2017年5月16日 更新

2017年日本ダービー(東京優駿)の出馬表想定&予想

2014年生産馬の頂点を決める一世一代の大舞台、日本ダービー(GⅠ、3歳、芝2400m)。今年は皐月賞を制したアルアイン、2着ペルシアンナイトやリベンジを誓うスワーヴリチャードにレイデオロなどが出走予定。

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2017年日本ダービー(東京優駿)の有力馬情報

レイデオロ 牡3歳

レイデオロ 牡3歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:2016年ホープフルSなど
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ホープフルSからのぶっつけで完全に不利と思われた皐月賞では、直線内目をグングン伸びて5着に入線。後方から進んだ馬では最も強い競馬をして改めてその能力の高さをアピールした。元より、陣営の最大目標は日本ダービーにある。ひと叩きされた今回、完全な状態で出走出来るのが最大のポイント。デビュー戦の東京競馬場でも完勝している様にコース相性も問題なし。ルメール騎手初の戴冠に王手をかけている。
スワーヴリチャード 牡3歳

スワーヴリチャード 牡3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:NICKS

通算成績:5戦2勝(2-2-0-1)
主な戦績:2017年共同通信杯など
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共同通信杯を圧勝して臨んだ皐月賞では、内枠が仇となり道中もたついて後方から。直線外に出すにも時間がかかり、エンジンがかかる前に終わってしまった印象だ。当然、フットワークからも東京コースに適性があり距離が延びる程能力を発揮するタイプ。鞍上の四位騎手もリベンジにかける想いは強い。デビュー前から期待の高かった馬でダービー3勝目を虎視眈々と狙っている。
アドミラブル

アドミラブル

父馬:ディープインパクト
母馬:スカーレット
母父:シンボリクリスエス
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤英子

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:2017年青葉賞など
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未勝利戦から3連勝で青葉賞を制した新星アドミラブル。その青葉賞では道中最後方から4コーナー手前でロングスパートをかけ進出すると、そのまま最後まで脚を伸ばして完勝した。勝ちタイムは従来のレコードを破る2分23秒6という出色の時計。あの競馬なら本番でも有力候補の1頭として堂々と立ち向かって行ける筈。何より、ダービー2勝を誇るデムーロ騎手の存在が心強い。
アルアイン 牡3歳

アルアイン 牡3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦4勝(4-0-0-1)
主な戦績:2017年皐月賞、毎日杯など
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皐月賞を9番人気ながらレコードで勝利したアルアイン。池江厩舎の中でもデビュー前から評判の高かった1頭で、その期待された血統が大舞台で一気に爆発したイメージか。距離の不安説などあり、ダービーでの評価は引き続きイマイチの様だが、当然ながら有力馬の1頭ではある。松山騎手が継続で手綱を取り、フレッシュなコンビで2冠目ゲットを狙う。
サトノアーサー 牡3歳

サトノアーサー 牡3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:キングスローズ
母父:Redoute's Choice
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:里見治

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:2017年毎日杯2着など
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昨年末の段階ではレイデオロに並んでクラシックの最有力候補だったサトノアーサー。年明け2戦で不運な負けが続いて皐月賞はパスする形となったが、毎日杯ではアルアインを直線で猛追するパフォーマンスで2着入線。見方によって1番強い内容だっただけに、そのアルアインが皐月賞を制した事で再び評価が急上昇した。大飛びのフットワーク含め、明らかに東京コース向きだ。鞍上の川田将雅騎手も2年連続ダービージョッキーの栄冠を手にする事は出来るか。

日本ダービー(東京優駿)の出走予定表

               
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
アドミラブル 牡3 57.0 M.デムーロ 112.3 3.8
アメリカズカップ 牡3 57.0 松若風馬 103.0 78.4
アルアイン 牡3 57.0 松山弘平 116.0 × 7.5
ウインブライト 牡3 57.0 松岡正海 111.7 × × 19.8
カデナ 牡3 57.0 福永祐一 114.7 9.4
キョウヘイ 牡3 57.0 高倉稜 103.7 110.1
クリンチャー 牡3 57.0 藤岡佑介 113.7 27.3
サトノアーサー 牡3 57.0 川田将雅 109.3 14.2
サトノクロニクル 牡3 57.0 田辺裕信 106.7 × 42.6
ジョーストリクトリ 牡3 57.0 内田博幸 103.0 83.9
スワーヴリチャード 牡3 57.0 四位洋文 112.3 × 7.9
ダンビュライト 牡3 57.0 武豊 112.7 × × 19.6
ダイワキャグニー牡3 57.0 北村宏司 105.7 × × 21.4
トラスト牡3 57.0 柴田大知 103.3 90.4
ベストアプローチ 牡3 57.0 岩田康誠 105.7 39.8
ペルシアンナイト 牡3 57.0 戸崎圭太 114.7 6.6
マイスタイル 牡3 57.0 横山典弘 101.7 66.5
マイネルスフェーン 牡3 57.0 柴田大知 102.3 112.7
レイデオロ 牡3 57.0 C.ルメール 115.0 5.7


皐月賞の独自予想

◎ファンディーナ

ファンディーナ 牝3歳

ファンディーナ 牝3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ドリームオブジェニー
母父:Pivotal
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:谷川牧場(浦河町)
馬主:ターフ・スポート

通算成績:3戦3勝(3-0-0-0)
主な戦績:2017年フラワーCなど
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今年の目玉となる牝馬の大本命ファンディーナ。これまでの3走は別次元の走りで、現3歳世代では牡牝合わせてもトップのポテンシャルを誇っているのは先ず間違いない。主戦の岩田騎手も『ジェンティルドンナ、ウオッカと並ぶ歴代最強クラス』とコメントしている様に、牡馬との対戦を不安視する必要は全くない。69年ぶりの牝馬制覇を目指す共に、一生語り継がれるであろうファンディーナ伝説の序章が幕を開ける事となる。

◯カデナ

カデナ 牡3歳

カデナ 牡3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:フレンチリヴィエラ
母父:フレンチデピュティ
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:グランド牧場(新ひだか町)
馬主:前田幸治

通算成績:5戦3勝(3-2-0-0)
主な戦績:2017年弥生賞、2016年京都2歳Sなど
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出走メンバー中、唯一の重賞2勝と実績は文句なしのカデナを対抗に。前走の弥生賞でも展開的にかなり不利な所を強引に差し切って自力の高さを見せているし、何より同舞台を経験しているアドバンテージは大きい。荒れた馬場も母父フレンチデピュティの血から来るギュッとコンパクトにまとまった馬体を見る限りはこなせそうだ。皐月賞2着4回と苦杯をなめ続けている福永祐一騎手が調教から入念にコンタクトを取っていて、この馬に懸ける想いは例年以上に強いものを感じる。

▲スワーヴリチャード

スワーヴリチャード 牡3歳

スワーヴリチャード 牡3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:NICKS

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:2017年共同通信杯など
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共同通信杯をかなりのパフォーマンスで楽勝したスワーヴリチャードを単穴筆頭候補に。近年の王道ローテとなっている同レースからのぶっつけ本番という点も含めて一気の勝ち切りまであって良いだろう。血統的にも日本ダービーでこその馬とも思うが、レースを走る毎に融通性がきいて学習能力も相当高そう。内枠を引いたが案外前目での競馬でスッと抜け出しているシーンも考えられるのでしっかりと頭まで想定したい1頭。

▲ウインブライト

ウインブライト 牡3歳

ウインブライト 牡3歳

父馬:ステイゴールド
母馬:サマーエタニティ
母父:アドマイヤコジーン
所属:畠山吉宏厩舎(美浦)
生産:コスモヴューファーム(新冠町)
馬主:ウイン

通算成績:6戦3勝(3-1-0-2)
主な戦績:2017年スプリングSなど
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スプリングSでは強い競馬をして堂々の参戦となったウインブライト。デビュー当初は不可解な敗戦を繰り返したが、ステイゴールド産駒特有の急成長を見せかなり能力強化された様だ。姉のウインファビラスで全レース騎乗する松岡正海騎手も同馬の素質にかなり惚れ込んでおり、ここは姉の雪辱含めて一発狙う騎乗をして来るだろう。どうやら先週の雨の影響で荒れ馬場見込みな事からも、ステイゴールドのタフさが最大限活きて来ると見て色気を持ちたい。

▲サトノアレス

サトノアレス 牡3歳

サトノアレス 牡3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:サトノアマゾネス
母父:デインヒル
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:里見治

通算成績:6戦3勝(3-2-0-1)
主な戦績:2016年朝日杯FSなど
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昨年の2歳チャンピオンであるサトノアレス。年明け初戦のスプリングSではまさかの出遅れで道中最後方からと苦しい展開の中、何とか自力で押し上げて4着に入った。叩いた上積みが見込まれ、スタートさえまともに出れば中団あたりの理想的なポジションからここでも上位争いに加われる筈。距離が不安視されていて急激に人気が落ちているが、こと皐月賞に関しては古馬になってマイル前後で活躍する馬の台頭も多くそこまで距離適性を重要視する必要はない。穴ならこの馬。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:113.4

