2017年9月12日 更新

海外遠征 2017年 まとめ

2017年の日本調教馬による海外遠征でのレース成績まとめです。日本競馬の質が向上し、今では外国のGⅠを普通に勝利するまでのレベルに至りました。1年間のJRA所属馬達の奮闘を追って行きます。どうぞお楽しみ下さい。

595

ゴドルフィンマイル

2017年03月25日 ゴドルフィンマイル ダート1600m メイダン競馬場

5着:カフジテイク 牡5歳 57kg (福永祐一)

レースタイム=1:35.62

レース回顧

大外枠発送となったカフジテイク。いつも通り発馬がひと息で最後方からの追走となったが、やはり海外のダートは前もなかなか止まらない。直線に入り先に抜け出したシャープアズテカを先行していたセカンドサマーとロスが襲い掛かり、この3頭が後続を大きく突き放す。後方ままのカフジテイクも最後は鋭い末脚を披露するが時既に遅く5着入線が精一杯。最後はセカンドサマーが壮絶な叩き合いを制して優勝した。

UAEダービー

2017年03月25日 UAEダービー ダート1900m メイダン競馬場

2着:エピカリス 牡3歳 55kg (C.ルメール)

12着:アディラート 牡3歳 55kg (武豊)
 
レースタイム=1:57.76

レース回顧

日本馬はエピカリスとアディラートの2頭が出走。アディラートがハナを切ると予想されたが、好スタートを切ったエピカリスがそのまま逃げる意外なレース展開となった。それでもペース的に楽な競馬でエピカリスが主導権を握る。追走するアディラートも必死に食い下がるが4コーナー付近で脱落。直線に入り番手のサンダースノーとの一騎打ちとなるが、長い長い叩き合いの末ゴール直前でサンダースノーがハナ差かわしてUAEダービーを制覇。エピカリスは惜しい2着となった。アディラートは沈んで12着敗退。

ドバイゴールデンシャヒーン

2017年03月25日 ドバイゴールデンシャヒーン ダート1200m メイダン競馬場

11着:ディオスコリダー 牡3歳 56kg (S.フォーリー)

レースタイム=1:10.91

レース回顧

日本からは3歳のディオスコリダーが挑戦。しかし、絶対的なスピード値が不足していた同馬にとっては道中追走する事で必死の様子だ。中団から直線に入っても伸びる事は無くそのまま流れ込んでの11着敗退。勝ったのは後方から大外を回して豪快に差し切ったマインドユアビスケッツ。何とも鮮やかな追い込みだった。日本でもなかなか厳しい古馬との対戦を世界の舞台でやると言うのは良い経験になったのではないだろうか。

ドバイターフ

2017年03月25日 ドバイターフ 芝1800m メイダン競馬場

1着:ヴィブロス 牝4歳 55kg (J.モレイラ)

レースタイム=1:50.25

レース回顧

今年は秋華賞馬のヴィブロスが参戦した。道中はやや後手に回るも作戦も込みで後方インを追走。直線に入って番手から抜け出しを図ったリブチェスターにエシェムが馬体を併せ2頭のマッチレースになるかと思われたが、ゴール前で突如姿を現せたヴィブロスが2頭をまとめて差し切り嬉しい海外GⅠ制覇。オーナーの佐々木主浩氏の強運もあるが、何よりモレイラ騎手の巧みなエスコートが光った1戦だった。

ドバイシーマクラシック

2017年03月25日 ドバイシーマクラシック 芝2410m メイダン競馬場

6着:サウンズオブアース 牡6歳 57kg (C.ルメール)

レースタイム=2:32.39

レース回顧

サウンズオブアースが参戦したドバイシーマクラシック。戦前では昨年の覇者ポストポンドとヨーロッパの強豪ハイランドリールによる一騎打ちの予想だった。レースもその2頭が馬群を牽引し直線に入るも、逃げたハイランドリールは早くも脱落しポストポンドも伸びに精彩を欠く。代わりに突き抜けたのが3番人気のジャックホブスだった。力強い脚取りで2着セブンスヘブンに2馬身以上引き離す圧勝でビッグタイトルを獲得。期待されたサウンズオブアースは6着に敗退した。

ドバイワールドカップ

2017年03月25日 ドバイワールドカップ ダート2000m メイダン競馬場

5着:アウォーディー 牡7 57kg (武豊)

8着:ラニ 牡4 57kg (R.ムーア)
9着:アポロケンタッキー 牡5 57kg (内田博幸)

14着:ゴールドドリーム 牡4 57kg (J.モレイラ)

レースタイム=2:02.23

レース回顧

日本のダート界でも名だたる強豪が4頭も出走したドバイワールドカップ。しかし、そのいずれもが全く太刀打ち出来ない世界最強馬のアロゲートがまたも怪物ぶりを発揮した。スタートで出遅れた上に両端から挟まれて最後方追走となった道中。前を行くライバルのガンランナーがマイペースで進み展開的にも絶体絶命の不利となるも、徐々に押し上げて4コーナーではいつの間にか射程圏内に。後は直線軽く流して突き放すと、単勝1.2倍の圧倒的支持に応える完勝で世界一の座を欲しいままにした。これで獲得賞金額もテイエムオペラオーを抜いて堂々の歴代No.1となった。

