2018年4月9日 更新

ラッキーライラックが桜花賞で2着に敗退、女王の座から陥落

圧倒的1番人気を背負ったラッキーライラックだが、完璧なレース運びにも関わらずアーモンドアイにあっさりと差し切られて初の敗北を喫した。展開に関係なく単純な実力負けの1戦となり、女王の座をあっけなく明け渡す形となった。

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2着は死守するも完全な力負け

2018年04月08日 桜花賞 芝1600m 阪神競馬場

1着:アーモンドアイ 牝3 (C.ルメール)
2着:ラッキーライラック 牝3 (石橋脩)
3着:リリーノーブル 牝3 (川田将雅)

レースタイム:1:33.1(良)※レコード
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
死に枠と呼ばれる最内枠を引いたラッキーライラックだったが、道中は100点満点のレース運び。直線に向きスムーズに進路を確保するといざ5連勝を目指して抜け出す格好となった。迫るリリーノーブルを振り切りゴール目前の所で、大外からアーモンドアイにかわされ無念の2着敗退。とは言え、惜しい内容でも何でもなく何度走っても同馬には負けている内容だろう。レース結果から同世代の牝馬ではNo.2のポジションとなり、続くオークスでリベンジを懸けて再戦に臨む。鞍上の石橋騎手は完璧なエスコートだったと言える。

万全の仕上がりで抜かりなし

追い切りでは楽々と先着するラッキーライラック

追い切りでは楽々と先着するラッキーライラック

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チューリップ賞でも+10kgの馬体重でやや余裕残しの馬体だったラッキーライラック。それでもいつもと違う競馬を試し、且つライバルを相手に完勝するのだから能力が違うのだろう。勿論、2走目となる今回は上積みも十分で走りが更に上昇する。不利と言われている最内枠を引いたものの、先行力もあり器用な同馬には何の死角にもならない筈だ。唯一の強敵と目されるアーモンドアイとの対決を制した時、いよいよ同世代の枠から抜け出して名牝への階段を駆け上がる事となる。

いつもより前目で試走も快勝

2018年03月03日 チューリップ賞 芝1600m 阪神競馬場

1着:ラッキーライラック 牝3 (石橋脩)
2着:マウレア 牝3 (武豊)
3着:リリーノーブル 牝3 (川田将雅)

レースタイム:1:33.4(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
サヤカチャン、カレンシリエージョに次いで3番手追走でリリーノーブル以下を後方に置く形となったラッキーライラック。そのまま4コーナーまで引き付けて、直線コースで突き放すお手本の様な競馬で完勝し実力の違いを見せ付けた。石橋脩騎手も意識的に先行させ、『そういうケースを想定しておきたかった』という余裕ぶり。これで本番では不安材料がほぼ無くなったと言え、いよいよラッキーライラック政権発足の予感がして来たのではないだろうか。桜花賞に向けて死角無し。

大幅な馬体増も成長分

躍動感ある動きで好調をアピールするラッキーライラック

躍動感ある動きで好調をアピールするラッキーライラック

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チューリップ賞に向けて順調に稽古をこなすラッキーライラックだが、レースに近付くにつれ動きも迫力を増して行く。前走と比べて20kg以上も馬体が増え、まさに名実共に女王の風格が備わって来ている様だ。阪神ジュベナイルフィリーズで2着に負かしたリリーノーブルが最大の強敵となるも、成長度合いを見ればその差は開く一方ではないだろうか。ここを楽勝する様なら三冠も現実味が帯びて来るだけに注目の1戦となる。

直線、馬場の真ん中から抜け出す

2017年12月10日 阪神ジュベナイルフィリーズ 芝1600m 阪神競馬場

1着:ラッキーライラック 牝2 (石橋脩)
2着:リリーノーブル 牝2 (川田将雅)
3着:マウレア 牝2 (戸崎圭太)

レースタイム:1:34.3(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
中団追走から直線外目に出したラッキーライラック。先に抜け出したリリーノーブルを坂下で捉えると、最後まで気を抜く事無く走り抜けて見事に勝利を飾った。これでデビューからの連勝を3に伸ばし、2歳の頂点に輝いた。2018年はラッキーライラック政権を築き上げる事ととなる。唯一の課題はやはりテンションが上がりやすい点だろう。距離延長が難しくなってしまう恐れも有る。このまま順調に育って欲しい。

アルテミスSでは次元の違う走りを披露

2017年10月28日 アルテミスステークス 芝1600m 東京競馬場

1着:ラッキーライラック 牝2 (石橋脩)
2着:サヤカチャン 牝2 (松岡正海)
3着:ラテュロス 牝2 (秋山真一郎)

