2018年5月7日 更新

新潟大賞典 2018 結果 動画

重賞にしては遅めのペースで前に行った馬での決着。番手ステイインシアトルを挟んで内々を回りポジションを挙げたスズカデヴィアス、ナスノセイカンが1、3着。トリオンフなど上位陣は総崩れで3連単は60万円近い大波乱となった。

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新潟大賞典2018の結果

新潟大賞典2018の動画

レース回顧

ラインルーフがハナに立ち後続も何頭が続くが、意外にペースは落ち着いて1000m1分2秒台のスローペースとなった1戦。当然ながら馬群もひと塊となって直線コースへ入り究極の決め手勝負が繰り広げられた。番手から絶好の手応えで抜け出したステイインシアトルを内からナスノセイカンが追随、更に内からスズカデヴィアスが驚異的な末脚を披露しまとめて差し切った所がゴールイン。結果、1番スズカデヴィアスと2番ナスノセイカンが内々でうまく脚を溜めて爆発させた事が結果に繋がったのだろう。トリオンフ、ステファノス、マイスタイルの上位人気勢はこの展開に泣かされて馬券圏外へ敗退。3連単は60万円弱の高配当を叩き出した。

勝ち馬スズカデヴィアス

スズカデヴィアス

スズカデヴィアス

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:スズカローラン
母父:サンデーサイレンス
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:辻牧場
馬主:永井啓弍

通算成績:33戦5勝(5-3-3-22)
主な戦績:新潟大賞典など
via google imghp
最内でジッと脚を溜め追走、新潟の外回りで前が壁になる心配もほぼ皆無だからこそ出来た競馬と言っても過言ではない。直線前が開いて馬場の良い所を選ぶと、弾かれる様に伸びて前のステイインシアトルとナスノセイカンを一蹴する差し脚。元々決め手は上位の馬で、今回は三浦騎手がドンピシャのエスコートで重賞初制覇に導いた形だ。とは言え、GⅠクラスの馬となると1枚足りない部分は否めず、今後もローカル重賞での活躍に限定されるのではないだろうか。逆を言えば、このクラスなら安定した結果が期待出来るとも考えられる。

レースを振り返ってのベスト予想

◎トリオンフ
◯ステファノス
▲マイスタイル
ハクサンルドルフ
スズカデヴィアス
△カレンラストショー
ナイトオブナイツ
トーセンマタコイヤ
ステイインシアトル
×ハッピーユニバンス
ナスノセイカン

馬連:想定15点:×不的中、三連単:想定360点:◯勝利

本命対抗はトリオンフ、ステファノス一択だろう。それを無視してローカル重賞だと考えると単穴は単勝10倍未満、連下は単勝30倍未満、紐は単勝50倍未満が理想の想定だっただろう。

全着順結果

RR:105.6 ※想定RR:106.3

                                            
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印  伴  結城 浜野清水 単勝オッズ
1 1 スズカデヴィアス 56.5 三浦 104.8 2:00.0 5.6
2 14 ステイインシアトル 57.0 秋山 104.3 3/4 × 26.7
3 2 ナスノセイカン 55.0 丸山 103.6 3/4 × 43.2
4 10 トリオンフ 57.0 松田 108.7 アタマ 3.0
5 5 トーセンマタコイヤ 54.0 柴田善 103.0 1/2 18.4
6 12 マイスタイル 55.0 田中勝 104.3 クビ 5.3
7 3 ケントオー 56.0 石川 105.0 ハナ 80.9
8 8 ハクサンルドルフ 55.0 丸田 105.7 ハナ 8.1
9 16アウトライアーズ 54.0 横山武 105.0 1.1/4 × 65.0
10 4 シャイニープリンス 56.0 勝浦 103.9 ハナ 180.3
11 13 ステファノス 58.0 和田 111.5 クビ × 5.9
12 7 カレンラストショー 54.0 荻野極 100.0 アタマ 15.9
13 11 ハッピーユニバンス 51.0 藤懸 98.0 クビ × 37.4
14 15ロッカフラベイビー 51.0 杉原 97.4 クビ × 59.7
15 9 ナイトオブナイツ 54.0 津村 94.0 1.1/4 × × 18.2
16 6 ラインルーフ 54.0 森一 93.3 1.1/4 80.4


