2017年12月7日 更新

2017年阪神ジュベナイルフィリーズの有力馬を徹底解剖

2歳女王を決める年末の大一番、阪神ジュベナイルフィリーズ。ロックディスタウンとラッキーライラックの2強と目されているが果たして本当にそうだろうか?上位人気が予想されるその他の馬も含め、買いどころと消し要素を追求する。

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阪神ジュベナイルフィリーズの上位人気(想定)

ロックディスタウン 想定1番人気

ロックディスタウン

ロックディスタウン

牝馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ストレイキャット
母父:Storm Cat
所属:二ノ宮敬宇厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:札幌2歳ステークスなど
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恐らく想定1番人気はロックディスタウン。新馬→札幌2歳ステークスの連勝が内容満点だったし、早い内から遠征で結果を出しているのは精神力が強い証拠だ。阪神ジュベナイルフィリーズの好走要因である、1600m以上と牡馬混合戦の経験をしている点はかなりのアドバンテージだろう。姉はタガノエリザベートやキャットコインなど重賞馬がズラリの血統馬。父に新種牡馬オルフェーヴルを擁し底力がプラスされた事でGⅠでも戦える下地が出来上がっていると見て本命視して良いだろう。但し、最終追いきりの動きが良くなかったのが本番にどう影響するのかは気になるポイント。

ラッキーライラック 想定2番人気

ラッキーライラック

ラッキーライラック

牝馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ライラックスアンドレース
母父:Flower Alley
所属:松永幹夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:アルテミスステークスなど
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こちらもオルフェーヴル産駒のラッキーライラック。ロックディスタウン同様に新馬→重賞のアルテミスステークスを快勝し実績は五分となっている。人気の差は恐らく騎手の認知度で分かれており、実質の能力差はほぼ無いと言って良い。むしろ、臨戦過程としてはこちらの方が間隔的に好感度が高く逆転の余地は十分だろう。東京の坂を克服している点は非常に心強く、且つアルテミスステークスの勝ちっぷりにまだまだ余裕があった為、GⅠクラスのメンバーでも十分に好勝負が期待出来る。調教も超抜の内容で、不安要素が1番少ないのは同馬ではないだろうか。

ソシアルクラブ 想定3番人気

ソシアルクラブ

ソシアルクラブ

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ブエナビスタ
母父:スペシャルウィーク
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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新馬戦の追い込みが強烈だったソシアルクラブ。出遅れで道中も不利を受けながら、最後の直線だけで前の先行集団をひと飲み。母はあの名牝ブエナビスタ、血統的観点で言えばメンバー中トップクラスで、あっさり阪神ジュベナイルフィリーズを勝ってもおかしくない底力は備わっていると見て良い。ただ、全姉コロナシオンもデビュー戦を驚異的なパフォーマンスで勝利して以降、その後は一切成績が奮わず低迷している点は正直少し気になる。産駒の傾向として2戦目がまだアテにならない点をどう捉えるかだろう。先ずは抽選突破してからの話だが。

コーディエライト 想定4番人気

コーディエライト

コーディエライト

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ダークサファイア
母父:Out of Place
所属:佐々木晶三厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:4戦1勝(1-2-1-0)
主な戦績:ファンタジーステークス2着など
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新潟2歳ステークス、ファンタジーステークスと立て続けに逃げ粘って2着と安定感抜群のコーディエライト。実質の信頼度ではキャリア4戦4着以下無しの同馬が最も高ポイントかもしれない。二の脚が速くスッと先手を取れる点は軸馬として申し分ない。他馬との絡み次第では展開が向かないリスクもあるが、スタートさえ決めてすぐにリードを確保すればそこまで競りかける馬もいないだろう。ロックディスタウンとラッキーライラックの両馬が牽制し合う流れが濃厚で、そうなれば前を行く馬にペースの利は生まれる。

マウレア 想定5番人気

マウレア

マウレア

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:バイザキャット
母父:Storm Cat
所属:手塚貴久厩舎(美浦)
生産:下河辺牧場
馬主:落合幸弘

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:赤松賞など
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新馬、赤松賞と余裕の内容で連勝して来ているマウレア。特に前走は直線で狭い所を一瞬の脚で突き抜ける走りで能力の高さを見せ付けていた。全姉に桜花賞馬のアユサンがいる血統で、阪神マイルの舞台は相性抜群と言って良い。伸びシロが未知数な面は好材料として考え、頭まで想定しておいても問題ないだろう。マイナス面で言えば、新馬から赤松賞でタイムがほとんど詰まらなかった点が本番においてどう出るか。デビュー戦はともかく、500万下で1分37秒台決着はさすがに物足りない印象を受けるのが正直な所。

