2017年7月24日 更新

中京記念 2017 結果 動画

日曜日に行われた中京記念は、5番人気ウインガニオンがレースレコードで圧勝し重賞初制覇を飾った。2着に2番人気グランシルク、3着に最内を突いたブラックムーンが入線。結果、掲示板入線は上位1~5番人気内の決着に終わった。

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中京記念2017の結果

中京記念2017の動画

レース回顧

トウショウピストが果敢にハナへ立ちレースを引っ張る展開。その番手に最内を通って追走するウインガニオン以下、グランシルクとブラックムーンは後方からの競馬となった。4コーナーでウインガニオンが一気に先頭へ進出すると、そのまま荒れたラチ沿いを狙ってコーナーワークで引き離すトリッキーなコース選択。しかし、そのまま脚色も鈍らず最後は外から伸びて来たグランシルクに2馬身半差をつけるレースレコードで快勝。3着にはこれもインを突いて伸びたブラックムーンが入線。

勝ち馬ウインガニオン

ウインガニオン

ウインガニオン

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:チャンネルワン
母父:ポリッシュネイビー
所属:西園正都厩舎(栗東)
生産:コスモヴューファーム
馬主:ウイン

通算成績:22戦8勝 (8-0-1-13)
主な戦績:中京記念など
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一気の3連勝で重賞制覇を達成したウインガニオン。ステイゴールド産駒らしい急成長のパターンで重賞の壁も難なく突破。しかも、今回は2015年覇者スマートオリオンの持つ記録を0秒2更新するレコード。自身もインの荒れ馬場を通っての内容だけに尚価値が高い。前につけて自在性のある脚質からも今後そう崩れる事はないだろう。短距離界に遅咲きのスターが現れた。

レースを振り返ってのベスト予想

◎ブラックムーン
○ウインガニオン
▲グランシルク
△ダノンリバティ
アスカビレン
マイネルアウラート
×グアンチャーレ
ピークトラム
ケントオー
サンライズメジャー

予想回顧

ここはレース内容からしてもブラックムーンが本命で間違いない。最後もあのインを突いてあそこまで巻き返したのは見事のひと言。実力だけならメンバー随一だろう。対抗に前で競馬を進めれたウインガニオンか。結果レコード勝ちなのだから地力が高い証拠。単穴にはどうしても勝ち切れないグランシルク。この手の馬は印を付けるのにいつも苦労するイメージがつきまとう。後は連下に実績のある3頭、3着候補にもそれなりの馬を入れておけば比較的的中しやすいレースだったと言える。

全着順結果

RR:104.9 ※想定RR:105.4

ブラックムーン、グランシルク、ウインガニオンを本命対抗単穴で指名で良かったレース。負けたもののブラックムーンは強かったしウインガニオンは初回から重賞でやれると想定できた。このあたりの判断だろう。
 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 道永 大川 単勝オッズ
1 3 ウインガニオン 57.0 津村明秀 112.0 1:33.2(良) 8.6
2 6 グランシルク 56.0 福永祐一 106.9 2.1/2 4.9
3 15 ブラックムーン 57.0 M.デムーロ 105.0 アタマ 3.8
4 8 アスカビレン 54.0 松山弘平 103.4 1.3/4 × × × 8.9
5 10 ダノンリバティ 56.0 松若風馬 105.4 3/4 × 7.8
6 13 ムーンクレスト 55.0 中谷雄太 102.8 クビ × 118.4
7 9 スーサンジョイ 57.0 和田竜二 103.0 クビ 55.6
8 1 レッドレイヴン 57.0 D.ホワイト 106.0 クビ 60.4
9 16 サンライズメジャー 57.0 秋山真一郎 105.2 1/2 × × × 38.7
10 7 ワンアンドオンリー 58.0 横山典弘 107.9 ハナ 11.5
11 12 トウショウピスト 54.0 幸英明 97.7 1/2 54.3
12 14 グァンチャーレ 55.0 古川吉洋 105.4 ハナ × × 12.8
13 2 ケントオー 56.0 太宰啓介 102.7 クビ × × 29.0
14 4 ピンポン 53.0 萩野極 97.0 3/4 53.3
15 5 ピークトラム 56.0 武豊 101.6 クビ × 22.8
16 11 マイネルアウラート 57.0 川田将雅 101.8 3/4 10.6