ファンディーナとカデナを上位とするも110以上の馬が大量にいる大混戦模様。そこしれないファンディーナ1頭軸でいくか手広くボックスでせめるかの判断で良いだろう。
   
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 マイスタイル 牡3 57.0 横山典弘 103.0 81.1
2 スワーヴリチャード 牡3 57.0 四位洋文 112.0 4.1
3 コマノインパルス 牡3 57.0 江田照男 103.0 93.4
4 カデナ 牡3 57.0 福永祐一 118.0 5.2
5 レイデオロ 牡3 57.0 C.ルメール 115.0 6.8
6 アウトライアーズ 牡3 57.0 田辺裕信 112.0 11.6
7 ペルシアンナイト 牡3 57.0 M.デムーロ 111.0 × 9.5
8 ファンディーナ 牝3 55.0 岩田康誠 118.0 3.9
9 プラチナヴォイス 牡3 57.0 和田竜二 107.5 102.0
10 ダンビュライト牡3 57.0 武豊 103.0 50.4
11 アルアイン 牡3 57.0 松山弘平 105.5 16.8
12 アメリカズカップ 牡3 57.0 松若風馬 109.0 × 52.3
13 サトノアレス 牡3 57.0 戸崎圭太 109.0 × 20.3
14 キングズラッシュ 牡3 57.0 柴田善臣 103.0 324.2
15 アダムバローズ 牡3 57.0 池添謙一 103.0 42.3
16 クリンチャー 牡3 57.0 藤岡佑介 106.0 62.3
17 ウインブライト 牡3 57.0 松岡正海 112.0 × 9.8
18 トラスト 牡3 57.0 柴田大知 100.0 175.1


編集部内の見解

低レベルな牝馬相手だったとしてもあそこまで強い競馬が出来る馬が牡馬相手だとそうはいかないと考えるは本当にあさはかではないだろうか。あの力差は牡馬関係なく単純に強いと言えるのでファンディーナが着差以上の強さで完勝してディープインパクト産駒の最高傑作確定するのを想像している。対抗は切れ味が他より上なカデナ。年明け時点での本命はローテ疑問も単穴でレイデオロ。スワーヴリチャードは地力不足、クリンチャーも地力不足も前残り想定でくるとしゃくなので連下。ウインブライトよりはアウトライアーズだとおもうのでこのあたりを上位で。(大川)
◎は重賞2勝のカデナ。末脚は間違いなく本物だしトレンドのディープ×フレンチデピュティも良い。◯はサトノアレス。前走の負けで人気を落とすならありがたい。▲の牝馬ファンディーナはまだ信用していないが期待を込めて。(小野寺)
荒れ馬場想定でステイゴールド産駒のウインブライトを本命に指名する。スプリングSの勝ち方は強かったし、この血統の中山適正と成長力で上位人気の馬を逆転すると判断。対抗には個人的に実力No.1と見ているスワーヴリチャード。楽勝まであって良いが、王道ローテとは言え休み明けが余り動けなさそうな気もしてひとつ評価を下げた。単穴にはやはりファンディーナか。両極端な競馬となる予感もするが、願わくば歴史的瞬間を目撃したい。連下には各5頭。サトノアレスの復活とアダムバローズの前残りに期待。(田中)

札幌2歳S GⅢ

2016年09月03日 札幌2歳S 芝1800m 札幌競馬場

1着:トラスト(柴田大知)
2着:ブラックオニキス(城戸義政)
3着:アドマイヤウィナー(岩田康誠)
4着:エトルディーニュ(原田和真)
5着:フラワープレミア(江田照男)

レースタイム:1.49.9(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.0

1着:トラスト

マイネル軍団総帥の岡田氏が送り込むクラシックの刺客。川崎競馬所属の身ながら果敢に中央へ挑戦し、見事に札幌2歳Sのチャンピオンに輝いた。楽逃げの競馬でやや展開に恵まれた感があるものの、それでも後続に2馬身半差を付ける辺りはそもそもの地力が上位なのだろう。この後、栗東の中村均厩舎へ転厩し本格的に日本ダービーへ目指すと陣営から発表された。後は一線級のメンバーと戦ってどうかだ。

8着:タガノアシュラ

このレースで1番人気の支持を受けたタガノアシュラ。しかし、新馬戦で見せた圧倒的なスピードは影を潜め、想定外の後方から競馬を進めた結果本来のパフォーマンスが発揮出来ないまま終わった印象だ。レコードで圧勝した新馬戦の様に気持ちよくハナを奪ってこその馬なのだろう。実力はこんなものではなく、次走以降で改めて見直したい。

野路菊S OP

2016年09月17日 野路菊S 芝1800m 阪神競馬場

1着:アメリカズカップ(松若風馬)
2着:モーヴサファイア(福永祐一)
3着:ユノディエール(C.ルメール)
4着:エスケークラウン(四位洋文)
5着:ナムラライラ(池添謙一)

レースタイム:1.48.5(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.1

1着:アメリカズカップ

新馬、野路菊S共に番手からの安定した競馬で2連勝。内容自体はそこまで強さを感じさせないが、鞍上の意のままに動ける従順さは混戦時に大きな武器となり得る。血統的に見てもまだまだ伸びシロがありそうで、快勝後は成長を促す意味でレースに使っていない(11月末現在)点も非常に好印象だ。距離は2000m以上でもこなせそう。脚質的にも皐月賞向きの1頭か。

芙蓉S OP

2016年09月25日 芙蓉S 芝2000m 中山競馬場

2016年09月25日 芙蓉S 芝2000m 中山競馬場

1着:キングズラッシュ(柴田善臣)
2着:レジェンドセラー(戸崎圭太)
3着:ショワドロワ(北村宏司)
4着:サトノクロノス(福永祐一)
5着:エトルディーニュ(田辺裕信)

レースタイム:2.04.2(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
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1着:キングズラッシュ

新馬戦で放馬、出遅れと重なる不利を跳ね返して快勝したキングズラッシュ。続く芙蓉Sでは一転して優等生的なレース内容で連勝し一躍クラシック候補に名乗りを挙げた。新種牡馬ルーラーシップ産駒で、走る姿は父同様にダイナミックなフォームが魅力的な1頭だ。母父シンボリクリスエスの血も含めてキレると言うよりはパワータイプだろう。これも皐月賞向きである。

2着:レジェンドセラー

新馬戦から確実に最速級の上がりを繰り出すキレ者の印象。しかし、脚質的に展開の助けが必要となる部分もあるので、好走はするもののなかなか勝ち切れない面も抱えるタイプ。かと言って前に出していくと末脚は甘くなるので、この手の馬は基本的に上のクラスで激走した後に適正条件で人気しても詰めが甘くなる馬が多い。しかし、瞬発力は確かなのでハマると大レースでも十分な警戒が必要だろう。

サウジアラビアRC GⅢ

2016年10月08日 サウジアラビアRC 芝1600m 東京競馬場

1着:ブレスジャーニー(柴田善臣)
2着:ダンビュライト(C.ルメール)
3着:クライムメジャー(M.デムーロ)
4着:ウィンドライジズ(木幡巧也)
5着:バリンジャー(北村宏司)

レースタイム:1.34.5(稍重)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.8

1着:ブレスジャーニー

新馬戦で脅威の32秒台の上がりを使った同馬。折り返しの新馬戦を楽勝後に臨んだこのレースでも、その類まれな末脚は鈍らなかった。クライムメジャーやダンビュライトなどの評判馬相手に人気こそ譲ったものの、レース内容は圧巻の最後方から一気差し。マイル戦ではこの馬のキレに勝てる馬がなかなか見当たらない。馬場不問の強い競馬だった。

2着:ダンビュライト

新馬戦の内容が良過ぎただけにここで2着に負けてイメージを下げた印象だが、実質3着のクライムメジャーには3馬身差を付けており同馬も重賞級だ。今回はブレスジャーニーに上手く目標とされた分の差であって、もっと多頭数の距離が長いレースでは立ち回り次第では十分に逆転が可能。新種牡馬ルーラーシップ期待の産駒である。

もみじS OP

2016年10月16日 もみじS 芝1400m 京都競馬場

1着:レッドアンシェル(福永祐一)
2着:キャスパリーグ(M.デムーロ)
3着:タイセイブレーク(C.ルメール)
4着:ラヴィングアンサー(浜中俊)
5着:マイネルパラディ(松岡正海)

レースタイム:1.22.0(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.6

1着:レッドアンシェル

新馬同様に直線軽く仕掛けられただけで後続を突き放す圧巻の内容。未だノーステッキでの楽勝が続き、重賞でも十分戦える素材として判断した。クラシック戦線となると距離の不安要素がかなり強くなるが、短距離路線ならかなりの所まで行ける快速マイラーだろう。後は勝ち気な気性がどこまで落ち着けるかで融通性が変わって来る。

萩S OP 

2016年10月29日 萩S 芝1800m 京都競馬場

1着:プラチナヴォイス(和田竜二)
2着:ヴァナヘイム(浜中俊)
3着:ジェードグリーン(R.ムーア)
4着:ワンダープチュック(川田将雅)
5着:グリトニル(戸崎圭太)

