2017年6月26日 更新

宝塚記念 2017 結果 動画

日曜日に行われた宝塚記念はサトノクラウンが豪快に突き抜けて国内GⅠを初制覇。道中、キタサンブラックを後ろから突付くなどデムーロ騎手の手腕が光った1戦だった。2着にゴールドアクター、3着にはミッキークイーンが入線した。

22,139

宝塚記念2017の結果

宝塚記念2017の動画

レース回顧

シュヴァルグランがハナに立つ予想外の展開。番手にシャケトラ、その直後にキタサンブラックが並ぶ形となり馬群はひと塊の集団に。向こう正面でペースが落ちた瞬間、外からサトノクラウンが後ろから押し上げ前を突付くと一気に流れが動き出す。そのまま一旦下がって脚を溜めるが、先行勢は脚を使わされたまま直線コースへ。遂にバテたキタサンブラックなどを横目にし、そのサトノクラウンが外から突き抜けて差し切るテクニカルな競馬で優勝。2着は内から伸びたゴールドアクター、3着には紅一点のミッキークイーンが入線。圧倒的1番人気キタサンブラックは9着に沈んだ。

勝ち馬サトノクラウン

サトノクラウン

サトノクラウン

牡5歳

父馬:Marju
母馬:ジョコンダⅡ
母父:Rossini
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:里見治

通算成績:14戦7勝(7-0-1-6)
主な戦績:宝塚記念、香港ヴァーズなど
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デムーロの巧みな駆け引きにより、強敵キタサンブラックを撃破したサトノクラウン。重馬場に近い芝状態も味方して最高のパフォーマンスを見せた1戦だった。これで昨年末の香港ヴァーズに続くGⅠ2勝目を飾り、国内でのタイトル制覇は初めてとなる。堀厩舎の徹底的な管理の元、大阪杯での敗戦を全て糧とした陣営の努力の賜物でもあった。まさにチームプレーだもたらした大きな勲章。非サンデー系で種牡馬としての価値も一気に上がる勝利となった。

レースを振り返ってのベスト予想

◎キタサンブラック
○サトノクラウン
▲ゴールドアクター
△シュヴァルグラン
シャケトラ
ミッキークイーン
×ミッキーロケット
レインボーライン
結果がどうあれ本命はキタサンブラック。レース前に展開や見えない疲れなどは考慮出来ない。対抗に逆転可能なサトノクラウンと単穴ゴールドアクター。自力や馬場を考えればこの2頭が次に来る上位だろう。後は逆転は無理でも連下にシュヴァルグランとシャケトラ、ミッキークイーンが妥当な所。ヒモ候補にミッキーロケットとレインボーラインを入れておけば完璧な展望と言える。

全着順結果

RR:114.3 ※想定RR:113.8

サトノクラウン、ゴールドアクター、ミッキークイーンの実力馬が評価を戻したので、キタサンブラックとシュヴァルグランが不発も全体としては想定より評価は高い結果となった。サトノクラウンとゴールドアクターが上位で、ミッキークイーンは牡馬相手ではたりない。シャケトラ、レインボーライン、ミッキーロケットは、GⅠだと力不足、シュヴァルグラン、キタサンブラックは不発という結果だろう。
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 大川 小野寺 田中 単勝オッズ
1 11 サトノクラウン 58.0 M.デムーロ 116.9 2:11.4(稍重) 9.0
2 2 ゴールドアクター 58.0 横山典弘 115.6 3/4 12.7
3 8 ミッキークイーン 56.0 浜中俊 114.4 1.1/2 10.4
4 6 シャケトラ 58.0 C.ルメール 113.3 1.3/4 8.5
5 7 レインボーライン 58.0 岩田康誠 110.5 1.3/4 23.8
6 1 ミッキーロケット 58.0 和田竜二 111.3 アタマ 32.5
7 3 スピリッツミノル 58.0 幸英明 104.2 1.3/4 110.5
8 5 シュヴァルグラン 58.0 福永祐一 114.6 ハナ 12.7
9 10 キタサンブラック 58.0 武豊 117.5 1/2 1.4
10 4 クラリティシチー 58.0 松山弘平 103.8 1.1/4 188.5
11 9 ヒットザターゲット 58.0 川田将雅 106.6 1.3/4 167.1


