2017年9月11日 更新

2018年の牡馬クラシックへの道|ダービー候補を探せ!

2018年牡馬クラシック戦線に向け、オープン以上のレースを中心に有力馬をピックアップ。各レースの動画を参考に上位入線馬の寸評をお届け致します。今後の馬券展望にもお役立て下さい。尚、内容は随時更新予定となっております。

10,131

函館2歳ステークス GⅢ

2017年07月23日 函館2歳ステークス 芝1200m 函館競馬場

1着:カシアス 牡2 (浜中俊)
2着:ウインジェルベーラ 牝2 (丹内祐次)
3着:アリア 牝2 (丸山元気)

レースタイム:1:10.0(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.8

1着:カシアス

新馬戦敗退後、未勝利と函館2歳ステークスを連勝し世代初の重賞馬となったカシアス。何と言っても魅力はそのセンスの高さと安定感だろう。どんな競馬でも対応出来る反応の良さは持って生まれたものか。父がキンシャサノキセキという事もあり、距離適性はマイルまでが限界。クラシックというよりはNHKマイルカップが最大目標となるのは間違いないが、2歳戦でとことん稼いでおきたい1頭だ。

ダリア賞 OP

2017年08月05日 ダリア賞 芝1400m 新潟競馬場

1着:タイセイプライド 牡2 (M.デムーロ)
2着:シャインカメリア 牝2 (吉田豊)
3着:ニシノベースマン 牡2 (戸崎圭太)

レースタイム:1:22.4(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.7

1着:タイセイプライド

新馬戦圧勝後に臨んだ第2戦ダリア賞も難なく楽勝し無傷の2連勝を達成。同馬の持ち味は何と言ってもその類まれなスピード力だろう。血統的にも正直クラシックは難しいだろうが、マイルまでなら許容範囲内か。来年春の最大目標はNHKマイルカップとなる。いずれにせよ、それまでに重賞1勝以上はしておきたい。

コスモス賞 OP

2017年08月12日 コスモス賞 芝1800m 札幌競馬場

1着:ステルヴィオ 牡2 (C.ルメール)
2着:[地]ミスマンマミーア 牝2 (井上俊)
3着:[地]ハッピーグリン 牡2 (服部茂史)

レースタイム:1:51.3(重)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.8

1着:ステルヴィオ

ロードカナロア産駒のステルヴィオが新馬戦に続き2連勝。道中は中団に待機してじっくりと脚を溜め、一気にペースが上がった4コーナーで動き出すセンスの高い走り。直線では先に抜け出したハッピーグリンを軽く差し切って最後まで伸び続けた。血統的な距離不安が囁かれたが、この内容なら少なくとも2000mまでは対応可能だろう。

新潟2歳ステークス GⅢ

2017年08月27日 新潟2歳ステークス 芝1600m 新潟競馬場

1着:フロンティア 牡2 (岩田康誠)
2着:コーディエライト 牝2 (津村明秀)
3着:テンクウ 牡2 (北村宏司)

レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:33.0
勝ち馬上がり3ハロン:32.9

1着:フロンティア

ゴールデンサッシュ一族出身のフロンティア。新馬戦を楽逃げした後、新潟2歳ステークスでは番手から抜け出して完勝の2連勝を達成。馬体重よりも大きく見せる走りはまさに大物感たっぷりだ。時計も一気に短縮する辺り、元々の潜在能力が高いのだろう。しかし、ダイワメジャー産駒で2000m以上のタイトルを獲得した馬はまだ1頭もおらず、クラシック戦線へ乗るには先ずそのジンクスと戦わなければならない。

小倉2歳ステークス GⅢ

2017年09月03日 小倉2歳ステークス 芝1200m 小倉競馬場

1着:アサクサゲンキ 牡2 (武豊)
2着:アイアンクロー 牡2 (浜中俊)
3着:バーニングペスカ 牡2 (川須栄彦)

レースタイム:1:09.1(良)
レース上がり3ハロン:35.8
勝ち馬上がり3ハロン:35.7

1着:アサクサゲンキ

外枠から抜群のスタートを決めてレースの主導権を握ったアサクサゲンキ。他馬とはやはりキャリアの差がモロに出た感じだったが、それ以前に芝では3戦で完全連対とここまでは安定感のある走りで一気に重賞制覇。このパフォーマンスがマイルでも発揮出来るなら、来春のNHKマイルカップへの道も開かれて来るだろうが…現状の走りを見る限りは微妙なラインではある。

