いきなりスタートで不利な展開
2018年3月10日 アネモネステークス(L) 芝1600m 中山競馬場
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見せ場らしい見せ場も作れず桜花賞への予選会を終えたアイワナビリーヴ。自分のパフォーマンスを一切出せず、借りてきた猫の様にレースを後ろから眺めていただけに過ぎなかった。前日のノームコアでも同じ様に内枠から出遅れて後手の競馬をした田辺裕信騎手。余り発馬は上手くないので、今後はそういった目でも注意しておかなければいけないだろう。
戸田師『上のクラスでも戦える』
初戦はほぼ持ったままで後続を突き放したアイワナビリーヴ。本気で走ればどこまで伸びて行くのかという様な走りだったが、今回の格上挑戦でも何ら引けを取らない能力の持ち主だろう。姉も管理した戸田調教師もその素質に惚れ込んでおり、狙うはクラシックの舞台。ジャスタウェイ産駒の代表馬になるべく、今回のアネモネステークスも新馬同様に圧勝の内容なら、桜花賞でも十分に戦えそうな予感だ。
O.マーフィー『凄い馬になる』
2019年01月27日 3歳新馬 芝1800m 東京競馬場
1着:アイワナビリーヴ 牝3 (O.マーフィー)
2着:ブラックパイン 牝3 (C.ルメール)
3着:ララコンフィアン 牡3 (和田竜二)
レースタイム:1:48.9(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
2着:ブラックパイン 牝3 (C.ルメール)
3着:ララコンフィアン 牡3 (和田竜二)
レースタイム:1:48.9(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
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内から好スタートを切るも、他馬を前に行かせて抑える形を取ったアイワナビリーヴ。道中は先行集団の内々を回って脚を溜めつつ競馬を教えるレース運びとなった。直線に入り少々強引に外目を持ち出すと、そこから弾ける様にして一気に加速。気が付けばあっという間に後続との差を開いてゴールしていた。鞍上のO.マーフィー騎手も『このままテンションが高くならなければ凄い馬になりそう。また乗りたいです』とその能力の高さを手放しで称賛していた。これはオークスに向けて有力候補が誕生したと言っても良いだろう。
アイワナビリーヴ
姉アイワナシーユーがデビュー戦2着と、仕上がり早の血統で初戦のパフォーマンスに注目が集まっていたアイワナビリーヴ。想像以上の走りで後続を突き放し、クラシックを意識させる無いようにクラブの出資者たちも心躍らせている事だろう。母ワナダンスは亜GⅠ馬。その父母Moon Safariはスキャンの全妹でそこにStorm Catが掛け合わされたThe Leopardが父である事から母系はバリバリのスピード型の牝系である。今後は徐々に短距離型へシフトして行きそうなイメージはあるが、3歳時ならある程度距離の融通は効くだろう。
血統背景
ジャスタウェイ | ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
アイリッシュダンス | トニービン | ||
ビューパーダンス | |||
シビル | Wild Again | Icecapade | |
Bushel-n-Peck | |||
シャロン | Mo Exception | ||
Double Wiggle | |||
ワナダンス | The Leopard | Storm Cat | Storm Bird |
Terlingua | |||
Moon Safari | Mr.Prospector | ||
Video | |||
Wannabe | Mutakddim | Seeking the Gold | |
Oscillate | |||
Wally | サザンヘイロー | ||
Welcome |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
母は日本馬場と相性のいいアルゼンチンのG1馬、兄弟やファミリーに日本実績馬はいないが母と父の子としてまずは彼女が評価軸になりそうだ。
前評判
当初は9月デビューを予定していたが、脚元のトラブルなどで年明けまで初戦がズレ込んだ。当時も動きは良く注目されていた事から、仕上がり早で気性が勝ったタイプなのだろう。実際、今後の活躍はテンションの維持が条件としている事からも見て取れる。結果として勝ち気な性格は変わらず、徐々にマイル路線への推移があると見て良いだろう。瞬発力は相当なものがありそう。
馬名の意味
彼女の力を信じたいという出資者ひとりひとりの想いを込めて
姉アイワナシーユーに続くシリーズのネーミング。
2着:レッドアステル 牝3 (戸崎圭太)
3着:ユナカイト 牝3 (津村明秀)
レースタイム:1:34.4(良)
レース上がり3ハロン:35.8
勝ち馬上がり3ハロン:35.0