2017年2月14日 更新

【牝馬】2017年クラシック戦線格付けまとめ~桜花賞&オークス~

2017年牝馬クラシック戦線有力馬をステップレース中心に評価をまとめて格付けしております。当内容は継続的に更新するものであり、記事内で表記している各馬の評価については随時変動致しますので予めご了承下さい。主にOP以上のレースが対象です。

中京2歳S OP

2016年07月23日 中京2歳S 芝1600m 中京競馬場

1着:ディーパワンサ(C.ルメール)
2着:エントリーチケット(国分優作)
3着:アンノートル(松岡正海)
4着:ジュンヴァリアス(福永祐一)
5着:サトノクロノス(川田将雅)

レースタイム:1.35.0(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.2

1着:ディーパワンサ

新馬戦快勝後、余力を持って臨んだ中京2歳S。レースでは後方から他馬の動向を伺いつつ、直線で軽く仕掛けられるときっちり抜け出して連勝を決めて見せた。父が新種牡馬のディープブリランテなだけにまだ適正が掴み辛いものの、距離に関してはマイル前後がベストの走り。成長次第では重賞でも戦える素材と判断した。

コスモス賞 OP

2016年08月13日 コスモス賞 芝1800m 札幌競馬場

1着:サトノアリシア(池添謙一)
2着:マイネルザウバア(柴田大知)
3着:エイシンクローバー(服部茂史)
4着:ブラックプール(石川倭)
5着:ベッティング(阿部龍)

レースタイム:1.49.4(良)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:35.0

1着:サトノアリシア

道中は中団で待機するも、3コーナー過ぎから後方のマイネルザウバアの捲りに合わせて進出し直線で2頭のマッチレースに。激しい叩き合いの末、クビの上げ下げでサトノアリシアに軍配が上がった。長く良い脚を使え、レースぶりから見てもまだ距離は長くなっても対応出来そう。ハービンジャー産駒なので早い上がりの際に苦しみそうだが、持続力勝負なら持って来いだろう。

クローバー賞 OP 

2016年08月21日 クローバー賞 芝1500m 札幌競馬場

1着:ブラックオニキス(城戸義政)
2着:トラスト(柴田大知)
3着:レインハート(石川倭)
4着:タイセイプロスパー(宮崎光行)
5着:ユアスイスイ(福永祐一)

レースタイム:1.31.4(稍重)
レース上がり3ハロン:37.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.7

1着:ブラックオニキス

雨が降りしきる札幌競馬場。洋芝が更にぬかるんでパワー勝負となったこのレースでいち早く抜け出したのが牝馬のブラックオニキスだった。そこで2着に負かしたのが札幌2歳Sを勝つトラストなのだから非常に価値の高い1戦だった。馬体が400kgを少し上回る程度の大きさなので、今後は如何に体重を増やしつつレースを消化して行けるかだろう。この手の馬は多頭数の混戦時に活躍するタイプの1頭。

新潟2歳S GⅢ

2016年08月28日 新潟2歳S 芝1600m 新潟競馬場

1着:ヴゼットジョリー(福永祐一)
2着:オーバースペック(岩部純二)
3着:イブキ(田辺裕信)
4着:アピールバイオ(木幡巧也)
5着:キャスパリーグ(藤岡佑介)

レースタイム:1.34.3(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.2

1着:ヴゼットジョリー

新馬戦を楽勝した後、重賞に参戦したヴゼットジョリーがここでも中団から豪快に差し切ってGⅢのタイトルを奪取。上がり33.6のレースを余裕の脚取りで抜け出す姿は大物感を漂わせる良い走りだ。ローエングリン産駒でロゴタイプと似たようなタイプか。どちらかと言えばキレと言うよりは持続力で勝負するレースに向いている筈。

