2017年11月20日 更新

2018年の牡馬クラシックへの道|ダービー候補を探せ!

2018年牡馬クラシック戦線に向け、オープン以上のレースを中心に有力馬をピックアップ。各レースの動画を参考に上位入線馬の寸評をお届け致します。今後の馬券展望にもお役立て下さい。尚、内容は随時更新予定となっております。

14,209

日本ダービー2018の予想 有力馬の候補

◎ヘンリーバローズ

ヘンリーバローズ

ヘンリーバローズ

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シルヴァースカヤ
母父:Silver Hawk
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:猪熊広次

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:2歳未勝利
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ワグネリアンと共にハイレベルな新馬戦でこちらも32秒8の上がりを叩き出したヘンリーバローズ。負けはしたものの、先に前を潰しに行く競馬をした点も考えればこちらの方が強い可能性も十分。全兄は幻のダービー馬シルバーステートだけにその無念を弟が晴らす。次の未勝利戦を持ったままの大楽勝で勝ち上がり、やはりクラシック戦線の主役候補に踊り出た。

◯ワグネリアン

ワグネリアン

ワグネリアン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:野路菊ステークスなど
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新馬戦でヘンリーバローズと競り合い、古馬を含む中京競馬場で史上最速の上がり32秒6という驚異的な末脚を披露したワグネリアン。続く野路菊ステークスでも重馬場を最後方追走から、こちらも軽々と差し切って上がり33秒フラットとキレ味は世代随一の1頭だ。現状、不安な点は何もなく少し早いがダービー馬に有力候補として挙げておきたい。

▲フラットレー

フラットレー

フラットレー

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:リッチダンサー
母父:Halling
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:2歳新馬
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福島の新馬戦ではほとんど調教代わりの走りで大楽勝を飾ったフラットレー。そのレース内容は間違いなく重賞級のポテンシャルを感じられるパフォーマンスだった。しかし、期待された2走目のアイビーステークスでは馬場に泣かされて馬券圏外に惨敗。やや評価を落とすものの、良馬場での巻き返し含めて以前有力候補には変わりない。

▲レイエンダ

レイエンダ

レイエンダ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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新馬戦では持ったままの手応えで悠々と抜け出し、一瞬にして後続を突き放した内容は圧巻のひと言。デビュー戦の内容だけなら、偉大なる兄レイデオロよりもパフォーマンスが高かったのではないだろうか。期待されたその後だったが、無念の骨折で戦線離脱。しかし、来年春には間に合う算段で戻りが早ければまだクラシックは捨てられない。

△シルヴァンシャー

シルヴァンシャー

シルヴァンシャー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:アゼリ
母父:Jade Hunter
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:2歳新馬戦
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新馬戦で大きく出遅れながらも、道中で一気に捲ってラストまで持続的な脚を使い差し切って見せたシルヴァンシャー。まともに走っていれば大楽勝だった点を鑑みても、能力は他の有力馬に劣らぬ素質の持ち主だろう。アメリカでGⅠを11勝した名牝アゼリが遂に大物を輩出か。次走の百日草特別ではあえなく4着に敗退している。

×ジナンボー

ジナンボー

ジナンボー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:アパパネ
母父:キングカメハメハ
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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父母3冠馬同士を掛け合わせた至極の配合ジナンボー。6月東京開催の新馬戦を楽勝し一旦休養に入って成長を促している。レースぶりは凄みこそ無いものの、かなり優等生的な走りを見せて完勝。今後の伸びシロを考えれば十分過ぎる程の初戦だったと言え、復帰戦のパワーアップした姿が楽しみである。

×スーパーフェザー

スーパーフェザー

スーパーフェザー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:オーサムフェザー
母父:Awesome of Course
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:KTレーシング

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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2億6000万円の高額取り引きをされたスーパーフェザー。その額に違わぬパフォーマンスで新馬戦を圧勝し、一躍クラシックの有力馬に躍り出た。稍重馬場ながら直線の瞬発力はかなりのものを感じさせ、良馬場で更なる走りを期待したい1頭。距離は2400mがギリギリとなりそうだが、折り合いに難が無さそうで春のシーズンは問題ないだろう。

