2017年7月24日 更新

函館2歳ステークス 2017 結果 動画

23日に行われた函館2歳ステークスは、1番人気のカシアスが好位から差し切って世代初の重賞ウィナーが誕生。僅差の2着に12番人気ウインジェルベーラ、3着には牝馬のアリアが入線し3連単は17万円台の中波乱決着となった。

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函館2歳ステークス2017の結果

函館2歳ステークス2017の動画

レース回顧

好スタートを切ったパッセが勢い良くハナへ、2番手にウインジェルベーラ、直後にダンツクレイオーが並び、後続がひと塊で追走する流れ。4コーナーでウインジェルベーラが早め先頭に立って出し抜けを図るも、好位で脚を溜めていたカシアスが最後の一完歩でアタマ差かわしたところがゴール。3着に同じく外から追い込んだアリアが入線する。期待されたナンヨープランタンは道中後方のポジショニングが災いし6着に敗退した。

勝ち馬カシアス

カシアス

カシアス

牡馬

父馬:キンシャサノキセキ
母馬:ラブディラン
母父:ディラントーマス
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:谷岡牧場
馬主:カナヤマホールディングス

通算成績:3戦2勝(2-1-0-0)
主な戦績:函館2歳ステークスなど
via google imghp
レースでは慌てず、前後を警戒しながらいつでも動けるポジションで追走したカシアス。ウインジェルベーラが早めに動くのを確認すると4コーナーでスッと進出。そこから外目をグイグイ伸びて最後はきっちりとかわすのだからセンスが抜群としか言い様がない。父はキンシャサノキセキも母父に欧州の名馬ディラントーマスがいる血統で、単なる夏の早熟馬では終わらないだろう。今後の更なる伸びシロに期待。

レースを振り返ってのベスト予想

◎カシアス
○ナンヨープランタン
▲アリア
パッセ
△ウインジェルベーラ
デルマキセキ
ベイビーキャズ
×ダンツクレイオー
リンガラポップス
ジェッシージェニー
スズカマンサク

予想回顧

やはり2戦続けて結果を出しているカシアスがその脚質も含めて本命だろう。対抗にナンヨープランタン。単穴にアリアとパッセの牝馬2頭を挙げて、後は連下にウインジェルベーラ、デルマキセキ、ベイビーキャズ、3着候補に前で競馬をしそうなメンツを入れておけば完璧な展望だっただろう。今回のポイントはウインジェルベーラをピックアップ出来たかどうかに尽きる。それにしても、人気が12番人気は評価が低過ぎだろう。

全着順結果

 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 道永 大川 単勝オッズ
1 11 カシアス 54.0 浜中俊 ---- 1:10.0(良) 3.0
2 8 ウインジェルベーラ 54.0 丹内祐次 ---- アタマ × × 87.2
3 7 アリア 54.0 丸山元気 ---- 3/4 7.7
4 3 デルマキセキ 54.0 藤岡康太 ---- クビ × × 20.5
5 4 パッセ 54.0 岩部淳二 ---- 1/2 8.1
6 2 ナンヨープランタン 54.0 岩田康誠 ---- 1.1/2 5.1
7 12 リンガラポップス 54.0 北村友一 ---- 3/4 18.8
8 13 スズカマンサク 54.0 K.ティターン ---- 1 × 23.6
9 10 ダンツクレイオー 54.0 池添謙一 ---- ハナ × × 18.7
10 16 ジェッシージェニー 54.0 菱田裕二 ---- 1/2 22.8
11 6 ガウラミディ 54.0 城戸義政 ---- 3/4 131.8
12 5 ベイビーキャズ 54.0 C.ルメール ---- 1.1/2 7.7
13 9 [地]ヤマノファイト 54.0 阿部龍 ---- 5 125.3
14 1 サンダベンポート 54.0 中井裕二 ---- クビ 145.4
15 15 キタノユウキ 54.0 柴山雄一 ---- 3 62.6
取消 14 モルトアレグロ 54.0 吉田隼人 ---- ---- ----