レースタイム:1.49.2(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.1

1着:プラチナヴォイス

前走の未勝利戦でレコード駆けしていたプラチナヴォイスが、昇級戦のここも難なく突破。圧倒的1番人気のヴァナヘイムを退けてのものだけに価値がある。先行抜け出しからキレのある末脚を繰り出されると他馬は太刀打ち出来ない。2000mまでならこなせそうで今後も重賞戦線で好走して来るだろう。

2着:ヴァナヘイム

新馬戦のレース内容が圧巻。ここでも1番人気に支持されるのは当然だったが、やはりフルでキレを要求されるレース展開となった時に経験値の少なさが仇となった。動きたい時にスッと動けず、何戦も消化して来たプラチナヴォイスにポジショニングの上手さで出し抜かれた形の敗戦。しかし、それでも能力の一端は見せており、レース慣れしてくれば重賞でも好走して来る器だろう。

東京スポーツ杯2歳S GⅢ

2016年11月19日 東京スポーツ杯2歳S 芝1800m 東京競馬場

1着:ブレスジャーニー(柴田善臣)
2着:スワーヴリチャード(四位洋文)
3着:ムーヴザワールド(C.ルメール)
4着:キングズラッシュ(田辺裕信)
5着:トラスト(柴田大知)

レースタイム:1.48.3(稍重)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.7

1着:ブレスジャーニー

サウジアラビアRCに続いての重賞連勝。距離も馬場も克服し、評判馬のスワーヴリチャードとムーヴザワールドを差し切ってのものだけにかなり価値は高い。重賞クラスでもその安定した末脚は魅力で、後は距離が長くなって終いが甘くなっていかないかだけが不安点だ。逆にマイル路線に進んで行くのであれば大威張りで主役を張れる存在。

2着:スワーヴリチャード

新馬戦で負けはしたものの直線で見せた驚異的な末脚は本物だった。折り返しの未勝利戦を楽勝して臨んだ同レースでも、存在感溢れるレースぶりで僅差の2着。内容的にはほぼ勝ちに等しい中身だったし、本来キレで勝負するタイプなだけに稍重馬場というのも余り良くなかった筈。その中でも一線級と互角以上に戦えた事は大きな収穫である。血統的にもまだまだ伸びる馬。

3着:ムーヴザワールド

大物感たっぷりの内容で快勝した新馬戦。そのイメージのまま重賞に参戦しての1番人気だったが、その重圧にしっかりと応える様に直線半ばから伸びて来た姿はやはりトップクラスのもの。しかし、1800mでもまだ距離が短くエンジンが掛かりだしたのは直線の半分を過ぎた辺り。その辺り、もっと素軽さが出て来たならかなりのレベルにまで到達する馬ではあるが…今後の変わり身に期待する。

京都2歳S GⅢ

2016年11月26日 京都2歳S 芝2000m 京都競馬場

1着:カデナ(福永祐一)
2着:ヴァナヘイム(A.シュタルケ)
3着:ベストアプローチ(川田将雅)
4着:ワンダープチュック(武豊)
5着:ソーグリッタリング(M.デムーロ)

レースタイム:2.02.6(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.6

1着:カデナ

これまで全レースで最速上がりを使っている様に世代屈指のキレ者。前走の百日草特別こそ直線で壁になり敗戦したが、そのレースを糧に今回は終始最後方を追走し直線で一気に大外へ出すと見事な末脚で突き抜けた。クラシックが混戦を極めるなら台頭するのはこの手の馬か。今後のローテーションが興味深い。

2着:ヴァナヘイム

前走の教訓から自ら早めに動いてレースを支配しに行ったヴァナヘイム。脚を使った分のラストが甘くなってカデナに脚元を掬われた形だろう。決して力負けではないが、新馬戦のパフォーマンスから比べると案外なのも事実。いつどこで覚醒するか分からない血統だが、今のままではクラシックで通用するとは思えない。

朝日杯FS GⅠ

2016年12月18日 朝日杯FS 芝1600m 阪神競馬場

1着:サトノアレス(四位洋文)
2着:モンドキャンノ(M.バルザローナ)
3着:ボンセルヴィーソ(松山弘平)
4着:ミスエルテ(川田将雅)
5着:トラスト(柴田大知)

レースタイム:1.35.4(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.1

1着:サトノアレス

未勝利勝ちから一気に力を付けて来たサトノアレス。前走のベゴニア賞でも強い勝ち方をしての臨戦だったが、この短期間で更に成長して度肝を抜く強さで快勝して見せた。大外枠から終始外々を回る距離ロスも何のその、直線では他馬と次元の違う脚を繰り出して突き抜けるレースぶり。血統的に距離が伸びてどこまでやれるかは走ってみないと分からないが、現時点でのクラシック最有力候補には変わりない。

2着:モンドキャンノ

夏の新馬から非凡な能力があったモンドキャンノ。前走の京王杯2歳Sでは中段からまとめて差し切る味な競馬で只のスプリンターでは無い雰囲気を漂わせていた。今回の朝日杯FSでも、決して展開が向いたとは言えない後方待機から、直線で勝ち馬サトノアレスを凌ぐ脚色で追い込んで来たシーンは印象的だった。勿論、血統的にクラシックは難しいだろうが、マイル路線では主役の1頭。

3着:ボンセルヴィーソ

デイリー2歳Sの2着がフロックではない事を証明する様に快走したボンセルヴィーソ。単騎逃げとは言え、終始トラストに突かれる形でマークが厳しかった事を考えればかなり踏ん張れたのではないだろうか。前残りが顕著だった馬場を考慮してもお釣りが来る内容で、今後も重賞クラスで十分戦える馬だろう。

5着:トラスト

東京スポ杯2歳Sでもそうだったが折り合いを欠くシーンが目立つ。それでも今回含めて大崩れしていないだけに、やはり能力は一流のものがあると言う事。しかし、現時点では一本調子が面が強く前半から気持ち良く行き切った方が結果に結び付くのではないだろうか。同型がいるとややしんどい競馬になるので、今後もそことの兼ね合いがポイントだ。

ホープフルS GⅡ

2016年12月25日 ホープフルS 芝2000m 中山競馬場

1着:レイデオロ(M.ルメール)
2着:マイネルスフェーン(V.シュミノー)
3着:グローブシアター(福永祐一)
4着:ベストリゾート(北村宏司)
5着:サングレーザー(武豊)

レースタイム:2.01.3(良)
レース上がり3ハロン:36.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.7

1着:レイデオロ

新馬、葉牡丹賞と連勝で臨んだホープフルS。ここでもレベルの違いを見せ付けて、余裕の競馬で無傷の3連勝を達成した。いずれも大楽勝の内容でクラシックの最有力候補に加わると共に、僚馬であるサトノアレスのライバル一番手として名乗りを上げた。派手なパフォーマンスでは無いものの、そのレースぶりには凄みすら感じさせる圧倒的なものがある。年明けのローテーションが気になる所だ。

3着:グローブシアター

新馬を快勝していきなり臨んだ重賞で3着。馬体がまだまだ幼さを見せる中で、負けはしたが期待の持てる内容だった。レイデオロと比べるとさすがに可哀想だが、現時点での完成度の違いを考えると、来年の春までにその差を縮める可能性は大いに有り得るだろう。何よりシーザリオ一族としての重責を十分に担える好素材。得てして、この手のタイプが急な成長を見せて覚醒するパターンがあると見て要注目だ。

シンザン記念 GⅢ

2017年01月08日 シンザン記念 芝1600m 京都競馬場

1着:キョウヘイ(高倉稜)
2着:タイセイスターリー(武豊)
3着:ペルシアンナイト(M.デムーロ)
4着:トラスト(柴田大知)
5着:マイスタイル(福永祐一)

レースタイム:1.37.6(重)
レース上がり3ハロン:38.1
勝ち馬上がり3ハロン:36.7

1着:キョウヘイ

スタートで出遅れたが慌てる事なく道中は最後方から。得意の重馬場に加えて差し馬向きの流れになったのも大きかったが、それ以上にキョウヘイ自身の能力も高い。今回2番人気に支持されたアルアインとは前走の千両賞で際どい競馬を演じていただけに、この2走の激走を見ても素直に評価しなければならないだろう。クラシックは血統的に距離が微妙だが決めてはかなりのモノを秘めている。

2着:タイセイスターリー

やはり、ミッキーアイルの下と言うだけあってスピード指数は高い。前走のデイリー杯は出遅れた上にイレ込んでいたのも原因で敗退したが、今回は外枠からスムーズに競馬を進め鞍上の武豊騎手のエスコートもあり上手く立て直せた様だ。気持ち良く走れれば重賞でも好走出来る様に、今後は自身との戦いとなって行くだろう。キョウヘイ同様にクラシックではやや距離が長い。

3着:ペルシアンナイト

決して重馬場向きと言う訳では無いものの、地力の高さで馬券圏内は確保したと言う所か。レース自体もスムーズに運べてはおらず直線でもだいぶ内に切れ込んで走ったロスもあった。それでも勝馬からこの着差なら上々ではないだろうか。一旦立て直しを図り、次回は中距離での良馬場で同馬の走りを見てみたい。クラシック戦線と言う事で考えれば同レースではペルシアンナイトが最有力だ。

