2018年4月6日 更新

ミリッサが阪神牝馬Sで重賞に再挑戦、初タイトル獲得目指す

素質馬ミリッサが再び上昇気流に乗っている。前走の初音ステークスでは後方追走から直線で一気に差し切る強い競馬。久々の勝利で勢いを付け、得意のマイル戦で同世代のライバルたちを蹴散らして初重賞制覇へ挑む。鞍上は岩田騎手。

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上がり33秒6の末脚で内から差し切る

2018年02月11日 初音ステークス 芝1800m 東京競馬場

1着:ミリッサ 牝4 (横山典弘)
2着:サンティール 牝4 (三浦皇成)
3着:インヘリットデール 牝4 (石橋脩)

レースタイム:1:47.3(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
道中は中団馬群の中でジッと我慢をしながらの追走。直線に入っても前がバラけず暫くはしっかり追えなかったが、内が開いた半ばから矢のような伸びで先行勢を捉えてゴール前抜け出す圧巻の内容だった。上がり自体は最速では無かったものの、実質は1番鋭い末脚だった事は間違いない。得意のマイル戦に戻り、昨年のチューリップ賞と同様のメンバーでもう一度上位争いを演じたいところ。ソウルスターリング、ミスパンテール、リスグラシューを相手に当時と着順は逆転出来るだろうか。

2連勝で一気に秋華賞候補へ

粘るイレイションをゴール寸前で差し切る

粘るイレイションをゴール寸前で差し切る

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2017年07月09日 有松特別 芝1600m 中京競馬場

1着:ミリッサ 牝3 (福永祐一)
2着:イレイション 牡5 (藤岡佑介)
3着:ロードプレミアム 牡4 (川田将雅)

レースタイム:1:32.7(良)※レコード
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
いつもよりスタートを決めて中団で追走するミリッサ。オーマイガイが飛ばすペースに付き合わずジッと脚を溜めて各馬の動向を窺う慎重な競馬を見せる。4コーナーで徐々に馬群が縮まって来た所で外へ進出すると最後の直線では大外を1頭だけ次元の違う脚で伸び、先に抜け出したイレイションをゴール直前の一完歩で差し切って見せた。タイムは1分33秒を切るレコードタイム。距離さえ持てば秋華賞でも期待の出来る走りで、厩舎関係者もホッとひと安心だろう。

有松特別は52kgで出走

前走の3歳500万下で久々の2勝目を挙げる

前走の3歳500万下で久々の2勝目を挙げる

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半年ぶりに美酒を味わったミリッサが勢いに乗って1000万クラスへ参戦。今回は52kgの軽斤量という事もあり、400前半程の馬体重しか無い同馬にとっては非常に有利な1戦となる。牝馬三冠目の秋華賞から逆算して考えると、使い詰めが出来ないのでここはどうしても勝っておきたい所だろう。昨年、秋華賞直前に故障で引退を余儀なくされた姉シンハライトの分まで、今度は妹がその想いを背負って本番へ駒を進める。

ミリッサ

ミリッサ(シンハリーズ2014)

ミリッサ(シンハリーズ2014)

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:9戦4勝 (4-0-1-4)
主な戦績:初音ステークスなど
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均整の取れた馬体は周囲の目を引く。馬体重は430kg前後とやや小ぶりだが、素質馬特有の雰囲気を既に醸し出しており大物感は十分だ。今年のオークスを制したシンハリーズの妹という事もあり関係者の期待が大きいのもあるが、それ以前に本馬自体の作りが素晴らしく他を圧倒する何かを秘めているのは間違いない。

血統背景

ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
スカーレットブーケ ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
スカーレットインク Crimson Satan
Consentida
シンハリーズ シングスピール In the Wings Sadler's Wells
ハイホーク
Glorious Song Halo
Ballade
Baize Efisio Formidable
Eldoret
Bayonne Bay Express
Lambay


兄弟馬

アダムスピーク

アダムスピーク

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:8戦3勝(3-1-0-4)
主な戦績:ラジオNIKKEI杯など
リラヴァティ

リラヴァティ

牝馬

父馬:ゼンノロブロイ
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:22戦5勝(5-3-3-11)
主な戦績:マーメイドステークスなど
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シンハライト

シンハライト

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:6戦5勝(5-1-0-0)
主な戦績:オークスなど
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近親馬

特になし

血統評価:4.4pt

母シンハリーズはGⅠ馬だが、ディープ産駒のアダムスピークとシンハライトはGⅠ級、ロブロイ産駒のリラヴァティとアダムスブリッジも重賞級とかなり安定して子出ししているのは評価できる。本馬に関しては、馬体を見る限りダイワメジャー色が強そうだがディープとロブロイの間の評価の種牡馬産駒という事で重賞級はかたいのではないだろうか。

前評判

関係者曰く、『前向きな気性でしっかりとした動きをしています。正直、やろうと思えばいくらでも時計は出るし、今すぐにでもレースに使えそうなぐらいなんですが、まだ少し小さい感じなので将来の事を視野に入れて成長を促しながら調教を進めています』との事。それだけ、大きい所を狙える器と認められているという事だろう。管理する側のスタッフが口を揃えて『桜花賞へ』話す逸材の理由がよく分かる。

馬名の意味

スリランカのリゾート観光地

母名、兄名より連想。母はシンハリーズ(スリランカの7割を占めるシンハラ人の事)、兄はアダムスピーク(スリランカの聖地)という関係性から今回の名前が命名された。以前に短距離路線で活躍したメリッサという馬がいたが、それとは全く別馬になるのでご注意頂きたい。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部