レースタイム:1:34.9(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.7
スタートを決めて外枠から果敢に先行するラッキーライラック。終始引っ張りきりの手応えで逃げるサヤカチャンをマークするが、直線入り口では早くも先頭に立つ競馬を見せる。そこから他馬の上がりを待つ様にしていざ追われると、楽々と後続を突き放して余裕のゴールイン。まだまだ余裕残しの競馬ながら最速の上がりを繰り出すなど、現時点で同世代では抜けた存在となっている。果たして無敗で阪神ジュベナイルフィリーズのタイトルを獲得出来るのだろうか。

狙いすましたローテーション

古馬に楽々と先着するラッキーライラック(左)

古馬に楽々と先着するラッキーライラック(左)

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8月の新馬戦以降、目標を明らかにアルテミスステークスと定めて調整。稽古もしっかりと重ねる事が出来、馬自身の体質も強化されている事だろう。動きも日に日に良くなり、オープンクラスの古馬相手に悠々と先着するなど能力はお墨付きだ。新馬戦の圧勝も納得のひと言で、正直ここも楽に勝ち上がって欲しい。それくらいに夢を見させてくれそうなポテンシャルの持ち主で、オルフェーヴルの代表産駒に成り得る器だ。ロックディスタウンに続き、産駒の重賞2勝目は牝馬から誕生の予感。

石橋脩騎手『他馬と脚がまるで違う』

2017年08月20日 2歳新馬 芝1600m 新潟競馬場

1着:ラッキーライラック 牝2 (石橋脩)
2着:ラヴァクール 牝2 (北村宏司)
3着:デルニエリアルテ 牝2 (戸崎圭太)

レースタイム:1:36.4(良)
レース上がり3ハロン:33.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.1
スタートも決め先行集団に取り付けたラッキーライラック。スムーズに折り合いも付き大きな不利もなく直線コースへ。タイミング良く外へ出すと馬なりのまま一気に先頭へ躍り出る。更に外からラヴァクールが迫ると本格的に追われ、再度突き放す圧巻の内容で完勝。最後は石橋脩騎手も後ろを振り返る余裕さえあった程だ。騎乗後には『まるで脚が違ったね、強かった』とベタ褒めしている。今後のローテーションが大いに気になる1頭だろう。

ラッキーライラック

ラッキーライラック(ライラックスアンドレース2015)

ラッキーライラック(ライラックスアンドレース2015)

牝馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ライラックスアンドレース
母父:Flower Alley
所属:松永幹夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦4勝(4-1-0-0)
主な戦績:阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞など
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牝馬らしいシャープで繊細そうな馬体。キレはかなりのモノを秘めていそう。姉ラルク(ディープインパクト産駒)は2014年セレクトセールで牝馬の最高額を叩き出した程。母もアメリカのGⅠ馬で近親にはミッキーアイルやアエロリットなどがおり、母父フラワーアレイの兄弟にも日本で活躍したトーセンラーやスピルバーグがいる一族。どう考えても日本の競馬とは相性が良く本馬への期待度が高くなるのも十分に頷ける。馬体重は不明。

血統背景

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート ノーザンテースト
グランマスティーヴンス
ライラックスアンドレース Flower Alley Distorted Humor フォーティナイナー
Danzig's Beauty
プリンセスオリビア Lycius
Dance Image
Refinement Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
ステラマドリッド Alydar
My Juliet


兄弟馬

ラルク

ラルク

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ライラックスアンドレース
母父:Flower Alley
所属:松永幹夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キーファーズ

通算成績:15戦3勝 (3-1-0-11)
主な戦績:4歳上500万下など
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近親馬

ミッキーアイル

ミッキーアイル

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:スターアイル
母父:ロックオブジブラルタル
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:野田みづき

通算成績:20戦8勝(8-4-1-7)
主な戦績:NHKマイルカップ、マイルチャンピオンシップなど
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アエロリット

アエロリット

牝馬

父馬:クロフネ
母馬:アステリックス
母父:ネオユニヴァース
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:9戦3勝(3-4-0-2)
主な戦績:NHKマイルカップ、クイーンステークスなど
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血統評価:1.0pt

兄弟実績はまだないが、ファミリーとしてはステラマドリッド一族でG1馬も複数だしているし母もG1馬なので期待は出来る血統背景だが今のところ繁殖実績としては評価出来る内容がない。

前評判

レース前の評価としては、『全体的に体も芯があってしっかりしているんだけど、性格の面で少し怖がりな部分がある。ラルクもそうだった様に、その点が走りにどう影響するかだね』とのコメント。時としてその気性面が吉と出るか凶と出るかは実際に走らせてみないと分からない。だが、潜在能力は確実に高いモノがある筈だ。

馬名の意味

五弁のライラックの花(幸運のシンボル)

母名より連想してのネーミング。クラブ、ひいては出資者に幸運をもたらしてくれるのだろうか。少なくとも姉ラルクの二の舞いは踏まないで欲しいところだ。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部