2018年4月17日 更新

ワグネリアンが皐月賞で1番人気を裏切る7着、次走に暗雲

皐月賞で期待されたワグネリアンが後方待機策から末脚不発の敗退、稍重馬場で自慢のキレ味が削がれてしまい全く見せ場なく終わってしまった。これまでのレースぶりが嘘かの様な競馬で、日本ダービーに向けて不安要素が高まる一方だ。

10,180

追い込み勝負で負ける内容

2018年04月15日 皐月賞 芝2000m 中山競馬場

1着:エポカドーロ 牡3 (戸崎圭太)
2着:サンリヴァル 牡3 (藤岡佑介)
3着:ジェネラーレウーノ 牡3 (田辺裕信)

レースタイム:2:00.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
発馬直後から上手く外に進路を確保するワグネリアン。内枠を嫌って馬場の良い所を選ぶのは当然の競馬と言っても良いだろう。しかし、ほぼ同位置にステルヴィオとキタノコマンドール、グレイルなどが構え牽制し合う状態で先行集団を放置。4コーナーでも10馬身以上の差を付けられては届くものの届かないだろう。負けたとは言え各馬と末脚比べで勝っていればまだ良かったが、そこでも1番伸びずの7着敗退…さすがにこの走りでは次の日本ダービーでも有力視は出来ないのではないだろうか。またしても福永騎手のダービー制覇は遠退いてしまった様である。

押し出された1番人気候補?

最終追い切りはCWコースで行ったワグネリアン

最終追い切りはCWコースで行ったワグネリアン

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ダノンプレミアム回避で俄然注目が集まるワグネリアン。前走の弥生賞ではそのダノンプレミアムに完敗を喫したものの、ジャンダルム以下はきっちりと差し切っての2着入線だった。とは言え、レース前からのイレ込みや馬体減、コーナーリングの不器用さに直線でのエンジンの掛かりが遅いなど不安点を挙げればキリがない。主役不在となって繰り上げの1番人気が予想されるも、能力は世代でも最上位クラス。要は中山競馬場での乗り方が順位に影響を及ぼすと見られ、鞍上の福永祐一騎手にかかる比重がこれまでにも増して大きくなって来るだろう。1枠2番から果たしてどう乗るのか、日曜日のレースを楽しみに待ちたい。

最後の末脚はさすがの走り

2018年03月04日 弥生賞 芝2000m 中山競馬場

1着:ダノンプレミアム 牡3 (川田将雅)
2着:ワグネリアン 牡3 (福永祐一)
3着:ジャンダルム 牡3 (武豊)

レースタイム:2:01.0(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
パドックではテンションが高くチャカチャカしていたが、馬場に入ると不思議と落ち着きを取り戻すワグネリアン。レースでも折り合いが付きスムーズ、無駄な動きをせずダノンプレミアムを目標に追走する展開。4コーナーで前が動くとそれに合わせて進出し、直線は懸命に伸びて粘るサンリヴァルを鮮やかに差し切っての2着入線となった。前にはダノンプレミアムが悠々とゴールし無敗対決は完敗となったが、皐月賞はもっとペースも速くなり後方待機に有利な流れとなる筈。展開頼みとはなるものの、まだ逆転の余地は残されているだろう。

無敗の3頭が大激突の予感

順調に稽古をこなすワグネリアン(手前)

順調に稽古をこなすワグネリアン(手前)

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これまでの3レース全てで圧巻の末脚を披露し無敗の連勝を続けているワグネリアン。東京スポーツ杯2歳ステークスから約3ヶ月の休養を経て、更にそのフォームに磨きがかかりフィジカル面の成長も著しい。唯一の課題として挙げられるのは、レースを重ねる毎にテンションが上がって来ている点。道中の折り合いにも苦労する事になると前哨戦はともかくGⅠレースでは致命傷になりかけない。とは言え、今回は本番でも強敵となるダノンプレミアムとオブセッションの同じ無敗馬2頭と早速の対決予定。ここも勝って無事に皐月賞へと駒を進めたいものである。

3戦連続で最速の上がりを計時

2017年11月18日 東京スポーツ杯2歳ステークス 芝1800m 東京競馬場

1着:ワグネリアン 牡2 (福永祐一)
2着:ルーカス 牡2 (R.ムーア)
3着:シャルルマーニュ 牡2 (戸崎圭太)

レースタイム:1:46.6(良)
レース上がり3ハロン:35.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
スタートから行きたがる素振りを見せ、鞍上が必死に抑えて後方待機するワグネリアン。レース毎にテンションが高くなり徐々に希少の高ぶりが目立つ様に。それでも上手くなだめると、前を行く先行集団へ徐々に近付き、4コーナーで射程圏内へ。直線は外へ持ち出すと楽々と前をかわして独走態勢。途中ターフビジョンを見ながら後ろを確認する余裕の内容で、今回もメンバー中最速の上がりを叩き出して快勝した。クラシックに向けて賞金加算が出来、次は予定通り来年の弥生賞を目標にするとの事。そこまでに更なる成長を期待したい。

東スポ杯が2017年の走り納め

順調に稽古を消化するワグネリアン(坂路)

順調に稽古を消化するワグネリアン(坂路)

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いよいよワグネリアンの第3戦目だ。新馬、野路菊ステークスと驚異的な末脚で他馬を圧倒して来た同馬だが、重賞タイトルは未だ手にしていない。クラシックの登竜門でもある東京スポーツ杯2歳ステークスを制し、名実ともに2018年のダービー馬候補の座に落ち着きたいところ。管理する友道康夫調教師の話では、同レースを最後に年内は休養に入るとの事。ここは是が非でも勝利し、気持ちの良い年越しを迎えたいものである。ライバルと目されるのはモーリスの弟ルーカスただ1頭。

