2017年3月27日 更新

大魔神・佐々木氏のヴィブロスがドバイターフを制覇!!

25日(日本時間26日)、メイダン競馬場でドバイ国際競走が行われ、7レース目のドバイターフに出走したヴィブロスが最後の直線で外から豪快に差し切って優勝し、昨年のリアルスティールに続いて日本馬連覇を果たした。

昨年の秋華賞馬ヴィブロスが海外GⅠ初制覇!!

2017年ドバイターフ(GⅠ)

1着=ヴィブロス(牝4・日・J.モレイラ)
2着=エシェム(牡4・愛・G.ブノワ)
3着=リブチェスター(牡4・愛・W.ビュイック)
4着=ザラック(牡4・仏・C.スミヨン)
5着=ムタケイエフ(セ6・英・J.クローリー)

勝ちタイム=1分50秒20
昨年の覇者リアルスティールが鼻出血を発症して回避した今年のドバイターフ。リアルスティールの連覇の可能性が無くなったことで日本中の期待は一気に昨年の秋華賞馬ヴィブロスに向けられた。

レースは13頭立てで行われ、モレイラ騎手騎乗のヴィブロスはスタートこそ五分にでたもののすぐに後方に下げ、道中は後方3番手のインで末脚を溜める展開。直線に向いてインから馬群を縫うように外に持ち出されると、強烈な末脚を繰り出して並み居る世界の強豪を差し切って見せた。
鞍上のモレイラ騎手は「陣営がこの馬を特別な存在にしてくれた。世界中どの馬でもできるようなレースじゃない。素晴らしい馬」と賛辞を惜しまず、管理する友道康夫師も「落ち着いてはいたが、今日の走りは想像以上」と驚きを隠せなかった。

間違いなくこの結果は、陣営による丹念な調整と”マジックマン”ことモレイラ騎手の綿密に計算された好騎乗がもたらしたものといえる。
ヴィブロス(牝4歳)

ヴィブロス(牝4歳)

父:ディープインパクト
母:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
調教師:友道康夫(栗東)
馬主:佐々木主浩
生産者:ノーザンファーム

通算成績:9戦4勝
主な成績:16'秋華賞・17'ドバイターフ
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勝ったヴィブロスは、ヴィクトリアマイル連覇を果たしたヴィルシーナの全妹にあたり、昨年の秋華賞に続いて二つ目のビッグタイトルを手に入れた。日本馬のドバイターフ制覇は、2007年アドマイヤムーン、2014年ジャスタウェイ、2016年リアルスティールに続いて4頭目の快挙となった。

今年は初戦の中山記念(5着)をステップに今回のドバイターフを最大目標に定めており、叩き2戦目で変わり身を示した。今後は一旦休養に入るが、友道師は秋のBCターフを視野に入れていることを明かしており、異国の地で再び旋風を巻き起こす。
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大魔神・佐々木氏「野球より緊張した」

ドバイターフの1着賞金360万米ドルは日本円にするとなんと4億円.....”持ってるオーナー”の強運ぶりがドバイの地でも存分に発揮された。
佐々木氏は最後の直線で祈るような気持ちで見ていたといい、トップでゴールした瞬間、拳を突き上げながら雄叫びを上げ、「ホームランを打ったね!!」と絶叫。「小さい体で本当によく頑張ってくれた。野球より緊張した」と目を潤わせた。
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まとめ

ヴィブロスがドバイターフを制して昨年に続いて日本馬が大金星を挙げた今年のドバイ国際競走。
アウォーディー、ラニ、ゴールドドリーム、アポロケンタッキーの4頭が出走したドバイワールドカップは、アメリカのアロゲートが圧巻の強さで快勝。日本馬はアウォーディーの5着が最高だった。

日本馬では唯一の参戦となったドバイシーマクラシックでは、サウンズオブアースが悲願のGⅠタイトルを目指して出走したが、結果は力の差を見せつけられ6着に沈んだ。

昨年ラニが制したUAEダービーには4戦無敗のエピカリスとアディラートが参戦したが、エピカリスが直線の叩き合いで敗れ2着。日本馬の連覇とはならなかったが、今後が大いに楽しみになる内容だった。

ゴドルフィンマイルに参戦したカフジテイクも結果は5着と残念だったが、日本の誇りを背負って頑張ってくれた。来年こそは今年以上の結果を期待したい。
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