ノーステッキによる余裕の勝利
2017年11月11日 3歳以上1000万下 芝2200m 京都競馬場
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先行して直線早々に抜け出すと、ルメール騎手の追いに応える様にしてスッと反応するアドマイヤロブソン。逃げるコスモバーダンを楽にかわすと、その後はステッキを一度も使わず2着入線のショパン以下を子供扱いする走りで完勝した。途中、鞍上がターフビジョンを確認する程の差で能力の違いを見せ付け、次走の1600万クラスへ弾みを付ける内容だ。来年の頭くらいには重賞へ堂々と挑戦している姿が容易に目に浮かぶ。
あずさ賞は圧巻の競馬
2017年04月23日 あずさ賞 芝2400m 京都競馬場
1着:アドマイヤロブソン 牡3 (C.ルメール)
2着:ヒシマサル 牡3 (四位洋文)
3着:ブラックジェイド 牡3 (太宰啓介)
レースタイム:2:25.4(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
2着:ヒシマサル 牡3 (四位洋文)
3着:ブラックジェイド 牡3 (太宰啓介)
レースタイム:2:25.4(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
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レースでは前にヒシマサルを見ながら中団を追走する形を取ったアドマイヤロブソン。先に動いたターゲットを見据えて自身も進出を開始すると、直線では楽な手応えで並びかける。そこから叩き合いとなるも、追われるとエンジンに点火。しっかりとヒシマサルを競り落として余裕の競馬で2勝目を上げた。レースぶりを見る限り2400mの距離でもまだ短いくらいの印象で、今週の菊花賞に出て欲しかった程だ。1000万クラスなら先ず持って好勝負必至だろう。
アドマイヤロブソン
取材時点での馬体重は490kg前後。しかし、「この馬の骨格からしてまだ大きくなると思いますよ」との事。画像では分かりにくいが、血統面から見ても体は丈夫で使い減りしなさそうな作り。その分、キレるというよりはパワータイプに仕上がりそうで兄のアドマイヤダイオウに似た感じとなるか。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
アドマイヤマリン | クロフネ | フレンチデピュティ | Deputy Minister |
Mitterand | |||
ブルーアヴェニュー | Classic Go Go | ||
Eliza Blue | |||
ベルベットローブ | Gone West | Mr.Prospector | |
Secrettame | |||
Verbasle | Slewpy | ||
Verbality |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
兄アドマイヤダイオウはPOG的には当たり馬かもしれないが強調材料としては、それだけという印象。もう1頭ダイオウクラスを出したならPOG用繁殖牝馬としては合格ラインといえるだろう。まだ評価は先送りの印象。
前評判
今年のクラシックで伏兵馬の筆頭に挙げられたアドマイヤダイオウの全弟。全兄弟を管理する友道調教師曰く、「3頭とも全てタイプは違いますが、この馬が最もディープインパクト産駒らしい作りをしていますね。脚がスラーっと長く芝で良さそうな感じです」とのコメントを残している。ノーザンファーム代表の吉田勝己氏も同様に絶賛の内容を述べており、周囲からの期待は高い。現在の予定では秋口にデビューの公算。
馬名の意味
冠名+人名
海外の人名を付けただけの簡単なネーミングであるが、ロブソンの響きが良い為かなりカッコいい感じとなっている。変更前はラッシュだっただけに、一気に指名候補まで上昇中か。
2着:ショパン 牡4 (M.デムーロ)
3着:エスティーム 牡3 (A.シュタルケ)
レースタイム:2:16.6(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.2