横山典『前走ほど弾けなかった』

 

2019年3月9日 中山牝馬ステークス 芝1800m 中山競馬場

1着:フロンテアクイーン 牝6 (三浦皇成)
2着:ウラヌスチャーム 牝4 (F.ミナリク)
3着:アッフィラート 牝6 (武藤雅)

レースタイム:1:47.7(稍重)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
最内枠という事もあり、道中は前に馬を行かせて中団の位置まで下がったアドマイヤリード。中山金杯よりも一列後ろのグループで脚を溜め、直線で外から差しを決めたかった運び。そのまま前走同様に馬が弾けるかに見えたが、最重量ハンデもあったのか伸び切れずダラダラと脚を使っての10着に終わった。年末から使い続けた疲れもあったのだろうか。いずれにせよ、走りがそこまで安定しないタイプで期待し過ぎると良くない結果の方が多いのは確かだ。
 

唯一のGⅠホースが意地

 
2走前のディセンバーステークスを勝利、続く中山金杯を牡馬相手に接戦を繰り広げ改めて地力の高さを示したアドマイヤリード。今回の56kgはトップハンデなれど、前2走もその重量で好走している事から自身のパフォーマンスには問題無い。後は軽斤量馬たちとの差でどこまで詰め寄られるかだが、今の状態なら押し切ってくれるのではないだろうか。
 

GⅠ馬の底力見せ付ける

 

2018年12月16日 ディセンバーステークス 芝1800m 中山競馬場

1着:アドマイヤリード 牝5 (横山典弘)
2着:プロディガルサン 牡5 (O.マーフィー)
3着:アストラエンブレム セ5 (B.アヴドゥラ)

レースタイム:1:48.1(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
 
道中はほぼ最後方の位置で前を見据える形での追走となったアドマイヤリード。横山典弘騎手らしい、道中は静観の競馬で4コーナーまでジッと脚を溜め続けた。直線入り口、最短距離で外に持ち出すと先頭に立っていたプロディガルサンを見事な末脚でゴール前差し切り1着でゴールイン。昨年のヴィクトリアマイル以来となる実に1年半ぶりの美酒を味わった。成績にムラはあるが、まだまだ現役で走れるだろう。
 

アドマイヤリード

 
アドマイヤリード(ベルアリュールⅡ)

アドマイヤリード(ベルアリュールⅡ)

牝馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ベルアリュールⅡ
母父:Numerous
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤利一

通算成績:24戦6勝(6-3-1-14)
主な戦績:ヴィクトリアマイルなど
via google imghp
 
小柄ながら全身を使ったフットワークで強烈な決め手を持つアドマイヤリード。新馬戦では、後に“幻のダービー馬”と言われるシルバーステートを差し切るパフォーマンスを見せ付けている。マイル~2000m辺りに距離適性があるものの、上手く流れに乗せればどのレンジでもそれなりの走りをしてくれそうなユーティリティ性も持ち合わせている。結果、繁殖牝馬にあがってからは種牡馬次第で様々なタイプの産駒を出して来そうである。
 

血統背景

 
ステイゴールド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ゴールデンサッシュ ディクタス Sanctus
Doronic
ダイナサッシュ ノーザンテースト
ロイヤルサッシュ
ベルアリュールⅡ Numerous Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Number Nijinsky
Special
Mare Aux Fees Kenmare Kalamoun
Belle of Ireland
Feerie Boreale Irish River
Skelda


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
一族、兄弟に実績馬はいない、母父Numerousも当馬以外の実績はないので血統背景からの強調材料はない。
 

前評判

 
デビュー前からその動きには定評があり、新馬戦では前述のシルバーステートと人気を分け合う程。400㎏を切る小兵が上がり33秒台の脚を駆使して、牡馬勢をなぎ倒す走りは大物の予感を抱かせる初戦だった。その後、気性面の影響もあって低迷する時期が続くも、やはりハマれば大駆けするパフォーマンスでルメール騎手の好騎乗もあり一気にヴィクトリアマイル制覇まで漕ぎ着けた。
 

馬名の意味

 

冠名+先頭

 
常に先頭でゴールを切って欲しいという想いを込めてネーミング。

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