2017年7月18日 更新

函館記念 2017 結果 動画

日曜日に行われた函館記念はルミナスウォリアーが直線外から突き抜けて重賞初制覇。2着にタマモベストプレイ、3着にヤマカツライデンと人気薄が入り3連単は90万円を超える大万馬券となった。1番人気サトノアレスは6着に敗退。

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函館記念2017の結果

函館記念2017の動画

レース回顧

外からヤマカツライデンが積極的にハナを奪い注目のマイネルミラノ、ステイインシアトルは控える形に。道中もペースが上がらず落ち着いた流れとなり、レース直前の激しい降雨もあって前残りの馬場となっていた。展開を読み切ったルミナスウォリアーが4コーナーで一気に進出すると、直線も最後まで伸び切って嬉しい重賞初Vを飾った。2着にはインの番手を追走していたタマモベストプレイ、3着にはラストで差し返したヤマカツライデンが逃げ粘っての上位決着。3歳馬で1番人気のサトノアレスは見せ場もなく6着に敗れた。

勝ち馬ルミナスウォリアー

ルミナスウォリアー

ルミナスウォリアー

父馬:メイショウサムソン
母馬:ルミナスハッピー
母父:アグネスタキオン
所属:和田正一郎厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:22戦6勝 (6-8-1-7)
主な戦績:函館記念など
via google imghp
昨年序盤の快進撃以降、オープンに上がってから重賞で暫く頭打ちの感もあったルミナスウォリアー。ただ、年明けからGⅡで骨っぽい相手に接戦をしていた様に地力強化の面は見せていた。今回ひと息入れてローカルの函館記念でそれを見事に証明しての重賞初勝利。直前の降雨で馬場が湿ったのも味方したが勝つ時は得てしてこういうものだ。今後は良馬場での本当の力勝負の際に、一級戦とどこまで戦えるかが焦点となって来る。秋のGⅠ戦線で楽しみな1頭がまた現れた。

レースを振り返ってのベスト予想

◎ルミナスウォリアー
○アングライフェン
▲サトノアレス
マイネルミラノ
ツクバアズマオー
サクラアンプルール
△ステイインシアトル
ヤマカツライデン
×レッドソロモン
ダンツプリウス
ケイティープライド
ナリタハリケーン
これまでの対戦相手、レース自体の内容、人気含めて結果的に本命はルミナスウォリアーで良かったのだろう。あの走りは今回のメンバーならそうそう崩れない地力の高さが優に見て取れる。対抗はそれに真っ向から勝負したアングライフェン。最後は早めに動いた分、後ろから差し込まれたが実に強い内容だった。単穴にサトノアレス、マイネルミラノ、ツクバアズマオー、サクラアンプルールと実績馬を入れつつ、その下の印も手広く流して波乱を期待する展望がベストか。それでもタマモベストプレイは拾い切れないのだが…。

全着順結果

RR:105.3 ※想定RR:105.0

展開の結果と言えるがある程度、雨も想定出来たので読みきれた結果か。前々で競馬をして馬場適性があった馬が上位をしめた印象。あまりそのまま鵜呑みにしなくていい結果だろう。
 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 道永 大川 単勝オッズ
1 12 ルミナスウォリアー 55.0 柴山雄一 106.2 2:01.2(重) 9.0
2 14 タマモベストプレイ 56.5 吉田隼人 104.2 1.1/2 69.1
3 15 ヤマカツライデン 55.0 池添謙一 103.0 アタマ × × 17.9
4 6 アングライフェン 55.0 北村友一 103.7 アタマ × 6.5
5 4 ケイティープライド 52.0 鮫島克駿 100.6 ハナ × × 29.7
6 1 サトノアレス 54.0 C.ルメール 107.3 1 3.8
7 3 ナリタハリケーン 54.0 藤岡康太 103.0 ハナ 31.8
8 5 レッドソロモン 56.0 岩田康誠 100.6 1.3/4 23.6
9 16 サクラアンプルール 56.0 蛯名正義 105.7 クビ 21.3
10 11 ツクバアズマオー 57.0 吉田豊 105.3 1.1/2 9.1
11 7 マイネルミラノ 58.0 丹内祐次 105.6 クビ 6.9
12 8 カムフィー 54.0 勝浦正樹 98.8 クビ 154.6
13 13 パリカラノテガミ 53.0 松岡正海 90.0 1 × 71.7
14 2 ダンツプリウス 56.0 丸山元気 100.1 1/2 × × × 26.2
15 10 ステイインシアトル 57.0 武豊 99.0 4 5.6
16 9 スーパームーン 55.0 四位洋文 99.3 1.1/4 57.8


配当&本印予想結果

馬連予想 ⑪⑯-①⑥⑦⑩⑫ 不的中
単勝 12 900円 枠連 6-7 7,030円
複勝 12 330円 ワイド 12-14 9,560円
14 1,530円 12-15 3,810円
15 670円 14-15 10,500円
馬連 12-14 35,130円 馬単 12→14 53,610円
三連複 12-14-15 152,330円 三連単 12→14→15 915,320円