京成杯 GⅢ

2017年01月15日 京成杯 芝2000m 中山競馬場

1着:コマノインパルス(田辺裕信)
2着:ガンサリュート(北村友一)
3着:マイネルスフェーン(柴田大知)
4着:ジュニエーブル(吉田豊)
5着:アサギリジョー(石川裕紀人)

レースタイム:2.02.5(良)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.6

1着:コマノインパルス

道中は後方に位置し4コーナー手前からジワジワと進出すると直線入り口では前を射程圏内に。後は坂もしっかりと駆け上がり、1番人気に応えての堂々の重賞初制覇。前走の葉牡丹賞で見せた能力はダテでない事を証明して見せたが、裏を返せばレイデオロの評価が更に上がったと言う事でもある。ちなみに、今回のレースはかなり窮屈な競馬をした馬も多く、再戦すれば着順はガラリと入れ替わるレベルのものだろう。

2着:ガンサリュート

直線鋭く追い込み、コマノインパルスにあと一歩の所まで迫ったガンサリュート。新馬から戦って来た相手がペルシアンナイト→リスグラシュー→カデナと、有力馬がズラリだ。前走の未勝利戦も出色の時計で勝ち上がって来ており、もう少し人気してもおかしくない馬と言う認識だった。その低評価を覆す様に激走した訳だが、現時点では重賞でも十分戦える。

3着:マイネルスフェーン

道中は買ったコマノインパルスと同じ様なポジションで追走していたが、勝負どころで置かれてしまい更に直線では内から大きく外へ持ち出すロス。それでも、進路を確保してからは驚異的な末脚で猛然と追い込むものの3着入線がやっと。それでも、スムーズにやれていたら差し切りまであったであろう勢いは十分な程にインパクトを残しただろう。ステイゴールド産駒だけに今後の成長力も期待して最注目である。

きさらぎ賞

2017年02月05日 きさらぎ賞 芝1800m 京都競馬場

1着:アメリカズカップ(松若風馬)
2着:サトノアーサー(川田将雅)
3着:ダンビュライト(C.ルメール)
4着:プラチナヴォイス(和田竜二)
5着:エスピリトゥオーゾ(四位洋文)

レースタイム:1.50.1(重)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.9

1着:アメリカズカップ

朝日杯FSこそ9着に敗れはしたが直線では一瞬見せ場を作って能力の一端は見せていた。今回は久々を叩いた事もあり、重馬場も苦にせず自分の競馬が出来ればGⅢ戦でも十分勝負になる事を証明して見せた。松若風馬騎手との息も合っており、今年のクラシック戦線で混戦を極めればこのコンビが台頭する可能性も有り得るのではないだろうか。

2着:サトノアーサー

戦前の雨予報から重馬場は想定内で、シクラメン賞の走りを見ても決して向いているとは思えないフォーム。結果は予想通り脚を取られる形となり、最後の直線でもいつもの豪快な末脚が見られずダンビュライトとの2着争いを何とか制する事で一杯だった。しかし、一切悲観する事は無く良馬場の条件付きとはなるが、今後のクラシック戦線でも未だ有力候補には変わりは無い。

3着:ダンビュライト

朝日杯FSでは2番人気に支持されたがよもやの惨敗。巻き返しを狙ったきさらぎ賞では、得意の重馬場にも関わらず結果が出せず3着に敗れてしまった。同厩のアメリカズカップには完全に水を開けられた形で、湿った馬場が不得意のサトノアーサーにまで差し切られた事を考えると、クラシックでの活躍は余程の事が無い限り難しいと判断すべきだろう。

共同通信杯

2017年2月12日 共同通信杯 芝1800m 東京競馬場

1着:スワーヴリチャード(四位洋文)
2着:エトルディーニュ(柴山雄一)
3着:ムーヴザワールド(戸崎圭太)
4着:タイセイスターリー(C.ルメール)
5着:ディアシューター(田辺裕信)

レースタイム:1:47.5(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.2

1着:スワーヴリチャード

スタートはひと息だったが、次走の皐月賞を意識してやや前目のポジションで競馬を試みた。それでもしっかりと折り合い馬群の中でも動じずに走れた事が何よりの収穫。直線では1頭だけ手応えが違い、各馬が必死で追う中で馬なりのまま先頭に立つ圧巻の競馬だった。追われてからは一瞬で後続を突き放して完勝での重賞初勝利。一気にクラシックの最有力候補に名乗りを上げた。

2着:エトルディーニュ

これまで7戦して掲示板を外さない堅実タイプの同馬。どんな条件でも相手なりに走れるのが強みで今後の良いもの差し馬となりそうだ。今回も番手競馬からきっちり自分の走りをして2着を確保。しっかりと賞金を加算してクラシック参戦に弾みを付けた。有力馬相手に勝ちきれるパンチ力は無いものの、混戦時には連絡みで波乱を起こせそうな雰囲気は持っている。先行から粘り込みのパターンだとすると台頭しても皐月賞か。

3着:ムーヴザワールド

本来ならスワーヴリチャードと共に2頭で接戦を演じておかなければいけない筈だった。しかし、道中も折り合いを各シーンがあり完全燃焼出来なかったのは誤算だっただろう。仮にスムーズに走れていたとしてもスワーヴリチャードに勝てていたかは分からないが間違いなく2着はあった筈。これで皐月賞への道がかなり厳しくなったものの、陣営はダービーに照準を絞ってローテーションを組んで来るか。いずれにせよ、もう1戦見直してみたい。

アーリントンC

2017年02月25日 アーリントンC 芝1600m 阪神競馬場

1着:ペルシアンナイト(M.デムーロ)
2着:レッドアンシェル(浜中俊)
3着:ディバインコード(柴田善臣)
4着:ヴゼットジョリー(川田将雅)
5着:ジョーストリクトリ(武豊)

レースタイム:1:34.1(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.0

1着:ペルシアンナイト

道中は後方から競馬を進め、正味直線だけの競馬で軽々と全頭をまとめて差し切った。その脚色にはまだまだ余裕が感じられこのメンバーでは1枚抜けた存在だったのだろう。前走の負けも重馬場が原因だと考えれば、実質の敗戦はソウルスターリングのみ。牡馬相手には未だ底を見せていない点を踏まえると皐月賞の対戦が大いに楽しみとなる内容だった。折り合いも付くたタイプで2000mは楽にクリア出来るだろう。

2着:レッドアンシェル

大外枠発走のやや出遅れ気味スタート。この時点で万事休すかと思ったが、ペルシアンナイトの直後を追走し直線も弾けに弾けて3着以下をアッサリと差し切ったレッドアンシェル。前走の朝日杯FSは完全に直線の不利があってのもので、スムーズに走ればGⅢは勝てる能力があるのだろう。但し、距離はマイルがギリギリと見られこの後はNHKマイルCに進むと見られる。

すみれS

2017年02月26日 すみれS 芝2200m 阪神競馬場

1着:クリンチャー(藤岡佑介)
2着:タガノアシュラ(国分恭介)
3着:キセキ(川田将雅)
4着:レイトブルーマー(松若風馬)
5着:ダノンディスタンス(和田竜二)

レースタイム:2:14.1(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.8

1着:クリンチャー

新馬戦大敗後、折り返しの未勝利戦で一変したクリンチャー。14番人気での勝利だっただけにフロック視された様だが、どうやらこのレースの内容を見る限り能力は普通に高い。今回好走したタガノアシュラを物差しとするならば、展開次第では優にGⅢクラスは勝てるだけの競馬をしている事になる。血統的にも人気になりにくく、先行から抜け出していつの間にか先頭でゴールしているパターンを今後何度も見る事になりそうだ。ディープスカイ×ブライアンズタイム…大舞台でも一発を決められるだけの下地はある。

2着:タガノアシュラ

逃げる時は鮮やかな競馬を見せるタガノアシュラ。一方で自分の型にハメられないと大きく敗退する両極端なタイプで、要は騎手と枠の関係性が大いに関係する。気持ち良く逃げさせられる騎手が騎乗すれば重賞でも大勝する可能性もあるだけに、毎回注意を払わなくてはならない厄介な存在だ。いっその事、前半飛ばすだけ飛ばして後は出たとこ勝負と言うのも見てみたい。

弥生賞

2017年03月05日 弥生賞 芝2000m 中山競馬場

1着:カデナ(福永祐一)
2着:マイスタイル(横山典弘)
3着:ダンビュライト(C.ルメール)
4着:ベストアプローチ(戸崎圭太)
5着:サトノマックス(A.シュタルケ)

レースタイム:2:03.2(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.8

1着:カデナ

超スローペースで後方から競馬を進めた馬にとっては致命的な展開。実際、上位に来た馬は道中の位置取りのままと言う結果の中で唯1頭だけ後ろから豪快に差し込んだカデナ。タイム、上がりこそやや物足りない数字となったが、中身はかなり優秀な競馬だったのではないだろうか。スタートも上手く折り合いも抜群、末脚はデビューから5戦連続で最速上がりを記録している様に今のところこれと言った注文が付かない。後は大きなタイトルを取るだけだが、最高の形で皐月賞・日本ダービーへ向かえそうだ。

