2018年6月11日 更新

マーメイドステークス 2018 結果 動画

牝馬の大混戦を制したのは10番人気の素質馬アンドリエッテ。道中はインを追走、直線馬群を割って一気に先頭へ立つと同じく軽量馬ワンブレスアウェイとの叩き合いを制して重賞初V。3着にミエノサクシードが入ってやはり波乱決着。

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マーメイドステークス2018の結果

マーメイドステークス2018の動画

レース回顧

大外から積極的にトーセンビクトリーが飛ばしてハナへ。隊列はやや縦長の展開となり、前半の1000mは1分を切るやや速めの流れとなった。4コーナーで各馬がギュッと馬群を形成しどの馬にもチャンスのある形で直線へ。道中は内々で経済コースを通ったアンドリエッテがインから一気に突き抜け、同じ様なポジションから伸びたワンブレスアウェイとの一騎打ちを制して嬉しい重賞初制覇。3着には正攻法の競馬で先行策から粘り込んだミエノサクシードが入線。ハンデ戦よろしく、軽斤量の馬が台頭。3連単は26万円台の波乱決着となった。

勝ち馬アンドリエッテ

アンドリエッテ

アンドリエッテ

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:アナバシュドチャーム
母父:Silver Deputy
所属:牧田和弥厩舎(栗東)
生産:森永牧場
馬主:永田和彦

通算成績:28戦4勝(4-1-4-19)
主な戦績:マーメイドステークスなど
via google imghp
3歳時は牝馬3冠の全てで掲示板争いをしていたアンドリエッテ。その将来も嘱望されていたが、自己条件でモタモタする日々が続いていた。今回のマーメイドステークスでは初コンビとなる国分恭介騎手がスタートから上手く同馬をエスコートし、最後の直線の切れを最大限活かした好騎乗の1戦と言える。ハンデ戦という事、速めのペースなども含めてハマった印象は強いが元々の実力で言えば重賞を何勝もしておかなくてはいけないレベルの馬。秋以降の活躍が楽しみになった。

レースを振り返ってのベスト予想

◎ミエノサクシード
◯ミリッサ
▲レイホーロマンス
キンショーユキヒメ
トーセンビクトリー
エテルナミノル
エマノン
ルネイション
ワンブレスアウェイ
アンドリエッテ
△アルジャンテ
フェイズベロシティ
ヴァフラーム

馬連:想定23点:◎勝利、三連単:想定1320点:◎勝利

本命対抗は単勝10倍未満から2頭選択が無難だっただろう。斤量48キロの2頭は斤量それ以上さげれないだけで地力不足だったがそれ以外は良いハンデになっておりどの馬にも可能性が十分あったといえる。単穴は単勝20倍以下、連下は単勝30倍以下が理想の想定だっただろう。

全着順結果

RR:97.8 ※想定RR:100.6

                                          
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印  伴  結城 浜野清水 単勝オッズ
1 3 アンドリエッテ 51.0 国分恭 101.0 1:59.1 × × 17.1
2 1 ワンブレスアウェイ 53.0 津村 100.3 クビ 14.2
3 12 ミエノサクシード 54.0 川島 100.0 2 7.4
4 10 ヴァフラーム 50.0 富田 94.0 クビ 30.1
5 4 ミリッサ 53.0 岩田 100.8 1/2 6.2
6 5 レイホーロマンス 52.0 岩崎 98.3 1.1/4 × 6.0
7 6 キンショーユキヒメ 55.0 秋山 100.1 ハナ × 6.8
8 13 エマノン 50.0 松若 95.0 ハナ 11.1
9 2ルネイション 50.0 萩野極 96.5 アタマ 12.2
10 15 フェイズベロシティ 51.0 北村友 92.5 クビ 27.2
11 7 エテルナミノル 55.0 和田 99.5 1.1/4 × 11.1
12 11 アルジャンテ 52.0 酒井 92.0 クビ 21.3
13 8 スティルウォーター 48.0 川又 90.0 クビ 55.2
14 9ティーエスクライ 48.0 竹之下 93.0 1.1/4 96.2
15 14 トーセンビクトリー 56.0 浜中 100.0 2.1/2 9.0


危険な人気馬結果 キンショーユキヒメ→7着(3人気)

レースぶり自体は悪くなかったが、結局の所は他馬よりハンデを背負って堂々と立ち回れる程の実力派伴っていないという事だろう。流れに乗って進んでいたというだけのレース、それで7着というのが現状の能力で最も納得の行く走り。

穴馬予想結果 アルジャンテ→12着(11人気)

初の2000mでペースなどに戸惑ったのか、4コーナーでは押して押しての追走。距離が長いというよりは、馬自身が全く慣れていなかったという印象。続けて行けば走って来るとは思うが、今のところはマイル前後で脚を溜めて直線勝負の形がベストなのだろう。

