2018年5月31日 更新

金子真人が凄い、馬主として史上最多のダービー4勝目を飾る

2018年ダービー制覇を成し遂げた金子真人氏。3冠馬ディープインパクト、NHKマイルカップと日本ダービーを変則2冠したキングカメハメハ、ダート最強クロフネ、牝馬3冠のアパパネ、カネヒキリにマカヒキなど豪華絢爛だ。

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馬主の勝ち組、金子真人とは

サンデーレーシング、シルクレーシング、社台レースホース、キャロットファームといった日本の競馬界を牽引する大手馬主と肩を並べリーディング争いを繰り広げているのが金子真人氏率いる『金子真人ホールディングス』だ。競馬ファンの間では知る人ぞ知る馬主で、所有馬は誰もがうらやむ名馬ばかり。そんな金子真人とはいったい何者なのか?
金子真人オーナー(中央)

金子真人オーナー(中央)

2016年の天皇賞秋をラブリーデイで優勝、中央競馬の八大競争を制覇した。
金子真人氏は1945年3月生まれの73歳。電子機器設計、ソフトウェア開発を主に行う『株式会社図研』の代表取締役社長、同時にハワイの会員制ゴルフ施設『キングカメハメハ・ゴルフ・クラブ』のオーナーも務めている。
もともと競馬には全く興味がなかったそうだが、20数年前に北海道の牧場で仔馬をみたとき『自分の子供や孫が運動会で一生懸命走っているのを応援するような新鮮な気持ちなる』と友人にすすめられたのが馬主になるキッカケだったと語っている。
1995年に馬主となり、翌年の1996年1月にニーニャデガルチで初勝利をおさめた。この勝利から約20数年経った現在、通算成績は500勝以上と素晴らしい成績を残している。GⅠ勝利は中央競馬と地方競馬を合わせ30勝以上となっており、中央競馬八大競争といわれている皐月賞、桜花賞、オークス、日本ダービー、菊花賞、天皇賞春、天皇賞秋、有馬記念を制覇。未勝利のGⅠは高松宮記念、マイルチャンピオンシップ、朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークスのみとなった。

まさに強運の持ち主、豪華すぎる所有馬!!

ディープインパクト

ディープインパクト

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ウインドインハーへア
母父:Alzao
所属:池江泰郎厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:14戦12勝(12-1-0-1)
主な戦績:牡馬3冠、天皇賞春、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念など

獲得賞金:14億5455万1000円
via google imghp
競馬ファンのみならず競馬を知らない人でも一度は聞いたことがあるだろう名馬。

種牡馬になってからもその勢いは留まらず、ジェンティルドンナやキズナなどのGⅠ馬を多数輩出する活躍を見せている。
キングカメハメハ

キングカメハメハ

牡馬

父馬:Kingmambo
母馬:マンファス
母父:ラストタイクーン
所属:松田国英厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:8戦7勝(7-0-1-0)
主な戦績:NHKマイルカップ、日本ダービーなど

獲得賞金:4億2973万3000円
via google imghp
ディープインパクトと並ぶ金子オーナーの代表的な所有馬。2010年、2011年と2年連続リーディングサイアーを獲得。

この2頭が日本競馬に与えた影響力を考えると、金子真人オーナー無しではここ最近の活躍馬たちはいなかったのではないだろうか。
ディープインパクトとキングカメハメハは2010年以降の種牡馬リーディング1位と2位を独占。ディープインパクトは3冠牝馬ジェンティルドンナをはじめ、日本ダービーを制したディープブリランテとキズナに2016年のジャパンカップ覇者ショウナンパンドラらを輩出。

一方のキングカメハメハは短距離界の絶対王者ロードカナロアやダービー馬ドゥラメンテ、202016年に目覚ましい活躍で宝塚記念と天皇賞秋を制したラブリーデイなど多くのGⅠウィナーを送り出している。

また、クロフネも毎年リーディング上位に名を連ね、芝ダート問わず多くの活躍馬を出している。
ワグネリアン

ワグネリアン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:6戦4勝(4-1-0-1)
主な戦績:日本ダービーなど
via google imghp
2018年には、父ディープインパクトと母父キングカメハメハという金子ブランドによる配合で産まれたワグネリアンが日本ダービーを制するなどもはやリアルダービースタリオンを体現する驚異的な運と選馬眼の持ち主である。

馬も凄ければ収入も凄い!

こんなに良い馬を持ってるんだから収入も凄いんでしょ?と誰もが思う筈。ネットでは色々な予想が飛び交っているのでまとめてみよう。そもそも馬主になるには一定のルールがあり…

①今後も継続的に得られる見込みのある所得金額(非収入金額)が、過去2年でいずれも1,700万円以上ある事。
注意: 所得金額には一時的な所得および競馬に関する所得(地方競馬賞金等)は含まない。

②資産額が7,500万円以上保持している事。

という要件を満たさないといけないらしい。
金子オーナーの会社は年商100億円の企業だそうで、創業者ということもふまえると年収は約5000万円ではないかといわれている。さらに会社の筆頭株主で450万株を所有しており、1株当たり7円で450万株×7円=3150万円の配当金が得られるため、総額約8000万円という噂も。さらにディープインパクト、キングカメハメハ、クロフネ、カネヒキリが種牡馬として大活躍しているため収入は予想をはるかに上回っていると思われる。一見、馬主はとても夢があるように見えるがこのように名馬と巡り合う強運も必要なのだろう。

まとめ

以上、金子真人オーナーの凄い理由をまとめてみた。

上記にもあるが、海外の名言で『ダービーを勝つのは一刻の宰相になるよりも難しい』と言われている中、自分の持ち馬だったディープインパクト×キングカメハメハ産駒でダービー制覇を成し遂げるという意味の分からない活躍ぶり。サンデーレーシングやキャロットファームといった大手クラブをさしおいて史上最多となる4勝目をあげたのだから恐れ入るばかりだ。

POGで下手な馬を指名するくらいなら、金子真人氏所有の馬を総ざらいしておく方が確実だろう。年度別で所有馬をまとめた記事もあるので是非ともご覧あれ。
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