×ダノンプレミアム

ダノンプレミアム

ダノンプレミアム

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:インディアナギャル
母父:Intikhab
所属:中内田充正厩舎(栗東)
生産:ケイアイファーム
馬主:ダノックス

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:サウジアラビアロイヤルカップなど
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阪神開催の新馬戦で最も印象的な勝利を飾ったダノンプレミアム。時期的にも強豪が揃った1戦で1頭だけ違う競馬を見せての圧勝だった。道中番手を追走し直線では馬場の真ん中を突き抜けての4馬身差V。続くサウジアラビアロイヤルカップでは同様の内容でレコード勝ちと、かなりの大物ぶりを発揮している。距離延長さえクリア出来ればタイトル戴冠も十分な素材だ。

×ゴーフォザサミット

ゴーフォザサミット

ゴーフォザサミット

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ラグジャリー
母父:Storm Cat
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:矢野牧場
馬主:山本英俊

通算成績:3戦2勝(2-0-0-1)
主な戦績:百日草特別など
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未勝利を快勝後、続く百日草特別でもキレキレの末脚を披露して連勝を飾ったゴーフォザサミット。ショウナンマイティの弟よろしく非常に綺麗なフットワークで走る良血馬である。ハーツクライ産駒だけに距離が伸びてこその1頭で、如何にも日本ダービーで伏兵人気してそうなタイプだ。が、現状でも完成の域に達しており2歳戦から十分活躍可能だ。

☆グレートウォリアー

グレートウォリアー

グレートウォリアー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:プラウドスペル
母父:Proud Citizen
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング
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サンデーレーシングで1億5000万円の高額募集馬グレートウォリアー。母はケンタッキーオークスを勝ちアメリカの最優秀3歳牝馬にも輝いたプラウドスペルで、注目の2番仔にあたる。とにかく動いた時のバネが凄いとの事で500kgを超える体を全く重く見せない走りなのだとか。育成も順調で夏デビューも可能なのだが、管理する藤原英昭調教師が『もったいないから秋にしよう』というイレ込み具合で、是が非でもクラシックの王道路線を歩ませたいのだろう。

☆サトノエターナル

サトノエターナル

サトノエターナル

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ソーメニーウェイズ
母父:Sightseeing
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:里見治

通算成績:1戦0勝(0-1-0-0)
主な戦績:特になし
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母は米GⅠ馬でその初仔。産駒の出来自体、いきなりの大物候補と呼ばれる程に見栄えも良し。里見オーナー、池江泰寿調教師が共に今年の一番馬と豪語しているだけに先ず走って来ると見られる。勢い的には現在、日本で最も調子付いている馬主だけに立て続けにクラシック馬を所有する流れはあるだろう。新馬戦は能力を持て余す様な走りで2着に敗退した。

☆オブセッション

オブセッション

オブセッション

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:パーシステントリー
母父:Smoke Glacken
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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シルクレーシングで1億円の高額募集をかけられたオブセッション。ノーザンファーム副代表の吉田俊介氏もとあるPOG取材において、ダービー馬を意識する馬の中で本馬をいの一番に挙げていた程だ。全姉に現役で2勝しているパーシーズベストがいる血統で走る下地は十分に揃っている。春段階で既に520kg前後もの馬格を誇り、近年の走るディープインパクト産駒にいずれも大型馬が多いのは嬉しい後押しとなるだろう。ダービートレーナとなった藤沢和雄厩舎も強調材料。

☆カザン

カザン

カザン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シャンパンドーロ
母父:Medaglia d'Oro
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:キーファーズ
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2016年セレクトセールで2億超えの高額取り引きをされたカザン。近親に米クラシックホースのルーラーオンザアイスがいる血統馬で、管理する池江泰寿調教師も『サトノダイヤモンドみたい』と評価している程。馬主がキーファーズだけに鞍上は武豊騎手で確定だろう。