配当&本印予想結果

馬連予想 ②⑩-①⑤⑥⑦⑧⑪ 的中
単勝 11 900円 枠連 2-8 710円
複勝 11 480円 ワイド 2-11 1,500円
2 550円 8-11 1,170円
8 450円 2-8 1,060円
馬連 2-11 5,250円 馬単 11→2 10,330円
三連複 2-8-11 10,670円 三連単 11→2→8 70,420円


2017年の宝塚記念の的中馬券

2017年の宝塚記念の的中馬券

宝塚記念2017の三連単的中馬券、個人分

宝塚記念2017の三連単的中馬券、個人分

危険な人気馬結果 シャケトラ→4着(2番人気)

先行して後ろからキタサンブラックのプレッシャーを終始感じながらレースを進めたシャケトラ。サトノクラウンに突かれた事もあり息の入らない流れの中、唯一先行勢で掲示板に入った。馬券的には美味しい危険な人気馬に推めていたものの、この競馬で逆に評価は高くなったのではないだろうか。夏の休養を経て、秋には更に一段とパワーアップして帰って来て欲しい。

穴馬予想結果 レインボーライン→5着(7番人気)

道中は最後方を追走。4コーナー手前から一気のロングスパートで勝負を仕掛けるも、最後は脚が上がってしまい5着入線が精一杯だった。それでも人気よりは上位に来ているので結果的には岩田康誠騎手の好騎乗か。馬場適性はあったものの、やはり勝ち切れるまでの能力はまだ無い。あくまでもヒモ候補で警戒するべきキャラクターだろう。

編集部の回顧

予想は完璧だったと判断。今回はキタサンブラックの調整不足が敗因ではあるだろうが、外枠発走で前に有力馬いかれて楽逃げができなかったので逆にいうと直近のGⅠは楽しすぎていたと判断、GⅠ5勝もただGⅠを5勝しているだけで一般的なGⅠのレベルでしかないのでやはりここで抜けているというような世間の評価は間違っているだろう。現在の古馬レベルが低いだけである。(大川)
本命、対抗までは良かったが単穴にレインボーライン。よくよく考えれば能力も鞍上も一枚足りない結果がモロに出た。秋以降のGⅠレースは無条件でデムーロの印を1つ上げなければ行けないだろう。連下もシュヴァルグランやミッキーロケットが無駄に多かった印象。後付けだがかなり簡単な馬券で配当も非常に美味しい1戦だった。(田中)

宝塚記念2017の予想

◎キタサンブラック

キタサンブラック

キタサンブラック

牡5歳

父馬:ブラックタイド
母馬:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:ヤナガワ牧場
馬主:大野商事

通算成績:16戦10勝(10-2-3-1)
主な戦績:菊花賞、ジャパンカップ、大阪杯、天皇賞春など
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前走の天皇賞春では驚異的な世界レコードで快勝し春のGⅠ連勝を決めたキタサンブラック。宝塚記念を勝てば春の古馬三冠達成となり、賞金とは別にJRAから報奨金2億円のボーナスが出る事となる。宿敵サトノダイヤモンドが出走回避となった今、もはや国内に敵はおらず大方の予想では圧倒的1番人気に支持されるだろう。陣営としてはここの内容次第で凱旋門賞への出走を確定させる予定だ。ちなみに、9月に行われる愛のチャンピオンステークスにも登録済み。

