2018年3月19日 更新

阪神大賞典 2018 結果 動画

道中後方で脚を溜めたレインボーラインが直線で末脚を爆発させライバルたちを撃破。いつも善戦止まりだった詰めの甘さを払拭する気持ちの良い走りで久々の重賞タイトル獲得となった。クリンチャーは前半折り合いを欠いて3着に敗退。

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阪神大賞典2018の結果

阪神大賞典2018の動画

レース回顧

ヤマカツライデンがハナに立ち、ムイトオブリガード、トミケンスラーヴァ、カレンミロティックの先行勢が突く展開。1週目の3~4コーナーでクリンチャーが掛かる様にしてその集団に取り付く走りを見せる。それ以降は流れも落ち着き馬群もひと塊で直線入り口へ。後方から徐々に捲りを見せたレインボーラインが一気に差し切り勝ちでな阪神大賞典のタイトルを獲得した。2着に4歳のサトノクロニクル、3着入線のクリンチャーは前半スムーズさを欠いた事で最後の脚が甘くなったのだろう。4着アルバートは如何にも叩き台の様な作りであくまでも目標は次走の天皇賞春となる。長距離戦はやはり騎手の腕が問われる1戦だけに見応えのあるレースになる事が多い。

勝ち馬レインボーライン

レインボーライン

レインボーライン

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:レーゲンボーゲン
母父:フレンチデピュティ
所属:浅見秀一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:三田昌宏

通算成績:21戦4勝 (4-3-4-10)
主な戦績:アーリントンカップなど
via google imghp
実に3歳時のアーリントンカップ以来となる重賞2勝目を飾ったレインボーライン。常にGⅠ戦線の名バイプレーヤーとして上位争いに顔を出す走りは頭が下がる。特に重馬場、長距離戦に強くツボにハマれば大物を食って掛かるだけのポテンシャルは秘めていよう。逆に安定感は無いが、それだけオッズも美味しい時が多くファンとしては同馬の取捨が馬券の妙味に成り得る貴重な存在だ。この後、予定通りに天皇賞春へ進み念願のビッグタイトル制覇に向け有力馬の1頭となって参戦する。

レースを振り返ってのベスト予想

◎クリンチャー
◯アルバート
▲レインボーライン
△サトノクロニクル
×カレンミロティック

馬連:想定5点:×不的中、三連単:想定27点:◯勝利

本命対抗単穴はこの3頭が理想だっただろう。サトノクロニクルは3頭と比べると力不足の為、連下まで。4頭のみかカレンミロティックを追加するかの想定が理想だっただろう。

全着順結果

RR:109.8 ※想定RR:106.0

                         
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 清水 大川結城 単勝オッズ
1 7 レインボーライン 56.0 岩田 114.0 3:03.6 × 5.6
2 6 サトノクロニクル 55.0 川田 110.3 1.1/4 × 6.3
3 8 クリンチャー 56.0 武豊 113.7 1.1/2 1.9
4 10 アルバート 57.0 福永 112.4 クビ 3.7
5 4 カレンミロティック 56.0 池添 109.8 2 × 29.5
6 11 ヤマカツライデン 56.0 松山 101.8 クビ 43.5
7 3 シホウ 56.0 小牧 101.8 3/4 149.3
8 9 ムイトオブリガード 55.0 藤岡佑 103.0 1/2 19.3
9 2[地]スーパーマックス 55.0 山口勲 ----- アタマ 135.0
10 1 トミケンスラーヴァ 56.0 秋山 94.7 4 × × 61.6
11 5 コウエイワンマン 56.0 四位 90.0 2.1/2 396.0


危険な人気馬結果 クリンチャー→3着(1人気)

上がりが36秒前後になり馬場は向いた、しかし前半に行きたがった分の最後の甘さという事だろう。むしろあれだけ前目に行きながらサトノクロニクル、アルバートと僅差なのは立派のひと言。本番は更にスムーズな競馬をして来る事からも巻き返しは必至だろう。天皇賞春の主役候補の1頭だ。