危険な人気馬結果 サトノアレス→6着(1番人気)

イメージ通りの敗戦だった。インを押し込められて道中は中団の位置で追走。そこから上がって行くに行けず、直線外へ出した時点で余力は残っておらずジリジリと伸びて6着に入線した。結果、ここを押し切れるだけの能力が無いという証明でもあれば、2000m自体がやや長くあくまでもベストの距離適性はマイルだという事。今後は短距離路線変更が望まれる1頭だ。

穴馬予想結果 ケイティープライド→5着(11番人気)

泥濘んだ馬場含めて軽斤量を活かした競馬で5着入線と実に惜しい競馬だった。主戦の鮫島騎手も思い通りに乗れた様であと一歩足りなかったのは勝負のアヤだろう。やはり函館記念は好走経験が欲しいコースでもあり、来年以降も同レースはリピーター探しが万馬券ゲットへの重要なファクターとなって来る筈だ。しっかりと覚えておきたい。

編集部の回顧

本命ツクバアズマオーはかなり手厳しいミス…少し前走からの間隔も空いていたが、何より絶対的な信頼を置いて良い馬では無かった。対抗サクラアンプルールは負けはしたものの、絶対不利の大外枠から見どころのある脚は使っていたので及第点か。単穴ステイインシアトルはどう考えても展開が向いておらず、レース前には確実に飛びそうな気配を漂わせていた。これら上位の印をレース前にもっと精度を高めないと先ず3連単は当たらない。激しく反省したレース。(田中)
サクラアンプルール本命に悔いはない。ここまで人気がないとなると次面白すぎる。ナリタハリケーンとあわせて狙っていきたい。対抗マイネルミラノは、私の対抗がこない説をさらに確率あげる結果になってしまって残念だがこういう時もある。印順に問題はなかったが手広さがあまかった、あと1段階ずつあげるべき結果だったがそれでもタマモベストプレイが相手なりにはしるとは言え馬券圏内は想定できなかったので個人的にはとれない。(大川)

函館記念2017の予想

◎ツクバアズマオー

ツクバアズマオー

ツクバアズマオー

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ニューグランジ
母父:Giant's Causeway
所属:尾形充弘厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:萩原昭二

通算成績:29戦7勝(7-4-5-13)
主な戦績:中山金杯など
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今年の初戦、金杯で初重賞を制したツクバアズマオー。その後の2戦が強い所と戦って案外だったが、中山記念は明らかに力不足、日経賞は距離が長過ぎた印象で巻き返しの余地は十分だ。何より昨年3着とコース実績もあり、このメンバーでなら堂々と頭を張れる存在と見て良い。やや間隔が空いたものの、元々鉄砲駆けするタイプなので心配も無いだろう。秋のGⅠ戦線前に重賞2勝目を狙う。

◯サクラアンプルール

サクラアンプルール

サクラアンプルール

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:サクラメガ
母父:サンデーサイレンス
所属:金成貴史厩舎(美浦)
生産:谷岡スタット
馬主:さくらコマース

通算成績:18戦5勝(5-3-1-9)
主な戦績:美浦ステークスなど
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中山記念ではネオリアリズムとロゴタイプの間を割って2着に入線。その後の2頭の活躍は言うまでも無く、それを物差しで測ればこの馬も実にGⅠクラスの馬となる。さすがにそれは大げさかもしれないが、GⅢでなら文句無しに上位候補へ入れるべき1頭だろう。前走の大阪杯は厳しい流れの中、積極的に先行して潰れたまでであれが実力では無い。ここは一息入れしっかりと立て直されたと見て対抗に挙げておく。

▲ステイインシアトル

ステイインシアトル

ステイインシアトル

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:シアトルサンセット
母父:Belong to Me
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:青芝商事

通算成績:10戦5勝 (5-2-0-3)
主な戦績:鳴尾記念など
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前走の鳴尾記念ではあれよあれよと言う間に逃げ切り重賞初制覇を成し遂げたステイインシアトル。6歳ながらキャリア10戦とまだまだ伸びシロがある1頭で、ステイゴールド産駒特有の急成長パターンに入った可能性大。今回は前回見たく楽逃げ出来るメンバー構成では無いが、元よりハナを奪わないといけない馬でも無い。武豊騎手が上手くエスコートして一気に重賞を連勝するシーンも一考だろう。

▲マイネルミラノ

マイネルミラノ

マイネルミラノ

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:パールバーリー
母父:Polish Precedent
所属:相沢郁厩舎(美浦)
生産:ビッグレッドファーム
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン

