2016年11月11日 更新

ホッコータルマエがラストランの大井競馬場で引退式決行?

ダートGⅠ10勝馬のホッコータルマエが、年末の大井競馬場で行われる東京大賞典後に引退式を行うプランが上がっている事が分かった。仮に開催されれば、中央所属の馬が地方で引退式を行うのは史上初めて。大井では交流GⅠを計4勝挙げている。

砂の王者ホッコータルマエ

ホッコータルマエ 牡7歳

ホッコータルマエ 牡7歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
所属:西浦勝一厩舎(栗東)
生産:市川ファーム(浦河町)
馬主:北幸商事

通算成績:39戦17勝(17-5-7-10)
主な勝鞍:かしわ記念、帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典、川崎記念、チャンピオンズCなど
via google imghp
日本競馬史上初めてGⅠ級のレースを計10勝したホッコータルマエ。

その同馬の引退式が12月29日に行われるラストラン、東京大賞典のレース後に開かれるプランが立ち上がっているとの事。中央所属馬が地方の競馬場で引退セレモニーを行う事自体、特例の措置であるが大井競馬場側は既に承諾していると言う。後はJRA側が本腰を入れさえすればほぼ行われる予定と見て良いだろう。

勝鞍のGⅠ10勝内4勝が大井競馬場で挙げられたもので、ホッコータルマエにとっても非常に縁深いコースなのである。大井は、初めて重賞に出走したジャパンダートダービーを皮切りに幾多と走り抜け、気付けば帝王賞と東京大賞典のタイトルを各2勝計4つも獲得している庭みたいなもの。その功績を讃え承認する見通しで話は進んでいるそうだが…後は各関係各所の動きが抑えられるかがポイントとなる。

大井での活躍

2013年 帝王賞

2013年6月26日 ダート2000m 大井競馬場

1着:ホッコータルマエ(幸)
2着:ニホンピロアワーズ(酒井)
3着:ワンダーアキュート(武豊)

レースタイム:2.03.0(不良)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
【レース回顧】
逃げるワンダーアキュートと当時のダート最強馬ニホンピロアワーズが併行してレースを引っ張る展開。その直後をマークする形でホッコータルマエが追走していたが、4コーナー手前で一気に並びかける様に進出。直線半ばで早くも2頭を競り落とし、かしわ記念に続くGⅠ2連勝を飾った。

2013年 東京大賞典

2013年12月29日 ダート2000m 大井競馬場

1着:ホッコータルマエ(幸)
2着:ワンダーアキュート(武豊)
3着:ニホンピロアワーズ(酒井)

レースタイム:2.06.6(良)
レース上がり3ハロン:36.6
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
【レース回顧】
サトノプリンシパルが軽快に飛ばして逃げる中、少し離れた番手の集団をホッコータルマエとニホンピロアワーズ、ワンダーアキュートの3強が形成。4コーナー手前で一気にその3頭がペースアップし、直線でも三つ巴の展開に。ニホンピロアワーズがいち早く脱落し、ワンダーアキュートが食い下がるも勢いからしてホッコータルマエの勝利は確定的だった。この年の地方中距離GⅠを総ナメする。

2014年 東京大賞典

2014年12月29日 ダート2000m 大井競馬場

1着:ホッコータルマエ(幸)
2着:コパノリッキー(田辺)
3着:サミットストーン(石崎)

レースタイム:2.03.0(重)
レース上がり3ハロン:37.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.9
【レース回顧】
ダートの勢力図が少し変わり、新星コパノリッキーがライバルとなった。そのコパノリッキーが快調に逃げ、当然ながらホッコータルマエが番手で徹底マーク。多いの砂と戦い方を知り尽くしたベテランが、ルーキーの出鼻を挫くように4馬身差の圧勝で東京大賞典の連覇を達成した。単勝1.7倍の支持に応える貫禄の勝利。

2015年 帝王賞

2015年6月24日 ダート2000m 大井競馬場

1着:ホッコータルマエ(幸)
2着:クリソライト(武豊)
3着:ハッピースプリント(宮崎)

レースタイム:2.02.7(良)
レース上がり3ハロン:38.7
勝ち馬上がり3ハロン:38.6
【レース回顧】
クリノスターオーが逃げ、番手にクリソライト。その直後にニホンピロアワーズが付け、ワンダーアキュートとホッコータルマエが並んで追走する展開。結果、早めに仕掛けて行ったクリソライトを見て各馬上がって行くが、ホッコータルマエ以外は脚を使い果たし、前2頭での叩き合いに。少し手間取ったが、何とかゴール前で競り落とし帝王賞2度目の制覇を成し遂げた。3着には間隙を突いた地方の雄ハッピースプリントが入線。

まとめ

こういった話が出て頓挫する事はそうそう無いだろう。

引退式が行われるとなると地方競馬のみならず、中央競馬のファンたちも大勢現地へと足を向ける筈。年末を締め括る東京大賞典が行われる大井競馬場は、当日師走の寒気に負けないくらいの熱気でごった返している事と想像する。やはり、最高のエンディングはホッコータルマエがラストランを見事制して有終の美を飾るというシーンしか有り得ない。

その前にチャンピオンズCを挟むというローテーションだそうだが、前走と前々走を見る限りどうやら復調して来ている様子。年齢から来る能力の衰えを感じていたがそんな心配は取り越し苦労だった様だ。全く不安視する事無く、残り2レースもホッコータルマエらしい競馬をして完全燃焼して頂きたい。

頑張れ、ホッコータルマエ。GⅠ11勝を目指して最後の最後まで燃え尽きてくれ。
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