2018年5月17日 更新

レッドサクヤがオークスの穴馬候補、福永騎手を背に波乱演出?

桜花賞では見せ場タップリの競馬で7着入線を果たしたレッドサクヤ。4着トーセンブレスからはタイム差無しの内容だけにオークスでも上位争いは可能だろう。全姉エバーブロッサムが2着した本番でオークス男を背に高配当を呼ぶ予感。

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桜花賞では先行からよもやの競馬

2018年04月08日 桜花賞 芝1600m 阪神競馬場

1着:アーモンドアイ 牝3 (C.ルメール)
2着:ラッキーライラック 牝3 (石橋脩)
3着:リリーノーブル 牝3 (川田将雅)

レースタイム:1:33.1(良)※レコード
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
果敢に先行した桜花賞では、直線でもタレる事なくトーセンブレスやマウレアなどの有力馬たちと際どい争いをしたレッドサクヤ。エルフィンステークスからの臨戦過程を思えば、ひと叩きされた今回の方がパフォーマンスも上がるのではないだろうか。何より全姉のエバーブロッサムが2013年のオークスで2着に好走。血の宿命があるのならば、レッドサクヤが桜ではなく樫の花を咲かせる可能性も大いに考えられる。それも全てオークスを知り尽くす福永祐一騎手の手腕にかかっているとも言えるだろう。

赤松賞はレベルの高い1戦

2017年11月19日 赤松賞 芝1600m 東京競馬場

1着:マウレア 牝2 (戸崎圭太)
2着:ミュージアムヒル 牝2 (北村宏司)
3着:ナラトゥリス 牝2 (菱田裕二)

レースタイム:1:37.1(良)
レース上がり3ハロン:34.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
最後の坂上から伸びを欠いて、後ろの馬にも差されての4着と案外だらしなかった赤松賞のレッドサクヤ。だが、その後勝ったマウレアは阪神ジュベナイルフィリーズで3着に好走している事からもハイレベルなレースだったのだろう。キャリア2戦目の遠征含めて少々厳しい戦いだったが、逆を言えば経験値としては申し分無い。今回は地元関西での叩き3走目、走り頃で勝利を飾り堂々とクラシック戦線に馳せ参じたい。

不良馬場も何のそのの新馬戦

2017年10月29日 2歳新馬 芝1600m 京都競馬場

1着:レッドサクヤ 牝2 (浜中俊)
2着:ナイスドゥ 牝2 (森裕太朗)
3着:クリノアスコット 牝2 (古川吉洋)

レースタイム:1:39.7(不良)
レース上がり3ハロン:37.1
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
ドロドロの不良馬場で開催されたデビュー戦。1番人気のレッドサクヤは好スタートから先行策を取り万全の競馬で4コーナーへ。そのまま抜群の手応えで直線抜け出すと、外からナイスドゥが迫ると更に突き放す内容で完勝。ディープインパクト産駒ながら重馬場もこなせるパワーがあるものの、フットワークを見る限りキレ型には間違いない。今回良馬場でその証明をすると共に、連勝で阪神ジュベナイルフィリーズの有力候補として年末の本番に駒を進めたい。

レッドサクヤ

レッドサクヤ(サクラサクⅡ2015)

レッドサクヤ(サクラサクⅡ2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:サクラサクⅡ
母父:デインヒル
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:5勝2勝(2-1-0-2)
主な戦績:エルフィンステークスなど
via google imghp
如何にも牝馬らしい丸みの帯びた馬体。全体的なバランスが良く、可動域も広そうな作りで距離の融通はある程度効きそうなイメージだ。半姉のエイジアンウインズよりはオークス2着の全姉エバーブロッサムに近い雰囲気だろう。完成度が高く初戦から動ける血統で、且つ成長力も見込め息の長い活躍が期待出来る馬主孝行タイプの1頭だ。

血統背景

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
サクラサクⅡ デインヒル Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Razyana His Majesty
Spring Adieu
サクラフブキ フォーティナイナー Mr. Prospector
File
Bound Nijinsky
Special


兄弟馬

エイジアンウインズ

エイジアンウインズ

牝馬

父馬:フジキセキ
母馬:サクラサクⅡ
母父:デインヒル
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:太田美實

通算成績:11勝6勝(6-2-2-1)
主な戦績:ヴィクトリアマイルなど
via google imghp
エバーブロッサム

エバーブロッサム

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:サクラサクⅡ
母父:デインヒル
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:宇田豊

通算成績:12戦1勝 (1-3-0-8)
主な戦績:オークス2着など
via google imghp

近親馬

Blame

Blame

牡馬

父馬:Arch
母馬:Liable
母父:Seeking the Gold
所属:Albert M.Stall Jr.厩舎(米)
生産:Claiborne Farm & Adele B.Dilschneider(米)
馬主:Claiborne Farm & Adele B.Dilschneider

通算成績:13戦9勝 (9-2-2-0)
主な戦績:BCクラシック、ホイットニーH、スティーヴンフォスターHなど
via google imghp

血統評価:2.9pt

ヌレイエフやサドラーズウェルズと同じスペシャル一族の出身。姉にG1馬含め牝馬の実績馬が多数おり大ファミリーを築きあげる可能性がありそうな雰囲気がある母。全姉も本番2位の実績があり当馬にもそれなりの可能性を感じるがどちらかというと繁殖で結果を出しそうな印象である。

前評判

今年の募集馬の中でディープインパクト産駒では最低額の3200万円だったレッドサクヤ。が、繁殖実績を考えるとかなりお買い得の印象で、実際にすくすくと順調に成長していた様子だ。デビュー前の関係者コメントは『一瞬のキレよりも良い脚を長く使うタイプですね。姉よりも素軽く動ける印象なので初戦から楽しみな1頭です』との事。実際、デビュー戦は文句なしの完勝で今後の伸びシロに期待したい。

馬名の意味

冠名+日本神話に登場する桜の女神名より

母名より連想。姉エバーブロッサムも含め、桜関係の名前は如何にも桜花賞で活躍して欲しいネーミングだ。まさにレッドサクヤはそうなりそうな予感。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部