2018年5月28日 更新

葵ステークス 2018 結果 動画

気合を入れてハナを奪ったゴールドクイーンが、直線でも驚異の粘り腰を見せてまさかの逃げ切り勝ち。新設重賞を制して初代の3歳スプリントチャンピオンに輝いた。2着は同じく先行のラブカンプー、同着にトゥラヴェスーラが入線。

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葵ステークス2018の結果

葵ステークス2018の動画

レース回顧

スタートから押してハナを主張したゴールドクイーン。同じく番手で先行したラブカンプーと共にペースの主導権を握ると余裕の脚色で4コーナーへ。直線でもそのまま2頭が態勢変わらずゴール、あれよあれよの逃げ切り勝ちで波乱を演出。最後に怒涛の追い込みを見せた2番人気のトゥラヴェスーラがラブカンプーと同着入線、馬券は中波乱の決着となり3連単は2通りの配当が飛び出した。1番人気アサクサゲンキは内枠からの出遅れが響いて5着に敗退している。テイエムオペラオー追悼競走で和田騎手が2着とは何か因縁めいたものを感じるレースだった。

勝ち馬ゴールドクイーン

ゴールドクイーン

ゴールドクイーン

牝馬

父馬:シニスターミニスター
母馬:サザンギフト
母父:タイキシャトル
所属:坂口正則厩舎(栗東)
生産:浦河土肥牧場
馬主:加藤充彦

通算成績:5戦3勝(3-0-1-1)
主な戦績:葵ステークスなど
via google imghp
果敢にハナへ立つと平均ペースに持ち込んで完勝とも言える逃げ切りを見せたゴールドクイーン。元は新馬~フェニックス賞と連勝した素質馬であり、長期休養を挟んでオープンの橘ステークスを際どい3着。9番人気という低評価がおかしい程に実力は伴った伏兵だったという事だろう。それ以上に古川騎手が今回の馬場と展開を読み切り、最初からこの競馬を決め打ちした作戦勝ち。

レースを振り返ってのベスト予想

◎アサクサゲンキ
◯トゥラヴェスーラ
▲アンヴァル
タイセイプライド
△オジョーノキセキ
ラブカンプー
ミッキーワイルド
×マドモアゼル
ゴールドクイーン

馬連:想定11点:×不的中、三連単:想定168点:×不的中

展開での決着になってしまったものの想定としては、人気通りの本命対抗が無難だった。単穴は単勝10倍未満、連下は単勝20倍未満、紐は単勝30倍未満が理想の想定だっただろう。

全着順結果

RR:100.0 ※想定RR:96.6

                                            
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印  伴  結城 浜野清水 単勝オッズ
1 3 ゴールドクイーン 54.0 古川 103.0 1:08.0 × × 29.4
2 1 ラブカンプー 54.0 和田 95.7 1.1/4 × 11.5
2 14 トゥラヴェスーラ 56.0 福永 103.0 1.1/4 4.3
4 12 ウィズ 56.0 浜中 100.0 クビ 110.9
5 2 アサクサゲンキ 57.0 武豊 102.5 アタマ 3.3
6 10 アンヴァル 54.0 藤岡康 97.7 1.1/4 4.5
7 13 タイセイプライド 57.0 岩田 97.0 1.1/2 8.3
8 4 ペイシャルアス 54.0 国分恭 92.0 1/2 50.0
9 9マドモアゼル 55.0 酒井 93.5 アタマ × 29.3
10 11 ビリーバー 54.0 杉原 94.0 クビ 54.5
11 15 ミッキーワイルド 56.0 北村宏 94.0 1.1/4 × 19.7
12 16 アイアンクロー 56.0 池添 94.0 アタマ 215.4
13 7 セイウンクールガイ 56.0 国分優 94.0 アタマ 130.5
14 8オジョーノキセキ 54.0 松山 90.0 2 10.4
15 5 ウインジェルベーラ 54.0 松岡 90.0 2.1/2 279.5
16 6 レグルドール 54.0 高倉 90.0 1/2 81.5


危険な人気馬結果 アンヴァル→6着(3人気)

可もなく不可もなくという感じの6着敗退。メンタル的に前走の尾を引いている訳でも無く、とは言え何か不利があった訳でもない。男馬が混じってのスプリント戦ならアサクサゲンキよりもやや下というのが如実に出た結果か。現状はこんなものだろう。

穴馬予想結果 トゥラヴェスーラ→2着(2人気)

最終は支持を集め2番人気にまで上がったトゥラヴェスーラ。金曜日の想定段階である程度の見解を出しているだけにそこはご了承頂きたい。とにかく、最後の追い込みは1枚上の脚色だった。展開に泣かされた結果で、いずれは重賞も取れそうな器である。