2着:マイスタイル

意表の逃げを打って出る横山典弘騎手らしい騎乗で前半63秒台と主導権を握ったマイスタイル。4コーナーでは後続に差を詰められるも直線もう一度突き放しにかかり、カデナに差されるものの3着以下は完封の強い競馬。単純にペースに恵まれたからと言う内容ではなく、実力ありきでの走りだと言う事を強く認識しておきたい。元々の潜在能力は高い。

3着:ダンビュライト

道中、先頭集団の馬群でジックリと脚を溜めたダンビュライト。直線でも内々の進路を上手く付いてソツの無い競馬で3着を確保し、皐月賞への出走権をもぎ取った。ルメール騎手のファインプレーと言えるだろう。しかし、朝日杯FS以外のレースでは安定感のある走りで常に馬券に絡む走りを見せており、本質的には相手なりに走るタイプなのだろう。クラシックを勝ち切るには少しパンチ不足だが、展開次第では上位入線も有り得そうだ。

スプリングS

2017年03月19日 スプリングS 芝1800m 中山競馬場

1着:ウインブライト(松岡正海)
2着:アウトライアーズ(田辺裕信)
3着:プラチナヴォイス(和田竜二)
4着:サトノアレス(戸崎圭太)
5着:トリコロールブルー(M.デムーロ)

レースタイム:1:48.4(良)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.5

1着:ウインブライト

それまで惜敗が続いていたウインブライトだったが、年明けの若竹賞で馬が一変し、後方から長い脚を使ってひと捲りする圧巻の競馬で勝利。続くスプリングSでも強豪馬を相手に難なく2連勝を飾ると、ステイゴールド産駒らしい成長線を辿り皐月賞へ堂々の有力候補として参戦する。松岡正海騎手念願のクラシック制覇に期待がかかる。

2着:アウトライアーズ

ひいらぎ賞ではウインブライトに完勝したが、成長面でやや出遅れた印象で完全な力負けの2着。田辺騎手も『距離の面でギリギリ持つかどうか』と言っている様に皐月賞へ一抹の不安が残った。それでも末脚のキレは一級品のものがあり、展開が上手くハマれば本番でも上位入線の可能性は有り得る。皐月賞後はNHKマイルCへ進んだ方が勝機は出て来るだろう。

毎日杯

2017年03月25日 毎日杯 芝2000m 阪神競馬場

1着:アルアイン(松山弘平)
2着:サトノアーサー(川田将雅)
3着:キセキ(A.シュタルケ)
4着:プラチナムバレット(池添謙一)
5着:トラスト(丹内祐次)

レースタイム:1:46.5(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.3

1着:アルアイン

前走のシンザン記念では直線で前をカットされる不利を受けて敗退したアルアイン。今回は少頭数で先行する積極的な競馬を見せスムーズなレースを展開し、直線で早め先頭から押し切る内容で重賞初制覇を遂げた。タイムも程々に良く、ペース的に厳しいラップを刻んでの勝利だけに地味ながら高いパフォーマンスだった。皐月賞も他馬が後ろを牽制し合う様だと同馬の台頭も考えられる。

2着:サトノアーサー

今回のレースでも最後方からレースを進め、直線で大外を回して豪快に追い込むいつものパターン。前走は重馬場で負けてある程度の言い訳が立ったものの、今回は良馬場で少頭数の敗戦だけに器用さが無いサトノアーサーは今後のクラシック戦線でも戦う上で苦しくなって来るだろう。実際、管理する池江調教師は皐月賞をパスする意向をレース後に示した。

皐月賞

2017年04月16日 皐月賞 芝2000m 中山競馬場

1着:アルアイン(松山弘平)
2着:ペルシアンナイト(M.デムーロ)
3着:ダンビュライト(武豊)
4着:クリンチャー(藤岡佑介)
5着:レイデオロ(C.ルメール)

レースタイム:1:57.8(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2

1着:アルアイン

毎日杯に続く連勝でクラシック第一冠を勝利したアルアイン。厳しいラップを刻んだペースで絶好の中団に構え、直線で馬群を割って抜け出すと最後は僚馬ペルシアンナイトとの一騎打ちを制す。9番人気の低評価だが、不利を受けたシンザン記念以外は全て先行差しから勝ち切っているだけに、持っているポテンシャルは相当高い。着差を広げず地味めな勝ち方が多いので人気の盲点となっていたが、レコードタイで駆けれる地脚も含めて日本ダービーでも有力の1頭だろう。

2着:ペルシアンナイト

道中は後方追走から徐々にインでポジションを押し上げ4コーナーでは先団直後まで進出。しかし、そこでアルアインと馬体が接触しやや立て直す不利を受けて直線へ。一瞬スペースがふさがったものの、そこから盛り返しアルアインからクビ差遅れての2着入線と惜しい内容だった。あそこでもっとスムーズならまた結果は違っていたのではないだろうか。距離的にも2400mまでならこなせそうな雰囲気で、こちらも日本ダービーでは人気の中心となる。

3着:ダンビュライト

ある意味で最も厳しい競馬をしたのはダンビュライトではないだろうか。あの淀みない流れを自ら動いて行って直線コースでは一旦先頭へ立つ積極的なレース運び。結果、末が甘くなったものそれでも3着は死守し日本ダービーへの優先出走権を獲得した。ルーラーシップ産駒で持続力のある脚の使い方を最大限活かした武豊騎手のファインプレーが光った1戦とも言える。100万馬券の1番の立役者だ。勿論、瞬発力勝負にならない限り本番でも良い戦いが出来るだろう。

青葉賞 GⅢ

2017年04月29日 青葉賞 芝2400m 東京競馬場

1着:アドミラブル(M.デムーロ)
2着:ベストアプローチ(岩田康誠)
3着:アドマイヤウイナー(秋山真一郎)
4着:ポポカテペトル(C.ルメール)
5着:サーレンブラント(柴山雄一)

レースタイム:2:23.6(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.6

1着:アドミラブル

圧倒的1番人気に支持されたアドミラブル。スタートでやや窮屈な部分があり道中は最後方からとなった。前半1000mが60秒を切るやや早めの平均ペース。それを3コーナ付近から一気にロングスパートをかけ、直線入り口では先頭集団に取り付ける競馬で強引に勝ちに行った。脚色がさすがに鈍るかと思われたが、半ばでベストアプローチに並ばれると二の足を使って引き離す圧巻の内容で青葉賞を制覇。走破タイムも速く、これで一躍本番の有力候補へ躍り出た形だ。

2着:ベストアプローチ

道中はアドミラブルと同じく後方から。そのアドミラブルが動くのにワンテンポ遅れ気味で仕掛けたベストアプローチだったが、直線で同馬へ並びかけ差し切るかに見えたが最後は逆に突き放されて2着に敗退。それでも3着アドマイヤウイナー以下にはしっかりと差を付けている様に地力は高い。晴れてダービーへの出走権を手にし、外国産馬が久々の殴り込みをかける。

京都新聞杯 GⅡ

2017年05月06日 京都新聞杯 芝2200m 京都競馬場

1着:プラチナムバレット(浜中俊)
2着:サトノクロニクル(川田将雅)
3着:ダノンディスタンス(和田竜二)
4着:サトノリュウガ(池添謙一)
5着:ミッキースワロー(菊沢一樹)

レースタイム:2:15.2(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.6

1着:プラチナムバレット

いつもより後方からの競馬となったプラチナムバレット。レースも前半の1000mが1分2秒台とかなりのスローペースで万事休すかと思われたレース展開となった。しかし、直線で外に持ち出すと33秒6の脚を繰り出し上位争いをしていた先頭集団をまとめて差し切って見せた。距離が延びる程に安定感が増すタイプで日本ダービーでも期待されたが、レース直後に骨折が判明。長期離脱を余儀なくされた。

プリンシパルステークス オープン

2017年05月06日 プリンシパルS 芝2000m 東京競馬場

1着:ダイワキャグニー(北村宏司)
2着:レッドローゼス(蛯名正義)
3着:ロードアルバータ(戸崎圭太)
4着:ニシノアップルパイ(大野拓弥)
5着:チャロネグロ(田辺裕信)

レースタイム:1:58.3(良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.3

1着:ダイワキャグニー

マイネルユニブランが作るハイペースを先行よりやや後ろから追走したダイワキャグニー。直線に入って追い出されると真一文字に伸びて後続を突き放し、最後は北村宏司騎手が後ろを振り返る余裕を見せる程の内容で完勝。タイムも1分58秒3の好タイムで走破し、日本ダービーへ有力馬として堂々と駒を進める事となった。現状では、弥生賞の走りが不可解ではあるが、東京コース適性は相当に高く今回の伸び方を見る限り距離も2400mまでなら対応可能だろう。本番でも人気が無ければ怖い1頭だ。

格付け

RT 116.7 ファンディーナ

ファンディーナ 牝3歳

ファンディーナ 牝3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ドリームオブジェニー
母父:Pivotal
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:谷川牧場(浦河町)
馬主:ターフ・スポート

