2016年10月29日 更新

2016年天皇賞・秋(G1) 出馬表&独自予想&予想オッズ

東京芝2000mを舞台に古馬最高の名誉をかけて争われる伝統レース天皇賞・秋。今年は、昨年の年度代表馬モーリスを筆頭に、残り2戦で引退が決まっているエイシンヒカリ、紅一点のルージュバックなど大激戦必至の豪華メンバーが集結した。

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独自予想

◎モーリス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)

モーリス

モーリス

父:スクリーンヒーロー
母:メジロフランシス
母の父:カーネギー
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昨年の安田記念からマイルG1・4連勝を果たした現役屈指のスターホース。前々走の安田記念(2着)後は、中距離路線のタイトルを目指して札幌記念に挑戦。断然の1番人気に支持された一戦は同厩舎のネオリアリズムに逃げ切り勝ちを許して2着に終わったものの、2000mの距離でも十分にこなせることを証明できたのは何よりの収穫だろう。今回、中距離界の一線級ばかりが集結するため、決して楽な競馬にはならないと思うが、種牡馬としての価値を上げるためには是が非でも中距離G1のタイトルが欲しいところ。鞍上にR.ムーア騎手を配して万全の態勢で臨む。

◯アンビシャス(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)

アンビシャス

アンビシャス

父:ディープインパクト
母:カーニバルソング
母の父:エルコンドルパサー
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前走の毎日王冠では、ルージュバックとの熾烈な追い比べに遅れをとって2着に敗れたものの、道中はスムーズに折り合いがつき、持ち味の瞬発力を発揮できたことは秋初戦としては好内容と考えて良いだろう。3走前の産経大阪杯では、G1馬キタサンブラック、ショウナンパンドラ、ラブリーデイ、イスラボニータを蹴散らしていることから本馬もG1タイトルを手にする力は大いにある。芝2000mでは3戦2勝と相性が良く、悲願のG1制覇へ舞台は整った。

▲ステファノス(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)

ステファノス

ステファノス

父:ディープインパクト
母:ココシュニック
母の父:クロフネ
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前走の毎日王冠では、直線窮屈なスペースに入ってしまい、脚を余す不完全燃焼の一戦だったが、それでもゴール前では良い伸び脚を見せており、本番での巻き返しは十分にありそうだ。元々使われながら上昇するタイプなだけに上積みも期待できる。昨年の本レースで10番人気の低評価を覆して2着と好走したように、展開が噛み合った時の力強い末脚はこのメンバーでも引けを取らない。スタートからスムーズなレースができれば勝つチャンスは大いにありそうだ。

▲サトノクラウン(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)

サトノクラウン

サトノクラウン

父:Marju
母:ジョコンダII
母の父:Rossini
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2歳時に東スポ杯2歳S、3歳時に弥生賞と重賞を連勝し、皐月賞では6着に敗れたものの1番人気の支持を受け、日本ダービーでは3着に好走した実績馬。昨年の本レースでは17着と大敗を喫したが、陣営は調整が不十分だったと敗因を明確にしており、そこから一年経った今、地力は間違いなく強化されているはずだ。東京コースでは2勝3着1回と相性も良く、大波乱を起こす伏兵は本馬しか見当たらない。先週悲願のG1制覇を遂げた里見オーナーの勢いに肖って大激走を期待したい。

出馬表&レーティング&予想オッズ

レーティング的には、Mでの評価でモーリスがトップ、次いでリアルスティール、ラブリーデイ、エイシンヒカリまでが上位。ステファノス、アンビシャス、サトノノブレス、ルージュバック、ロゴタイプ、サトノクラウンまでが110.0以上で大混戦だろう。
 
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 田中 小野寺 予想オッズ
1 エイシンヒカリ 牡5 58.0 武豊 114.4 × 4.7
2 クラレント 牡7 58.0 内田博幸 106.7 219.0
3 アンビシャス 牡4 58.0 横山典弘 112.3 5.6
4 サトノクラウン 牡4 58.0 福永祐一 111.1 39.4
5 ロゴタイプ 牡6 58.0 田辺裕信 101.5 34.5
6 アドマイヤデウス 牡5 58.0 岩田康誠 109.2 × 84.2
7 サトノノブレス 牡6 58.0 A.シュタルケ 112.0 × × × 72.0
8 モーリス 牡5 58.0 R.ムーア 116.6 3.2
9 ルージュバック 牝4 56.0 戸崎圭太 111.7 × 4.1
10 カムフィー牡7 58.0 蛯名正義 98.3 287.4
11 ヒストリカル 牡7 58.0 田中勝春 109.0 × 104.7
12 リアルスティール 牡4 58.0 M.デムーロ 115.3 12.2
13 ヤマカツエース 牡4 58.0 池添謙一 106.7 118.5
14 ステファノス 牡5 58.0 川田将雅 112.9 6.5
15 ラブリーデイ 牡6 58.0 C.ルメール 115.2 7.2


編集部内の見解

◎本命は願望込みでモーリス。距離は問題ない。◯相手はアンビシャス。地力はこの相手のGⅠなら勝てるレベルは確定しているので内に入ったしいけるだろう。外枠でもステファノスは久々のモーリスとの再戦で個人的に嬉しい。あと狙いとしてはサトノクラウン。地力は間違いなく上位。人気ないならここから勝負でいいだろう。△リアルスティールとラブリーデイも上位なのでこの6頭から軽く×ルージュバックを一応おさえる感じでいいだろう。ルージュバックは距離18のプロと判断、斤量増えるのが馬体重少ない馬で影響でかいのでここは切っていいだろう。エイシンヒカリは単純に去年も切ったが地力が低い。勝てるレースを選んできただけなので日本のGⅠでは厳しい。(大川)
◎にはサトノクラウンを大抜擢。とは言え、個人的にはここでも十分やれるだけの能力があると見る。現に負けたレースの全てにハッキリとした敗因があり、普通に走って来れば大体結果を残している。特に左回りのパフォーマンスの方が良く見え適正はこちらにあると考え、2戦2勝の福永騎手のエスコートで先週のサトノダイヤモンドに続く連勝も大いに有り得る。◯は昨年2着のステファノス。前走の毎日王冠は直線で前が詰まり不完全燃焼だったのと、厩舎的にも叩き2走目の方がより期待出来るので上位とした。▲にモーリスとアンビシャス。前者はムーア騎乗という点も含めて確実に上がって来るだろうし、後者はムラっ気があるがこのメンバーで勝ち切るとしたらこの馬しかイメージが湧かない。△には実績のあるリアルスティールとラブリーデイの2頭。×にサトノノブレスとヒストリカルの3着候補を入れる。エイシンヒカリとルージュバックは飛ぶと想定して、3連単フォーメーションで手広く流す。(田中)
◎ルージュバックは牝馬同士だとなぜか勝ち切れないが、牡馬を相手にすると抜群の勝負強さを発揮して蹴散らしているあたりが過去に女傑と呼ばれた牝馬と似ている。前走の毎日王冠を休み明けできっちり勝っているし、叩き2戦目でさらに上向いてくれればここでも好勝負は濃厚とみる。◯モーリスはまだ距離適性に信頼は置けないが、地力は間違いなくトップ。札幌記念でも十分にこなしていたし、R.ムーアならなんとかしてくれるはず。▲アンビシャスは叩き2戦目&ベストの舞台で上位争い必至。あとは前走不完全燃焼だったステファノス、昨年ほどの勢いはないが、特に大きな衰えも感じないラブリーデイの外枠2頭まで。(小野寺)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部