配当&本印予想結果

馬連予想 ②⑩-①⑧⑨⑬⑭⑮ 不的中
単勝 3 2,940円 枠連 1-2
2-7
770円
1,080円
複勝 3 590円 ワイド 1-3 2,660円
1 370円 3-14 2,380円
14 200円 1-14 1,580円
馬連 1-3
3-14
6,980円
4,700円
馬単 3→1
3→14
16,520円
12,060円
三連複 1-3-14 35,170円 三連単 3→1→14
3→14→1
138,780円
124,940円


編集部の回顧

前残りの馬場を生かしたゴールドクイーンが初代3歳スプリント王へ。◎アサクサゲンキはスタートがすべて。再度巻き返しに期待したい。(伴)
1着△ゴールドクイーン。2歳時にOP勝ちの実績はあったが、ここで勝つとは。2着×ラブカンプー、3着無印トゥラヴェスーラ。◎アサクサゲンキは出遅れから5着、◯アンヴァル6着で予想は完敗。(結城)
前後半3ハロンが33.9-34.1のスローで前残り決着。ゴールドクイーンは適性距離の1200mに戻り、好スタートからスローにもかかわらず楽逃げが打てたことが最大の勝因。先行馬が他にも数頭いたのでもう少し速く流れると思ったんですけどね。2着ラブカンプーも先行粘り。ただ、テンのスピードの乗りがゴールドクイーンよりも悪かった分、競らずにすみ全体のペースが遅くなって粘れた面もある。2着同着のトゥラヴェスーラは終いの脚は際立っていたものの届かず。展開のアヤということでこれは仕方がない。本命にしたアサクサゲンキはメンバー最速の上がりで追い込んでは来たものの、出負けして後方からの競馬になってしまったのが響いた。展開から読み違えてしまっていますし、勝ち馬は無印でしたしお話しにならない大惨敗予想でした。(浜野)
やはり内枠でした。ただし出遅れると届かずというレース。予想では枠順のファクターを取り入れられないので、そこは残念。ゴールドクイーン、好枠を生かして行ききれましたね。芝では安定してます。でも、やはり強い競馬をしたのはアサクサゲンキ。今回は評価を下げましたが、次走は注目です。(清水)

葵ステークス2018の予想

◎アサクサゲンキ

アサクサゲンキ

アサクサゲンキ

牡馬

父馬:Stormy Atlantic
母馬:Amelia
母父:Dixieland Band
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:Alexander - Groves - Matz LLC.(米)
馬主:田原慶子

通算成績:7戦2勝(2-2-1-2)
主な戦績:小倉2歳ステークスなど
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昨年の小倉2歳ステークス勝ち馬アサクサゲンキ。単なる早熟馬では無く、1400mまでなら今後も十分に重賞での活躍が期待出来る1頭だろう。先行して粘り込むスタイルは京都の平坦コースでより力を発揮すると予想され、他にさして世代上位の馬が見当たらない限りは同馬を中心にレース展望を考えたい。

◯アンヴァル

アンヴァル

アンヴァル

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:アルーリングボイス
母父:フレンチデピュティ
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:6戦3勝(3-0-1-2)
主な戦績:福島2歳ステークスなど
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桜花賞はさすがに距離が長かったのと一流どころを相手に意気消沈といった感じのアンヴァル。とは言え、フィリーズレビューでは上位と肉薄する4着入線、1400m以下なら牡馬と戦っても互角に渡り合えるだけのスピードがあるだけに斤量の恵まれた今回は対抗にまで印を上げておきたい。ロードカナロア産駒の勢い含めて要注目だろう。

▲ラブカンプー

ラブカンプー

ラブカンプー

牝馬

父馬:ショウナンカンプ
母馬:ラブハート
母父:マイネルラヴ
所属:森田直行厩舎(栗東)
生産:奥山博
馬主:増田陽一

通算成績:8戦2勝(2-4-0-2)
主な戦績:かささぎ賞など
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ここ2走の重賞で頭打ちになっている感じのラブカンプー。とは言え、距離が1400mギリギリの同馬にとってはさすがにマイル重賞は荷が重い。フィリーズレビューでは勝ち馬と0秒7差、4戦全連対の1200m戦に戻ればスピード全開で粘り込める可能性はまだ残されているだろう。

▲オジョーノキセキ

オジョーノキセキ

オジョーノキセキ

牝馬

父馬:キンシャサノキセキ
母馬:キャプテンガール
母父:キャプテンスティーヴ
所属:伊藤大士厩舎(美浦)
生産:シンボリ牧場
馬主:前原敏行

通算成績:7戦2勝(2-1-1-3)
主な戦績:若菜賞など
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前走のマーガレットステークスでは出遅れながらも上がり最速でアンフィトリテにあと一歩の所まで迫ったオジョーノキセキ。先行差しの脚質で安定感があり、キャリア7戦にして4着以下が無いのは特筆すべきか。案外、軸には打って付けのタイプかもしれない。