小倉2歳S GⅢ

2016年09月04日 小倉2歳S 芝1200m 小倉競馬場

1着:レーヌミノル(浜中俊)
2着:ダイイチターミナル(嘉藤貴行)
3着:カシノマスト(川須栄彦)
4着:キョウヘイ(高倉稜)
5着:シゲルベンガルトラ(藤岡康太)

レースタイム:1.08.0(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.6

1着:レーヌミノル

スピードの違いからか4コーナー手前で動いて行き、直線では独走状態の6馬身差圧勝。牝馬のクラシック戦線へ夏の小倉から一気に名乗りを挙げた。現時点での完成度の高さがずば抜けており、それに加えて単なる短距離馬ではない奥深さも感じさせる1頭。とは言え、ダイワメジャー産駒なだけに桜花賞が最大目標となるだろう。

ききょうS OP

2016年09月24日 ききょうS 芝1400m 阪神競馬場

1着:ジューヌエコール(C.ルメール)
2着:マルモレイナ(田中健)
3着:オールポッシブル(M.デムーロ)
4着:ラヴィングアンサー(浜中俊)
5着:マイネルパラディ(和田竜二)

レースタイム:1.22.3(稍重)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.0

1着:ジューヌエコール

道中は最後方からゆったりとレースを進めた。各馬が団子状態で直線に向くと、外に出したジューヌエコールが前のマルモレイナを目標に一完歩ずつ詰め寄り最後は4分の3馬身抜け出した所がゴールイン。坂を上がって来る姿にGⅠクラスの大物感を感じた魅力のある1頭だ。距離的には血統面から鑑みてもマイルがベストだろう。

アイビーS OP

2016年10月22日 アイビーS 芝1800m 東京競馬場

1着:ソウルスターリング(C.ルメール)
2着:ペルシアンナイト(川田将雅)
3着:エトルディーニュ(田辺裕信)
4着:キャナルストリート(柴山雄一)
5着:ルートディレクトリ(丸田恭介)

レースタイム:1.48.9(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.9

1着:ソウルスターリング

怪物フランケル産駒の筆頭候補。完成度の高さでは世代屈指か。道中は中団のポジションをスムーズに追走。直線に入っても前を馬なりでかわして、後方から追い上げて来るペルシアンナイトの動きを見ながらゴーサインを出す余裕ぶり。ラストも詰め寄られる事無くあっさりとオープンクラスを突破した。このレース内容から阪神JFの最有力候補へと名乗りを上げる事となる。

アルテミスS GⅢ

2016年10月29日 アルテミスS 芝1600m 東京競馬場

1着:リスグラシュー(武豊)
2着:フローレスマジック(C.ルメール)
3着:シグルーン(M.デムーロ)
4着:アピールバイオ(内田博幸)
5着:サトノアリシア(池添謙一)

レースタイム:1.35.5(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.5

1着:リスグラシュー

折り返しの未勝利戦をほぼ持ったままの内容ながら、芝1800mのレコードタイムで圧勝したリスグラシュー。続くアルテミスSでもその潜在能力をフルに発揮し、最後の直線で鋭く弾けて連勝。3着以下に4馬身もの差を付けているだけに同世代でこの馬に勝てる馬もなかなか見当たらないだろう。強いて挙げるなら同レース2着のフローレスマジックか、アイビーS勝ち馬のソウルスターリングなものか。

2着:フローレスマジック

ラキシス、サトノアラジンの全妹。その上2頭にも劣らぬパフォーマンスで勝ち上がって来た同馬だが、このアルテミスSでも強敵リスグラシュー相手に後一歩の所まで迫る好内容だった。展開、条件面次第では逆転出来るレベルなだけに今後の成長力次第ではクラシックの主役になれる可能性は大いに有り。

ファンタジーS GⅢ

2016年11月05日 ファンタジーS 芝1600m 東京競馬場

1着:ミスエルテ(川田将雅)
2着:ショーウェイ(松若風馬)
3着:ディアドラ(M.デムーロ)
4着:クインズサリナ(A.シュタルケ)
5着:ゴールドケープ(M.バルザローナ)