配当&本印予想結果

馬連予想 ⑤⑫-②③④⑥⑦⑨⑩⑪⑬⑭⑮ 不的中
単勝 3 1,710円 枠連 1-2 5,000円
複勝 3 510円 ワイド 1-3 3,150円
1 400円 3-12 2,410円
12 290円 1-12 2,190円
馬連 1-3 10,840円 馬単 3→1 22,350円
三連複 1-3-12 35,680円 三連単 3→1→12 263,970円


編集部の回顧

戦前の荒れるハンデ戦の予想通り、軽ハンデ馬のワンツーフィニッシュ。勝ったアンドリエッテは、斤量、展開、枠順と全てそろった感。(伴)
追い込み脚質の×アンドリエッテは3着までと読んだが突き抜けた。この読み違いが全て。(結城)
内枠を利してインを上手く立ち回った馬の1、2着。ハンデを背負った馬が伸びあぐねた感もある。時計的には低レベル。勝ったアンドリエッテにしてみれば軽ハンデに加えて多少渋った馬場で時計がかかってくれたのも良かった。2着のワンブレスアウェイもハンデが絶妙で他とは横一線のハンデになっていただけにロスの無い競馬が活きた。本命にしたミリッサは道中いい感じに見えたが終い伸びを欠き、距離かなぁ、と思わせた。いずれにせよ1、2着馬が無印では予想も馬券は惨敗。ハンデを背負った馬を軽視して軽量馬が突っ込んでくるというところは合っていたのですが、毎年難しいレースです…。(浜野)
ここも本命は惨敗!目が開きません。エテルナミノル、いつもの様にゲート内の駐立さえ怪しいままスタート。ただ今回はスタートちゃんと出たのでよしよしと思ってましたが、前目に行かず中団のまま。4コーナーではもうムチが飛んでるありさまでした。使い詰めの馬に復活を期待した予想の不甲斐なさだけが残るレースになってしまいました。それにしてもパールステークスとの相性は抜群ですね。来年もこの傾向が続くのか?(清水)

マーメイドステークス2018の予想

◎ミエノサクシード

ミエノサクシード

ミエノサクシード

牝馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ハピネスフォーユー
母父:A.P. Indy
所属:高橋亮厩舎(栗東)
生産:千代田牧場
馬主:里見美惠子

通算成績:20戦5勝(5-3-1-11)
主な戦績:元町ステークスなど
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前走の阪神牝馬ステークスは見せ場たっぷりの競馬で強豪相手に6着と善戦したミエノサクシード。自らレースを動かしに行っての内容は着順以上の評価が必要だろう。その前走から斤量は据え置き、対戦相手は弱化したとすればさすがに上位の印が当然か。主戦の川島騎手に手綱が戻り、待望の重賞初制覇といきたい所だ。

◯レイホーロマンス

レイホーロマンス

レイホーロマンス

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:スズカローラン
母父:サンデーサイレンス
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:辻牧場
馬主:永井啓弍

通算成績:22戦6勝(6-4-1-11)
主な戦績:尾張特別など
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愛知杯から3戦連続で掲示板入線と牝馬限定戦で息を吐くレイホーロマンス。脚質的に展開頼りな面は否めないが、それでも最後は懸命に詰め寄るだけにハンデ戦では特に警戒が必要だ。ハービンジャー産駒でまだまだ伸びシロもありそうで、1つの勝利がキッカケに覚醒するパターンも十分。岩崎騎手と共に秋の更なる飛躍へ繋げたい。

▲ミリッサ

ミリッサ

ミリッサ

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:10戦4勝 (4-0-1-5)
主な戦績:初音ステークスなど
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阪神牝馬ステークスではミエノサクシードと同じ様な位置から同じ様な脚色でそのまま流れ込んだという形のミリッサ。今回はそのミエノサクシードよりも斤量が軽くなった分、逆転の目まであるのではないだろうか。加えて、姉のリラヴァティがマーメイドステークスを勝っているという血統には縁のあるレース。眠れる血の覚醒があるならばここだろう。

▲エテルナミノル

エテルナミノル

エテルナミノル

牝馬

父馬:エンパイアメーカー
母馬:ダイワジェラート
母父:フジキセキ
所属:本田優厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム
馬主:吉岡實

通算成績:22戦6勝(6-3-0-13)
主な戦績:愛知杯など
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さすがに前走のヴィクトリアマイルは度外視して、阪神牝馬ステークスの走りならここでも十分通用しそうなエテルナミノル。結局はあのレースのレベルが高いという事だろう。元より愛知杯では今回の上位人気レイホーロマンスを楽々と退けている辺り、上手く展開がハマれば牝馬同士なら圧勝まであると見て良い。重賞2勝目なるか。