◯ゴールドアクター

ゴールドアクター

ゴールドアクター

牡6歳

父馬:スクリーンヒーロー
母馬:ヘイロンシン
母父:キョウワアリシバ
所属:中川公成厩舎(美浦)
生産:北勝ファーム
馬主:居城寿与

通算成績:20戦9勝(9-2-2-7)
主な戦績:有馬記念など
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昨年末の有馬記念ではキタサンブラックとサトノダイヤモンドに混じって三つ巴の戦いを繰り広げたゴールドアクター。改めてその能力の高さを示した1戦だったが、一転して年明けの日経賞では格下相手にまさかの敗退。天皇賞春では距離不安もあり連敗と、現時点では勢いが最も下降している1頭だろう。しかし、鞍上は引き続き横山典弘騎手で決定しており、よもやの奇襲で見事な復活劇のシーンも考えておかねばなるまい。場合によっては逃げの一手も??

▲シャケトラ

シャケトラ

シャケトラ

牡4歳

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:サマーハ
母父:シングスピール
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:7戦4勝(4-1-1-1)
主な戦績:日経賞など
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前走の天皇賞春はキャリアの浅さが露呈したレースだった。スタートで立ち遅れそのロスを取り戻そうとして前に押し出した所で引っ掛かる不完全燃焼な内容。元より距離もどうかという部分も含めて、キタサンブラックにあの快時計で走られたら手も足も出ないだろう。今回は阪神コース3戦3勝というベストな舞台での巻き返しを図る戦いとなる。ここでシャケトラの進化が問われると共に、世代交代の狼煙を上げる事が出来るか。

▲シュヴァルグラン

シュヴァルグラン

シュヴァルグラン

牡5歳

父馬:ハーツクライ
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:19戦6勝(6-5-4-4)
主な戦績:天皇賞春2着など
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天皇賞春では勝ったキタサンブラックにもう一歩の所まで迫ったシュヴァルグラン。レースでは自ら仕掛けて行き、それでいてサトノダイヤモンドに先着している点は評価に値する。ハーツクライ産駒らしく古馬になってようやく完成され、今が能力のピーク時ではないだろうか。決して無冠のまま終わるレベルの馬ではなく、人馬共に悲願のタイトルを狙うべくキタサンブラックへもう一度挑戦状を叩きつける。

▲サトノクラウン

サトノクラウン

サトノクラウン

牡5歳

父馬:Marju
母馬:ジョコンダⅡ
母父:Rossini
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:里見治

通算成績:13戦6勝(6-0-1-6)
主な戦績:香港ヴァーズなど
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サトノ勢はダイヤモンドがいなくてもクラウンがいる。昨年末の香港ヴァーズではその年の凱旋門賞2着ハイランドリールを鮮やかに差し切り初のGⅠ制覇。成績を見ても分かる様に勝ち切るか惨敗かの良極端なタイプと言え、前走の大阪杯の敗戦は全く気にしなくて良いだろう。一発があるとしたらこの馬か。鞍上は大舞台に滅法強いデムーロ騎手が継続騎乗との事。

▲ミッキークイーン

ミッキークイーン

ミッキークイーン

牝5歳

牝5歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ミュージカルウェイ
母父:Gold Away
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:野田みづき

通算成績:14戦5勝(5-5-1-3)
主な戦績:オークス、秋華賞など
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ヴィクトリアマイルは圧倒的な人気を裏切った形だが、そもそもマイル戦はこの馬の適正外。エンジンの掛かりが遅い上に4コーナー入り口で締められる様な格好で脚を余した印象だった。阪神競馬場は6戦パーフェクト連対の庭状態で、天気予報も雨となっており重馬場巧者の同馬にとっては全ての条件が好転している。牝馬で2kg軽いという点も含めて、強豪牡馬勢の間に割って入るシーンも一考だろう。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:113.8

さすがにキタサンブラック1強という状況。ただ絶対的ではないのでレーティング110以上あれば展開次第で通用すると判断出来るため、1頭1着固定にするか8頭ボックスにするかという2択ではないだろうか。
       