レースタイム:1.21.8(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2

1着:ミスエルテ

またしてもフランケル産駒の大物が登場。新馬戦で大楽勝のミスエルテが、ここでも大きく出遅れ最後方から直線だけで全馬をゴボウ抜き。しかも、ステッキをろくに使わずの軽くしごいた程度だから恐れ入った。この後、陣営は阪神JFに向かわず朝日杯FSに出走する事を表明。一線級の牡馬との対戦が非常に楽しみである。

京王杯2歳S GⅡ

2016年11月05日 京王杯2歳S 芝1400m 東京競馬場

1着:モンドキャンノ(C.ルメール)
2着:レーヌミノル(浜中俊)
3着:ディバインコード(柴田善臣)
4着:コウソクストレート(戸崎圭太)
5着:タイセイブレーク(柴山雄一)

レースタイム:1.21.9(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.7

2着:レーヌミノル

小倉2歳S覇者のレーヌミノルが直線半ばまで持ったままの態勢で必勝態勢に入るも、外から牡馬モンドキャンノに迫られるとそこから追い出しを開始。暫くは抵抗したものの、最後はモンドキャンノの勢いが勝り惜しくも重賞連勝とはならなかった。しかし、レーヌミノル自身も3着以下に3馬身差を付けており、この上位2頭がGⅠで戦えるレベルと判断。

デイリー杯2歳S GⅡ

2016年11月12日 デイリー杯2歳S 芝1600m 京都競馬場

1着:ジューヌエコール(福永祐一)
2着:ボンセルヴィーソ(松山弘平)
3着:サングレーザー(武豊)
4着:ディーパワンサ(C.ルメール)
5着:ベルカプリ(池添謙一)

レースタイム:1.34.6(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6

1着:ジューヌエコール

ジューヌエコールがききょうSに続いて快勝しデビューから無傷の3連勝を達成。道中スローペースを逃げ馬直後のインを追走し、直線で仕掛けられるとジワジワ伸びて逃げ粘るボンセルヴィーソを差し切り勝ち。但し、メンバー構成が低レベルで各馬に差が無かった事からもそこまで大威張り出来るもので無い、というのが正直な印象か。

4着:ディーパワンサ

勝負どころでやや置かれる形となり4コーナーで少し後方に下がってしまう。エンジンの掛かりが遅くラストでグッと伸びるも4着に敗退。能力自体は重賞でもやれる判断は出来たが、もたつく面を解消しない限りは今回のような競馬が続いてしまう筈だ。坂の下りでスピードを付けやすい京都ですらこの感じでは、他の小回りコースだとかなりの不安要素になる。

阪神JF GⅠ

2016年12月11日 阪神JF 芝1600m 阪神競馬場

1着:ソウルスターリング(C.ルメール)
2着:リスグラシュー(戸崎圭太)
3着:レーヌミノル(蛯名正義)
4着:ディーパワンサ(A.シュタルケ)
5着:ヴゼットジョリー(和田竜二)

レースタイム:1.34.0(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8

1着:ソウルスターリング

ソウルスターリングが無傷の3連勝で2歳牝馬チャンピオンに君臨。そのレースぶりも一切の隙が無く完璧な立ち回りだった。現状では何度やっても同馬の1着は変わらないレベルの差がある程だ。スタート良し、仲良し、終い良し。スピードとスタミナも持ち合わせているので、残す不安要素が馬場が悪くなった時くらいなものか。スター性も有り、今のところ向かう所敵なし。

2着:リスグラシュー

唯一、ソウルスターリングに対抗出来そうな競馬をしたのが大外枠から出遅れて最後に猛追したリスグラシュー。しかし、荒削りな部分が解消されて初めて同等の評価をするべきであり、今はソウルスターリングの1強と考えて良い。今回はかなり条件が悪かったが、それでもリスグラシューと3着以下の馬たちとは大きな差があるのも事実。距離はやはりもう少しあった方が尚パフォーマンスは上がる。

