新馬以来の逃げで堂々の2着

 

2018年07月21日 函館日刊スポーツ杯 芝1200m 函館競馬場

1着:ダノンスマッシュ 牡3 (北村友一)
2着:アマルフィコースト 牝3 (吉田隼人)
3着:クリーンファンキー 牝5 (三浦皇成)

レースタイム:1:08.4(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
スタートから無理せず自前のスピードで先頭に立ったアマルフィコースト。番手のラズールリッキーに終始マークされる形で決して楽な形では無かったが、脚色良く直線コースへ。勝ったダノンスマッシュにはあっさりかわされたが、それ以下の古馬勢の追撃はきっちり振り切って2着を死守。軽斤量もあったが、明らかに自身の走りをしてキャリア3着内率100%をキープ(落馬は除く)。今後も安定した走りで着実にクラスを上げて行くだろう。
 

夏競馬で飛躍のキッカケを

 
昨年の7月に中京2歳Sを制したアマルフィコースト

昨年の7月に中京2歳Sを制したアマルフィコースト

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デビューから2連勝した時は一躍クラシック候補に名を連ねたアマルフィコースト。それがまさかフィリーズレビューでは競走中止、桜花賞はレース前に出走取り消しとゴールすら出来なかった歯がゆい春シーズンとなった。今回、夏競馬でもう一度立て直しを図るべく古馬との初対戦となるTVh杯を選択。夏は牝馬の季節、ここを快勝すれば再度重賞タイトル獲得のチャンスが芽生えて来る。鞍上は北海道競馬を知り尽くす吉田隼人騎手に乗り替わり。
 

前走は2着も捉えられず悔しい敗戦

 

2017年11月03日 ファンタジーステークス 芝1400m 京都競馬場

1着:ベルーガ 牝2 (C.デムーロ)
2着:コーディエライト 牝2 (和田竜二)
3着:アマルフィコースト 牝2 (浜中俊)

レースタイム:1:22.9(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
ファンタジーステークスでは好スタートを切ったにも関わらず抑えにかかり後方待機へ。結果的に逃げたコーディエライトを捕まえ切れなかった事を考えれば、新馬の時の様にある程度スピードを活かして行き切る競馬の方が向いているのだろう。ダイワメジャー産駒にキレを求めるのは酷で、今回はそれらを踏まえても思い切った競馬をするのがベスト。騎乗停止明けの浜中俊騎手が鞍上、昨年の同レースもレーヌミノルで苦い想いをしているだけに勝ってその呪縛から解き放たれたい。
 

稽古も順調にこなしいざ出陣

 
坂路を悠々と先着し駆け上がって来るアマルフィコースト

坂路を悠々と先着し駆け上がって来るアマルフィコースト

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とにかくアマルフィコーストの強みは操縦性と自在力。逃げて良し、差して良しと展開不問で勝負出来る事は予想外の事態が起きやすい2歳戦にとって非常に大きな武器となる。加えて、中京2歳ステークスを勝利して以降はどこのレースへ目もくれずファンタジーステークス一本に絞っての調整に好感が持てる。早くから使っている為、どこかで成長を促す期間が必要だったがこれだけのインターバルがあれば十分だろう。更に進化した同馬の走りをとくと拝見しよう、想定は1番人気だ。
 

自在性を見せ牡馬相手に完勝

 
アドマイヤアルバとの叩き合いをクビ差制す

アドマイヤアルバとの叩き合いをクビ差制す

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2017年07月22日 中京2歳ステークス 芝1600m 中京競馬場

1着:アマルフィコースト 牝2 (浜中俊)
2着:アドマイヤアルバ 牡2 (福永祐一)
3着:ナムラバンザイ 牡2 (国分優作)

レースタイム:1:34.7(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
新馬戦では逃げて楽勝だったアマルフィコーストだが、今回はあえて控え道中後方から追走。浜中俊騎手も将来を考え競馬の幅を持たせる意図があったのだろう。鞍上の期待に応える様に直線では外目をしっかりと伸び、ライバルと目されたアドマイヤアルバとの一騎打ちを制して2連勝を飾った。浜中騎手もレース後には、『新馬戦とは一転して追い込みましたが、センスで対応してくれましたね。早めに2勝出来たのは良かったです。まだ伸びシロもありそうで楽しみです』とコメント。
 

アマルフィコースト

 
アマルフィコースト(ジプシーハイウェイ2015)

アマルフィコースト(ジプシーハイウェイ2015)

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ジプシーハイウェイ
母父:HighChaparral
所属:牧田和弥厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:6戦2勝(2-1-2-1)
主な戦績:中京2歳ステークスなど
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牡馬に見劣りしない馬格はやはりダイワメジャー産駒特有のものだろう。肩周辺、トモの作りは如何にもパワータイプの走りが想像でき、且つ柔らかそうな筋肉からフットワークは軽くキレも兼備していそう。胴はそこまで詰まっておらず、マイル前後がベストとは言え距離もある程度までは我慢できそうな雰囲気だ。馬体重はデビュー時で454kg。
 

血統背景

 
ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
スカーレットブーケ ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
スカーレットインク Crimson Satan
Consentida
ジプシーハイウェイ High Chaparral Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Kasora Darshaan
Kozana
ローズジプシー Green Desert Danzig
Foreign Courier
Krisalya Kris
Sassalya


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
全兄は未勝利でファミリーも日本実績がなく血統背景としての強調材料は全くない。
 

前評判

 
『スタートが速くて、追ってからの反応も上々。坂路でも楽々と好時計を叩き出します。初戦から楽しみな1頭ですね』とは管理する牧田和弥調教師のコメント。血統的にも早めから動け、こちらの想像以上に奥の深そうなタイプだ。
 

馬名の意味

 

イタリアのアマルフィ海岸の道

 
少し意味合いは違えど、母名からの連想だろう。アマルフィコースト、響きだけならかなり良い部類。社台系列はいつもセンス抜群のネーミングで出資者としても信頼度は高い。

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