2018年6月4日 更新

鳴尾記念 2018 結果 動画

ハイペースをインでロス無く立ち回ったストロングタイタンが1番人気トリオンフとの一騎打ちを制して重賞初勝利。コースレコードの好タイムで快勝し、秋の飛躍に弾みを付けた。3着トリコロールブルー、上位陣による順当な決着。

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鳴尾記念2018の結果

鳴尾記念2018の動画

レース回顧

マルターズアポジーが果敢にハナを奪うと、そのままペースを落とさず前半58秒台のハイペースで集団を牽引。とは言え、少頭数で馬群もある程度の集団で4コーナーへ入ると、外からトリオンフが早めに仕掛けて直線コースへ。そのトリオンフが堂々と先頭へ立ち押し切る競馬になると思いきや、インからストロングタイタンがスルスルと抜け出し最後は半馬身差のリードを付けてゴール。2着トリオンフ、2馬身半離れた3着にはトリコロールブルーが入線。レコードタイムによる順当な力勝負の決着で終わった。開幕週とは言え、出色の時計で上位2頭は純粋に強い。

勝ち馬ストロングタイタン

ストロングタイタン

ストロングタイタン

牡馬

父馬:Regal Ransom
母馬:Titan Queen
母父:Tiznow
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:Northern Racing
馬主:シルクレーシング

通算成績:16戦6勝(6-3-0-7)
主な戦績:鳴尾記念など
via google imghp
インのベタ付けで徹底的な経済コースの進路取り、直線でも逃げ馬マルターズアポジーが少しヨレた瞬間を見逃さずスペースを一気に突き抜ける内容でM.デムーロ騎手の騎乗勝ちといったところか。それでも実力馬トリオンフを競り落としているのだから、ストロングタイタン自体の能力も高い。これが重賞初勝利とは思えないレベルの1頭で、ムラはあるものの今後もGⅡ~GⅢクラスなら幾らでも好勝負が可能だろう。キャリアも浅くまだまだ伸びシロもある。

レースを振り返ってのベスト予想

◎トリオンフ
◯トリコロールブルー
▲マルターズアポジー
ストロングタイタン
△タツゴウゲキ
サトノノブレス

馬連:想定9点:△的中、三連単:想定80点:△的中

本命はトリオンフ一択で、相手はトリコロールブルー、アルターズアポジー、ストロングタイタンあたりで。そこまで絞れるレースでもなかったのでトリガミレースだっただろう。単穴は単勝10倍未満、連下は単勝20倍未満が理想の想定だっただろう。

全着順結果

RR:100.0 ※想定RR:105.4

                         
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印  伴  結城 浜野清水 単勝オッズ
1 8 ストロングタイタン 56.0 Mデム 105.8 1:57.2R 5.9
2 2 トリオンフ 56.0 Cルメ 108.8 1/2 2.8
3 5 トリコロールブルー 56.0 岩田 103.0 2.1/2 3.8
4 6 マルターズアポジー 56.0 武豊 105.8 1 5.1
5 11 サトノノブレス 56.0 川田 107.3 ハナ 12.6
6 3 モンドインテロ 56.0 石川 103.8 2.1/2 × 38.5
7 7 ナスノセイカン 56.0 丸山 102.3 ハナ 36.3
8 1 ヤマカツライデン 56.0 松山 100.7 1.1/2 30.7
9 4テイエムイナズマ 56.0 古川 99.6 1/2 288.9
10 9 タツゴウゲキ 56.0 秋山 103.8 1.3/4 11.7
11 10 ストレンジクォーク 56.0 浜中 101.4 2 41.5


危険な人気馬結果 マルターズアポジー→4着(3人気)

自ら前半58秒2のハイラップを刻み自滅の展開。それでも直線必死の粘りを見せてサトノノブレスは振り切り4着には入線している点を考えると、2000mでもマイペースで行ければまだまだ上位争いも可能と言う事か。武豊騎手をもってしてもやや暴走気味の走りになってしまった。

穴馬予想結果 ストレンジクォーク→11着(10人気)

今回は速い時計勝負に一切対応出来ず、予想外の殿負けを喫したストレンジクォーク。血統から考えてもパワー勝負の上がりがかかる競馬向きか。今後は中山やローカルでのタフなレースになりそうな時に絞って印を付けるのが妥当な展望だろう。

配当&本印予想結果

馬連予想 ②⑤-⑥⑧⑨⑩⑪ 的中
単勝 8 590円 枠連 2-7 640円
複勝 8 150円 ワイド 2-8 330円
2 110円 5-8 380円
5 120円 2-5 200円
馬連 2-8 860円 馬単 8→2 2,040円
三連複 2-5-8 890円 三連単 8→2→5 5,690円


