2017年10月30日 更新

レッドヴェイロンが新馬戦を掛かり通しで2着惜敗、若さ露呈

エリモピクシー産駒のレッドヴェイロンが初戦をスーパーフェザーの2着に敗退。スタートから掛かり続けて相当なロスを強いられる競馬となったが、それでも直線一旦は抜け出すと一応の格好を付ける形で見せ場は作った。次は確勝級か。

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掛かっても2着は死守、素質は高い

2017年10月28日 2歳新馬 芝1800m 京都競馬場

1着:スーパーフェザー 牡2 (M.デムーロ)
2着:レッドヴェイロン 牡2 (武豊)
3着:アドベントサンデー 牡2 (松山弘平)

レースタイム:1:50.6(稍重)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.2
大外枠も重なってスタートからずっと頭を上げっぱなしのレッドヴェイロン。武豊騎手が必死になだめるも、暫くは掛かり続けて道中を追走する。この時点で並の馬ならジ・エンドだが、レッドヴェイロンはそのまま4コーナーでスーッと先頭へ。直線コースでもまだ余力があったのか後続を突き離しにかかる競馬を見せ、最後はスーパーフェザーに差されたもののまた盛り返す内容で2着に入線した。気性的にまだまだ若さが残っており、この部分を解消出来たならかなりの所までいけるかもしれない。

牡馬の産駒は全て重賞馬に

堂々たる馬体と風格のレッドヴェイロンが初陣

堂々たる馬体と風格のレッドヴェイロンが初陣

via google imghp
名門、石坂正厩舎所属の新馬の中でも存在たっぷりのレッドヴェイロン。母エリモピクシーは初年度産駒から4年続けて重賞馬を輩出するという偉業を成し遂げた名繁殖牝馬だ。その後の3頭は泣かず飛ばずの成績で終わっているが、実は後ろの牝馬はいずれもオープンクラス(これだけでも凄い実績だが)止まり。逆に上記4頭の重賞を勝利したのは全て牡馬という点に着目して欲しい。そして、今回は初のキングカメハメハで牡馬=兄達以上の活躍は決定的だろう。これは待望の初GⅠ馬誕生か!?

レッドヴェイロン

レッドヴェイロン(エリモピクシー2015)

レッドヴェイロン(エリモピクシー2015)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:1戦0勝(0-1-0-0)
主な戦績:特になし
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指折りの名繁殖牝馬と言っても過言では無いエリモピクシー。その8番仔にあたるレッドヴェイロンだが、もはや何を付けても走る血統だけに馬体どうこうの問題でもない。5~7番仔までは牝馬で結果を出せていないが、牡馬となれば今のところ100%で重賞馬という点も見逃せない。シルエットだけで見ればこれまでの兄弟より幾分距離は持ちそうなスラッとした体型。上手く行けばクラシックも目指せる器だろう。馬体重は春の取材時点で450kg。

血統背景

キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンファス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
エリモピクシー ダンシングブレーヴ Lyphard Northern Dancer
Goofed
Navajo Princess Drone
Olmec
エリモシューティング テスコボーイ Princely Gift
Suncourt
デプグリーフ Vaguely Noble
デプス


兄弟馬

リディル

リディル

牡馬

父馬:アグネスタキオン
母馬:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
所属:橋口弘次郎厩舎(栗東)
生産:ノースヒルズ
馬主:前田幸治

通算成績:12戦5勝(5-2-0-5)
主な戦績:デイリー杯2歳ステークス、スワンステークスなど
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クラレント

クラレント

牡馬

父馬:ダンスインザダーク
母馬:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
所属:橋口慎介(栗東)
生産:ノースヒルズマネジメント(新冠町)
馬主:前田晋二

通算成績:41戦7勝 (7-2-6-26)
主な戦績:デイリー杯2歳ステークス、富士ステークス、エプソムカップ、関屋記念、京成杯オータムハンデなど
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レッドアリオン

レッドアリオン

牡馬

父馬:アグネスタキオン
母馬:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
所属:橋口慎介厩舎(栗東)
生産:エクセルマネジメント
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:40戦7勝 (7-4-3-26)
主な戦績:マイラーズカップ、関屋記念など
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サトノルパン

サトノルパン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:エリモピクシー
母父:ダンシングブレーヴ
所属:村山明(栗東)
生産:エクセルマネジメント
馬主:里見治

通算成績:23戦5勝 (5-4-2-12)
主な戦績:京阪杯など
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近親馬

エリモシック

エリモシック

牝馬

父馬:ダンシングブレーヴ
母馬:エリモシューティング
母父:テスコボーイ
所属:沖芳夫厩舎(栗東)
生産:えりも農場
馬主:山本慎一

通算成績:17戦4勝 (4-2-2-9)
主な戦績:エリザベス女王杯など
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血統評価:4.6pt

牡馬兄弟が4頭とも5勝以上の重賞馬という脅威の繁殖力を見せてきたエリモピクシーは、全姉エリモシックより繁殖では成功したと言える。今回は、久々の牡馬という事で期待できる一方、初の非SS系種牡馬の産駒という点が少し心配ではあるが、鉄板血統には違いない。

前評判

『今は成長第一で調整を進めています。オンオフを意識させたメニューを消化しつつ、しっかりと馬体の土台を作って行っている途中ですね。急がずに基礎的な事を教え込みながら来年のクラシックを目標にしています』との事。さすがにダービーとまでは行かないまでも、このコメントを見る限りでは皐月賞辺りを許容範囲として見て取れる。

馬名の意味

冠名+車種名

スーパーカーのブガッティ・ヴェイロンから付けられたネーミング。他を圧倒する様な驚愕の走りを期待して。

編集部の評価

ダンシングブレーヴ産駒が好きなのでエリモシックもエリモピクシーも好きだったし兄弟はある程度指名しているし今回は牡馬なので普通なら指名する内容ではあるが、非SS系種牡馬でSSの血を含んでいないのが気になるのと馬名が微妙なので迷うところだが今回は今のところはパス予定。(大川)
意外にも初めてのキングカメハメハ産駒。これまでのディープインパクト他の産駒とは明らかに馬体の雰囲気が違い、これならクラシックも意識出来ると判断。そもそも母エリモピクシーはエリザベス女王杯で4着入線している様にスタミナもあったタイプで、短距離馬のレッテルを貼ってはいけない。牡馬なら重賞馬になる確率100%。これはどう考えても指名の一手だろう。(田中)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部