2連勝で一気にクラシック候補へ

2017年09月16日 野路菊ステークス 芝1800m 阪神競馬場

1着:ワグネリアン 牡2 (福永祐一)
2着:ディロス 牡2 (C.ルメール)
3着:シンデレラメイク 牡2 (中谷雄太)

レースタイム:1:49.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
普通にスタートを出たワグネリアンだが、内枠から無理をせず後方に下げて追走。重馬場の中、先頭のシンデレラメイクが飛ばして逃げるもなかなか前が止まらない流れとなるも、最後の直線で大外から一気に突き抜けると最後はディロスに2馬身半差を付ける完勝で2連勝。悪い馬場も全く気にせず、何と33秒ちょうどの上がりを使う内容で単勝1.9倍の支持に応える快勝劇。今後の気になる予定は、東京スポーツ杯2歳ステークスか年末のホープフルステークスのいずれかとの事。

アドマイヤミヤビと競り合う

1週前追い切りでは格上のアドマイヤミヤビと併入

1週前追い切りでは格上のアドマイヤミヤビと併入

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注目すべきはその末脚だけではない。残念ながらローズステークスを回避してしまったアドマイヤミヤビとは同厩の先輩後輩。胸を借りるつもりで稽古をつけた1週前追い切りでは、何とその先輩に追いつき追い越せで併入する走りを見せ、勝負根性の高さも知らしめたのだ。管理する友道調教師は、『一回抜かれそうになったけど、そこから食らい付いてまた盛り返すんだからね。勝負根性が凄い』と感嘆のコメントを残していた。その上、折り合いの心配も要らないのだから言う事無し。2歳秋にして既に完成していると言っても過言ではないだろう。ここも通過点か。

福永祐一騎手『文句無し』

豪快な末脚を披露して見事に新馬戦を勝利

豪快な末脚を披露して見事に新馬戦を勝利

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2017年07月16日 2歳新馬 芝2000m 中京競馬場

1着:ワグネリアン 牡2 (福永祐一)
2着:ヘンリーバローズ 牡2 (川田将雅)
3着:スヴァルナ 牡2 (M.デムーロ)

レースタイム:2:04.7(良)
レース上がり3ハロン:32.8
勝ち馬上がり3ハロン:32.6
あの怪物シルバーステートの全弟ヘンリーバローズに注目が集まった1戦だったが、それをピッタリとマークする様にレースを進めたワグネリアン。仕掛けどころもほぼ同じで、そのヘンリーバローズが先に先頭へ立った所を外から一気にかわしさる競馬を見せた。最後は馬体を併せて粘られたが、ゴール前できっちりハナ差かわして新馬戦を勝利。鞍上の福永祐一騎手もレース後に『文句ないね、このまま行ってくれれば』と手放しでレース内容を褒め称えていた。

他厩舎のスタッフも一目置く存在

トレセン内でも一際存在感を放つワグネリアン

トレセン内でも一際存在感を放つワグネリアン

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『あの2歳、新馬はどこで使うの??』とよく他の厩舎スタッフから聞かれるというワグネリアン。芝での追い切りでは古馬相手に楽々と先着するなど動きは申し分ない。ゲート試験合格後に一旦放牧へ出したが、帰厩後の雰囲気がガラリ一変。馬体も一回り以上大きくなり、走る馬独特の成長曲線にリンクした様だ。友道康夫調教師も春先から同馬にはかなりの期待をかけており、新馬戦でいきなり評判馬相手に圧勝しても何ら不思議ではない。鞍上は福永祐一騎手。

馬体診断

ワグネリアン(ミスアンコール2015)

ワグネリアン(ミスアンコール2015)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:5戦3勝(3-1-0-1)
主な戦績:東京スポーツ杯2歳ステークスなど
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確たる画像が無く馬体の判断は後日。ただ、全姉のミンネザングやテンダリーヴォイス同様に短距離志向の胴が詰まった小柄なタイプだろう。まだ全体的に突出した産駒は出ていないが、ディープインパクト×キングカメハメハの配合は悪くなく重賞クラスが出てもおかしくない下地は揃っている。金子真人氏の神通力含めて期待はして良い1頭。

血統背景

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ミスアンコール キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
ブロードアピール Broad Brush Ack Ack
Hay Patcher
Valid Allure Valid Appeal
Alluring Girl


兄弟馬

テンダリーヴォイス

テンダリーヴォイス

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
所属:萩原清厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:14戦2勝(2-2-1-9)
主な戦績:アネモネステークス
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近親馬

特になし

血統評価:1.3pt

兄弟全馬一応1勝以上ではあるが1勝レベルの馬が中心。ブロードアピール一族としても重賞馬を出しておらず血統背景としては、強調材料はない。

前評判

『マカヒキとはまた違ったタイプのディープインパクト産駒だね。そこまで大跳びでも無いし、良い意味で小柄かな。距離は中距離の2000m前後が合いそうな感じ。皐月賞でも十分楽しみな1頭だよ』とは管理する友道調教師の談。毎年クラシック戦線を賑わせるトレーナーが言うのだから走って来るだろう。

馬名の意味

ワーグナーファンの意味

ドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナーの音楽に心酔している人々の事を指す。母ミスアンコールからの連想か。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部