2歳未勝利直後

 

2019年8月4日 2歳未勝利 芝1500m 札幌競馬場

1着:アブソルティスモ 牡2 (C.ルメール)
2着:ヤマカツマーメイド 牝2 (池添謙一)
3着:ウインアクティーボ 牡2 (松岡正海)

レースタイム:1:30.6(良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
 
逃げた前走とは打って変わり、中団で控える競馬を試みたアブソルティスモ。馬自身完全に行きたがっていた前半を乗り切ると、今後は前に進んで行かず勝負どころで遅れてしまった。先に抜け出したヤマカツマーメイドとは残り200mで5馬身前後。札幌競馬場では致命的な差で完全な負けパターンだったが、ここから盛り返して最後に差し切る意地の走りは相当なポテンシャルを感じる内容だろう。これはかなりの大物かもしれない。
 

2歳未勝利直前

 
芝コースで雄大な走りを見せるアブソルティスモ

芝コースで雄大な走りを見せるアブソルティスモ

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前走の競馬はただ何度見ても諦める以外に無いアブソルティスモ。逃げた自身の上がりが33秒9、勝ったサリオスは33秒1と、どう転んでも差し切られていた内容だっただろう。とは言え、3着以下に7馬身を付けた走りは、ほかでは確勝レベルの走り。慌てずに調整を続け、整った状態で出走させる未勝利戦なら間違っても負ける事は無い。ここは疲れを残さない楽な勝ち方で突破するのが至上命題となるだろう。
 

2歳新馬直後

 

2019年6月2日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場

1着:サリオス 牡2 (D.レーン)
2着:アブソルティスモ 牡2 (C.ルメール)
3着:オーヴァル 牡2 (松岡正海)

レースタイム:1:37.1(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.1
 
好スタートを切ったアブソルティスモ。そのまま馬なりで先手を主張すると前半のペースも遅く、逃げとしてはこれ以上無い展開の道中となった。手応えも抜群、余力十分で直線に入ると後続を引き離す様にGOサインを出した。普通ならこれで圧勝レベルの内容なのだが、外から更に次元の違う脚で追い込んだサリオスがあっさりとかわして行き、本馬は2着に負けてしまう。それでも3着以下は突き放しており、次回の未勝利戦は確勝級だろう。
 

2歳新馬直前

 
東京マイルの初回新馬戦と言えば、昨年がグランアレグリア、一昨年はステルヴィオと2年連続でGⅠ馬を輩出する出世レースとなっている。そして、藤沢和雄厩舎が今年も自身を持って送り出すのがダービー馬レイデオロの半弟にあたるアブソルティスモだ。ダイワメジャー産駒で全兄ティソーナもいるが陣営の手応え的にはそれ以上だろう。500kgを超える大型馬だが、優に時計を出しており気性面も素直。好時計での快勝まである。
 

アブソルティスモ

 
アブソルティスモ(ラドラーダ2017)

アブソルティスモ(ラドラーダ2017)

牡馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:2歳未勝利
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ダービー馬レイデオロの半弟で、その上ティソーナの全弟にあたるアブソルティスモ。見ての通り、その重厚感のある馬体から如何にもパワータイプというのが容易に想像できる。父、母父ともに重戦車の様なフォルムだったがその生き写しとも言える雰囲気で間違いなくマイル前後が距離適性となって来るだろう。イメージとしてはやはりティソーナ寄りと考えておいて問題ない。大柄の割には機敏に動けており、仕上がりも良く早期デビューを目指して調整中との事。馬体重は春の段階で507kg。
 

血統背景

 
ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
スカーレットブーケ ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
スカーレットインク Crimson Satan
Consentida
ラドラーダ シンボリクリスエス Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
レディブロンド Seeking the Gold Mr.Prospector
Con Game
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere


 

兄弟馬

 
ティソーナ(ラドラーダ2013)

ティソーナ(ラドラーダ2013)

牡馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:22戦4勝(4-4-1-13)
主な戦績:マーガレットステークスなど
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レイデオロ(ラドラーダ2014)

レイデオロ(ラドラーダ2014)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:13戦7勝(7-2-1-3)
主な戦績:日本ダービー、天皇賞秋など
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近親馬

 
ディープインパクト(ウインドインハーヘア2002)

ディープインパクト(ウインドインハーヘア2002)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ウインドインハーヘア
母父:Alzao
所属:池江泰郎厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:14戦12勝(12-1-0-1)
主な戦績:クラシック3冠、有馬記念、宝塚記念、天皇賞春、ジャパンカップなど
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ゴルトブリッツ(レディブロンド2007)

ゴルトブリッツ(レディブロンド2007)

牡馬

父馬:スペシャルウィーク
母馬:レディブロンド
母父:Seeking the Gold
所属:吉田直弘厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:19戦10勝(10-1-2-6)
主な戦績:帝王賞、アンタレスステークスなど
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血統評価:4.3pt

 
ディープインパクトと同じ一族でディープインパクトの姉でG1でも入線実績があるレディブロンドが祖母、シーキングザゴールドにシンボリクリスエスにダイワメジャーでしめているのでパワー型で良血判定していいだろう。全兄も含めて兄弟3頭が3勝以上しているので当馬もかなり期待していいだろう。
 

前評判

 
兄レイデオロの実績も込みで、キャロットファームから1億円もの額で募集されたアブソルティスモ。馬体の良さもひと際目立ち、存在感はトップクラスの同馬ではある。しかしながら、客観的に見てダイワメジャー産駒で億超えというのは些か疑問符が残り、実際に全兄ティソーナはオープンクラスに上がれていないのが事実。この両局面をどう捉えるかによって指名するか否かが変わって来る難解な1頭と言える。
 

馬名の意味

 

絶対王政(スペイン語)

 
兄より連想してネーミング。

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