2017年5月23日 更新

サトノダイヤモンド正式に凱旋門賞参戦へ。アーサーも同行か

昨年の有馬記念覇者サトノダイヤモンドは阪神大賞典から天皇賞へ向かう予定。その後、秋はフォワ賞から凱旋門賞参戦か。そして現3歳のサトノアーサーもきさらぎ賞、皐月賞の内容次第では同行する可能性が浮上して来た。

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サトノダイヤモンドが凱旋門賞ローテを名言

最優秀3歳牡馬の授賞式で顔を揃えるサトノダイヤモンド関係者

最優秀3歳牡馬の授賞式で顔を揃えるサトノダイヤモンド関係者

※左から池江泰寿調教師、里見治オーナー、C.ルメール騎手。
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先日、都内で行われたJRA賞授賞式後のパーティーの中でサトノダイヤモンドを管理する池江泰寿調教師から今後の予定についてプランを口にした。
『凱旋門賞を最大目標としてローテーションを考えました。精神的にしっかりしている馬ですから』

『宝塚記念も選択肢にはありますが、今年は凱旋門賞の時期がいつもより早い。夏が猛暑だったりすることもありますし、そのあたりも考慮しながら決めたい』
今年の始動は阪神大賞典の予定で、その後新設されたGⅠ大阪杯へは向かわずに天皇賞春へ。基本的に春のこの2戦のみだが、馬の調子次第では宝塚記念に出走する可能性も有る。

そして秋は渡仏してフォワ賞でひと叩きし、最終目標の凱旋門賞へ参戦すると言う壮大なローテーションとなる。
JRAの後藤正幸理事長から記念トロフィーを受け取る里見...

JRAの後藤正幸理事長から記念トロフィーを受け取る里見治オーナー

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『全レース勝ってほしいし、今年はフランスに行って頑張ってほしい』
授賞式では上記の様にサトノダイヤモンドの動向について発言した。

里見氏は昨年の菊花賞で念願の初GⅠタイトルを獲得すると、それまでの惜敗が嘘の様に約2ヶ月間内で4勝。サトノクラウンが香港ヴァーズ、サトノアレスが朝日杯FSと立て続けに連勝し、最後はまたサトノダイヤモンドが有馬記念を勝って年を締め括る最高の1年となった。

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンド 牡4歳

サトノダイヤモンド 牡4歳

父馬:ディープインパクト
母馬:マルペンサ
母父:Orpen
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:里見治

通算成績:8戦6勝(6-1-1-0)
主な勝鞍:2016年有馬記念、2016年菊花賞など
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2013年のセレクトセールで2億4000万円もの高額で取引されデビュー前から話題となっていたサトノダイヤモンド。その馬名の由来は、額にある菱形の流星から連想された。

デビューから無傷の3連勝で挑んだ皐月賞では1番人気に支持されるも、直線での不利などもあり3着に敗退。続く日本ダービーではマカヒキとの壮絶な叩き合いの末、ハナ差敗れて春は未完に終わる。雪辱を誓った秋では破竹の3連勝で菊花賞、有馬記念のGⅠを連勝し、見事最優秀3歳牡馬にも選ばれその評価に違わぬ活躍を見せた。

現在、現役最強の呼び声も高い。

サトノアーサーも凱旋門賞へ??

サトノアーサー 牡3歳

サトノアーサー 牡3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:キングスローズ
母父:Redoute's Choice
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:里見治

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:2016年シクラメン賞など
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『今回の勝ち方や皐月賞でいい走りをすれば、凱旋門賞へ登録する可能性がある』
今週末のきさらぎ賞に登録しているサトノアーサーについて、池江泰寿調教師は記者の取材に対してこう応えた。

サトノアーサーもセレクトセールにて2億1000万円で取引された超高額馬。現在、2戦2勝とその素質の片鱗を見せており、奇しくも昨年のサトノダイヤモンドと全く同じ戦績での同レース参戦となる。そして、このレースを勝つ事が前提の上でクラシックで残す成績次第では凱旋門賞へ挑戦する意思もあるのだそうだ。

まさかの3頭出し!?

サトノクラウン 牡5歳

サトノクラウン 牡5歳

父馬:Marju
母馬:ジョコンダⅡ
母父:Rossini
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:里見治

通算成績:11戦5勝(5-0-1-5)
主な勝鞍:2016年香港ヴァーズ、2015年弥生賞、2014年東京スポーツ杯2歳Sなど
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サトノアーサー参戦の前にこの馬を忘れてはならない。

恐らくではあるが、サトノダイヤモンドの帯同馬としてこのサトノクラウンも凱旋門賞へ参戦する可能性は非常に高い。帯同馬と言うにはかなりの実績馬で、昨年末の香港ヴァーズでは凱旋門賞2着馬のハイランドリールを豪快に差し切る内容で勝利しており、実際に出走するなら同馬にも戴冠のチャンスは十分だ。

仮に上記内容が全て実現する形となれば、凱旋門賞でサトノの馬が3頭も同時に走ると言うかなり凄い映像が流れる事になるのだが…一体果たして。

まとめ

とにかくこんな話が浮上している段階で凄い。

サンデーレーシングみたいなクラブ馬主ならともかく、個人馬主レベルで凱旋門賞へ複数頭出しは奇跡的な確率としか表現のしようがない。しかも、それが勝てるかもしれないレベルの馬となれば否が応にも期待感は高まるばかりだ。

サトノダイヤモンドに関してはメンタルの強さも相当なもので海外遠征にも動じず本来のパフォーマンスが出せるだろう。サトノクラウンは既に海外遠征で結果を出しているし血統的にもヨーロッパは向いている。

後はサトノアーサー。シクラメン賞の走りを見る限りでは潜在能力だけなら上記2頭の上を行くモノを持っていると思われるが、今週末のきさらぎ賞でその証明をしてくれる事だろう。乞うご期待である。
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