2017年5月25日 更新

新種牡馬の種付け料【POG2017-2018】

オルフェーヴルとロードカナロアの2頭が最注目となっている2017年の新種牡馬事情。しかし、それら以外にも魅力的な馬が揃っておりここで種付け料と合わせて紹介して行こう。但し、各批評は筆者の個人的見解である。

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昨年は新種牡馬としてルーラーシップが一応の成功を収めた様にも見えたが、最高実績でも皐月賞3着のダンビュライト程度。人気薄だった事もあり、全体的に余り良い感触でなかったのも事実だろう。その点今年はオルフェーヴルとロードカナロアの2大巨頭が待ち構えている為、いずれかはビッグウェーブを作ってくれると確信している。しかし、もしかするとそれ以上に活躍するかもしれない豪華ラインナップが他にも控えているのでここでズラッと紹介して行こう。

2017年新種牡馬一覧

オルフェーヴル 

オルフェーヴル 

父馬:ステイゴールド
母馬:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:21勝12勝(12-6-1-2)
主な戦績:牡馬三冠、宝塚記念、有馬記念など
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種付け料:600万円(2017年) 種付け頭数:244頭(2014年)

何と言っても最注目はオルフェーヴル。2015年に亡くなった父ステイゴールドの後継種牡馬としてその活躍は至上命題ともなっているのだが、恐らく一定の成績は残せるだろう。気性が荒い点を懸念している声も多く見られるが、逆を言えばそこがストロングポイントでもある。その高ぶる気持ちを上手く内包出来れば即ち競走能力として転換されるのだ。安定感という点ではディープインパクトレベルは難しいだろうが、一発の大物を出す可能性は父同様に大いに期待出来る筈。
ロードカナロア

ロードカナロア

父馬:キングカメハメハ
母馬:レディブラッサム
母父:Storm Cat
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ケイアイファーム(新ひだか町)
馬主:ロードホースクラブ

通算成績:19戦13勝(13-5-1-0)
主な勝鞍:スプリンターズS、高松宮記念、安田記念、香港スプリントなど
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種付け料:500万円(2017年) 種付け頭数:250頭(2014年)

その類まれなスピード力が最大の武器となるロードカナロア。バリバリのスプリンター体型から繰り出される驚異的な脚力は間違いなく産駒にも色濃く遺伝されるだろう。距離的にクラシックディスタンスをこなせる産駒は少ないかもしれないが、父自身が1200~1600mでパフォーマンスが落ちなかった馬。この手のタイプは走り次第で徐々に距離延長して行く事も可能で、配合次第では中距離をこなせる馬が出て来てもおかしくはない。恐らくダートは鬼。
ヘニーヒューズ

ヘニーヒューズ

父馬:Hennessy
母馬:Meadow Flyer
母父:Meadowlake
所属:Kiaran McLaughlin厩舎(米)
生産:Liberation Farm, Trackside Farm & CHO, LLC(米)
馬主:Zabeel Racing International

通算成績:10戦6勝(6-3-0-1)
主な勝鞍:ヴォスバーグステークス、キングスビショップステークスなど
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種付け料:350万円(2017年) 種付け頭数:191頭(2014年)

新種牡馬とは言え、既に輸入産駒でGⅠ馬を輩出しているヘニーヒューズ。重賞勝ちを含むと計4頭の実績を誇り、非常に高い有効打で日本へ供用されてからも高い人気を誇っている。芝を走る馬も出してはいるものの、基本的には自身同様にダートの短距離が中心の成績分布となるだろう。ただ、配合次第では中距離を走れる下地も揃っており、その勝ち上がり率から見てもいきなりブレイクする可能性は大いに有りと見ている。こちらの想像を超える様な産駒の出現に期待したい。
ノヴェリスト

ノヴェリスト

父馬:Monsun
母馬:Night Lagoon
母父:Lagunas
所属:Andreas Wohler厩舎(独)
生産:Christoph Berglar(愛)
馬主:Dr.Christoph Berglar

通算成績:11戦9勝(9-1-0-1)
主な勝鞍:バーデン大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、サンクルー大賞など
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種付け料:300万円(2017年) 種付け頭数:156頭(2014年)