▲トゥラヴェスーラ

トゥラヴェスーラ

トゥラヴェスーラ

牡馬

父馬:ドリームジャーニー
母馬:ジャジャマーチャン
母父:アドマイヤコジーン
所属:高橋康之厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:吉田照哉

通算成績:5戦2勝(2-1-0-2)
主な戦績:3歳500万下など
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前走の3歳500万下の勝ちっぷりが非常に優秀だったトゥラヴェスーラ。良馬場の短距離戦ならまだ崩れておらず、平坦の京都コースも歓迎のクチ。スタートの上手い福永騎手が継続騎乗してくれるのは非常に心強い。発馬を決めてある程度前目のポジションに付けられればそのまま押し切りも。

▲ミッキーワイルド

ミッキーワイルド

ミッキーワイルド

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:ワイルドラズベリー
母父:ファルブラヴ
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:野田みづき

通算成績:3戦2勝(2-0-0-1)
主な戦績:3歳500万下など
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新馬戦を楽勝し短距離路線の将来を嘱望されたミッキーワイルド。続くクロッカスステークスでは敗戦を喫するも、立て直した500万下を勝利し軌道に乗って来ているのはさすがのひと言。厩舎、生産含めて先ずこの路線を引っ張って行く存在になるだろうし、そのキッカケが今回の葵ステークスか。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:96.6

オジョーノキセキ、アサクサゲンキ、タイセイプライド、ミッキーワイルド、タイセイプライド、アンヴァルあたりが上位もけして評価が高いわけではないので大混戦だろう。3歳スプリントだけにかわり身も多いとおもわれるので激走馬を狙っていっていいだろう。
                                            
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印  伴  結城 浜野清水 予想オッズ
1 ラブカンプー 牝3 54.0 和田 90.5 × 22.7
2 アサクサゲンキ 牡3 57.0 武豊 100.0 1.6
3 ゴールドクイーン 牝3 54.0 古川 94.0 × × 114.5
4 ペイシャルアス 牝3 54.0 国分恭 90.0 79.6
5 ウインジェルベーラ 牝3 54.0 松岡 90.0 375.6
6 レグルドール 牝3 54.0 高倉 91.0 100.3
7 セイウンクールガイ 牡3 56.0 国分優 90.0 273.7
8 オジョーノキセキ 牝3 54.0 松山 103.0 6.6
9 マドモアゼル 牝3 55.0 酒井 91.0 × 35.7
10 アンヴァル 牝3 54.0 藤岡康 96.0 4.4
11 ビリーバー 牝3 54.0 杉原 94.0 304.7
12 ウィズ 牡3 56.0 浜中 90.0 120.5
13 タイセイプライド 牡3 57.0 岩田 97.0 11.6
14 トゥラヴェスーラ 牡3 56.0 福永 97.0 33.5
15 ミッキーワイルド 牡3 56.0 北村友 97.0 × 10.9
16 アイアンクロー 牡3 56.0 池添 90.0 58.7


危険な人気馬 アンヴァル(想定2人気)

上位3頭の中で前走大敗からの巻き返しとなるのがアンヴァル。実力自体は認めるものの、牝馬だけに一度調子を崩してそこからしっかりと立て直せるかはメンタルの問題だけに走らせてみないと分からない。状態は良くてもレースで案外という可能性は考えておかないといけないだろう。

穴馬予想 トゥラヴェスーラ(想定7人気)

想定段階だが、何がここまで人気していないのかちょっと不可解なトゥラヴェスーラ。前走の内容、騎手、育成環境含めて本来なら上位人気になっておかなければいけない1頭だ。さすがに当日はもう少し人気するだろうが、もしこのままの通りなら積極的に狙って行っても良い。

編集部の見解

今年からの初重賞となる葵ステークス。唯一重賞を制している◎アサクサゲンキから。平坦の京都コースならこの馬のスピード能力で押しきれる。(伴)
本命アサクサゲンキ。実績上位で得意のスプリント戦なら主役は譲れない。対抗アンヴァル。こちらも1200mなら本命と互角。斤量面で逆転も。単穴にオジョーノキセキとミッキーワイルド。(結城)
メンバー唯一の重賞ウイナー、◎アサクサゲンキのスプリント能力がここでは一枚上。タワーオブロンドンと0.4差の京王杯は特に評価できる。〇アンヴァルは成績をみれば一目瞭然のスプリンター。1200mに戻って見直し。▲トゥラヴェスーラは前走が楽勝だったように1200ならばここでも通用。1200mでのオープンを勝っていて対戦比較から上位になるタイセイプライド△。(浜野)
休み明け3走目で直線平坦コースに変わるアンヴァルに期待します。前走GⅠ大敗からの巻き返しは大いにあり得ると思います。京都になると粘れるマドモアゼル共々期待。(清水)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部