危険な人気馬結果 ステファノス→11着(3人気)

やや後手を踏んで道中は中団以下からの追走となったステファノス。決めて勝負となって直線では外から懸命に伸びるも、新潟の芝では33秒1の脚を使っても前に届かない。結果、勝ち馬から0秒6差の11着敗退となったが、元々厩舎も目標はここでは無い。ある程度、今回の走りは想定出来たのではないだろうか。

穴馬予想結果 カレンラストショー→12着(6人気)

4番手の絶好位を追走するも直線では取り残される様にして後退。自身も33秒5の脚を出しているものの、さすがに重賞クラスの瞬発力勝負ではまだ力が足りなかった印象か。それでも大きく負けてはおらず、経験含めてじっくりと成長して行けばいずれは大きな舞台でも活躍出来る1頭だろう。

配当&本印予想結果

馬連予想 ⑩⑫-①⑤⑦⑧⑬⑭⑯ 不的中
単勝 1 820円 枠連 1-7 1,710円
複勝 1 280円 ワイド 1-14 3,080円
14 940円 1-2 3,370円
2 1,020円 2-14 14,750円
馬連 1-14 10,890円 馬単 1→14 20,690円
三連複 1-2-14 106,860円 三連単 1→14→2 581,000円


編集部の回顧

逃した魚はデカすぎる…。1着△スズカデヴィアス、2着▲ステイインシアトル、3着×ナスノセイカン。(結城)
こちらも京都新聞杯と同じくひどい予想に…。5ハロン62.3の超スローな流れ。結果として前残りと内有利な展開になった。騎手の立ち回りの差が結果にもでてしまった。勝ったスズカデヴィアスは三浦騎手が1番枠を活かしきり内を上手く立ち回ってコーナーで順位を上げた。2着ステイインシアトルと3着ナスノセイカンは展開が向いて前残り。特にペースをみてから前につけていったナスノセイカンの丸山騎手の判断は上手かった。本命にしたトリオンフは内に入るチャンスがあったにもかかわらず内に入らずに結局外目を回る形になった分伸びを欠いてしまった。無理におさえずに少し出して行って3番手の内に入っていれば結果も違ったはず、と思えてしまった。対抗のマイスタイルはそもそもあのペースで何で控えてしまったのか…。もちろん結果論を言っても仕方ないですし、それを読みきれずに買ってしまっている自分が悪いのですが…。(浜野)
1、3着無印の予想でここも呆気なく完敗です。マイスタイルは太かったのか?(清水)

新潟大賞典2018の予想

◎トリオンフ

トリオンフ

トリオンフ

牡馬

父馬:タートルボウル
母馬:メジロトンキニーズ
母父:ダンスインザダーク
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:レイクヴィラファーム
馬主:KTレーシング

通算成績:13戦5勝(4-3-0-5)
主な戦績:小倉大賞典など
via google imghp
大阪杯では道中で一気に捲って行ったスワーヴリチャードに競りかける競馬で勝負をしに行ったトリオンフ。初のGⅠ挑戦であの果敢な走り、しかも大きく負けずの8着なら大威張りの内容だっただろう。そのままの勢いで臨む新潟大賞典、ハンデはやや背負わされた印象だが今の状態なら難なく勝ち切りそうなイメージ。ここを勝利して秋の大舞台へ弾みを付けたい。

◯マイスタイル

マイスタイル

マイスタイル

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ファーストナイナー
母父:フォーティナイナー
所属:昆貢厩舎(栗東)
生産:猪野毛牧場
馬主:寺田千代乃