日本ダービー2018の出馬表

                          
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 道永 田中 大川結城 予想オッズ
-- オブセッション 牡2 57.0 Cルメ ---- ----
-- カザン 牡2 57.0 未定 ---- ----
-- グレートウォリアー 牡2 57.0 未定 ---- × ----
-- ゴーフォザサミット 牡2 57.0 シュミ ---- × × × ----
-- サトノエターナル 牡2 57.0 Cルメ ---- × ----
-- ジナンボー 牡2 57.0 Mデム ---- × × × ----
-- シルヴァンシャー 牡2 57.0 Mデム ---- ----
-- ステルヴィオ 牡2 57.0 Cルメ ---- ----
-- ジャンダルム 牡2 57.0 アッゼ ---- × ----
-- ステルヴィオ 牡2 57.0 Cルメ ---- ----
-- スーパーフェザー 牡2 57.0 Mデム ---- × × ----
-- タイムフライヤー 牡2 57.0 Cデム ---- ----
-- タニノフランケル 牡2 57.0 福永 ---- × ----
-- ダノンプレミアム 牡2 57.0 川田 ---- × × ----
-- フラットレー 牡2 57.0 Cルメ ---- × ----
-- ヘンリーバローズ 牡2 57.0 Mデム ---- ----
-- ルーカス 牡2 57.0 Cルメ ---- × ----
-- レイエンダ 牡2 57.0 Cルメ ---- ----
-- ワグネリアン 牡2 57.0 福永 ---- ----
※実際の出馬表とは異なります。

日本ダービー2018の参考レース

2歳新馬 

2017年06月11日 新馬戦 芝1800m 東京競馬場

1着:ジナンボー 牡2 (M.デムーロ)
2着:ダンシングチコ 牡2 (丸田)
3着:ジェネラルシップ 牡2 (田辺裕信)

レースタイム:1:49.9(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
日本ダービーが終わって早々の新馬戦で、超良血馬が鮮烈デビュー。道中は番手追走で、4コーナーでは押し出される様にして先頭へ。そこから軽く仕掛けられると後続を寄せ付けない走りで楽々と勝利。まだまだフォームも血統的にも伸びシロを感じさせる内容でどこまで偉大な両親に近付く事が出来るか楽しみである。

2歳新馬

2017年06月25日 2歳新馬 芝1800m 阪神競馬場

1着:ダノンプレミアム 牡2 (川田将雅)
2着:スプリングスマイル 牡2 (武豊)
3着:ウインルーカス 牡2 (和田竜二)

レースタイム:1:48.7(稍重)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
ジナンボーと同じく早期新馬戦で阪神の中では飛び抜けた印象を残したのがダノンプレミアム。走り自体に大物感があり、且つこの時期の初戦を稍重で1800m48秒台の走破時計はなかなかのもの。実際、ここで5~6着に敗退しているシュヴァルツボンバーとシエラネバダが次走で強い勝ち方をしている点からもレース自体のレベルはかなり高い。

2歳新馬

2017年07月16日 2歳新馬 芝2000m 中京競馬場

1着:ワグネリアン 牡2 (福永祐一)
2着:ヘンリーバローズ 牡2 (川田将雅)
3着:スヴァルナ 牡2 (M.デムーロ)

レースタイム:2:04.7(良)
レース上がり3ハロン:32.8
勝ち馬上がり3ハロン:32.6
もはや現時点で『伝説の新馬戦』と呼んでも過言ではないハイレベルな1戦。道中を中団で進めたヘンリーバローズにそれをマークしたワグネリアン。この2頭が直線で爆発的に伸び激しい叩き合いとなるも、最後は外から勢いが勝ったワグネリアンが勝利。上がり32秒6は中京競馬場では過去最速となる数字で、ヘンリーバローズ自体も32秒8を計時しておりこの2頭は相当な器と言える。