穴馬予想結果 該当なし

配当&本印予想結果

馬連予想 ⑧⑩-⑥⑦ 不的中
単勝 7 560円 枠連 6-6 1,300円
複勝 7 140円 ワイド 6-7 380円
6 150円 7-8 220円
8 110円 6-8 260円
馬連 6-7 1,290円 馬単 7→6 2,710円
三連複 6-7-8 760円 三連単 7→6→8 6,530円


編集部の回顧

本命サトノクロニクル2着、対抗アルバート4着、単穴レインボーラインとクリンチャーがそれぞれ1、3着…当たるには当たったが、何かズレてるという印象でスッキリしないレースだった。まぁ、それでもやはり阪神大賞典。道中の運びなどを見てもやはり騎手の腕の差が如実に現れる。福永ではアルバートを押せないというのは明白だ。(田中)
だから言ってるんですよ!なんでここ使ってきたんでしょうね、クリンチャー。秋の王道ローテさえ厳しいのに、春の2200から3000、3200はもっときついでしょう。レースの格が違うと言われればそれまでですが、それでもGⅡ、GⅡ、GⅠですからね。今のこの馬にはやはり京都のコースが合っていると思うんですよね。阪神はスキップしてもよかったのに。ただやはり本命にしたのは折り合いを欠いても、最後の直線で見せた走りにあると思います。お馬さん、休みたかったのでしょうね。1着→3着→1着のパターンはあるのか?(清水)
クリンチャーが負けてしまってやっぱり馬場かみたいな印象は個人的にはない。結局前々行き過ぎたんだと判断。控える競馬のほうがよかったんじゃないかと考える。サトノクロニクルを△にしておくべきで反省。あとはこのフォーメーションでよかった。(大川)
勝ったのは×レインボーライン。2着▲サトノクロニクル、3着◎クリンチャー。人気薄でこそと考えるレインボーラインを斜に構えて評価したのが予想の敗因。(結城)

阪神大賞典2018の予想

◎クリンチャー

クリンチャー

クリンチャー

牡馬

父馬:ディープスカイ
母馬:ザフェイツ
母父:ブライアンズタイム
所属:宮本博厩舎(栗東)
生産:平山牧場
馬主:前田幸治

通算成績:8戦3勝(3-1-0-4)
主な戦績:京都記念など
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前走の京都記念ではレイデオロやアルアインなど同世代のGⅠ馬たちを撃破し重賞初制覇を飾ったクリンチャー。得意の重馬場だったとは言え、いつもの先行策では無く後ろから差し切った辺りにも地力の高さが伺い知れる。本格的に天皇賞春のタイトルを狙うべく今回から武豊騎手に乗り替わり、長距離のレースでは盤石の競馬運びに期待したい。

◯アルバート

アルバート

アルバート

牡馬

父馬:アドマイヤドン
母馬:フォルクローレ
母父:ダンスインザダーク
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:林正道

通算成績:27戦9勝 (9-2-2-14)
主な戦績:ステイヤーズステークス、ダイヤモンドステークスなど
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ステイヤーズステークス3連覇など、現役では屈指の長距離ランナーであるアルバート。GⅠを除く3000m以上のレースでは負け無しと無類のスタミナを誇る。初の阪神競馬場という点が最大の焦点となるが、中山コースに適正が高い事からも何ら問題は無い。スローペースでの上がり勝負でも対応出来るのは軸として安心できる材料だろう。

▲レインボーライン

レインボーライン

レインボーライン

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:レーゲンボーゲン
母父:フレンチデピュティ
所属:浅見秀一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:三田昌宏

通算成績:20戦3勝 (3-3-4-10)
主な戦績:アーリントンカップなど
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名バイプレーヤーたるキャラクターが完成しつつあるレインボーライン。昨年の天皇賞秋ではキタサンブラック、サトノクラウンに次いで3着に入線するなどやはり能力は高い。走りにムラがあるものの、条件さえハマれば大物を切って取るだけのポテンシャルはあり、特に長距離では菊花賞2着が物語る様に適正◎。ここで勝利して久々の美酒を味わいたい。

▲サトノクロニクル

サトノクロニクル

サトノクロニクル

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:トゥーピー
母父:Intikhab
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サトミホースカンパニー


