2016年10月5日 更新

【凱旋門賞2016】R.ムーア騎乗のファウンドが優勝!!マカヒキは14着惨敗

世界最高峰のレース「仏G1・凱旋門賞」が2日深夜(日本時間)にシャンティイ競馬場で行われ、R.ムーア騎乗の4歳牝馬ファウンド(愛)が優勝。日本から唯一の参戦となったマカヒキは本来の鋭い末脚が影を潜め14着に沈んだ。

またしてもムーア・・。4歳牝馬ファウンドがレコードV

凱旋門賞(G1・シャンティイ競馬場・芝2400m)

1着:ファウンド(愛) / 牝4 / R.ムーア
2着:ハイランドリール(愛) / 牡4 / S.ヘファナン
3着:オーダーオブセントジョージ(愛) / 牡4 / L.デットーリ
4着:シルジャンズサガ(仏) / 牝6 / P.ブドー
5着:ポストポンド(愛) / 牡5 / A.アッゼニ
道中は中団インで折り合いに専念したファウンド。最後の直線、R.ムーアの激しいアクションに反応すると、馬群の間を鋭く縫って抜け出して完勝。勝ちタイムは2分23秒61のレコードタイムだった。
勝ったファウンドはここまで5戦連続2着に敗れているように、過去に10度の2着を経験。今年5月のムーアズブリッジS(G3)以来の勝ち星となったが、昨年のBCターフでは凱旋門賞覇者ゴールデンホーンを下すなど実力は一級品。
鞍上のR.ムーアは「この馬は一番強い牝馬だとずっと思っていた。それが証明できて良かった」とようやく惜敗キャラを返上した。
ファウンド(牝4歳)

ファウンド(牝4歳)

父:Galileo
母:Red Evie
母の父:Intikhab
調教師:A.オブライエン(愛)
通算成績:19戦6勝
主な勝ち鞍:14'マルセルブサック賞(G1)・15'BCターフ(G1)・16'凱旋門賞(G1)
via google imghp

A.オブライエン厩舎3頭が上位独占

今年の凱旋門賞は1着ファウンド、2着ハイランドリール、3着オーダーオブセントジョージと3頭ともA.オブライエン厩舎の所属馬で決着した。当初は3歳牝馬マインディングなども凱旋門賞参戦が有力視されていたが、指揮官は数多くのG1馬の中から古馬3頭に絞り、見事に上位を独占。しかも、2・3着馬が共に人気薄だったことを考えれば、A.オブライエンという男が”世界NO.1トレーナー”と呼ばれているのも頷ける。
エイダン・オブライエン(46歳)

エイダン・オブライエン(46歳)

競争馬の大手管理団体「ゴドルフィン」の専属調教師で、現代の世界競馬を代表する名伯楽。過去に多くの名馬を輩出し、現在管理する競走馬の数は異例の三桁を超える。息子のジョセフ・オブライエンもまた22歳の若さで調教師となった競馬界のエリート一族。
via google imghp

まさかの大失速で14着に沈んだマカヒキ

凱旋門賞の前哨戦であるニエル賞(G2)を快勝して、本番でも上位争いが期待されたマカヒキだったが、好位の外目からレースを進めるも、直線で力尽きて14着の大敗。1920年の創設から優勝を独占してきたヨーロッパ勢の牙城を崩すことはまたしてもできなかった。
マカヒキ(牡3歳)

マカヒキ(牡3歳)

父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ
母の父:フレンチデピュティ
調教師:友道康夫(栗東)
通算成績:7戦5勝
主な勝ち鞍:'16日本ダービー(G1)
via google imghp

~関係者のコメント~

【騎手:C.ルメール】
とても残念でした。今日は引っ掛かってしまい、リラックスして走れなかった。道中でも息が入らなくて、4コーナーですぐにバテてしまった。いつも乗りやすいんですけど・・・。コンディションは完璧だったと思うが、直線で反応がなかった。
【調教師:友道康夫】
馬の気配は今までで一番でした。いい競馬ができると思ったけど、4コーナーでスタミナが切れたみたい。外枠で出していった分、若干掛かったと思うけど、敗因はそれだけではないでしょう。初めての中2週が影響したのか、ニエル賞よりも馬場が緩くなったのが影響したのかもしれませんね。
【馬主:金子真人】
敗因は本当に分からない。とても残念ですね。今後は全くの白紙です。
凱旋門賞に日本馬が参戦したのは2年ぶり。過去に20頭が参戦して、1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、そして12、13年のオルフェーヴルの2着が最高。マカヒキの父であるディープインパクトでさえも3着(後に失格)に終わるなど挑んでは高い壁に跳ね返されているが、きっといつか日本馬が凱旋門賞を制覇する日は必ず来ると信じている。
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BRIAN BRIAN