欧州のビッグレースを制して鳴り物入りで種牡馬となったノヴェリスト。イメージとしてはハービンジャーと被るが、キングジョージ6世ではそのハービンジャーが出したレコードよりも2秒以上更新している事からスピード能力は高い。4月に行われたブリーズアップセールでも同産駒が最高額で落札されるなど、関係者からの評判も上々だ。個人的にはノヴェリストに父Monsunの血を日本で繁栄させ新たな系譜の1ページを作り上げてもらいたいと願っている。
エイシンフラッシュ 

エイシンフラッシュ 

父馬:キングズベスト
母馬:ムーンレディ
母父:プラティニ
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:平井克彦

通算成績:27戦6勝 (6-3-7-11)
主な勝鞍:日本ダービー、天皇賞秋など
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種付け料:150万円(2017年) 種付け頭数:204頭(2014年)

近年稀に稀に見るグッドルッキングホース、エイシンフラッシュ。単純にその漆黒の馬体に魅了された人も多いのでは。現役時代は2度も32秒台の末脚で極上のキレ味を披露した同馬だが、連対レースの分布を見ると1800~3200mと豊富なスタミナも兼備している。更には稍重馬場やドバイワールドカップでも大きく負けていない事から芝・ダも問わないマルチな産駒が産まれて来るだろう。即ち、母父の影響を受けやすいとも思われ、POGや一口馬主の指名の際にはその点も注意してピックアップしたい。
モンテロッソ 

モンテロッソ 

父馬:Dubawi
母馬:Porto Roca
母父:Barathea
所属:Mark Johnston厩舎(英)
生産:Darley(英)
馬主:Sheikh Hamdan bin Mohammed Al Maktoum
Godolphin

通算成績:17戦7勝 (7-2-1-7)
主な勝鞍:ドバイワールドカップなど
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種付け料:150万円 種付け頭数:119頭(2014年)

2012年のドバイワールドカップ馬であるモンテロッソ。今やガリレオと並び欧州のトレンドとなったドバウィ産駒の後継種牡馬として大きな期待が寄せられている。これはノヴェリストと同様に、日本競馬の底上げとしても重要なポジションに位置している事は明らか。世界の主流血統を日本にもしっかりと取り込めた時に、日本馬による凱旋門賞制覇の夢が実現に一歩近付くと考えている。その為には是が非でもモンテロッソには活躍馬を輩出して欲しい所だ。
エスポワールシチー

エスポワールシチー

父馬:ゴールドアリュール
母馬:エミネントシチー
母父:ブライアンズタイム
所属:安達昭夫厩舎(栗東)
生産:幾千世牧場(門別町)
馬主:優駿ホースクラブ

通算成績:40戦17勝 (17-10-3-10)
主な勝鞍:かしわ記念、南部杯、ジャパンカップダート、フェブラリーステークス、JBCスプリントなど
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種付け料:70万円 種付け頭数:110頭(2014年)

ダート馬として初の10億円ホースとなったエスポワールシチー。その割には種付け料が安く地味な扱いとなっているが、キャラクター的にも致し方ないところではある。その反面で今年亡くなったゴールドアリュールの後継としての期待度は高い。血統的には父系、母系含めて鬼のダート専用機とも言え産駒もほぼその成績がダートに偏って来るだろう。突如の大物を出す下地は揃っていると言え、ダート界を牛耳る位の活躍があって然るべき1頭とも言える。

まとめ

以上、2017年デビュー予定の新種牡馬と種付け料・頭数まとめでした。

この他にも、ローズキングダム、ストロングリターン、ロジユニヴァース、スマートロビン、シルポート、フェデラリスト、ネオヴァンドーム、ダイシンオレンジ、マコトスパルビエロ、コパノジングー、ネヴァブションなどの個性的な種牡馬がズラリと控えている。

ネーム的には少々小粒なイメージではあるが、オルフェーヴルとロードカナロアがその分を埋めてくれていると考えれば良い。何より、オルフェーヴルに関してはディープインパクトに対抗出来るかもしれない唯一無二の存在だ。ダービー後に始まる新馬戦が今から楽しみで仕方がない。
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