2016年10月12日 更新

2016年マイルCS南部杯はコパノリッキーが制しGⅠ8勝目!!

日曜日に盛岡競馬場で行われた2016年のマイルCS南部杯はコパノリッキーが先行から鮮やかに抜け出し、3連覇を狙ったベストウォーリアを下してのレコードV。久々のタッグを組んだ田辺騎手を背にこれでGⅠ計8勝目を飾った。

レース映像

2016年10月10日 ダート1600m 盛岡競馬場

1着:コパノリッキー(田辺)
2着:ベストウォーリア(戸崎)
3着:ホッコータルマエ(幸)

レースタイム:1.33.5(稍重)
レース上がり3ハロン:計不
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
【レース回顧】
全馬スタートから一斉にスピードアップする厳しい流れ。大外からロイヤルクレストがハナを主張するもその内からホッコータルマエも果敢に先行する。そこからやや離れた3番手にコパノリッキーとベストウォーリアがちょうど前を伺う隊列となった。4コーナーでは内からレーザーバレットが奇襲をかけ一旦は先頭に立つも、余力のあるコパノリッキーが外から抜け出して更に突き放す完勝劇。2着にベストウォーリア、3着にホッコータルマエとお馴染みのメンバーが上位に顔を揃えた。
1分33秒5のスーパーレコードで勝利

1分33秒5のスーパーレコードで勝利

従来のレコードタイムを1秒3も更新する破格の時計で快勝したコパノリッキー。稍重馬場でスピードが出やすいとは言え、この数字は驚異的だ。それだけ、コパノリッキー自体が完成の域に達して来ているという事だろう。
via google imghp

久々のタッグで美酒

2014年のフェブラリーS優勝時の田辺騎手と馬主のDr.コパ。

2014年のフェブラリーS優勝時の田辺騎手と馬主のDr.コパ。

今でこそ武豊騎手のお手馬となっているが、元を辿れば2014年の初GⅠは田辺騎手騎乗によるものだった。その後、かしわ記念とJBCクラシックのGⅠ計Ⅲ勝をあげる名パートナーだったがいつの間にか以来が来なくなってしまう…。しかし、今回約2年ぶりのタッグで見事勝利へと導いたのだった。
via google imghp

田辺騎手のコメント

豊さんがキタサンブラック(同日の京都大賞典出走)と被ったという事で、オーナーのコパさんから声を掛けて頂き嬉しかったです。依頼が来てから今日まで本当に待ち遠しかったですね。約2年ぶりに乗りましたが、凄く成長していて折り合いにも苦労せずいつでも動ける様な感じでした。勝てて本当に良かったです。

Dr.コパ氏のコメント

JBCの後、チャンピオンズCに東京大賞典も勝ってGⅠ11勝の日本記録を打ち立てたい。
タイム、内容と示す様に今のコパノリッキーの勢いは誰にも止められない。

前走の帝王賞もかなりの強さだっただけに、当初予定されていたBCクラシック挑戦もあながち無くはないと思っていた程だ。体調面などを考慮して遠征は断念したが、ここで立て直しての圧勝を見ると余程のアクシデントが起こらない限り、今後日本では負けないのではないだろうか。

既に今回負かしたベストウォーリアやホッコータルマエなどとは勝負付けが済んでいると見て良い。唯一のライバルは、次走のJBCクラシックで激突しそうなアウォーディーくらいか。奇しくも、先日の日本盃で主戦の武豊騎手が『アウォーディーでJBCに行く』と宣言している為、仮にクラシックへ駒を進めた場合は引き続き田辺騎手が手綱を取る事が予想される。

この強敵を倒せば、コパ氏が掲げる壮大な目標も年内に達成出来る可能性は十分に高い。

次走はJBCクラシック??スプリント??

そもそもの問題がここだ。

先も書いてある通り、主戦の武豊騎手は既にアウォーディーでJBCクラシック参戦が濃厚との事。距離適性的に見るとクラシックでもスプリントでも、今のコパノリッキーなら対応出来る事を考えればGⅠというタイトルだけ狙う意味でスプリントの方が楽なメンバー構成だろう。

但し、コパ師の発言にもある様にJBC後のローテーションは中距離のチャンピオンズC→東京大賞典となる。ただでさえ、今回の南部杯で速いペースを経験しているのに2走続けて短距離に出走してしまえば、その後のレースで折り合い面がまた危うくなってしまうリスクも考えなくてはなるまい。

武豊騎手鞍上+目先のGⅠタイトルを取るか、田辺騎手鞍上+強敵との対決を取るか…悩ましい選択に陣営は頭を抱える事となる。

まとめ

今回のレースで確信したが、1600~2000mではコパノリッキーに勝てる日本馬は他にいない。そう言い切れる程に、南部杯のパフォーマンスは圧巻だった。

クロフネのマイル=1分33秒.3で駆け抜けた武蔵野Sも衝撃だったが、盛岡競馬場で叩き出した1分33秒5の方が個人的には価値が高いとさえ思ってしまう。勿論、馬場状態の差異もあるが、それでもこのタイムはなかなかお目にかかれない驚愕の数字だ。それをいとも簡単に、まだ幾分余裕残しの状態で出すのだからコパノリッキーには恐れ入ったとしか言い様が無い。

これまでのキャラクターから余り信用性の低い同馬だが、今後はそうポカをする事も無いと思われる。コパノリッキーは間違いなく第二の覚醒期に突入した。
15 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

Dr.コパと村山師が大野拓弥の騎乗に大激怒

Dr.コパと村山師が大野拓弥の騎乗に大激怒

風水でお馴染みのDr.コパこと小林祥晃氏が大野拓弥騎手にオカンムリだ。事の発端は先週7日のレパードSに出走したコパノリスボンに関して。恐らく今後Dr.コパ所有の馬に乗ることはないかもしれない。
9,139 view
武豊が有馬記念勝利でサブちゃんと「まつり」を熱唱!?

武豊が有馬記念勝利でサブちゃんと「まつり」を熱唱!?

演歌歌手の北島三郎氏が「オールナイトニッポン」のパーソナリティーに挑戦。記念番組内で武豊騎手がゲストで登場し、その収録中に「キタサンブラックが有馬記念に勝ったらオーナーと一緒にまつりを歌います!!」と宣言した。
1,339 view
【宝塚記念】ダービー馬ワンアンドオンリー、田辺裕信騎手との新コンビで復活誓う

【宝塚記念】ダービー馬ワンアンドオンリー、田辺裕信騎手との新コンビで復活誓う

2014年の日本ダービーを制したワンアンドオンリーの宝塚記念での鞍上が田辺裕信騎手に決まった。田辺騎手とは新コンビで2014年神戸新聞杯(G2)制覇以降、11連敗と極度の不振に陥ったワンアンドオンリーの復活は若き名手に託される。
1,578 view
【2016年】地方交流G1まとめ【動画】

【2016年】地方交流G1まとめ【動画】

2016年の中央所属馬が出走した地方交流G1レースをまとめてみました。
561 view
2016年東京大賞典(G1) 注目馬紹介&出走予定馬(枠順)

2016年東京大賞典(G1) 注目馬紹介&出走予定馬(枠順)

12月29日(木)に大井競馬場で行われる第62回東京大賞典(G1・3歳以上・ダ2000m)。昨年の覇者サウンドトゥルーやアウォーディー、ノンコノユメなど6頭のG1ウイナーが集う今回は例年以上に大激戦の予感!!
361 view

共通キーワード

この記事のキュレーター

マッケン王 マッケン王