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:2017年フラワーCなど
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フラワーCの圧勝で一気に牡牝合わせてのトップレーティングに輝いたファンディーナ。そして、その走りを受けて陣営が選んだのは何と牡馬クラシック戦線への殴り込みだ。期待された皐月賞ではキャリアの浅さを見せて敗退。その後、陣営はオークス&日本ダービーの両睨みで調整していたが、最終的にはいずれもパスして秋以降の復帰を目指す事となった。休養中に更なる成長を遂げて益々強いファンディーナの姿を見せて欲しい。以前、パフォーマンスからもレーティングはトップを誇る。

RT 116.0 アルアイン

アルアイン 牡3歳

アルアイン 牡3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦4勝(4-0-0-1)
主な戦績:2017年皐月賞、毎日杯など
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昨年秋にデビューして以降、不利を受けたシンザン記念以外はスムーズなレースで順調に勝利を重ねて来たアルアイン。前走の毎日杯も厳しい流れを先行抜け出しから押し切り強い競馬をしていたが、今回は9番人気とやや低い評価となっていた。それを覆す様に直線では馬群を割って鋭く突き抜けて、終わってみればレコードタイの快走でクラシック第一冠のタイトルを獲得。そのままの勢いで日本ダービーでの2冠目を狙う。

RT 115.0 レイデオロ

レイデオロ

レイデオロ

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:2016年ホープフルSなど
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ぶっつけで臨んだ皐月賞では後方の競馬から最も際立った脚を見せて5着に入線したレイデオロ。正直、本番では惨敗すると思っていただけに改めて同馬の高いポテンシャルを見せつけられた形だ。ひと叩きした日本ダービーでは完全な状態で出走可能で、本来のポテンシャルを全開出来る筈。潜在能力はトップクラスと思われ、後は藤沢厩舎悲願の牡馬クラシック制覇も目前の所まで来ている。

RT 114.7 カデナ

カデナ

カデナ

父馬:ディープインパクト
母馬:フレンチリビエラ
母父:フレンチデピュティ
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:グランド牧場(新ひだか町)
馬主:前田幸治

通算成績:6戦3勝(3-2-0-1)
主な戦績:2016年京都2歳S、2017年弥生賞など
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瞬発力勝負ではカデナもクラシック戦線で十分に頭を張れる存在だ。これまでのレースではほぼ全て最速上がりをマークしており、脚質的にも展開に左右される要素はあるもの大きな仕事をやり遂げるだけの資質は揃っている。黄金配合とも呼ばれるディープインパクト×フレンチデピュティと言う近年のトレンドも後押しだ。その末脚には常に注意したい。皐月賞では終始内枠を通らされる窮屈な競馬となり本来の末脚が鳴りを潜めた。日本ダービーでは巻き返しを誓う。

RT 114.7 ペルシアンナイト

ペルシアンナイト

ペルシアンナイト

父馬:ハービンジャー
母馬:オリエントチャーム
母父:サンデーサイレンス
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:追分ファーム(安平町)
馬主:G1レーシング

通算成績:6戦2勝(3-2-1-0)
主な戦績:2016年こうやまき賞、2017年アーリントンCなど
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夏の小倉で鮮烈デビューを果たしたペルシアンナイト。その後、一旦休養を挟んで臨んだアイビーSでは、後の阪神JF馬ソウルスターリングにあと一歩まで迫る内容での2着。折り返しのこうやまき賞では圧倒的な1番人気に応えての快勝とポテンシャルは既に重賞級だ。年明けのシンザン記念では重馬場に泣き3着に敗退したが、良馬場ならもっとやれる。実際、その後のアーリントンCでは重賞馬などを相手に圧勝劇を飾った。

RT 113.7 クリンチャー

クリンチャー

クリンチャー

父馬:ディープスカイ
母馬:ザフェイツ
母父:ブライアンズタイム
所属:宮本博厩舎(栗東)
生産:平山牧場(新冠町)
馬主:ノースヒルズ

通算成績:4戦2勝(2-0-0-2)
主な戦績:2017年すみれステークスなど 
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折り返しの未勝利戦、すみれステークスと好内容で連勝し迎えた皐月賞。レコード決着となるレース展開でハイペースの中、ただ1頭だけ先行して4着に粘った実力はもう本物と見て良いだろう。ダービーでもすんなりと前目で競馬出来れば大番狂わせは十分に有り得ると判断する。キャラクターや騎手、厩舎的に人気の盲点となりそうで、本レーティングよりは間違いなく美味しいオッズが予想される。本番ではしっかりと馬券に絡めたい1頭。

RT 112.7 ダンビュライト

ダンビュライト

ダンビュライト

父馬:ルーラーシップ
母馬:タンザナイト
母父:サンデーサイレンス
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:6戦1勝(1-1-3-1)
主な戦績:2016年サウジアラビアRC2着、2017年弥生賞3着、皐月賞3着など
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不良馬場の新馬戦を圧勝後、サウジアラビアRCではブレスジャーニーの2着に屈したダンビュライト。いずれのレースも全力で走っておらず、底知れぬ能力を感じさせる1頭ではある。3戦目の朝日杯FSでは2番人気に支持されるも13着敗退と案外な面を見せたが、あれが実力では無い。年明けの重賞2戦で連続3着と好走。皐月賞では武豊騎手の好騎乗もあり、12番人気で3着に入線すると100万馬券の片棒を担ぐ活躍を見せた。

RT 112.3 アドミラブル

アドミラブル

アドミラブル

父馬:ディープインパクト
母馬:スカーレット
母父:シンボリクリスエス
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤英子

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:2017年青葉賞など
昨年のデビュー戦では凡走したものの、長期休養を挟んで迎えた年明けの未勝利戦で快勝。続くアザレア賞では先行策から楽々と後続を引き離し力の違いを見せ付け2連勝を達成した。試金石となった青葉賞ではこの短期間で更に成長した姿を披露しダービーの本命候補へ急浮上。ペルシアンナイトで皐月賞2着に入線したデムーロ騎手がどういう選択するかは分からないが、恐らくこの流れでは同馬に跨り本番へ向かう事となるだろう。そうなれば異例の乗り替わりとなるが、そうさせるだけの魅力的な馬である事は確かだ。

RT 112.3 スワーヴリチャード

スワーヴリチャード

スワーヴリチャード

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:NICKS

通算成績:5戦2勝(2-2-0-1)
主な戦績:2017年共同通信杯など
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とにかく新馬戦の末脚が強烈。2016年のレースの中でもトップクラスに入る様なレベルの衝撃だった。続く未勝利戦を快勝し、東スポ杯2歳Sではブレスジャーニーにあと一歩まで迫る2着に入線。まだまだ荒削りな面が多く血統的にも本格化はまだまだ先で、クラシックが本格的に始まる頃には更なる成長が期待出来る。年明け初戦の共同通信杯では期待通りの圧勝を飾るも、皐月賞では内枠から思い通りの競馬が出来ずに不完全燃焼の敗退。改めて東京コースで見直したい。

RT 111.7 ウインブライト

ウインブライト

ウインブライト

父馬:ステイゴールド
母馬:サマーエタニティ
母父:アドマイヤコジーン
所属:畠山吉宏厩舎(美浦)
生産:コスモヴューファーム(新冠町)
馬主:ウイン

通算成績:7戦3勝(3-1-0-3)
主な戦績:2017年スプリングSなど
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年明けから一気に成長して重賞を含む2連勝。一気にクラシック有力候補に名乗りを上げると共にそのパフォーマンスからもレーティング上位にランクインしたウインブライト。そもそもが姉に阪神JF2着のウインファビラスがいる血統だけに大舞台でこそ本領発揮をする一族だ。期待された皐月賞では正攻法から競馬を進めたものの、レコードのスピード決着に対応出来ず惜敗に終わった。しかし、日本ダービーでも引き続き怖い1頭である。

RT 110.7 ブレスジャーニー

ブレスジャーニー

ブレスジャーニー

父馬:バトルプラン
母馬:エルフィンパーク
母父:タニノギムレット
所属:本間忍厩舎(美浦)
生産:競優牧場(新冠町)
馬主:島川隆哉

通算成績:4戦3勝(3-0-1-0)
主な戦績:東スポ杯2歳S、サウジアラビアRCなど
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重賞2勝は世代屈指の実績。素直に上位評価したい所ではあるが、地味な血統面と騎手や厩舎のキャラクター込みでこのランキングとした。距離的にも2000mまでが限界の可能性があり、マイル路線で行く事も十分考えられる。そう言う意味でも2017年のクラシック戦線で有力かと言われると微妙な所だ。前哨戦のスプリングSを前に故障を発生。春のレースは絶望的となった。

RT 109.3 サトノアーサー

サトノアーサー

サトノアーサー

父馬:ディープインパクト
母馬:キングスローズ
母父:Redoute's Choice
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:里見治

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:2017年きさらぎ賞2着、毎日杯2着など
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上記レースには無い500万下レースのシクラメン賞から飛び級でランクインだ。同レース上がりが33.5という上がり勝負となったが、それを後方待機から軽く追われただけで32.7と言う超抜の脚を使って楽々と差し切った。全2歳戦では最もインパクトの強い内容で、このパフォーマンスが続ける事が出来れば今年のクラシック戦線はこの馬を中心に回る事になるだろう。その後、きさらぎ賞、毎日杯で立て続けによもやの敗戦。レーティングを少々下げた。