配当&本印予想結果

馬連予想 ②⑪-④⑦⑫ 不的中
単勝 11 300円 枠連 4-6 940円
複勝 11 140円 ワイド 8-11 4,350円
8 1,330円 7-11 460円
7 230円 7-8 6,270円
馬連 8-11 15,620円 馬単 11→8 22,890円
三連複 7-8-11 27,510円 三連単 11→8→7 175,020円


危険な人気馬結果 アリア→3着(3番人気)

結果的に自分より外の馬が尽く前に行ってくれたお陰で自身もレースがしやすくなったのが1番大きかっただろう。包まれる事なくスムーズに外へ出せた事でエンジンの掛かりも早くしっかり追い込んで来れた。それでもやはり不完全燃焼の感は否めず、血統的にもマイル前後の距離が最も走りやすいのではないだろうか。

穴馬予想結果 スズカマンサク→8着(10番人気)

他馬が思い切って先手を奪った為、若干控える形となったスズカマンサク。タイム自体は平凡だったが、前走とやや競馬が違った事に戸惑ったのか全く良い所が無く8着に敗退した。とは言え、ここで見限れない血統構成なのは間違いない。今後、中央に戻って牝馬限定戦辺りなら十分2勝目を目指せる。

編集部の回顧

本命ナンヨープランタンを信じたのは早計だったか。印を出した後に、単穴カシアスの方が信頼度が高い事に気付いたものの時既に遅し。本来ならここの印を入れ替えておくべき一手。それでも、ウインジェルベーラが拾えていない筈で馬券的中には至ってないだろうが、せめて上位陣の印は悔いのない状態で展望したい所。反省点が多いレースだった。(田中)
本命ナンヨープランタンはまだ悪くなかったにせよ、対抗はカシアスにするべきだったなと。あとは2着付をもっと手広くしておくべきだったなと。ただ最低限のナンヨープランタンの新馬が一番と判断さえできていれば問題ないかなと。(大川)

函館2歳ステークス2017の予想

◎ナンヨープランタン

ナンヨープランタン

ナンヨープランタン

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:テキサスルビー
母父:スペシャルウィーク
所属:松永幹夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:中村徳也

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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前走の新馬戦は開幕週で前が絶対有利な馬場の中、1頭後方から追い込んで逃げるカシアスを捉えたナンヨープランタン。まだまだ余裕のあるレースぶりで、それでもしっかりと勝ち切る辺りに競馬センスの高さを感じた1頭だ。その後、2着のカシアスが折り返しの未勝利戦で圧勝していた事も評価を後押しする。加えて、函館2歳ステークスの常連である岩田騎手鞍上というのも心強い。

◯カシアス

カシアス

カシアス

牡馬

父馬:キンシャサノキセキ
母馬:ラブディラン
母父:ディラントーマス
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:谷岡牧場
馬主:カナヤマホールディングス

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:2歳未勝利
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新馬こそナンヨープランタンの強襲にあったが、折り返しの未勝利戦では控えて直線後続を突き離す味な競馬での完勝。一瞬にして2着馬以下を置き去りにしたラスト1ハロンの脚にはかなり見所があった。母父ディラントーマスの血統構成から見ても一概の短距離馬では無さそうで、今回のメンバーでは最も奥がありそうな1頭。ここを勝てれば一気に2歳王者への道が開けて来る。

▲アリア

アリア

アリア

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ラプターセイハート
母父:スペシャルウィーク
所属:沖芳夫厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:樋口稔

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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初戦は4番人気とそこまで評価の高い馬ではなかったが、レースでは最後の直線でグイッと伸び切って逃げるダンツクレイオーを差し切った。それでも、騎乗した丸山騎手は『叩いて良くなるタイプだと思っていたので新馬を勝てたのは大きい。まだまだ伸びシロがある』とコメント。2戦目にして更にパフォーマンスが上がればアッサリ勝ってもおかしくはない。