リリーノーブル 想定6番人気

リリーノーブル

リリーノーブル

牝馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ピュアチャプレット
母父:クロフネ
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:白菊賞など
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新馬、白菊賞と危なげないレース運びで連勝中のリリーノーブル。新馬戦では同日のアルテミスステークスとタイム差0.6秒。続く白菊賞ではスカーレットカラーやスズカフェラリーなどの骨っぽい相手に余裕残しの完勝と、レースセンスは非凡なものを感じる1頭。臨戦過程がやや強行軍で懸念材料として挙げられているが、大型馬含めて血統的にも叩いてこその馬だろう。究極の上がり勝負よりはある程度前に行って早め抜け出しから粘り込むスタイルが合っていそう。鞍上がどう乗りこなすかで着順が変わって来るイメージか。

サヤカチャン 想定7番人気

サヤカチャン

サヤカチャン

牝馬

父馬:リーチザクラウン
母馬:アップルトウショウ
母父:アンバーシャダイ
所属:田所秀孝厩舎(栗東)
生産:棚川光男
馬主:瀬谷隆雄

通算成績:6戦1勝(1-3-0-2)
主な戦績:アルテミスステークス2着など
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前走のアルテミスステークスでは懸命に逃げ粘って2着を確保したサヤカチャン。展開がうまくハマった印象が強く、相手が強化されるG1でしかも確たる逃げ馬がいる今回はかなり厳しい戦いが予想される。地力の面では上位陣に到底及ばず、あくまでの展開や条件の助けがいるという点では馬券圏内に入って来る事を想定する方が逆にリスクが高い。ここは黙って消しが賢い一手になると判断する。

トーセンブレス 想定8番人気

トーセンブレス

トーセンブレス

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ブルーミンバー
母父:ファルブラヴ
所属:加藤征弘厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:島川隆哉

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:2歳新馬
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新馬戦のパフォーマンスは世代でも1、2位を争う衝撃を受けたトーセンブレス。その評価から前走のアルテミスステークスでは1番人気に支持されるも、またも大外枠から出遅れてしまいチグハグなレース運びとなってしまった。発馬も決めて道中の追走がスムーズなら、恐らく上位2頭ともそこまで能力差は無いと思われる。走りにムラがあるタイプだけに安心して見てはいられないが、破壊力という点では非常に魅力的な1頭。リスクはあるがこの想定人気なら勝負を賭けても良いと感じる。

ラテュロス 想定9番人気

ラテュロス

ラテュロス

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:スウィートハース
母父:Touch Gold
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:3戦1勝(1-1-1-0)
主な戦績:アルテミスステークス3着など
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デビューから全て馬券対象になっているラテュロス。アルテミスステークスでも先行差しから後続を振り切って3着入線と一応の地力を示した1戦。坂のあるマイルコースを経験済み、阪神ジュベナイルフィリーズと相性抜群のディープインパクト産駒という点を含めて穴を開ける気配がプンプンしている。紛れの無い展開でスッと先手を取れる様なら、勝ち切る事は無くとも2~3着に入り込むシーンは想定しておいても損は無いだろう。

モルトアレグロ 想定10番人気

モルトアレグロ

モルトアレグロ

牝馬

父馬:Speightstown
母馬:Mo Chuisle
母父:Free House
所属:武井亮厩舎(美浦)
生産:Town And Country Horse Farms LLC & Frank & Kim Taylor(米)
馬主:吉田千津

通算成績:3戦2勝(2-1-0-0)
主な戦績:くるみ賞など
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前走のくるみ賞ではドロドロの不良馬場を内から差し切り勝ちしたモルトアレグロ。新馬戦はダートで快勝、すずらん賞では初芝で鋭く追い込み2着と安定感のある走りをしている。距離経験が1400mまでとやや物足りない印象だが、スペイツタウン産駒で吉田隼人騎手と来れば今年のNHKマイルカップで波乱を演出したリエノテソーロと同コンビ。まだハッキリとした能力を測れていない部分を考えると、高配当の使者として面白い存在かもしれない。

まとめ

以上、阪神ジュベナイルフィリーズ出走予定の上位人気馬寸評。

普通に考えればロックディスタウンとラッキーライラックの2頭が抜けている勢力図だが、やはり2歳戦という事もあり絶対は無い。いずれかが飛んで人気薄の馬が突っ込んでくるシーンも考えながら展望に入った方が良いだろう。

その中でも重要視すべきは、マイル経験と牡馬混合戦での実績。そこに加えてディープインパクト産駒は更に加点評価をしつつ印を回して行くのが得策か。1戦1勝の素材をどう捉えるかで買い目が大きく変わって来るので、そこは気持ち良く切って点数を絞るのも有りと言える。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部