2016年6月7日 更新

ドゥラメンテ世代の実力が判明!?

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3歳馬の世代レベルを測る1つの方法

その年の3歳馬のレベルを測る方法の一つに、「平均着順」がある。
秋の中央開催が始まる前までの
「3歳以上で行われるJRA平地重賞」における「3歳馬の着順を平均した数値」だ。

2015年のそれは、「9.48着」となった。

延べ21頭が出走し、それらの着順合計が「199着」。
よって、199÷21=9.476……着というわけだ。

戦績は、【0・1・3・17】。馬券になった4頭は、
2着が小倉記念のベルーフ、3着が函館SSのレンイングランド、
函館記念のヤマカツエース、関屋記念のヤングマンパワーだった。
この「9.48着」は、かなり低いレベルだと思われる。

過去の世代との比較

たとえば、最強世代といわれた98年が「5.66着」で、
セイウンスカイ・スペシャルウィーク・キングヘイロー
エルコンドルパサー・グラスワンダー・マイネルラヴ……などがいた世代だ。

逆に、不作だったのは00年で「10.00着」。
エアシャカール・アグネスフライト
チアズグレイス・シルクプリマドンナ……などがいた世代である。

つまり15年は、00年に近い数値なのだ。

近年を見ても、13年が「9.00着」。
この年は9月~12月まで、古馬相手の重賞で「1着3回・2着4回・3着4回」
勝ったのは、シリウスSのケイアイレオーネ、スワンSのコパノリチャード、
エリザベス女王杯のメイショウマンボ。

14年は「9.06着」。
同じく「1着3回・2着3回・3着1回」
勝ったのは、富士Sのステファノス、スワンSのミッキーアイル、
チャレンジCのトーセンスターダム。

平均着順が示すように、3着以内に来たのは、
13年の11頭から、14年は7頭に微減している。
だとすると、15年はさらに悪化すると予測できるのだ。

ドゥラメンテ世代は結局、弱い!?強い!?

さて、15年の秋開催が始まり、
3歳馬は、京成杯AHでヤングマンパワーが3着(7番人気)、
セントウルSでアクティブミノルが1着(10番人気)と、
幸先良くスタートした。だが、これをもって「今年の3歳馬はレベルが高い」と
考えるのは早計だろう。「9.48着」という平均着順では、
「3歳馬危うし」を示しているのだから。
 夏競馬が終わったところで、今年の3歳馬の評価をしてみよう。
古馬との対戦が始まってから約3ヶ月、先週までの年齢別成績を調べてみたら、
3歳馬が勝率・連対率・複勝率の全てでトップであった。
2011年以降の同時期のデータも確認したが、
3項目すべてで3歳馬がトップをいう年は他に存在しなかった。
今年の3歳馬は強い、このデータからはそうなる。

 ただ、このデータは取り扱い注意かもしれない。
確かに3項目とも3歳馬はトップなのだが、これをOP・重賞のレースだけで
抽出してみると、3項目は全て5歳馬がトップ。
重賞だけに限ると3項目は全て4歳馬がトップになる。
OPクラスだけの数字なら、今年の3歳馬は2011年からの5年間で
悪い方に属する方なのだ。

 ちなみに今年、先週までに3歳馬が勝った古馬混合のOP特別は
ダノンリバティのBSN賞だけ。そして、まだ重賞勝ちはない。
3歳馬が強いのは条件戦だけ? 層は厚いがトップレベルは?などという疑問が出てくる。
ただし、結論的には、これらの数値はあくまで参考値だろう。
なぜならば、上の世代がレベル低ければ結果は良くなるし
上の世代がレベルが高ければ結果は悪くなるので、相対的な数値だからである。
アナタは、今年の3歳世代、強いと思いますか?弱いと思いますか?
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