配当&本印予想結果

馬連予想 ③⑪⑮-②⑥⑩⑭ 的中
単勝 3 900円 枠連 2-3 1,690円
複勝 3 280円 ワイド 3-6 920円
6 170円 3-15 1,180円
15 170円 6-15 460円
馬連 3-6 2,640円 馬単 3→6 5,480円
三連複 3-6-15 3,590円 三連単 3→6→15 22,780円


危険な人気馬結果 ブラックムーン→3着(1番人気)

今回は正直な所、直線までの競馬だけ見れば間違いなく飛ぶパターンの内容だった。が、デムーロ騎手が選んだのは最内の荒れ馬場。キレ味勝負の馬にとって最悪のコース取りかと思ったが、直線グングン伸びて最後は僅差の3着入線。確実に騎手込みでの好走だけに狙い目としては悪くなかっただろう。

穴馬予想結果 ピークトラム→15着(9番人気)

全く競馬をさせてもらえず、まさかのブービー敗退。昨年の2着馬がこうも無残な結果に終わるとは予想だにしなかったが、結局は近走の成績含めて能力のピークが過ぎているという事だろう。さすがにもう重賞では無印扱いで構わないと判断。

編集部の回顧

本命ブラックムーンは良いとして、対抗のマイネルアウラートの最下位決着は頂けない。これまで見せていた安定感の欠片はどこにもなく、見るも無残な結果となった。しかし、単穴にあげたウインガニオンとグランプリ2頭がワンツーフィニッシュした事で何とか面目躍如。かろうじて3連単的中するも、点数が多いだけに微妙な感じではあるが…当たらないよりはマシだろう。(田中)
本命マイネルアウラートに後悔はないがまさか最下位になるとはビックリ、1着想定範囲はベストだったが本命対抗の選択が結果悪かったが問題なかったと判断。(大川)

中京記念2017の予想

◎ブラックムーン

ブラックムーン

ブラックムーン

牡馬

父馬:アドマイヤムーン
母馬:ロイヤルアタック
母父:ジェネラス
所属:西浦勝一厩舎(栗東)
生産:タバタファーム
馬主:Him Rock Racing

通算成績:18戦7勝(7-3-3-5)
主な戦績:米子ステークスなど
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東京新聞杯はともかく、前走の米子ステークスで57kgを背負って32秒台の上がりは価値がある。これまで、オープンまでは地力で押し切れるが重賞だと展開の助けが必要という競馬が続いているものの、鞍上デムーロ込みで今回は勝ち切ってくれるだろう。元々、素質は間違いなく重賞級の器だと認識している。後は歯車がピタッと噛み合ってくれればトントン拍子で上がって行けるだろう。

◯ウインガニオン

ウインガニオン

ウインガニオン

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:チャンネルワン
母父:ポリッシュネイビー
所属:西園正都厩舎(栗東)
生産:コスモヴューファーム
馬主:ウイン

通算成績:21戦7勝 (7-0-1-13)
主な戦績:パラダイスステークスなど
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前走のパラダイスステークスはグランシルクやアルマワイオリ相手に正攻法の競馬で完勝。自ら作ったペースで押し切るのだから、ここ2戦の走りは決してフロックではない。過去の戦績を見ても連勝か惨敗かのいずれかで、勢いに乗っている時は力関係なく走るタイプでここは負けるまで抑えておいた方が良いと判断。前々でそのまま粘り切るシーンも一考だ。

▲マイネルアウラート

マイネルアウラート

マイネルアウラート

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:マイネシャンゼリゼ
母父:トウカイテイオー
所属:高橋裕厩舎(美浦)
生産:ビッグレッドファーム
馬主:サラブレッドクラブラフィアン

通算成績:35戦8勝 (8-3-3-20)
主な戦績:ニューイヤーステークスなど
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現在、重賞で立て続けに4着と若干ツメの甘さが課題となっているマイネルアウラート。が、戦って来たメンバーはそれなりに骨っぽい相手ではあるし、何より展開面に左右されない脚質は魅力。今回も後方勢に人気が集まっている事から、前残りになった場合に一気の浮上が有るとすれば同馬だろう。川田将雅騎手に変わるのもプラス材料と見て良い。

▲グランシルク

グランシルク

グランシルク

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ルシルク
母父:Dynaformer
所属:戸田博文厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:20戦4勝(4-5-5-6)
主な戦績:奥多摩ステークスなど
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オープンであろうが重賞であろうが確実に追い込んで来るグランシルク。逆を返せば相手なりで勝ち切るにはあと一歩という馬で、本来なら連下扱いが1番あっているのかもしれない。ただ、今回の鞍上は中京競馬場の鬼と言っても過言ではない福永祐一騎手。実際、昨年の中京記念でも同じ様なタイプのガリバルディを見事1着に持って来ている事もあり、ここは同様に印を1つ上げてみたい。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:105.4

