不完全燃焼も勝ちに等しい内容

 

2018年10月03日 京王杯2歳ステークス 芝1400m 東京競馬場

1着:ファンタジスト 牡2 (武豊)
2着:アウィルアウェイ 牝2 (M.デムーロ)
3着:カルリーノ 牡2 (三浦皇成)

レースタイム:1:24.7(良)
レース上がり3ハロン:33.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
 
立ち上がり気味のスタートとなったアウィルアウェイ。無理に前へは行かず、内側に進路を取って後方から進むも終始頭を上げて騎手が折合いを欠くシーンばかり。スローペースで上手く脚を溜められないまま直線コースに入ると、前のファンタジストを追い掛ける様にしてエンジン点火。最内を通ってゴール前で際どく強襲するも僅かに届かなかった。それでもあれだけのロスがあって勝ち馬とハナ差ならやはり能力は重賞級。次走予定の阪神ジュベナイルフィリーズで巻き返しに期待したい。
 

ポテンシャルは超一級品

 
末脚の爆発力はGⅠクラスのアウィルアウェイ

末脚の爆発力はGⅠクラスのアウィルアウェイ

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ダリア賞でも直線軽く追われただけで前の集団をひと飲みしたアウィルアウェイ。まだまだその末脚のポテンシャルをフルに発揮しておらず、本気で走ればどこまで伸びるのかに興味は尽きない。メンバーのレベルが上がる今回、東京競馬場の長い直線コースも含めて更にパフォーマンスは上がって来るだろう。100%の能力を出し切った時、一体どんな走りが見られるのか。ジャスタウェイが初GⅠ制覇した府中のターフで、その父に初重賞のタイトルをプレゼントするのはこの馬だ。
 

エンジンが違う、重賞級の大物

 

2018年08月04日 ダリア賞 芝1400m 新潟競馬場

1着:アウィルアウェイ 牝2 (M.デムーロ)
2着:ローゼンクリーガー 牝2 (福永祐一)
3着:レノーア 牝2 (石川裕紀人)

レースタイム:1:21.6(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
 
新馬戦同様にスタートで立ち遅れたアウィルアウェイ。そこからじっくり最後方でレースの局面を睨みがらの追走となった。直線では安全に大外へ持ち出すと、そこから強烈な末脚で先行集団を一気に飲み込む走り。完全に能力の違いを見せ付け、オープンでは格の差を示す内容だった。距離にもある程度のメドが立ち、これは完全に重賞級の器。今後は暮れの2歳女王戦を目標にローテーションが組まれるだろう。
 

唯一の課題は距離延長か

 
順調に夏場を過ごすアウィルアウェイ

順調に夏場を過ごすアウィルアウェイ

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1200mのレースで出遅れから道中捲り、直線では早々に抜け出し最後は流す余裕の走りで勝利を飾ったアウィルアウェイ。阪神開催の新馬戦の中では最もインパクトの強いレース内容では無かっただろうか。引き続きスタートも注意したい所だが、それ以上に今回は200m延長がどう走りに影響するかだ。デムーロ騎手もその末脚を絶賛している様だが、あのキレ味はたったひとハロンの違いで削がれる可能性もある。ジャスタウェイ産駒だけにマイルくらいまでは大丈夫な気もするものの、いざ実戦でのパフォーマンスに注目したい。
 

出遅れから圧巻の大外一気で初V

 

2018年06月09日 2歳新馬 芝1200m 阪神競馬場

1着:アウィルアウェイ 牝2 (M.デムーロ)
2着:ヒラソール 牡2 (岩田康誠)
3着:ウインバラーディア 牡2 (和田竜二)

レースタイム:1:10.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
 
スタートで二の脚を踏んだ上、エンジンの掛かりが遅く大きく遅れを取ったアウィルアウェイ。しかし、出ムチから徐々にスピードを乗せて行くといつの間にか4コーナーでは先頭集団の一角へ。直線に入って大外に持ち出すと、勢いそのままにあっさり前をかわし最後はスピードの惰性で追わずのゴールイン。上がり34秒0だが、道中から脚をずっと使っている事を考えると数字以上のインパクトだ。新種牡馬ジャスタウェイに記念すべき初勝利をプレゼントしたが、先にはタイトル獲得まで視野に入る大物かもしれない。
 

アウィルアウェイ

 
アウィルアウェイ(ウィルパワー2016)

アウィルアウェイ(ウィルパワー2016)

牝馬

父馬:ジャスタウェイ
母馬:ウィルパワー
母父:キングカメハメハ
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:3戦2勝(2-1-0-0)
主な戦績:京王杯2歳ステークス2着など
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新馬戦での目視ではあるが、450kgという数字以上に大きく見せる骨格の良い馬体。筋肉量も豊富で牡馬に負けないインパクトがある1頭だ。走りを見ても大きくダイナミックなフットワークで如何にも推進力がありそうな走り。唯一、スタートが心配点もレースを重ねる毎に快勝して来るだろう。血統から考えても決して短距離に終わる様な馬では無さそう、少なくとも無事に進めば桜花賞までは楽しめるだろう。
 

血統背景

 
ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス トニービン
カンパラ
シビル Wild Again Icecapade
Bushel-n-Peck
シャロン Mo Exception
Double Wiggle
ウィルパワー キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
トキオリアリティー Meadowlake Hold Your Peace
Suspicious Native
What a Reality In Reality
What Will Be


 

兄弟馬

 
インディチャンプ(ウィルパワー2015)

インディチャンプ(ウィルパワー2015)

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ウィルパワー
母父:キングカメハメハ
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:6戦3勝(3-1-1-1)
主な戦績:有松特別など
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近親馬

 
リアルインパクト(トキオリアリティー2008)

リアルインパクト(トキオリアリティー2008)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:トキオリアリティー
母父:Meadowlake
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:30戦5勝(5-5-2-18)
主な戦績:安田記念、ジョージライダーステークスなど
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ネオリアリズム(トキオリアリティー2011)

ネオリアリズム(トキオリアリティー2011)

牡馬

父馬:ネオユニヴァース
母馬:トキオリアリティー
母父:Meadowlake
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:21戦8勝(8-1-3-9)
主な戦績:クイーンエリザベス2世カップなど
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血統評価:1.0pt

 
ファミリーとしては祖母トキオリアリティーが4頭の5勝以上馬をだしており成功しているがその牝馬産駒としては、母のウィルパワーが実績、血統ともに唯一の成功事例でトキオリアリティーの本線として今後も期待出来る。兄がOP格以上で父ジャスタウェイの初年度産駒の繁殖牝馬のクオリティを考えると一番可能性を感じる血統かもしれない。
 

前評判

 
ノーザンファーム代表の吉田勝己氏もデビュー前に新種牡馬ジャスタウェイ産駒についてのインタビュー時に同馬の事を言及。管理する高野友和師曰く、『馬格もあるし、牝馬なのにカッカせず非常に落ち着いています』と感触の良いコメントを残している。実際、レース映像を見る限りは重賞まで期待出来そうな逸材だろう。祖母トキオリアリティーの繁栄力は末恐ろしいものがある。
 

馬名の意味

 

意思+道

 
母名と父名を掛け合わせた絶妙なネーミング。

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