2歳新馬

2017年07月30日 2歳新馬 芝1800m 札幌競馬場

1着:レイエンダ 牡2 (C.ルメール)
2着:ラソワドール 牝2 (福永祐一)
3着:ハルキスター 牡2 (藤岡佑介)

レースタイム:1:51.4(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
道中最後方から追走のレイエンダ。4コーナーで大外を一気に上がって行き、直線コース入り口では前を射程圏に。そこから軽く追われるとグンと伸びる脚を見せ、終わって見れば最後は流す程度で楽勝の白星スタート。将来を有望されたが、レース後に骨折が判明。来年春に間に合うかは不明だが、陣営はまだクラシックを諦めていない。

コスモス賞 OP

2017年08月12日 コスモス賞 芝1800m 札幌競馬場

1着:ステルヴィオ 牡2 (C.ルメール)
2着:[地]ミスマンマミーア 牝2 (井上俊)
3着:[地]ハッピーグリン 牡2 (服部茂史)

レースタイム:1:51.3(重)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.8
ロードカナロア産駒のステルヴィオが新馬戦に続き2連勝。道中は中団に待機してじっくりと脚を溜め、一気にペースが上がった4コーナーで動き出すセンスの高い走り。直線では先に抜け出したハッピーグリンを軽く差し切って最後まで伸び続けた。血統的な距離不安が囁かれたが、この内容なら少なくとも2000mまでは対応可能だろう。

2歳新馬

2017年08月13日 2歳新馬 芝1800m 札幌競馬場

1着:フラットレー 牡2 (C.ルメール)
2着:マツカゼ 牡2 (幸英明)
3着:ラティーノヒート 牡2 (三浦皇成)

レースタイム:1:52.3(稍重)
レース上がり3ハロン:36.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.9
スタートから後方に下げてゆっくりと追走したフラットレー。4コーナーではエンジンの違いを見せて馬なりで捲り、直線コース入り口では既に先頭へ。そこから軽くしごかれただけでグンと伸び一気に後続を突き放す圧勝劇を飾った。本気で走った際の潜在能力は計り知れず、今後の伸びシロ含めてクラシックの有力候補だろう。

新潟2歳ステークス GⅢ

2017年08月27日 新潟2歳ステークス 芝1600m 新潟競馬場

1着:フロンティア 牡2 (岩田康誠)
2着:コーディエライト 牝2 (津村明秀)
3着:テンクウ 牡2 (北村宏司)

レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:33.0
勝ち馬上がり3ハロン:32.9
ゴールデンサッシュ一族出身のフロンティア。新馬戦を楽逃げした後、新潟2歳ステークスでは番手から抜け出して完勝の2連勝を達成。馬体重よりも大きく見せる走りはまさに大物感たっぷりだ。時計も一気に短縮する辺り、元々の潜在能力が高いのだろう。しかし、ダイワメジャー産駒で2000m以上のタイトルを獲得した馬はまだ1頭もおらず、クラシック戦線へ乗るには先ずそのジンクスと戦わなければならない。3着テンクウまでは重賞で戦えるクラスだろう。

2歳新馬

2017年09月10日 2歳新馬 芝2000m 阪神競馬場

1着:シルヴァンシャー 牡2 (M.デムーロ)
2着:ムーンレイカー 牡2 (池添謙一)
3着:ケイティクレバー 牡2 (小林徹弥)

レースタイム:2:04.1(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
発馬で大きく立ち遅れたシルヴァンシャー。しかし、焦る事なく最後方追走からジワジワと差を詰めるデムーロ騎手の判断がお見事だった。4コーナーにかけて一気に進出し直線コースへ。そこからゴールまで脚色を鈍らせる事無く、2着ムーンレイカーを鮮やかに差し切って白星を飾った。新馬戦の内容としては、ワグネリアンのレースに次いでインパクトが強い1戦。

野路菊ステークス OP

2017年09月16日 野路菊ステークス 芝1800m 阪神競馬場

1着:ワグネリアン 牡2 (福永祐一)
2着:ディロス 牡2 (C.ルメール)
3着:シンデレラメイク 牡2 (中谷雄太)