通算成績:10戦3勝 (3-3-1-3)
主な戦績:チャレンジカップなど
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昨年末にチャレンジカップで重賞ウィナーとなったサトノクロニクル。その勢いで臨んだ有馬記念でも先行して9着、レインボーラインとタイム差無しなら十分過ぎる結果内容だった。明けて4歳、益々充実して力が付いて来ているだろうし血統的にも長距離適性は高い筈。菊花賞は不良馬場が応えて大敗したと見て度外視、上位3頭を崩せるだけのポテンシャルはあると見た。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:106.0

秋以降、安定して実力を発揮できているクリンチャーがこの距離ならまず凡走しないだろう。1着固定でもよい位だがそこはレインボーラインとアルバートの実績を考えるとマルチ軸で良いか。ただ荒れることはないだろう。
                                       
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 清水 大川結城 予想オッズ
1 トミケンスラーヴァ 牡8 56.0 秋山 95.5 × × 69.7
2 [地]スーパーマックス 牡4 55.0 山口勲 ----- 266.1
3 シホウ 牡7 56.0 小牧 99.0 151.2
4 カレンミロティック セ10 56.0 池添 109.8 × 27.1
5 コウエイワンマン 牡7 56.0 四位 90.0 404.7
6 サトノクロニクル 牡4 55.0 川田 106.6 × 5.2
7 レインボーライン 牡5 56.0 岩田 111.8 × 4.5
8 クリンチャー 牡4 56.0 武豊 114.6 1.9
9 ムイトオブリガード 牡4 55.0 藤岡佑 90.0 37.6
10 アルバート 牡7 57.0 福永 111.3 3.3
11 ヤマカツライデン 牡6 56.0 松山 99.4 36.2


危険な人気馬 クリンチャー(想定1番人気)

3勝した時の上がりが平均35秒後半のクリンチャー。超スローペースからの末脚勝負となった時に置いて行かれる心配は付き物だ。恐らく武豊騎手がそれを案じて早めに自ら仕掛ける展開になるだろうが、逆を言えばそうなったらなったでアルバートやレインボーラインの思うツボ。要は今回、どの流れになっても不利な形が予想される。勝てば遂に覚醒だろう。

穴馬予想 該当馬無し

編集部の見解

本命は期待値込みでサトノクロニクルに。成長曲線を描き始めたハーツクライ産駒は手の付けようが無く、それが長距離の舞台でいよいよ本物になると想定したい。対抗は生粋のステイヤー、アルバート。凡走は無いだろう。単穴にレインボーラインとクリンチャー。前者はここで勝てなければもはや勝てる所は無い、後者に関してはまだ良馬場の走りを見ない限り信用は出来ない。とは言え、この4頭で決まる。(田中)
クリンチャー。調子が良さそうですね。ただ、個人的には本番に直行して欲しかった。ここは好走すると思いますが、ローテ的に次は厳しいかと思います。もし、克服するようならオペラオー級ということでしょう。(清水)
本命はクリンチャー。春推して惨敗だったが今は信用していいだろう。対抗レインボーラインは、この中だと唯一G1馬券圏内馬。単穴に距離実績でアルバート。3頭いれば十分だろう。(大川)
本命クリンチャー。京都記念ではこれまでと違い追い比べから抜け出しGⅠ馬たちを完封。重馬場の恩恵もあったと思うが確かな成長を感じる。対抗はステイヤーズSを3連覇したアルバート。阪神コース初参戦だが、堀厩舎がGⅠ馬不在のここを狙い撃ち。単穴にムイトオブリガードとサトノクロニクル。前者は500万下を勝ち上がったばかりの飛び級超格上挑戦だが、その前走がハナを主張するや前半1000mは61.2秒と絶妙なペース、最後の1000mは58.1秒、上がりも最速と実に味のある逃げ切り勝ち。ひょっとしてひょっとするときはこの手の馬。しかも鞍上はクリンチャーを失った藤岡佑介。応援込みで。後者は距離適性がハッキリしないが有馬記念からの好ローテ。9着とはいえ2着馬から0.5秒差なら悲観することはない。(結城)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部