▲トーセンビクトリー

トーセンビクトリー

トーセンビクトリー

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:トゥザヴィクトリー
母父:サンデーサイレンス
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:島川隆哉

通算成績:25戦6勝 (6-2-3-14)
主な戦績:中山牝馬ステークスなど
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中山牝馬ステークスを勝ったのがもう遠い過去の様に思えるが、意外にGⅡ以下のレースでは崩れていないトーセンビクトリー。ある意味ではそこが能力の限界という味方も出来るが、牡馬相手でも際どい戦いをしているのは評価しなくてはならない。トップハンデが厳しいレースではあるが、とは言え軽視出来る程の決定的な材料が無い以上は単穴に挙げておく。

出馬表&レーティング&予想オッズ

想定RR:100.6

下位馬との力差を考えると低斤量馬が有利で48kの2頭以外は全馬に可能性を感じるので積極的に狙っていくべきレースだろう。
                                          
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印  伴  結城 浜野清水 予想オッズ
1 ワンブレスアウェイ 牝5 53.0 津村 98.0 22.9
2 ルネイション 牝5 50.0 荻野極 99.0 24.3
3 アンドリエッテ 牝6 51.0 国分恭 100.0 × × 16.3
4 ミリッサ 牝4 53.0 岩田 101.0 4.3
5 レイホーロマンス 牝5 52.0 岩崎 99.7 × 5.3
6 キンショーユキヒメ 牝5 55.0 秋山 102.0 × 4.1
7 エテルナミノル 牝5 55.0 和田 100.7 × 8.1
8 スティルウォーター 牝5 48.0 川又 90.0 148.3
9 ティーエスクライ 牝6 48.0 竹之下 93.7 247.8
10 ヴァフラーム 牝6 50.0 富田 94.0 36.2
11 アルジャンテ 牝5 52.0 酒井 95.0 46.2
12 ミエノサクシード 牝5 54.0 川島 100.0 12.9
13 エマノン 牝5 50.0 松若 96.0 18.0
14 トーセンビクトリー 牝6 56.0 浜中 102.3 5.0
15 フェイズベロシティ 牝5 51.0 北村友 93.0 38.4


危険な人気馬 キンショーユキヒメ(想定1人気)

福島牝馬ステークスはまさにキンショーユキヒメにとって願ってもない展開での勝利となった1戦。速い上がりが使えない同馬にとっては淀みない流れほど好ましいペースは無い。今回はその逆で、確たる先行馬が1頭もいない。団子状態のスローペースからヨーイドンの競馬で置いて行かれる公算が大。

穴馬予想 アルジャンテ(想定13人気)

キンショーユキヒメとは対照的に末脚勝負に滅法強いアルジャンテ。2走前は負けはしたもののロジクライやヒーズインラブ相手に最速の上がりを叩き出している程。前走も33秒0、さすがのディープインパクト産駒といったイメージで、斤量が軽くなるここは陣営も強気に攻めて来ていると考えるのが当然の判断だろう。

編集部の見解

難解なハンデ戦。良血開花を期待して◯ミリッサから入りたかったが、週末の天候馬場状態を考慮して◎ミエノサクシードから。波乱を期待してヒモは薄めに。(伴)
前走のレース格や実績は全くあてにならないレース、思いっきり振り回す。本命にエマノンを狙う。馬格があって好位で運べ、斤量も魅力。対抗フェイズベロシティ。個人的に好きな厩舎、血統もいい。単穴にミエノサクシードとワンブレスアウェイ。前者の前走上位馬は軒並みヴィクトリアマイルの上位馬。後者は先行して渋太い。(結城)
出走馬唯一の4歳馬、ミリッサが◎。阪神は勝ちがないがローズステークス小差4着、前走も7着とはいえ0.4差で問題なし。53kgも恵まれた感がある。〇のミエノサクシードは阪神得意。このメンバーならば距離も大丈夫とみる。▲レイホーロマンスの52kgは小さい馬だけに有利に働く。渋った馬場も向くとみている。軽ハンデの馬が激走するのがマーメイドステークスの特徴でもありハンデ50kgのエマノンとヴァフラームに△。(浜野)
年明けの愛知杯で早めに抜け出して、そのまま粘りこんで重賞初制覇したエテルナミノルに期待します。その後低迷してますが、このレースはそういう馬がまたやってくるという感じがしていて、昨年の勝ち馬とイメージが重なります。位置取りのリスクはありますが、狙ってみたいと思います。スタート決めて前目でリズムよく行ければチャンスあり。(清水)
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部