RT 108.7 サトノアレス

サトノアレス

サトノアレス

父馬:ディープインパクト
母馬:サトノアマゾネス
母父:デインヒル
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:里見治

通算成績:7戦3勝(3-2-0-2)
主な戦績:2016年朝日杯FSなど
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サトノアレスの朝日杯FSは文句なしに強かった。新馬の時と比べるとかなり実が入って来た印象で、抜け出す瞬間の脚はGⅠクラスでもちょっと一枚上の様なレベルの雰囲気。しかし、馬体や走りを見てもギリギリ2000m持つかどうかと言う感じを受け、来年のクラシック戦線で主役を張れるとなると前者のサトノアーサーの方が食指は動くが、それでも世代屈指の能力には変わりは無い。しかし、スプリングステークス&皐月賞立て続けに凡走しクラシック戦線から大きく離脱する事となる。

RT 107.3 レッドアンシェル

レッドアンシェル

レッドアンシェル

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:スタイルリスティック
母父:StormCat
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:5戦2勝(2-1-0-2)
主な戦績:2016年もみじステークスなど
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新馬、もみじステークスと圧倒的なパフォーマンスで連勝したレッドアンシェル。その後、朝日杯フューチュリティステークスでは気の悪さを見せて敗退したが、年明け初戦のアーリントンカップではペルシアンナイトに続く2着に善戦。そこから臨んだNHKマイルカップでは前残りの展開ながら、後方待機組で1頭だけ追い込み4着に入線した。マイルまでが限界のイメージだが、短距離路線では牡馬陣でもトップクラスのスピードを誇る。

RT 107.3 サトノマックス

サトノマックス

サトノマックス

父馬:ディープインパクト
母馬:ラシャルマンテ
母父:Indygo Shiner
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:里見治

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:2017年新馬戦など
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2月の新馬戦を楽勝した後、そのままの勢いで臨んだ弥生賞。さすがに厳しい戦いを予想したが、蓋を開けてみればカデナと同じく上がり最速の脚を駆使して5着入線を果たした。確実にデビューが速くキャリアも積んでいればクラシック戦線で好勝負出来た素材なのは間違いない。その後、無理をせず堀厩舎独特のローテーションで古馬になってからの活躍に備えている状況だ。

RT 107.0 プラチナヴォイス

プラチナヴォイス

プラチナヴォイス

父馬:エンパイアメーカー
母馬:プレザントブリーズ
母父:マンハッタンカフェ
所属:鮫島一歩厩舎(栗東)
生産:矢野牧場(新ひだか町)
馬主:本間茂

通算成績:8戦2勝(2-0-1-5)
主な戦績:2016年萩Sなど
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未勝利戦で1800mをレコード勝ちしているプラチナヴォイス。その後も重賞戦線で見せ場を作るなど一定の活躍を見せている。が、直線コースでかなり内にささるクセがあり、気性的な面も災いしてか能力を完全に出し切れていない印象だ。皐月賞でも最後アルアインに前をカットされる不利さえなければ掲示板争いに加わっていただけに、今後はその操縦性を矯正して行ければ大成するだろう。

RT 107.0 アウトライアーズ

アウトライアーズ

アウトライアーズ

父馬:ヴィクトワールピサ
母馬:ウィストラム
母父:フレンチデピュティ
所属:小島茂之厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:丸山担

通算成績:6戦2勝(2-1-1-2)
主な戦績:2016年ひいらぎ賞など
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年末のひいらぎ賞ではウインブライト相手に完勝。その前走で負けはしたが、上位がアドマイヤミヤビとカデナに接戦だった内容からも同馬自体が重賞級なのは間違いない。スプリングSではウインブライトに逆転されたが、マイル前後では世代でも屈指の存在だ。皐月賞を経由してNHKマイルCへ出走してくれば本命候補。但し、クラシックは距離的に厳しい戦いが予想される。予見通り、皐月賞で大敗すると続くNHKマイルカップでも調子を崩して見せ場なく春シーズンを終えた。

RT 106.3 キセキ

キセキ 

キセキ 

父馬:ルーラーシップ
母馬:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場(日高町)
馬主:石川達絵

通算成績:4戦1勝(1-0-2-1)
主な戦績:2016年新馬戦など 
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昨年暮れの新馬戦を圧勝し、一躍クラシック候補に躍り出たかと思われたキセキ。その後2戦は精彩を欠いて軌道に乗せる事が出来なかった。しかし、注目から外れた毎日杯でようやくそのポテンシャルを発揮し、勝利したアルアインに僅差の3着とその潜在能力の高さを示す1戦となった。そのフットワークからも大物の相がはっきりと出ているが、成長過程を見ても本格化するのは古馬になってからだろう。

RT 106.3 エトルディーニュ

エトルディーニュ

エトルディーニュ

父馬:エイシンサンディ
母馬:リスペクトスコール
母父:オペラハウス
所属:小桧山悟厩舎(美浦)
生産:瀬戸牧場(日高町)
馬主:柴原榮

通算成績:11戦1勝(1-3-2-5)
主な戦績:2017年共同通信杯2着など
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11戦して掲示板を外したのはたった1回と言う堅実な走りをするエトルディーニュ。未勝利~500万~重賞と、クラスに関係なく先行して粘り込むスタイルで安定感のあるタイプの1頭。勿論、大きい所で勝ち切る程の実力は無いが乗り方次第では上位入線出来る素材ではある。何より、エイシンサンディ×オペラハウスと言う渋い血統がマニアには堪らない。無条件で応援したくなる。

RT 106.3 ヴァナヘイム

ヴァナヘイム

ヴァナヘイム

父馬:キングカメハメハ
母馬:グルヴェイグ
母父:ディープインパクト
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:3戦1勝(1-2-0-0)
主な戦績:2016年京都2歳S2着など
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何より、新馬戦のパフォーマンスだけ見るとこの馬で2017年のクラシックは決まりかと思わされる様な内容だった。そこから続く萩Sと京都2歳Sではいずれも脚元を掬われる形で2着に敗退しているが、同馬自身もそれ以下にはきっちり差を付けているだけに弱い訳では無い。ただ、当初の期待よりかはやや下方修正して評価しなければならないのも事実。しかし、残念ながら故障で早くも戦線離脱をしてしまった。

RT 106.0 ボンセルヴィーソ

ボンセルヴィーソ

ボンセルヴィーソ

父馬:ダイワメジャー
母馬:バイモユリ
母父:サクラローレル
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:白井牧場(日高町)
馬主:名古屋友豊

通算成績:8戦1勝(1-2-3-2)
主な戦績:2016年朝日杯フューチュリティステークス3着、2017年NHKマイルカップ3着など
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昨年の朝日杯フューチュリティステークスで3着に穴を開けて以降、年明けのファルコンステークス→ニュージーランドトロフィー→NHKマイルカップといずれも馬券に絡む安定のある走りを見せているボンセルヴィーソ。先行して粘り込むスタイルはまさに父譲りで、現在はマイルに良績が集中しているがマイペースで行ければ恐らく2000mまでは優に守備範囲内だろう。

RT 105.7 ベストアプローチ

ベストアプローチ 

ベストアプローチ 

父馬:NewApproach
母馬:SantElena
母父:Efisio
所属:藤原英昭(栗東)
生産:Car Colston Hall Stud(英)
馬主:H.H.シェイク・モハメド

通算成績:6戦1勝(1-2-1-2)
主な戦績:2017年青葉賞2着など 
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菊花賞当日の新馬戦、いわゆる“伝説の新馬戦”勝ち馬ベストアプローチ。その後は、果敢に重賞戦線に挑戦すると京都2歳ステークス3着や弥生賞4着など一応の実力を示してはいる。迎えた青葉賞ではアドミラブルの2着に入線し、見事外国産馬ながら日本ダービー出走権を獲得。正直、今のポテンシャルでは善戦すら厳しいと思われるが、外国産馬が出走する事に意義がありそれを達成した功績は非常に大きい。

RT 105.7 ダイワキャグニー

ダイワキャグニー

ダイワキャグニー

父馬:キングカメハメハ
母馬:トリプレックス
母父:サンデーサイレンス
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:大城敬三

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:2017年プリンシパルステークスなど
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新馬、セントポーリア賞と人気薄ながらも先行抜け出しの完璧な内容で連勝して来たダイワキャグニー。弥生賞では重賞の壁と初の右回りなで戸惑う面を見せ敗退したが、続くプリンシパルステークスでは好タイムで快勝し3勝目で日本ダービーへのチケットを獲得した。直線の伸びを見ても十分に2400mはこなせると見て、東京コース3戦無敗の好相性を武器に好勝負は大いに可能だろう。

RT 105.7 プラチナムバレット

プラチナムバレット

プラチナムバレット

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:スノースタイル
母父:ホワイトマズル
所属:河内洋厩舎(栗東)
生産:岡田スタッド(新ひだか町)
馬主:ノルマンディーサラブレッドレーシング