編集部の回顧

▲◎◯で久々に三連単的中。コースレコードのおまけ付きで快勝したストロングタイタン。これから調子を上げてくる馬だけにサマーシリーズが楽しみな1頭。(伴)
◎トリコロールブルー3着、◯トリオンフ2着、勝ったのは△ストロングタイタン。開幕週でマルターズアポジーが速い流れで逃げる中、インピタ5番手追走から最内をスパッと抜けたストロングタイタンは全てが嵌まった勝利。予想は3連単を外すときの典型パターン…涙。(結城)
5ハロン58.2と前が引っ張る流れを5~7番手で追走した馬の1~3着。勝敗を分けたのはコース取りと仕掛けのポイントの差。勝ったストロングタイタンは1コーナーで内に入れ、そのまま内にこだわり、仕掛けもトリオンフよりワンテンポ遅らせたことが終いの詰めにつながった。なかなか勝ちきれなかった馬をこうやって勝たせてしまうのがデムーロ騎手。逆に2着トリオンフは1コーナーで外目に出して3コーナーで捲り気味に先に動いて脚を使った分詰め切れず。レコード決着になっただけにコースロスの有無が結果に出た。3着トリコロールブルーはトリオンフをマークする形も捉えられず、現状の力の差。予想では三連単を外したものの実際に買った馬券は馬連と三連複なので堅い馬券ではありましたが良かったです。(浜野)
ラッキーで馬連は確保しましたが、◎がしんがり負けでは話になりません。やはり浜中騎手が乗ると前目の位置取りになるのですね。おまけにペースが早くなってしまったことからも、尚更後ろから行っても良かったのではと思ってしまいますが、この馬場ではどちらにしてもきつかったでしょう。ファクターのみを鵜呑みにして、能力を図れないと痛い目に合う典型的なレース予想になってしまいました。(清水)

鳴尾記念2018の予想

◎トリオンフ

トリオンフ

トリオンフ

セン馬

父馬:タートルボウル
母馬:メジロトンキニーズ
母父:ダンスインザダーク
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:レイクヴィラファーム
馬主:KTレーシング

通算成績:14戦5勝(5-3-0-6)
主な戦績:小倉大賞典など
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前走の新潟大賞典はいつものスパートをかけずに直線での切れ勝負で伸び負けした印象。自身も33秒0の脚を使うが、それ以上の瞬発力タイプにしてやられた。今回はC.ルメール騎手を鞍上に迎える。大阪杯ではスワーヴリチャードに唯一土を付けに行ったポテンシャル、小倉大賞典の勝ち方を見る限りでは今回のメンバーでは断トツだろう。重賞2勝目に期待したい。

〇トリコロールブルー

トリコロールブルー

トリコロールブルー

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ペンカナプリンセス
母父:Pivotal
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:9戦5勝(5-1-0-3)
主な戦績:大阪城ステークスなど
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現在、2連勝中のトリコロールブルー。元は新馬戦を圧勝しクラシック候補にまで名が挙がっていた逸材だ。古馬になりようやく本格化、前走の大阪城ステークスも中団から唯一追い込んで粘るグァンチャーレを捉える競馬を見せての完勝劇だった。ステイゴールド産駒は勢いに乗ったら手が付けられない、ここは頭から勝負して良いタイミングか。

▲マルターズアポジー

マルターズアポジー

マルターズアポジー

牡馬

父馬:ゴスホークケン
母馬:マルターズヒート
母父:OldTrieste
所属:堀井雅広厩舎(美浦)
生産:山岡牧場
馬主:藤田在子

通算成績:26戦8勝 (8-1-4-13)
主な戦績:関屋記念、小倉大賞典、福島記念など
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実績だけで言えば断トツNo.1のマルターズアポジー。前走の敗因が不可解だが、楽に逃げれればここでもアッサリの可能性まで考えたい。名手武豊騎手を配し、陣営の本気度も伺える。ここで勝ち切る事がある様なら宝塚記念でも伏兵候補として扱うべきキャラクターでもある。

▲ストロングタイタン

ストロングタイタン

ストロングタイタン

牡馬

父馬:Regal Ransom
母馬:Titan Queen
母父:Tiznow
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:Northern Racing
馬主:シルクレーシング