クイーンエリザベス2世カップ

2017年04月30日 クイーンエリザベス2世カップ 芝2000m シャティン競馬場

1着:ネオリアリズム 牡6歳 57kg (J.モレイラ)

レースタイム:2:04.59(良)

レース回顧

スタートでやや後手を踏んだネオリアリズムは後方からの競馬。ザユナイテッドステイツが果敢に先頭へ立つもペースはかなりのスローペースとなり馬群が凝縮される形で進む。道中クビを上げる様にして行きたがる面を見せていたネオリアリズムが痺れを切らし、3コーナー付近で一気に先頭へ立つと各馬も合わせてペースアップ。隊列はそのままで直線コースへ入り、ネオリアリズムの脚色は衰えずリードをキープしたままゴール前へ。最後大外から追い込んだパキスタンスターの追撃をクビ差振り切って初のGⅠタイトルを獲得。さすが“マジックマン”の異名を持つモレイラ騎手の好騎乗が光った1戦だった。

コリアスプリント

2017年09月10日 コリアスプリント ダート1200m ソウル競馬場

1着:グレイスフルリープ 牡7歳 56kg (武豊)

レースタイム:1:10.7(良)

レース回顧

スタートを決めたグレイスフルリープは、大外から勢い良くハナに立ったペルディドポメロイの番手を追走。ほぼ先頭を併走する形で直線へ入ると、そのままスピードの違いで抜け出し独走態勢へ。最後は外から追い込んだ昨年の韓国3冠馬パワーブレイドを余裕たっぷりに退け、念願のタイトルを獲得。武豊騎手の巧みな騎乗もあり、見事な走りで韓国GⅠを制した。

コリアカップ

2017年09月10日 コリアカップ ダート1800m ソウル競馬場

1着:ロンドンタウン 牡4歳 57kg (岩田康誠)
2着:クリソライト 牡7歳 57kg (武豊)

レースタイム:1:50.7(良)

レース回顧

大外枠から好スタートをきったロンドンタウンが先頭へ。前年度覇者クリソライトがそれを見る形で追走し、離れた3番手以降に地元勢が続く。しかし、4コーナー付近で日本馬のスピードが違い過ぎ2頭のマッチレースとなる。楽なペースで進められたロンドンタウンがクリソライトの追撃を振り切って、前走エルムステークスに続く連勝を達成。嬉しいGⅠタイトル獲得となった。3着馬パパショットには実に約20馬身差を付ける圧勝劇。

フォワ賞

2017年09月10日 フォワ賞 芝2400m シャンティイ競馬場

4着:サトノダイヤモンド 牡4歳 58kg (C.ルメール)

6着:サトノノブレス 牡7歳 58kg (川田将雅)

レースタイム:2:35.86(重)

レース回顧

6頭立ての少頭数で行われた今年のフォワ賞。何と言っても注目はサトノダイヤモンドの走りだった。今回はサトノノブレスをラビット役に帯同させ、よりレースがしやすい様にチーム“サトノ”を組んで凱旋門賞の予行演習のつもりだった。見立て通り、サトノノブレスがハナに立って番手にサトノダイヤモンドが追走。直線コースまで何ら問題なく進めてはいたが、最後のストレートでサトノダイヤモンドが全く伸びない。重馬場に気を取られたのかいつもの躍動感あるフォームが見られず、他馬にかわされ4着に敗退してしまった。勝ったのはドイツのGⅠ馬チンギスシークレット。本番に向けて一気に暗雲が立ち込める結果となった。
40 件

関連する記事

現役最強馬のランキング【2017最新】

現役最強馬のランキング【2017最新】

現役のJRA及び各地方所属の日本調教馬の2017年レーティングを毎週更新しております!競馬ニュース.tv独自の指数を元にレーティング化、予想の参考または、JRA発表のものとの比較などお好きにご確認下さいませ。
 48,668
海外遠征 2016年 まとめ

海外遠征 2016年 まとめ

2016年の日本調教馬による海外遠征でのレース成績をまとめてみました。
 7,222
キタサンブラック他、日本調教馬の5頭が凱旋門賞に登録

キタサンブラック他、日本調教馬の5頭が凱旋門賞に登録

2017年10月1日(日)、フランスのシャンティイ競馬場で行われる凱旋門賞にキタサンブラックなど日本調教馬から5頭の登録がありました。各馬の血統・成績を参考に勝機や遠征のプラン等について検証して行きたいと思います。
 817
ドバイターフ出走のヴィブロスが福永からモレイラに騎乗変更!!

ドバイターフ出走のヴィブロスが福永からモレイラに騎乗変更!!

3月末のドバイターフに出走を予定しているヴィブロスの鞍上がJ.モレイラ騎手に決定した。当初、主戦の福永祐一騎手で参戦する情報が流れていたが、直前になって異例の騎乗変更…この動きにネット上では様々な憶測が飛び交っている。
 1,187
【的中結果】2017年フェブラリーSはゴールドドリームが金メダル獲得!!

【的中結果】2017年フェブラリーSはゴールドドリームが金メダル獲得!!

19日に行われたフェブラリーSはゴールドドリームが4歳にして砂の頂点へ。中団から差し切る王道の競馬で世代交代を印象付けた。2着には古豪ベストウォーリア、3着に1番人気カフジテイクが入線。
 263

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部