2016年7月6日 更新

重賞3勝のバウンスシャッセが現役を引退し繁殖入りへ

フラワーカップ・中山牝馬ステークス・愛知杯の重賞3勝を挙げ、牝馬ながら皐月賞に出走したバウンスシャッセが脚元の不安の為引退し、今後は繁殖牝馬として第2の人生を歩むことが決まった。

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バウンスシャッセ(牝5歳)

バウンスシャッセ(牝5歳)

父:ゼンノロブロイ
母:リッチダンサー
母の父:Halling
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:16戦5勝(5-0-1-10)
獲得賞金:1億5602万7000円
主な勝鞍:フラワーC・中山牝馬S・愛知杯
2013年の8月に函館・芝1800mで鞍上に四位洋文騎手を配してデビューすると、1番人気に応えて勝利。
続く2走目の札幌2歳Sは最下位の14着に敗れ、その次のアルテミスSでも10着と大敗し2歳シーズンは終了。

3歳となった初戦の寒竹賞(500万以下)で2勝目を挙げると、フラワーCで重賞初制覇を達成。その後は距離適性を考慮して、牝馬クラシックの桜花賞へは向かわず牡馬相手の皐月賞へ参戦するが、力の違いを見せつけられ11着と惨敗。
続くオークスでは3番人気に支持されたが、ヌーヴォレコルトとハープスターを負かせず惜しくも3着。しかし、牝馬同士なら能力は上位であることを証明した。

全重賞制覇レース

2014年3月21日 フラワーカップ(G3) 中山芝1800m

1着:バウンスシャッセ(北村宏司)
2着:マイネグレヴィル(柴田大知)
3着:パシフィックギャル(A.シュタルケ)
4着:マローブルー(石橋脩)
5着:ショウナンパンドラ(浜中俊)
先行馬を見ながら4~5番手の内側を追走。終始ロスなく脚を溜めて、直線ではマイネグレヴィルとパシフィックギャルの2頭の間を割って抜け出し、2馬身差離して重賞初制覇を達成。

2015年3月15日 中山牝馬ステークス(G3) 中山芝1800m

1着:バウンスシャッセ(田辺裕信)
2着:アイスフォーリス(三浦皇成)
3着:パワースポット(大野拓弥)
4着:ケイティバローズ(武士沢友治)
5着:シャトーブランシュ(戸崎圭太)
フラワーカップ以来勝ち星から遠ざかり、このレースでは新コンビに田辺騎手を迎えて出走。道中は中団で揉まれることなく後方からレースを進めると、直線では脚を伸ばして先に先頭に立ったアイスフォーリスを交わしてゴールし重賞2勝目をゲット。

2016年1月16日 愛知杯(G3) 中京芝2000m

1着:バウンスシャッセ(田辺裕信)
2着:リーサルウェポン(川島信二)
3着:アースライズ(川須栄彦)
4着:マキシマムドパリ(F.ヴェロン)
5着:レイヌドネージュ(石川裕紀人)
前走のマーメイドスークス(15着)から約7ヶ月ぶりの実戦となった愛知杯では馬体重が+22の540キロと大幅に増やして出走。内枠スタートから後方で脚を溜め、直線で大外に持ち出すと、早めに抜け出したアースライズとリーサルウェポンを捕らえてゴール。休み明けで最重量の55.5キロも苦にせず力の違いを見せ、重賞3勝目を挙げた。

まとめ

少し成績にムラがあったものの、牝馬とは思えない500キロを超える雄大な馬体で重賞3勝という素晴らしい成績を残して引退したバウンスシャッセ。同世代にハープスター、ヌーヴォレコルト、ショウナンパンドラといったハイレベルな牝馬の中で互角に渡り歩いたことは大きな誇りになるだろう。

今後は繁殖牝馬として国内のみならず世界で活躍する子を輩出してくれることを願っているし、バウンスシャッセは非サンデーサイレンスとの交配になるので、まずはルーラーシップやエイシンフラッシュの子どもを期待する。
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BRIAN BRIAN