2016年10月2日 更新

凱旋門賞・シャンティイ競馬場芝2400mの特徴

週末に行われる凱旋門賞・シャンティイ競馬場の芝2400mコースに関する様々な情報です。コース形状、騎手相性、高低差の詳細など馬券を購入する上で参考になる様なデータをお送り出来れば幸いです。どうぞ展望にお役立て下さい。

ロンシャン競馬場の大規模な改修工事に伴い、2016・2017年の凱旋門賞はシャンティイ競馬場で行われる。なので、毎年見ている凱旋門賞とはレース展開や傾向などがガラッと変わってくると思われる。ここではそれらを少しでも把握すべく、様々な観点から当該コースの詳細を紐解いて行く。

とは言え、日本と違い海外の競馬はそこまで情報というものが事細かに公開されていない。あくまでも、各資料に関しては断定でなく推測の域を脱していない類として予めご了承頂きたい。

シャンティイ競馬場・芝2400m

シャンティイ競馬場・芝2400mコース図

シャンティイ競馬場・芝2400mコース図

via google imghp
【シャンティイ競馬場】
上記コース図を見てもお分かりかと思うが、スタートから最初のカーブまでは相当長いストレートコースとなる。しかも、発馬直後は両側にラチが無く比較的スムーズなポジション争いになると予想される。例年のロンシャンではスタートしてすぐにコースを取りに行く馬達でごった返す為、馬格のない馬や神経質な馬ではとても太刀打ち出来ないくらいに厳しいものだった。それと比べると、日本競馬の様な落ち着いた立ち上がりだろう。つまり、枠順に関する有利不利もそこまで考えなくて構わない。

2016年9月11日 ニエル賞 芝2400m シャンティイ競馬場

1着:マカヒキ(ルメール)
2着:ミッドターム(シュミノー)
3着:ドーハドリーム(ブノワ)

レースタイム:2.35.84
同コースで行われたマカヒキの前走を参考にしてもらえると尚分かりやすいだろう。

スタート直後はかなり広々とした芝コースで、コース取りに対してそこまで必死にならなくても各馬思ったポジションが取れる筈。そこからやや左にカーブするものの、ほとんどストレートと言って構わない形状の前半戦が続く。ニエル賞では頭数も少なく超が付くほどのスローペースとなっているが、頭数が揃う本番ではある程度ペースも流れるのではないかと予想される。
そして、後半戦に入るとやや急なカーブに突入。要は前半はあまり躍起に進まなくても良いのだが、ここに入る頃にはある程度前目の位置でロスなくカーブを回って行きたいという事なのだ。枠順の差はなくとも、さすがに道中のコース差で距離損はしたくないというのが本音。その為には、是が非でも中団より前の位置、願わくばそのインコースが欲しい。そういう意味では内枠発走の方がやや競馬はしやすいのかもしれない。

そして、4コーナーを回ると約600mもの長い直線が待ち構えている。入り口から残り200mまでが緩やかな上り坂でその後は平坦という形。これだけの距離があれば多少後ろからでも脚さえ残っていれば差して来る事も可能か。コース全体で見ても、高低差が約10mもありロンシャン同様にアップダウンが激しく2400m以上を走りきれるスタミナも要求される。

シャンティイを得意とする騎手

C.スミヨン騎手

C.スミヨン騎手

2012・2013年の凱旋門賞ではオルフェーヴルに2年連続で騎乗したフランスの名手。その他、あの乗り難しいエピファネイアでJCを圧勝させるなど腕は超一流だ。今年はシルバーウェーヴに騎乗予定となっている。
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M.ギュイヨン騎手

M.ギュイヨン騎手

日本にもよく乗りに来ているギュイヨン騎手。2014・2015年の凱旋門賞ではフリントシャーで連続2着と惜しい競馬が続いている。今年は唯一の3歳牝馬・レフトハンドで戴冠を狙う。
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O.ペリエ騎手

O.ペリエ騎手

日本でもお馴染みのペリエ騎手。2012年にはオルフェーヴルを13番人気のソレミアに騎乗しゴール前で差し切ったレースが記憶に新しい。今年も人気薄のミグワールでサプライズを起こせるか??
via google imghp
以上が、シャンティイ競馬場の芝2400mで行われる重賞のリーディング上位3騎手である。

やはり、現地を知り尽くした騎手が乗っているというのはその時点で大きなアドバンテージなのだ。しかも、それが好相性であればある程に良い結果へと結び付く。これらの騎手は無条件で抑えておいた方が良いかもしれない。

シャンティイの芝は硬め

9月にフランスのGⅢを制したアキヒロ(右)

9月にフランスのGⅢを制したアキヒロ(右)

ディープインパクト産駒の海外調教馬であるアキヒロが活躍している様に、シャンティイ競馬場はキレのある血統向きの馬場。その点でもロンシャン競馬場とはレースの性質が大きく変わって来ると考えた方が良いだろう。
つまりは、日本競馬の芝に近くキレを重視する傾向にある。通常、芝の長いタフなレースが多いヨーロッパ競馬の中では比較的日本馬が活躍しやすい馬場という事。

その証拠にイスパーン賞のエイシンヒカリ、先日の日本産馬・アキヒロが重賞を勝ったのもシャンティイ競馬場である。つまりは、これらディープインパクト産駒の活躍条件が揃っており、マカヒキにとっては追い風条件。しかも、当日は好天が予想され高速決着になるのではとも言われており、コンディションは完全に整った事になる。

まとめ

以上、シャンティイ競馬場の各詳細となる。

これらをしっかりと頭に入れつつ、各有力馬の前走などを動画でチェックして馬券の展望として頂きたい。それにしても、ヨーロッパのコースは本当に独特で日本以上に騎手の腕が問われるのではないだろうか。今回でも凱旋門賞で勝利している騎手のBOXで購入するなどのシンプルな買い方もありかもしれない。

いずれにせよ、馬券を買って見る初めての凱旋門賞。歴史的な1戦をとくと堪能しようではありませんか。
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