通算成績:10戦2勝(2-2-1-5)
主な戦績:弥生賞2着など
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菊花賞以来となった福島民報杯では、逃げ馬が作る前半58秒1のハイペースを番手から追い掛けたマイスタイル。4コーナーではそれを競り落として直線入り口で先頭、最後はさすがに脚が上がるも勝ったマイネルサージュにクビ差の2着入線と改めて力のある所を示した1戦だった。思えば昨年の日本ダービー4着馬、ここであっさり初重賞制覇を成し遂げてもなんら不思議ではない。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:106.3

まさかのローカル登場、ステファノス。流石に抜けているがトリオンフもGIで十分見せ場つくったのでこの2頭中心だろう。あとはさすがに差があるので裏表の3着流しから保険で少しだけ2着想定のフォーメーションが理想だろうか。
                                            
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印  伴  結城 浜野清水 予想オッズ
1 スズカデヴィアス 牡7 56.5 三浦 104.6 5.6
2 ナスノセイカン 牡6 55.0 丸山 100.3 × 62.2
3 ケントオー 牡6 56.0 石川 106.0 62.0
4 シャイニープリンス 牡8 56.0 勝浦 103.0 166.0
5 トーセンマタコイヤ 牡7 54.0 柴田善 103.0 19.3
6 ラインルーフ 牡6 54.0 森一 94.5 268.5
7 カレンラストショー 牡6 54.0 荻野極 97.0 21.4
8 ハクサンルドルフ 牡5 55.0 丸田 107.0 8.4
9 ナイトオブナイツ 牡5 54.0 津村 94.0 × × 47.1
10 トリオンフ セ4 57.0 松田 108.5 2.7
11 ハッピーユニバンス 牝6 51.0 藤懸 98.0 × 113.7
12 マイスタイル 牡4 55.0 田中勝 102.2 5.8
13 ステファノス 牡7 58.0 和田 112.7 × 3.6
14 ステイインシアトル 牡7 57.0 秋山 99.0 × 26.3
15 ロッカフラベイビー 牝6 51.0 杉原 97.3 × 173.7
16 アウトライアーズ 牡4 54.0 横山武 105.3 × 42.5


危険な人気馬 ステファノス(想定2人気)

さすがに実力が違うも、藤原英昭厩舎お得意の叩き1走目は太め残りの心配も残るステファノス。恐らく安田記念が最大目標だろうから、ここでメイチの仕上げは先ず有り得ないだろう。加えて58kgのハンデ、陣営はもしかすると捨てレースとしての参戦というケースも想定しておきたい所だ。

穴馬予想 カレンラストショー(想定7人気)

安定した走りで着実にクラスを勝ち上がって来たカレンラストショー。この手のタイプは相手なりに走る事が多く、重賞でも2〜3着に食い込む可能性は非常に高い。斤量も恵まれ、流れに上手く乗れれば波乱を演出するシーンは描けなくも無いだろう。とは言え、実力からすればやや人気している感も否め無いが。

編集部の見解

GⅢにしてはなかなかのメンバーが揃った一戦。実績断然のステファノスは58kgが鍵。本命は昨年のダービーで見せ場十分だった◎マイスタイル。 (伴)
正直何がきても驚けないが、ここはトリオンフとマイスタイルを信頼。(結城)
休み明けの7歳馬で58キロを背負わされてしまうステファノスは評価を下げる。無印とも思ったがメンバーレベルと実績を考えて一応△を打つ。このメンバーであれば4歳馬が中心に買いたい。◎トリオンフは57キロでも勝ってみたいと思わせる魅力がある。それだけ前々走の勝ちっぷりが鮮やかだった。あとは新潟適性と松田大作騎手が合うかどうか。前走でも先行した時のしぶとさをみせたのが〇マイスタイル。4走前のダービー4着から55キロは有利に思える。近走を度外視して、元々の実力から復活を期待したくなるのが▲アウトライアーズ。メンバー弱化で金杯だけ走れれば通用するトーセンマタコイヤにも△。(浜野)
前走での速いペースを2着に粘ったマイスタイルを本命にします。ダービーでの好走から早いもので1年が過ぎようとしていますが、素晴らしい勝負根性は変わらずここも勝ち負けでしょう。(清水)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部