3着:レーヌミノル

レース内容としては1番まともな競馬をしたレーヌミノル。中団よりやや前に付け、直線ではスムーズに外へ持ち出してGOサインを出した。その時点で内外は離れていたが同じ位置からソウルスターリングの方が更に伸び楽々と差を付けられた点を考えても逆転はかなり難しい。しかし、前走でモンドキャンノと差のない競馬をしている事からも牝馬同士では当然上位評価の1頭。

4着:ディーパワンサ

道中は勝ったソウルスターリングとほぼ同じ様な位置取り。前走のデイリー杯でもそうだったが、如何せんトップギアに入るまでに時間が掛かってしまい勝負どころで上手く進めない点がネックだ。そこからは盛り返すのがやっと又しても掲示板に入線。やはり、そのウィークポイントが直らない限りは同様のもどかしい成績が続くだろう。

5着:ヴゼットジョリー

約3ヶ月半ぶりのレースがいきなりのGⅠ。しかも乗り替わりに絶対的に不利な大外枠と、かなり条件は悪かったが、重賞ウィナーの意地は見せ付けて5着に入線。臨戦過程が違っていれば、3着以内に入れた可能性は少なからず有った馬だ。新年が明けてから仕切り直しの1戦が重要になって来るのは間違いない。

フェアリーS

2017年01月08日 フェアリーS 芝1600m 中山競馬場

1着:ライジングリーズン(丸田恭介)
2着:アエロリット(横山典弘)
3着:モリトシラユリ(吉田豊)
4着:ジャストザマリン(北村宏司)
5着:アルミューテン(勝浦正樹)

レースタイム:1.34.7(良)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.4

1着:ライジングリーズン

前走のアルテミスSは立ち遅れて後方ままの競馬で不完全燃焼。年が明け新馬戦で快勝した中山マイルの舞台に戻ると生まれ変わった様なレースを見せ一気の差し切り勝ちを決めた。10番人気の低評価ながらも決してフロックでは無い様な内容で、次走も自分のペースで走れればある程度の成績は残せるのではないか。基本的には揉まれない外枠が良いだろう。

2着:アエロリット

スタートから引っ張りきりの競馬でかなりテンションの高いレース。それでも直線でしっかりと抜け出し、最後まで勝ちを意識出来る内容だった事は高く評価したい。唯一先行して粘った強みと、未だ連を外していない安定感は今後のレースでも大いに武器となる。展開次第では本番でも十分台頭する可能性があるので注意して追いかけたい。

紅梅S OP

2017年01月17日 紅梅S 芝1400m 京都競馬場

1着:アロンザモナ(幸)
2着:エントリーチケット(シュミノー)
3着:ビーカーリー(和田)
4着:カウントオンイット(浜中)
5着:ラプソディーア(フォーリー)

レースタイム:1.22.4(稍重)
レース上がり3ハロン:36.4
勝ち馬上がり3ハロン:35.2

1着:アロンザモナ

新馬戦を勝利後、こうやまき賞をペルシアンナイトに次ぐ2番人気に支持されるも大きく出遅れて8着に敗退。しかし、今回は程良くスタートも決め能力通りに走っての快勝だった。終始落ち着いた形で中団を追走、直線でも先に抜け出したエントリーチケットを目標にしてきっちりと差し切った辺りはポテンシャルが高い証拠だ。但し、走法的に見てもマイル辺りまでが上限だろう事から持ってもクラシックは桜花賞までか。

2着:エントリーチケット

新馬戦から一貫して先行策での4戦パーフェクト連対。地味なイメージの馬だが、如何なる条件下でも自分の仕事は果たすいぶし銀タイプの同馬=格好の世代レベルを測るモノ差し馬でもある。但し、大舞台で通用する程の能力は感じられず、あくまでも前哨戦までの認識で構わないだろう。それでも、常に人気にはなりづらく馬券妙味としては非常に美味しく感じる1頭。距離は案外に持つのでは。