通算成績:5戦3勝 (3-1-1-1)
主な戦績:2017年京都新聞杯など
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昨年末のデビューからコンスタントに使い続けて安定感のある走りを見せていたプラチナムバレット。折り合いに難がなく先行策からしぶとい脚を使うスタイルが主だったが、今回は後方からの競馬で最後のキレも鋭く新味が出た1戦でもあった。姉に重賞馬のスマートレイアーがいる血統で、父はマンハッタンカフェ、母父ホワイトマズルと如何にも距離が長くなって良さそうなタイプ。日本ダービーへの切符のラスト1枚をゲットし期待されたものの、レース直後に故障を発生。惜しくも本番へは駒を進められなくなった。

RT 104.3 ムーヴザワールド

未完の大器と言う意味では同馬の成長力に最も高い期待値を付けたい。新馬戦はまさに大物の一言で、内容と時計面でもかなりの手応えを感じさせた内容だった。その評価もあり東スポ杯2歳Sでは1番人気に支持されるも、直線でのもたつきが仇となり猛追するも僅かに届かずの3着に敗れてしまった。2戦共に言える事がエンジンの掛かりがとてつもなく遅い点。姉のタッチングスピーチもそうだったが、秋以降に本格化しそうな血統で春はどこまで食らいつけるかだろう。
ムーヴザワールド

ムーヴザワールド

父馬:ディープインパクト
母馬:リッスン
母父:Sadler's Wells
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:4戦1勝(1-0-2-1)
主な戦績:2017年共同通信杯3着など
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RT 104.0 タイセイスターリー

タイセイスターリー

タイセイスターリー

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:スターアイル
母父:ロックオブジブラルタル
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:田中成奉

通算成績:6戦1勝(1-1-0-4)
主な戦績:2017年シンザン記念2着など
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新馬戦で馬なりのまま好タイムで快勝したタイセイスターリー。本馬の兄にはGⅠ2勝のミッキーアイルがいる良血馬だが、その圧倒的なスピードをしっかりと受け継いでいる様だ。続くデイリー杯2歳Sではキャリア不足が露呈して大敗したが、3戦目のシンザン記念では後方待機から味な競馬で差し込み2着接戦で改めてその地力を示した。距離的にクラシックは微妙だが、マイル路線なら戴冠も十分に有り得るだろう。

RT 103.7 コマノインパルス

コマノインパルス

コマノインパルス

父馬:バゴ
母馬:コマノアクラ
母父:フジキセキ
所属:菊川正達厩舎(美浦)
生産:新井牧場(むかわ町)
馬主:長谷川芳信

通算成績:5戦2勝(2-1-0-2)
主な戦績:2017年京成杯など
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京成杯をロングスパートから強引にねじ伏せる強い競馬で完勝。中山競馬場での立ち回りには目を見張るものがあり、皐月賞の伏兵候補として注目しておきたい1頭。今後としてはバゴの成長力がどこまであるかと言う点に焦点が集まるが、現時点ではレイデオロにも完敗している様に主役級のレベルには達していない。弥生賞では自ら動くも直線失速。上位陣との力の差を感じる1戦となった。

RT 103.7 キョウヘイ

キョウヘイ

キョウヘイ

父馬:リーチザクラウン
母馬:ショウナンアネーロ
母父:ダンスインザダーク
所属:宮本博厩舎(栗東)
生産:本桐牧場(新ひだか町)
馬主:瀬谷隆雄

通算成績:8戦2勝(2-1-0-5)
主な戦績:2017年シンザン記念など
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重馬場のシンザン記念を目の覚める様な末脚で解消したキョウヘイ。その前走の千両賞でも同様の追い込みを見せており、条件に問わず自身のポテンシャルは発揮出来るタイプか。但し、血統的にもマイル前後がベストと予想される。クラシックで戦うには距離延長と言う課題と戦わなければいけないだろう。秘めたる爆発力は世代でもトップクラス。

RT 103.3 キングズラッシュ

キングズラッシュ

キングズラッシュ

父馬:ルーラーシップ
母馬:リコリス
母父:シンボリクリスエス
所属:久保田貴士厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:諸江幸祐

通算成績:4戦2勝(2-0-0-2)
主な戦績:2016年芙蓉Sなど
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新馬戦ではレース前に放馬、その後無事に出走するも大きく出遅れて道中は最後方から。3~4コーナーに掛けて一気に捲って行き、大味な競馬をしてのデビュー戦勝利といきなり破天荒な内容で存在感を見せつけた。しかし、続く芙蓉Sでは一転して大人な競馬で連勝するなど、能力はかなり非凡なものを感じる1頭だ。東スポ杯2歳Sでも上位3頭に食らい付いているだけに成長次第ではクラシックでも面白い伏兵になりそう。

RT 103.3 トラスト

トラスト 

トラスト 

父馬:スクリーンヒーロー
母馬:グローリサンディ
母父:エイシンサンディ
所属:中村均厩舎(栗東)
生産:中本牧場(新冠町)
馬主:岡田繁幸

通算成績:10戦3勝(3-1-0-6)
主な戦績:2016年札幌2歳Sなど
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地方出身の重賞馬と言う事で注目を集めた形ではあるが、実際のその後のレースぶりを見てもかなり能力は高い。さすが岡田総帥と言った所か。しかし、折り合いに難があり騎手の腕によるところが大きく、現状では余り乗りこなせていない柴田大知騎手が鞍上で凡走を繰り返している。主戦を変えるか、その他の対処策で改善を考えて行かなければクラシックでの活躍は厳しいだろう。

RT 103.3 グローブシアター

グローブシアター

グローブシアター

父馬:キングカメハメハ
母馬:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:4戦1勝(1-0-1-2)
主な戦績:2016年ホープフルS3着など
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正直新馬戦の内容からホープフルSでは通用しないと言う判断をしていたが、実際は見どころのある内容で3着入線を果たした。そこはさすがシーザリオ一族の血統が成せる業か。馬体もまだまだ緩くほぼ未完成の状態であそこまでやれるのだから、体が出来て来ればかなり面白い存在となりそう。案外、リオンディーズよりも大成するかもしれない。但し、このファミリーは故障が心配でもある。年明け初戦の弥生賞は良い所がなく完敗。本格化はまだ当分先の様である。

RT 103.0 アメリカズカップ

アメリカズカップ

アメリカズカップ

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:ベガスナイト
母父:コロナドズクエスト
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:谷掛龍夫

通算成績:5戦3勝(3-0-0-2)
主な戦績:2017年きさらぎ賞など
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新馬から野路菊Sを連勝。その勢いで朝日杯FSに臨んで敗退するも、年明けのきさらぎ賞ではきっちりと変わり身を見せてサトノアーサー以下を寄せ付けない走りで圧倒した。先手をスムーズに取れる器用さと上がりも確実に使える堅実性。少々の事ではそう崩れる事の無い優等生タイプの1頭か。血統、馬主も地味で注目が集まりにくいが大きい仕事が出来そうな雰囲気は漂っている。

RT 102.3 マイネルスフェーン

マイネルスフェーン

マイネルスフェーン

父馬:ステイゴールド
母馬:マイネジャーダ
母父:ジェイドロバリー
所属:手塚貴久厩舎(美浦)
生産:ビッグレッドファーム(新冠町)
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン

通算成績:9戦1勝(1-2-4-2)
主な戦績:2016年ホープフルS2着など
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未勝利を脱するまでに6戦も要したが、その後の重賞では2戦連続して馬券圏内と善戦しているマイネルスフェーン。それまでも上がりは常に1~2位の時計を記録しており、その確かな末脚は混戦になった時により活きて来るだろう。ステイゴールド産駒だけにスタミナは無尽蔵で、個人的には菊花賞でひと花咲かせるのではと睨んでいる。が、中山競馬場との相性は抜群で皐月賞でも面白い存在。

RT 101.7 タガノアシュラ

タガノアシュラ

タガノアシュラ

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:レイサッシュ
母父:パラダイスクリーク
所属:五十嵐忠男厩舎(栗東)
生産:新冠タガノファーム(新冠町)
馬主:八木良司

通算成績:8戦2勝(2-1-0-5)
主な戦績:2017年すみれS2着など
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新馬戦をレコードで圧勝、続く札幌2歳Sでは1番人気に支持されるも8着敗退。仕切り直しの黄菊賞では有力馬相手に逃げ切り、朝日杯FSでは後方待機からの14着に惨敗と、既に勝つか大きく負けるかの極端な戦績が続く個性的なキャラクターの1頭。自分の型にはまればかなりのパフォーマンスを発揮するが、それが出来ないと全く走らない。このタイプはいつも注目しておかなくてはならない厄介な存在だ。

RT 101.3 モンドキャンノ

モンドキャンノ

モンドキャンノ

父馬:キンシャサノキセキ
母馬:レイズアンドコール
母父:サクラバクシンオー
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:ユアストーリー

通算成績:5戦2勝(2-2-0-1)
主な戦績:2016年京王杯2歳Sなど
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クラシック戦線と言う点では間違いなく距離が長過ぎるので活躍する事は無いだろう。しかし、朝日杯FSではサトノアレスにあと僅かの所まで猛追した実力を評価したい。キンシャサノキセキ×サクラバクシンオーの生粋のスプリンター血統だが、マイルまでなら一線級と張れるだけの馬と判断してランクインした。
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