通算成績:39戦8勝 (8-4-3-24)
主な戦績:函館記念など
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何と言ってもディフェンディングチャンピオンのマイネルミラノ。その脚質含め相変わらず安定しないレースぶりが続くが、展開さえハマれば勝ち切る力を持っている事は明らか。今回、ヤマカツライデンという強力な同型がいて決して楽なペースにはならなさそうだが、スタート次第で一気に前へ出て主導権を握ればすんなりのケースもある。その時は連覇する流れも想像しておきたい。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:105.0

サトノアレスが斤量とレーティングのバランスからすると上位だが大混戦のようそうなので手広くほぼBOXが理想だろう。下位人気馬まで十分に可能性があるだろう。
       
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 道永 大川 予想オッズ
1 サトノアレス 牡3 54.0 C.ルメール 109.0 3.6
2 ダンツプリウス 牡4 56.0 丸山元気 101.7 × × × 44.2
3 ナリタハリケーン 牡8 54.0 藤岡康太 90.0 78.6
4 ケイティープライド 牡7 52.0 鮫島克駿 98.4 × × 32.6
5 レッドソロモン 牡5 56.0 岩田康誠 100.3 54.3
6 アングライフェン 牡5 55.0 北村友一 103.5 × 10.4
7 マイネルミラノ牡7 58.0 丹内祐次 105.8 6.3
8 カムフィー 牡8 54.0 勝浦正樹 100.0 290.3
9 スーパームーン 牡8 55.0 四位洋文 102.0 50.5
10 ステイインシアトル 牡6 57.0 武豊 106.0 4.0
11 ツクバアズマオー 牡6 57.0 吉田豊 105.8 5.2
12 ルミナスウォリアー 牡6 55.0 柴山雄一 104.8 12.2
13 パリカラノテガミ 牡6 53.0 松岡正海 91.0 × 107.5
14 タマモベストプレイ 牡7 56.5 吉田隼人 100.0 56.3
15 ヤマカツライデン 牡5 55.0 池添謙一 101.6 × × 18.1
16 サクラアンプルール 牡6 56.0 蛯名正義 103.5 9.6


危険な人気馬 サトノアレス(想定1番人気)

近10年、巴賞勝ち馬から函館記念を勝利した馬がいないという不吉なデータに加え、自身もこれまでの勝ち距離が1800mまでと距離にも不安を持つサトノアレス。朝日杯フューチュリティステークスもハマった印象が強く、マイル前後ならともかくとして2000mでは正直地力が足りないのではないだろうか。54kgと恵まれた斤量も、ハンディキャッパーには余り評価されていないという事の裏返しでもある。

穴馬予想 ケイティープライド(想定9番人気)

函館記念はリピーターの歴史。古くはエリモハリアーの3連覇に始まりマヤノライジンも3度馬券に絡むなど、洋芝適性の高さが問われるコースでも有る。その点、ケイティープライドは昨年も2着に好走している様に実績がある上、とにかくいつも人気が無い美味しい穴馬だ。今回、絶好の内枠を引いた事でスムーズに運べれば昨年と同じ様に内をすくって上位争いに加わっているかもしれない。

編集部の見解

本命はツクバアズマオー。サクラアンプルールと迷ったが、枠が出た段階でレースのしやすい枠に入ったツクバアズマオーを上位に推した。休み明けで57kgと正直条件は厳しい所だが、金杯の勝ち方が印象的でGⅢクラスなら頭1つ抜けていると判断。逆に大外枠に入ったサクラアンプルールは対抗に落とした。中山記念の実績を考えればここでは断トツ。ただ、乗り替わり含めて若干の割引き評価としたい。単穴にステイインシアトル。勢いに乗っている時のステイゴールド産駒は無視出来ないだろう。後は手広く何が来ても拾える様な展望で中波乱を期待したい。(田中)
◎ツクバアズマオー。洋芝でスタミナ血統が好走する当レースはステイゴールド産駒に持って来い。負けて来た相手も強いし、何より調教から状態の良さと本気度が伝わって来る。昨年3着の実績も後押し。◯アングライフェン。対抗は正直悩んだが◎と同じくステイゴールド産駒で、前走で惜敗した巴賞の勝ち馬サトノアレスより距離に対応出来るし、人気にも妙味。▲ステイインシアトル。単穴まで結果的にステイゴールド産駒。前回の様なペースで運べれば。▲ルミナスウォリアー。父メイショウサムソンは申し分無いし、そろそろ勝ち切って欲しい。今回荒れると見て点数は厚く、サトノアレスは距離微妙△評価とする。(道永)
本命はサクラアンプルール。中山記念のレベルを考えるとたまたま上位にいけるレベルではないので彼の地力の証明であり、ここのメンバーとは格が違う面々と勝負できたわりには斤量背負ってないのでここは本命でいいだろう。相手は58キロでも前々である程度のこれるマイネルミラノ。大負けはないはず、逆にミラノがいるレースなのでステイインシアトルは地力的に逃げ切れないと判断。(大川)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部