2018年6月12日 更新

ミスティックグロウが3歳未勝利のデビュー戦で経験馬に完勝

オルフェーヴル産駒のミスティックグロウが、3歳未勝利での初戦を直線大外一気の豪快な追い込みで快勝。ラスト3ハロンが33秒0の驚異的な上がりで経験馬相手にゴボウ抜きの競馬を見せた。シルクレーシングからまた大物が登場か。

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初出走で上がり33秒0は出色

2018年06月03日 3歳未勝利 芝2000m 東京競馬場

1着:ミスティックグロウ 牡3 (吉田隼人)
2着:カヴァル 牡3 (田辺裕信)
3着:サーム 牝3 (丸山元気)

レースタイム:2:00.3(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
出遅れて行き脚も付かず道中はほぼ殿の位置から進むミスティックグロウ。ペースも前半1分2秒弱のスローとなって万事休すに思われたが、直線入り口で大外に出すと予想外の競馬に。グングン加速したミスティックグロウが前の集団をあっさりと飲み込み、最後は2着カヴァルに1馬身以上の差を付けて余裕のゴールとなった。初戦でキャリアのある馬たちを相手に33秒0の上がりで差し切ったケースは余り見かけない。これはひょっとすると相当な大物かも。

ミスティックグロウ

ミスティックグロウ

ミスティックグロウ

牡馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ミスティックリップス
母父:Generous
所属:武井亮厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:3歳未勝利
via google imghp
使いだしは遅れたものの、募集時の写真を見ても非常にバランスの良い均整の取れた体をしているのがよく分かる。肉付きは柔らかく如何にも柔軟性のある走りをしそうで、それが初戦に見せたあの瞬発力に繋がっているのだろう。母はドイツオークスを制したミスティックリップスで、その父ジェネラスはエリモハリアーなどが日本で走っている馴染みのある血統だ。

血統背景

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート ノーザンテースト
グランマスティーヴンス
ミスティックリップス Generous Caerleon Nijinsky
Foreseer
Doff the Derby Master Derby
Margarethen
Majorata Acatenango Surumu
Aggravate
Majoritat Konigsstuhl
Monacchia


兄弟馬

特になし

近親馬

エイシンフラッシュ(ムーンレディ2007)

エイシンフラッシュ(ムーンレディ2007)

牡馬

父馬:キングズベスト
母馬:ムーンレディ
母父:プラティニ
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:平井克彦

通算成績:27戦6勝(6-3-7-11)
主な戦績:日本ダービー、天皇賞秋など
via google imghp

血統評価:1.0pt

祖母の姉ファミリーからエイシンフラッシュが出ているもののそれ以外に強調材料はない。母の血統構成も日本実績がないので血統背景としては弱い。

前評判

体質が弱く強い負荷をかけた稽古が出来ないでデビューが遅れたミスティックグロウ。それでも、たまに見せる迫力のある追い切りは関係者の目にも留まっていたのだからセンスの高い証拠だろう。実際、地味めではあるが海外のGⅠに日本の3冠馬を掛け合わせた最高レベルの配合である。逆に走ってもらわなければシルクレーシングも困る筈だ。

馬名の意味

神秘的な輝き

母名より連想してのネーミング。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部