ワンアンドオンリーがレーティングトップも重賞連対から遠のいており58キロとなると敬遠してしまう。グランシルク以下は、大混戦のレーティング差なのでほぼ全馬にチャンスがあると考え大荒れ想定で良さそう。
       
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 道永 大川 予想オッズ
1 レッドレイヴン 牡7 57.0 D.ホワイト 105.0 55.5
2 ケントオー 牡5 56.0 太宰啓介 103.8 × × 22.6
3 ウインガニオン 牡5 57.0 津村明秀 97.0 8.6
4 ピンポン 牡7 56.0 萩野極 90.0 104.3
5 ピークトラム 牡6 56.0 武豊 99.5 × 19.0
6 グランシルク 牡5 56.0 福永祐一 106.9 3.8
7 ワンアンドオンリー牡6 58.0 横山典弘 107.9 11.6
8 アスカビレン 牝5 54.0 松山弘平 103.3 × × × 10.9
9 スーサンジョイ 牡5 57.0 和田竜二 103.0 89.2
10 ダノンリバティ 牡5 56.0 松若風馬 105.4 × 8.7
11 マイネルアウラート 牡6 57.0 川田将雅 102.8 8.8
12 トウショウピスト 牡5 54.0 幸英明 96.0 85.5
13 ムーンクレスト 牡5 55.0 中谷雄太 100.8 × 174.7
14 グァンチャーレ 牡5 55.0 古川吉洋 105.8 × × 9.0
15 ブラックムーン 牡5 57.0 M.デムーロ 102.7 3.7
16 サンライズメジャー 牡8 57.0 秋山真一郎 105.2 × × × 28.4


危険な人気馬 ブラックムーン(想定1番人気)

何だかんだ言って重賞でまだ連対経験すら無いのがブラックムーン。その鮮烈な末脚から生まれる派手なパフォーマンスのせいでいつも人気になりがちだが、GⅢの壁にはしっかりとぶち当たっているのも事実。今回も後ろから行くのは明白であり、上がりは最速も僅かに差し届かずというパターンは大いに有り得るのではないだろうか。

穴馬予想 ピークトラム(想定9番人気)

近走の成績を見るととても買える要素は見当たらないが、とは言えれっきとした昨年の2着馬。父チチカステナンゴが中京コースと相性良くここはガラリ一変まである。鞍上に武豊騎手を迎え、昨年以上のパフォーマンスを期待しつつ穴候補筆頭としてオススメしたい。

編集部の見解

確たる信頼の1頭がいない。本命はデムーロ騎手込みでブラックムーン。この騎手なら勝ち切る為の乗り方をしてくれるので仮に負けても悔いはない。対抗はマイネルアウラート。これまでの競馬を見る限り多崩れは無さそう。こちらも騎手の豪腕で前々から粘り込みを期待出来る。単穴にウインガニオンとグランシルクの2頭を抜擢。前者は最も勢いがあり『夏は格より調子』、後者は中京を庭とする福永祐一騎手が騎乗で全身が見込める。結局こういう時は騎手で買うのが1番腑に落ちる。(田中)
◎ウインガニオン。基本的に1~2番人気が飛ぶのは当たり前、乗り替わりがプラスとメチャクチャなデータのレース。上位人気2頭(ブラックムーンとグランシルク)を振り切るには前々で決まるパターンしか無い。年齢、人気、乗り替わり、ローテーション、逃げと好走条件を全て満たす同馬の逃げ切りに期待したい。◯グァンチャーレ。本命を見ながら最後にかわすとしたらこの馬と想定。データも大体満たしている。▲ブラックムーンとグランシルク。前者は普通なら本命だが、前述理由から単穴に下げた。届かない展開も大いに有り得る筈。後者もブラックムーンと同じ理由だ。稽古の動きにもやや不満が残り単穴扱いに。(道永)
本命は、マイルのレベル高いレースで前々の競馬が出来ているマイネルアウラート。相手はデムーロ込で連続32秒であがっているブラックムーン。勝ちきらないが安定感あるグランシルクとまだそこをみせていないウインガニオンで上位は意外にすんなり決まりそうな印象。(大川)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部