レースタイム:1:49.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
ワグネリアンの第2戦目。あいにくの降雨で重馬場発表となったが、同馬にとってはお構いなし。道中は後方から前を見る形で進め、最後の直線でその自慢の末脚を一気に爆発。終わってみれば2着に2馬身半差をつける完勝で、上がりは何と33秒フラットを叩き出した。これはもはや本物の域だろう。

2歳未勝利

2017年09月18日 2歳未勝利 芝2000m 阪神競馬場

1着:タニノフランケル 牡2 (福永祐一)
2着:ウォーターパルフェ 牡2 (酒井学)
3着:ゼットジガンテ 牡2 (鮫島良太)

レースタイム:2:04.7(重)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
新馬戦で惜しくも2着に敗れたタニノフランケル。大型馬で叩いた上積みも大きく、折り返しの未勝利戦では他馬と格の違いを見せ付ける楽勝で1勝目を飾った。何よりその大きな馬体から繰り出される雄大なフットワークが魅力。血統的な下地を考えても大舞台でこそ、より力を発揮するタイプだろう。

芙蓉ステークス OP

2017年09月24日 芙蓉ステークス 芝2000m 中山競馬場

1着:サンリヴァル 牡2 (田辺裕信)
2着:ファストアプローチ 牡2 (蛯名正義)
3着:スターフィールド 牡2 (大野拓弥)

レースタイム:2:03.6(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
新馬から連勝を決めたサンリヴァル。ルーラーシップに祖母ウメノファイバーと、母父のラインでGⅠ馬が並ぶ底力のある血統構成は魅力だ。しかし、レース内容としてはかなりレベルが低く、単純ん超スローペースからのコーナー通貨順に決着という内容。同馬自身の能力を測れるものは一切なく、次走の恐らく重賞レースでその真価が問われる事となる。2着ファストアプローチも前走の札幌2歳ステークスに続く好走で一定の実力を示している。

2歳未勝利

2017年09月30日 2歳未勝利 芝1800m 阪神競馬場

1着:ヘンリーバローズ 牡2 (M.デムーロ)
2着:ショウナンマリブ 牡2 (池添謙一)
3着:プルンクザール 牡2 (浜中俊)

レースタイム:1:47.5(良)
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
ワグネリアンに惜敗した新馬戦からしっかりと間隔を空けて挑んだ未勝利戦。スタートから引っ張りきりの手応えでハナに立つと、直線でも全く追わずの大楽勝。それでいてタイム、上がりとかなりの数字を叩き出しており益々パワーアップした印象だ。ワグネリアンよりも将来性は高い。間違いなくダービーに名を連ねる1頭だろう。

サウジアラビアロイヤルカップ GⅢ

2017年10月07日 サウジアラビアロイヤルカップ 芝1600m 東京競馬場

1着:ダノンプレミアム 牡2 (川田将雅)
2着:ステルヴィオ 牡2 (C.ルメール)
3着:カーボナード 牡2 (岩田康誠)

レースタイム:1:33.0(良)※レコード
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
新馬戦を楽勝したダノンプレミアムがここも他馬を寄せ付けない走りで圧勝。番手追走から直線早め抜け出し、そのまま後続を引き離してレコード勝ちと全く文句の無いパフォーマンスで初重賞制覇を達成した。折り合い、馬体、気性面などを見ても注文の付け所が見当たらず、一気にクラシックへの最有力候補へと名乗りを上げた。2着ステルヴィオも大外枠から不利な競馬で最後は目の覚める様な伸び。上位2頭は今後、牡馬戦線に残って来るだろう。

2歳新馬

2017年10月28日 2歳新馬 芝1800m 京都競馬場

1着:スーパーフェザー 牡2 (M.デムーロ)
2着:レッドヴェイロン 牡2 (武豊)
3着:アドベントサンデー 牡2 (松山弘平)