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 ミッキーロケット 牡4 58.0 和田竜二 112.1 17.4
2 ゴールドアクター 牡6 58.0 横山典弘 114.5 9.8
3 スピリッツミノル 牡5 58.0 幸英明 101.9 157.7
4 クラリティシチー 牡6 58.0 松山弘平 103.8 238.2
5 シュヴァルグラン 牡5 58.0 福永祐一 115.6 7.6
6 シャケトラ 牡4 58.0 C.ルメール 113.0 6.9
7 レインボーライン 牡4 58.0 岩田康誠 109.3 14.9
8 ミッキークイーン 牝5 56.0 浜中俊 112.2 7.1
9 ヒットザターゲット 牡9 58.0 川田将雅 106.7 193.9
10 キタサンブラック 牡5 58.0 武豊 118.6 1.8
11 サトノクラウン牡5 58.0 M.デムーロ 114.6 7.3


危険な人気馬 シャケトラ(想定2番人気)

馬券発売前では2番人気予定のシャケトラ。まだ僅かキャリア7戦の身でここまで支持を集めるのは大したものだが、如何せん本当の強豪とはまだ戦っていない。前走の天皇賞春は立ち遅れ気味のスタートを挽回しようとして出して行った所、折り合いを欠いてしまうというチグハグな内容で大敗。正直、まだまともな競馬でキタサンブラックなどとの力差がどこまであるかは把握出来ていない。勿論、想像以上のパフォーマンスで勝ちきってしまう可能性もあるかもだが、十中八九は掲示板入線が精一杯というオチだろう。

穴馬予想 レインボーライン(想定7番人気)

レインボーライン 

レインボーライン 

牡4歳

父馬:ステイゴールド
母馬:レーゲンボーゲン
母父:フレンチデピュティ
所属:浅見秀一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:三田昌宏

通算成績:16戦3勝 (3-3-3-7)
主な戦績:アーリントンカップなど
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穴を開けるとしたこの馬だろう。ステイゴールド×フレンチデピュティのパワータイプによる配合は今の時期の阪神競馬場には持って来い。加えて、日曜日は雨マークとなっており馬場が渋るのはステイゴールド産駒の真骨頂だ。キタサンブラックを逆転とまでは行かないまでも、同じく芝が稍重状態だった昨年の札幌記念であのモーリスに肉薄した走りの再現が見られるのではないだろうか。鞍上が岩田康誠騎手というのも如何にも不気味に映る。

編集部の見解

本命はさすがにキタサンブラック。ただし絶対的ではない。世間の評価が本来の彼の地力より高すぎる。ただこのメンツに逆転の可能性が高いと呼べるレベルの馬はいない。古馬GⅠとは呼べないレベルを考えると古馬春3冠の可能性は高い。他の馬はこれをどうにか阻止してもらいたいものである。(大川)
◎キタサンブラック。もう説明不要。負ける様なら運命のいたずら。紐探しで穴はないかなと見つけるのみ。◯ミッキークイーン。何だかんだ牝馬が最近絡んでるからこの馬が前走の鬱憤晴らす気がして来ました。阪神競馬場との愛称も抜群。▲シャケトラ。気性的にどうかと、前走はジョッキーのミスと言われている。能力全開ならキタサンに迫るでのはないか??(小野寺)
本命はキタサンブラック。さすがにこのメンバーでこの頭数、余程の事が無い限りは逆転が難しいだろう。逃げて良し、先行して良し、終いもしっかりと脚を使える同馬に死角たる要素はほとんど見当たらない。対抗はゴールドアクター。唯一、この馬が対等に近いレベルで戦える1頭。阪神競馬場が初となるがどう考えても適正は高い筈で、それに加えて降雨で重馬場になればそれこそ鬼に金棒。横山典弘騎手が奇襲で大逃げでも打ってくれるとひと波乱起こす可能性はまだ残されている。単穴にレインボーライン。これもステイゴールド×フレンチデピュティの血が雨の阪神で覚醒しないか??という一応の期待も込めての印だが、基本的に逆転は難しいと考える。やはりキタサンブラックの春古馬3冠は濃厚。(田中)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部