上がり3ハロン:35.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
スタートしてから一旦後方に下げて外へ出しながらの追走となったアルティマリガーレ。その分のポジションニングは悪くなったが、それでも手応えは抜群の状態。直線に入って鞍上がGOサインをかけると、一気にトップギアへ切り替えて超加速。そこからグングン伸びて行くと、あっさりと前を差し切って圧倒的な内容でデビュー戦を勝利で飾った。馬体は小柄ながら大きなフットワークで大物感を抱かせる内容、秋以降の活躍は約束された様なものだ。
 

アルティマリガーレ

 
アルティマリガーレ(アルティマトゥーレ2016)

アルティマリガーレ(アルティマトゥーレ2016)

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:アルティマトゥーレ
母父:フジキセキ
所属:佐々木晶三厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:3戦2勝(2-1-0-0)
主な戦績:3歳上1勝クラスなど
via google imghp
 
名牝スキーゴーグルからなる世界を代表する名血の出自、アルティマリガーレ。母アルティマトゥーレは重賞も勝ち、自身も繁殖牝馬として実績を重ねつつある優秀な牝系である。そこにSS系との配合で大爆発のトレンド種牡馬、ハービンジャーを掛け合わせたとあらば走らない訳がない。特にこの手の産駒は古馬になってから覚醒するパターンが多く、本格化はやはり4歳以降になるだろう。
 

血統背景

 
ハービンジャー Dansili デインヒル Danzig
Razyana
Hasili Kahyasi
Kerali
Penang Pearl Bering Arctic Tern
Beaune
Guapa Shareef Dancer
Sauceboat
アルティマトゥーレ フジキセキ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
エアトゥーレ トニービン カンパラ
Severn Bridge
スキーパラダイス Lyphard
Ski Goggle


 

兄弟馬

 
アルティマブラッド(アルティマトゥーレ2012)

アルティマブラッド(アルティマトゥーレ2012)

牝馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:アルティマトゥーレ
母父:フジキセキ
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:29戦6勝(6-5-2-16)
主な戦績:ラピスラズリステークスなど
via google imghp
 

近親馬

 
キャプテントゥーレ(エアトゥーレ2005)

キャプテントゥーレ(エアトゥーレ2005)

牡馬

父馬:アグネスタキオン
母馬:エアトゥーレ
母父:トニービン
所属:森秀行厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:20戦5勝(5-2-3-10)
主な戦績:皐月賞など
via google imghp
 
クランモンタナ(エアトゥーレ2009)

クランモンタナ(エアトゥーレ2009)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:エアトゥーレ
母父:トニービン
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:54戦7勝(7-8-6-33)
主な戦績:小倉記念など
via google imghp
 

血統評価:2.3pt

 
スキーゴーグルの一族でエアトゥーレのファミリー。リファールにトニービンからフジキセキが少し見劣るがファミリーは良血。母は競走成績優秀だが配合馬がここまでマイナー馬が多くようやく一流の種牡馬産駒の当馬。期待していい馬だろう。
 

前評判

 
社台レースホースから何と一口50万円、計2000万円で募集されていたアルティマリガーレ。これは上の繁殖成績、ハービンジャーとの配合実績などを考えれば相当にコストパフォーマンスの高い競走馬であろうか。馬体が小柄な点だけ気掛かりだが、じっくり焦らず使えばかなりの所まで行ける素材と見て良い。
 

馬名の意味

 

母名の一部+繋ぐ(ラテン語)

 
血を繋ぐ、それだけの活躍を願ってのネーミングだろう。

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