通算成績:15戦5勝(5-3-0-7)
主な戦績:マレーシアカップなど
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素質は高いものの、いまいち勝ち切れない競馬が続いているストロングタイタン。ムラがあるのはご愛敬で、気分良く先行して直線早め抜け出しの走りが出来ればここでも好勝負になっておかしくない1頭である。今回はM.デムーロ騎手が鞍上、間違いなくこれまでのレースぶりを活かした形で勝負に出る筈。それが功を奏すれば1着も。

▲タツゴウゲキ

タツゴウゲキ

タツゴウゲキ

牡馬

父馬:マーベラスサンデー
母馬:ニシノプルメリア
母父:シングスピール
所属:鮫島一歩厩舎(栗東)
生産:川上牧場
馬主:鈴木高幸

通算成績:18戦5勝 (5-1-2-10)
主な戦績:新潟記念、小倉記念など
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昨年のサマーシリーズ2000覇者タツゴウゲキ。長期休養明けの1戦となるが、いきなりの大駆けで重賞3連勝を達成してもおかしくない。ここを良い形で終われば宝塚記念参戦も視野に入って来るだろう。普通に感がると厳しいローテーションだが、期待せざるを得ない何かを持っている1頭だ。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:105.4

トリオンフ、タツゴウゲキ、マルターズアポジーと連勝中のトリコロールブルーが中心だろう。頭数も少なくメンバーもメンバーなのである程度手堅くきまるのではないだろうか。
                               
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印  伴  結城 浜野清水 予想オッズ
1 ヤマカツライデン 牡6 56.0 松山 102.0 35.0
2 トリオンフ セ4 56.0 Cルメ 108.7 3.1
3 モンドインテロ 牡6 56.0 石川 104.1 × 63.9
4 テイエムイナズマ 牡8 56.0 古川 100.0 265.0
5 トリコロールブルー 牡4 56.0 岩田 101.3 3.0
6 マルターズアポジー 牡6 56.0 武豊 105.9 4.1
7 ナスノセイカン 牡6 56.0 丸山 103.6 48.7
8 ストロングタイタン 牡5 56.0 Mデム 101.0 12.3
9 タツゴウゲキ 牡6 56.0 秋山 107.3 5.0
10 ストレンジクォーク 牡6 56.0 浜中 103.3 33.4
11 サトノノブレス 牡8 56.0 川田 108.4 6.8


危険な人気馬 マルターズアポジー(想定3人気)

逃げる事は容易なメンバー構成だが、4コーナーで先頭に並び掛けるスタイルの馬がトリオンフの他、ストロングタイタン、タツゴウゲキなど多数。そこにサトノノブレスも加わって道中のプレッシャーはきつくなると考えれば展開的には厳しくなりそう。

穴馬予想 ストレンジクォーク(想定7人気)

小倉大賞典は明らかに後手後手の競馬で不完全燃焼の1戦。その前の中山金杯は最後の直線も脚色が目立っていたし、本来なら重賞でも十分に戦える筈だ。今回は小頭数で馬群に包まれる心配もなく、スムーズに捌く事さえ出来れば上位争いも可能。

編集部の見解

◎トリオンフから。今年休みなく使われ続けているが、前走より斤量で恩恵を受ける別定のここでは好勝負とみる。 (伴)
本命トリコロールブルー。4歳になって馬体の充実と共に軌道に乗ってきた。重賞制覇の好機到来。対抗トリオンフ。前走新潟大賞典は展開不向き。今回は持ち味の持続力が活きる展開に。単穴にタツゴウゲキ。長期休養明けだが乗り込み入念、重賞2勝の地力に期待。(結城)
ここは4歳馬2頭の一騎討ち。◎トリオンフは前走4着に敗れたが、明らかに鞍上の手が合わなかったというか、レースの流れにも乗れず、下手に乗られてしまっており参考外。逆に馬の能力を示したといっていい。コーナー4つに戻るのも良さそう。〇トリコロールブルーは1800~2000がベスト。奥手のタイプでもあるだろうし、ここ2戦の勝負強さも光る。割って入るとすれば得意な阪神で▲ヤマカツライデン。小倉大賞典ではトリオンフに大敗を喫しているが、大阪杯では0.3差。おさえに△ストロングタイタン。オープンに入ってからは一歩足りず、人気先行型なのは嫌だがこのメンバーなら上位争い可能。(浜野)
本命候補だったトリコロールブルーは調教の動きがイマイチ、タツゴウゲキも久々と頭数は落ち着きましたが難解な一戦になりました。こういう時は素直にファクターを参考にして、本命はストレンジクォーク。前走は惨敗してしまいましたが、2走前の金杯が本来の姿。馬場の良い阪神で前進を。(清水)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部