クイーンC

2017年02月11日 クイーンC 芝1600m 東京競馬場

1着:アドマイヤミヤビ(C.ルメール)
2着:アエロリット(横山典弘)
3着:フローレスマジック(戸崎圭太)
4着:レーヌミノル(浜中俊)
5着:ハナレイムーン(石橋脩)

レースタイム:1:33.2(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6

1着:アドマイヤミヤビ

大外枠の不利も関係なく、道中中団待機から直線外目を一気に伸びて前の集団を飲み込んだ。ラストは先に抜け出したアエロリットに粘られるも、しっかりと競り落としクラシック戦線の有力候補に浮上。本来なら2000m以上に距離適性のある馬だが、走破タイムも優秀でこれなら桜花賞でも十分戦える手応えを感じるレース内容だった。

2着:アエロリット

フェアリーS時よりかなり落ち着きがあり、行きたがる素振りも見せなかったアエロリット。その分折り合いがしっかりと付いて最後のキレにそれが還元された形だろう。しかし、思っていた以上に強く走る度にパフォーマンスが上がっているのは何よりのプラス材料だ。未だパーフェクト連対なだけにクラシックでも十分連下候補として頭に入れておきたい。

3着:フローレスマジック

アドマイヤミヤビの好敵手として2番人気に支持されたフローレスマジック。終始内々に閉じ込められる窮屈なレース運びと最後の直線でアドマイヤミヤビに外から寄られ一旦ブレーキをかけた競馬の影響もあって、ギアチェンジが上手く行かなかったのが敗因の原因だろう。ラスト100mはしっかりと伸びていただけにあそこでスムーズさを欠いたのは痛かった。また改めて仕切り直しとなるが、次走を取りこぼすとかなり苦しいクラシックとなるだろう。

格付け

RT 114.3 ソウルスターリング

ソウルスターリング

ソウルスターリング

父馬:フランケル
母馬:スタセリタ
母父:Monsun
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:社台レースホース

通算成績:3戦3勝(3-0-0-0)
主な戦績:阪神JFなど
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無傷の3連勝で2歳牝馬の頂点に立つ。新馬から阪神JFまでいずれも危なげのない安定した走りで他馬を圧倒し続けた。完成度では群を抜いてNo.1だろう。父母合わせて16冠の遺伝子はダテではなかったと言う事だ。かと言って、まだまだ伸びシロも感じさせる様な部分もあり成長次第では牡馬とも戦えるレベルにある馬。早くも来年のクラシック3冠が視野に入って来ている。

RT 113.0 リスグラシュー

リスグラシュー

リスグラシュー

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:アルテミスSなど
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破壊力と言う点ではリスグラシューが世代屈指のポテンシャルか。未勝利は持ったままのレコードタイムで圧勝し、アルテミスSはフローレスマジック以下を子供扱いするパフォーマンス。そして、阪神JFではスタートで出遅れて大外から終始距離ロスをしながらの追走と完全に飛ぶパターンだった。それが直線でも驚異的な脚で追い込み2着は楽々と確保するから驚きだ。ハーツクライ産駒で距離は伸びれば伸びる程良いタイプ。マイル以上でならソウルスターリング逆転の筆頭候補か。

RT 111.8 フローレスマジック

フローレスマジック

フローレスマジック

父馬:ディープインパクト
母馬:マジックストーム
母父:Storm Cat
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:4戦1勝(1-2-1-0)
主な戦績:アルテミスS2着など
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大跳びのフットワークで非常に走りがキレイな馬。さすがラキシスの全妹で、早くも品が漂う風格の持ち主。アルテミスSでは2着に敗れたものの自身も相当に脚を伸ばしており、3着以下に3馬身差を付けている事からも世代では上位2頭に次ぐ能力があると判断して良いだろう。ここから無理をせず、2017年に向けて調整を進めている点は非常に好感が持てる。成長次第ではクラシックの本命候補に。