レースタイム:1:50.6(稍重)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.2
2億6000万円馬のレッドヴェイロンがデビュー戦を鮮烈な差し切りで勝利。スタートはひと息だったが、道中無駄な動きも見せずに中団を追走。4コーナーで徐々に上がって行くと、最後の直線では先に出し抜けを図ったレッドヴェイロンをあっさりとかわして楽々とゴールイン。新馬で稍重馬場を経験出来たのは非常に大きい。次走は良馬場でのキレ味をとくと拝見したい。

萩ステークス OP

2017年10月28日 萩ステークス 芝1800m 京都競馬場

1着:タイムフライヤー 牡2 (C.デムーロ)
2着:オーデットエール 牡2 (川田将雅)
3着:リュクスポケット 牡2 (武豊)

レースタイム:1:49.7(重)
レース上がり3ハロン:37.2
勝ち馬上がり3ハロン:36.1
少頭数での争いとなった1戦。重馬場で各馬の適性が問われるレースとなったが、その中でも際立った末脚を披露したタイムフライヤーが後続に4馬身差を付ける圧勝。道中は後方待機でじっくりと脚を溜め、直線大外へ回すと一気に爆発、あっという間に前の馬を差し切る内容に場内もどよめいた。“ハーツクライ×ブライアンズタイム”というタフで豊富なスタミナが売りの配合だが、キレも兼備した総合的にレベルの高い1頭だろう。

百日草特別

2017年11月05日 百日草特別 芝1800m 東京競馬場

1着:ゴーフォザサミット 牡2 (V.シュミノー)
2着:ナスノシンフォニー 牡2 (吉田隼人)
3着:ディロス 牡2 (戸崎圭太)

レースタイム:2:00.9(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
少頭数で行われた百日草特別。ペースも完全に落ち着き途中からハナを奪ったディロスの独壇場かと思われたが、直線コースで中団から鋭く追い込んだゴーフォザサミットが鮮やかな差し切り勝ち。フットワークを見ても体幹のしっかりした非常に好印象な走り。さすがショウナンマイティの下というだけあって、良血馬のDNAは脈々と受け継がれている様だ。ハーツクライ産駒だけに日本ダービーが最大目標となるだろう。

デイリー杯2歳ステークス

2017年11月11日 デイリー杯2歳ステークス 芝1600m 京都競馬場

1着:ジャンダルム 牡2 (A.アッゼニ)
2着:カツジ 牡2 (松山弘平)
3着:ケイアイノーテック 牡2 (川田将雅)

レースタイム:1:36.3(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
新馬戦勝利後、いきなりの重賞挑戦で結果を出したジャンダルム。中団追走から直線、前を行くカツジを並ぶ間もなく差し切った辺りはさすがの良血馬と言ったところだ。距離適性は完全にマイル前後だろうが、気性が素直で折合いがつきやすい事からも2000mまでの距離延長は対応可能だ。そういう意味では皐月賞までのレースは十分楽しめる筈。今後の伸びシロに注目の1頭だ。

日本ダービー2018の展望まとめ

結局の所、2017年のクラシックも牡牝6戦中5戦が社台グループ生産の馬による勝利だった。特に牡馬戦線は全てノーザンファーム生産馬という事になり、2018年のクラシック戦線も同出身の馬を中心に回って行く事になるだろう。

9月末時点での仮予想を見ても、上位はほぼノーザンファーム生産馬。“社台の運動会”となりつつあるクラシックの青写真を、鮮やかに破り捨てる様な個人生産の活躍馬を期待したい。

また新たな情報が入り次第、随時有力馬の追加をして行く予定なのでどうぞお楽しみに。
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ワグネリアンが東スポ杯2歳Sを最速の脚で差し切り重賞制覇

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圧倒的人気のワグネリアンが、道中後方から4コーナーで進出。直線外に出すと抜群の反応で先頭に立ち、坂を駆け上がってからはターフビジョンを確認しながら追う余裕の競馬だった。これでクラシック最有力候補が確定、次は弥生賞だ。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部