日本ダービー2018の勝ち馬、候補生

オブセッション

オブセッション

オブセッション

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:パーシステントリー
母父:Smoke Glacken
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング
via google imghp
シルクレーシングで1億円の高額募集をかけられたオブセッション。ノーザンファーム副代表の吉田俊介氏もとあるPOG取材において、ダービー馬を意識する馬の中で本馬をいの一番に挙げていた程だ。全姉に現役で2勝しているパーシーズベストがいる血統で走る下地は十分に揃っている。春段階で既に520kg前後もの馬格を誇り、近年の走るディープインパクト産駒にいずれも大型馬が多いのは嬉しい後押しとなるだろう。ダービートレーナとなった藤沢和雄厩舎も強調材料。

グレートウォリアー

グレートウォリアー

グレートウォリアー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:プラウドスペル
母父:Proud Citizen
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング
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サンデーレーシングで1億5000万円の高額募集馬グレートウォリアー。母はケンタッキーオークスを勝ちアメリカの最優秀3歳牝馬にも輝いたプラウドスペルで、注目の2番仔にあたる。とにかく動いた時のバネが凄いとの事で500kgを超える体を全く重く見せない走りなのだとか。育成も順調で夏デビューも可能なのだが、管理する藤原英昭調教師が『もったいないから秋にしよう』というイレ込み具合で、是が非でもクラシックの王道路線を歩ませたいのだろう。

レイエンダ

レイエンダ

レイエンダ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
何より全兄レイデオロがダービーを圧勝。その流れで人気が再上昇したレイエンダも見逃せない。その気になる評価は、兄にも劣らずの好馬体で関係者のコメントも揃って良い。最初はやや勝ち気な面があったそうだが日を追う毎に馬が成長しており、今ではしっかりと溜めも効き優等生的な扱いになっているのだとか。走る馬は急に覚醒するものだが、本馬は既に完成しつつまだまだ伸びシロもあるタイプだろう。藤沢和雄厩舎が2年連続で当たり年の予感。※デビュー戦圧勝後、骨折が判明

シルヴァンシャー

シルヴァンシャー

シルヴァンシャー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:アゼリ
母父:Jade Hunter
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング
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2017年募集馬ではグレートウォリアーを超える1億6000万円の最高額を叩き出したシルヴァンシャー。それもその筈で、上はロイカバードにアドマイヤアゼリといずれもセレクトセールで2億円超えの超セレブ一族出身だ。本馬の立ち姿も見惚れるばかりで顔立ちに品がある。目立った活躍をしていない上2頭ではあるが、いずれも成績は安定していて重賞クラスなのは間違いない。後はやや晩成傾向にある血統的な成長度合いがどういった影響を及ぼすか。現状は10月の京都デビュー予定。

ヘンリーバローズ

ヘンリーバローズ

ヘンリーバローズ

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シルヴァースカヤ
母父:Silver Hawk
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:猪熊広次

通算成績:1戦1勝(0-1-0-0)
主な戦績:特になし
via google imghp
全兄に2016年世代の幻のダービー馬と言われたシルバーステートを持つヘンリーバローズ。その兄は屈腱炎発症であえなく戦線を離脱したが、2017年春に1年半ぶりの復帰戦を持ったまま快勝。改めて能力の高さを見せ付けている。そして、本馬の馬体や評価が兄と比べても全く見劣りしないとなれば期待せずにはいられないだろう。既に完成している雰囲気もあり、後はバランス良く成長してくれれば言う事は無い。デビューは秋の最初あたりを目標にしている。※デビュー戦は2着入線

まとめ

結局の所、2017年のクラシックも牡牝4戦中3戦が社台グループの馬だった。特に牡馬戦線はサンデーレーシングとキャロットファームが勝利=ノーザンファーム生産馬という事になり、今回は上記5頭全てその出身でまとめている。

巷では日本ダービーの事を“社台の運動会”とまで言われている様だが、全くもってその通りだ。もちろん弱小の個人牧場から日本ダービー馬を探す事にもロマンはあるが、現実的に考えれば太いものに巻かれておいた方が実績は残せているのだから仕方がない。時代の流れには逆らえないもの。

また新たな情報が入り次第、随時有力馬の追加をして行く予定なのでどうぞお楽しみに。
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