RT 111.5 ミスエルテ

ミスエルテ

ミスエルテ

父馬:フランケル
母馬:ミスエーニョ
母父:Pulpit
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:3戦2勝(2-0-0-1)
主な戦績:ファンタジーSなど
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ファンタジーSで度肝を抜く追い込みを披露したミスエルテ。そこから牡馬が集う朝日杯FSに挑戦し堂々の1番人気に支持されるも、直線で伸びを欠いて4着入線がやっと。しかし、牝馬同士では当然ながら最上位の評価をするべき1頭だろう。但し、気性面でやや難があり距離は持ってもマイルまでだろう。このまま制御の出来ない状態が続けば、不安定な成績の派手な追い込み馬で終わってしまう可能性も有り得る。今後の過程が注目だ。

RT 105.3 レーヌミノル

レーヌミノル

レーヌミノル

父馬:ダイワメジャー
母馬:ダイワエンジェル
母父:タイキシャトル
所属:本田優厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム(新ひだか町)
馬主:吉岡實

通算成績:4戦2勝(2-1-1-1)
主な戦績:小倉2歳Sなど
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非常に安定感のある走りが魅力のレーヌミノル。小倉2歳Sでは牡馬に混じって6馬身差の圧勝。京王杯2歳Sでも、後の朝日杯FS2着馬のモンドキャンノに食い下がっている点を見ても1400mまでなら一線級と戦える器だ。但し、マイルの阪神JFでソウルスターリングとリスグラシューに見た目以上の大きな差を付けられた事からも、来年のクラシック戦線では少々厳しい印象か。血統的にも戦えて桜花賞までだろう。

RT 101.8 ジューヌエコール

ジューヌエコール

ジューヌエコール

父馬:クロフネ
母馬:ルミナスポイント
母父:アグネスタキオン
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:デイリー杯2歳Sなど
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3連勝で挑んだ阪神JFでは折り合いを欠いて大敗。それまでのレースぶりではそんな素振りも見せなかったが、あの状況を見る限りマイル以上はかなり難しいのではないだろうか。ききょうSでは相当な大物の雰囲気を感じさせたので案外な部分も否めないが、クロフネ産駒では十分威張れるレベルか。上位陣と張れる存在ではないだけにトライアルレースまでの馬という認識で良い。

RT 101.8 ヴゼットジョリー

ヴゼットジョリー

ヴゼットジョリー

父馬:ローエングリン
母馬:フレンチビキニ
母父:サンデーサイレンス
所属:中内田充厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:社台レースホース

通算成績:3戦2勝(2-0-0-1)
主な戦績:新潟2歳Sなど
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早い時期の新馬~新潟2歳Sを無難に連勝して来た印象で、間隔の空いた阪神JFではどうかと思っていたが予想以上に走れていた。長期休養明け、テン乗りなどを考えると同じレーティングのジューヌエコールよりはこちらの方が上積みは見込めそう。成長次第では本番の惑星として扱われる可能性はあるだけに、今後のローテーションと厩舎の調整力の見せ所だ。ローエングリン産駒だけに伸びシロは感じる1頭。

RT 101.3 ディーパワンサ

ディーパワンサ

ディーパワンサ

父馬:ディープブリランテ
母馬:ポロンナルワ
母父:Rahy
所属:松下武士厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:4戦2勝(2-0-0-2)
主な戦績:中京2歳Sなど
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こちらも早期デビューからの連勝と力差関係が余り掴みにくい印象だったが、阪神JFでソウルスターリングとほぼ同じ位置から同じペースからの競馬で直線大きく水を開けられている。あれが現状での答えだろう。距離的には走りを見ても2000m程度までならこなせそうな感じを受ける。何より、少しエンジンの掛かりが遅い分広いコースで外を回る競馬の方が合っているのではないだろうか。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部