出馬表&予想オッズ

       
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 道永 大川 予想オッズ
1 サンダベンポート 牝2 54.0 中井裕二 ---- 227.4
2 ナンヨープランタン 牡2 54.0 岩田康誠 ---- 3.1
3 デルマキセキ 牝2 54.0 藤岡康太 ---- × × 22.3
4 パッセ 牝2 54.0 岩部淳二 ---- 32.6
5 ベイビーキャズ 牡2 54.0 C.ルメール ---- 13.6
6 ガウラミディ 牝2 54.0 城戸義政 ---- 162.1
7 アリア牝2 54.0 丸山元気 ---- 6.2
8 ウインジェルベーラ 牝2 54.0 松岡正海 ---- × × 51.3
9 [地]ヤマノファイト 牡2 54.0 阿部龍 ---- 216.8
10 ダンツクレイオー 牝2 54.0 池添謙一 ---- × × 24.1
11 カシアス 牡2 54.0 浜中俊 ---- 3.3
12 リンガラポップス 牡2 54.0 北村友一 ---- 13.6
13 スズカマンサク 牝2 54.0 K.ティターン ---- × 13.5
14 モルトアレグロ 牝2 54.0 吉田隼人 ---- × 6.4
15 キタノユウキ 牡2 54.0 柴山雄一 ---- 78.2
16 ジェッシージェニー 牝2 54.0 菱田裕二 ---- 58.8


危険な人気馬 アリア(想定3番人気)

時計も早く内容も良かったのだが、直線の半ばでようやくエンジンがかかったアリア。今回は16頭立てのフルゲートとなる為、反応の遅さが命取りになる可能性は高い。行き脚も付かないタイプで、結局大外をぶん回して伸び始めた所がゴールという惜敗シーンは大いに考えられるだろう。本質的にはマイル前後に適性がありそう。

穴馬予想 スズカマンサク(想定7番人気)

新馬はとにかく楽逃げ。タイムは参考外としてそのレースぶりにはまだまだ余裕があり、幾らでもパフォーマンスを上げて来そうな予感だ。何より新種牡馬ロードカナロアは大レースになればなる程、その実力を発揮して来た馬。ここで一発、アッと言わせる大金星をあげる事でそのDNAを覚醒させる可能性は十分。

編集部の見解

本命はナンヨープランタン。新馬のレースを見る限り、この時の2着カシアスの両頭は頭1つ抜けているイメージか。“ルーラーシップ×スペシャルウィーク”の配合が奥深さを感じさせる。対抗にアリア。唯一、その2頭を逆転出来るとすれば上手く立ち回れた時のこの馬か。明らかな叩き良化型で2戦目の更なる上積みを期待したい。単穴にカシアス。未勝利戦のラストは圧巻だった。十分にナンヨープランタンを逆転出来る下地はある。後は、連下に内枠の牝馬勢を抑えてサラッと流す展望だ。(田中)
◎カシアス。初戦こそナンヨープランタンの追い込みに屈したが、テンのスピードと器用さで今回は雪辱を。◯ナンヨープランタン。あのデビュー戦は印象深かったものの、不器用さは否めない。枠も痛恨の内枠で今回は対抗まで。▲アリア。この馬もある程度前目からレースを運べそうで、ひと叩きした上昇度も高い。この時期の牝馬は強い印象だ。(道永)
当然ながら成長著しい時期の実績のない馬達のレースで予想とはいえないが、それでも本命ナンヨープランタンは信用出来そう。新馬の2着3着馬がその後、圧勝してともに出走してきており、新馬のパフォーマンスからも他の新馬勝ち馬より格上と判断。対抗は、パッセ。新馬の動き的に一番余裕があったように写ったがどうだろう。ナンヨープランタンを信用して単穴はなしにした。(大川)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部