2017年11月16日 更新

マイルCS 2017 出走予定馬の重馬場適性【稍重~不良】

今週土曜日は雨予報で、降雨量によってはマイルチャンピオンシップも重馬場で行われる可能性大。と言う訳で、出走予定の有力馬に道悪適性があるかどうかを1頭ずつチェックして行きましょう。但し、あくまでも推測の域を脱しませんw

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当サイトの恒例記事となっております重馬場適性診断。天皇賞秋では◯→◎→◯に推した3頭で決着、GⅠクラスになると実力が均衡している為に各馬の適性ファクターが着順に大きく影響して参ります。

今週末も週間天気予報の欄では土曜が雨。という事で少し気が早いかもしれませんが、いつもと同じ形式で有力馬たちの中から道悪巧者を抽出して行きたいと思います。ちなみに、あくまでも予報ですので晴れに変わった場合はご容赦下さいませ。

マイルチャンピオンシップの上位人気順から(想定)

1番人気 イスラボニータ 重馬場適性◯

稍重~不良馬場での戦績 3戦0勝(0-2-0-1)

イスラボニータ

イスラボニータ

牡馬

父馬:フジキセキ
母馬:イスラコジーン
母父:Cozzene
所属:栗田博憲厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:23戦7勝(7-6-4-6)
主な戦績:皐月賞、マイラーズカップなど
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古馬戦線の安定勢力として長く上位に顔を連ねるイスラボニータ。道悪経験はそのキャリア内で3戦、全て重賞となるが内2着2回とまぁこちらも崩れないイメージ通りの適性力だ。つまり、同馬に関しては馬場状態に関係なく一般的なファクターで展望すれば良いという事になる。そういう意味では非常に取り扱いやすい優等生=1着で勝ち切る競馬よりも上手いレース運びで2~3着想定が有効な印だろう。

2番人気 エアスピネル 重馬場適性◎

稍重~不良馬場での戦績 2戦2勝(2-0-0-0)

エアスピネル

エアスピネル

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス
所属:笹田和秀厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:ラッキーフィールド

通算成績:14戦4勝(4-2-3-5)
主な戦績:富士ステークス、京都金杯など
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前走の富士ステークスが不良馬場、レース内容を見ても分かる様に道悪は恐らく鬼のエアスピネル。雨が降ってくれればくれる程にパフォーマンスが上がるタイプだろう。同馬のベストパフォーマンスと思われるデイリー杯2歳ステークスが稍重だった事からも、やはり上がりがやや掛かった方が良いのは明らか。京都マイルは3戦2勝2着1回とパーフェクト。鞍上にムーア騎手を迎えて必勝態勢で臨む。

3番人気 レッドファルクス 重馬場適性◎

稍重~不良馬場での戦績 4戦1勝(1-0-1-2)

レッドファルクス

レッドファルクス

牡馬

父馬:スウェプトオーヴァーボード
母馬:ベルモット
母父:サンデーサイレンス
所属:尾関知人厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:23戦10勝(10-2-3-8)
主な戦績:スプリンターズステークス、京王杯スプリングカップなど
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道悪でのトータルの戦績は普通だが、今年の京王杯スプリングカップの走りを見ればどう考えても相当な適性があるレッドファルクス。2回の凡走はまだ条件戦をウロウロしていた時の走りだけにノーカウント。となれば、稍重だった高松宮記念でも3着好走と雨が降れば台頭する可能性は大。後はマイルとの戦いだが、安田記念の内容なら先ずもって問題ない。

4番人気 サトノアラジン 重馬場適性×

稍重~不良馬場での戦績 5戦1勝(1-1-1-2)

サトノアラジン

サトノアラジン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:マジックストーム
母父:Storm Cat
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:里見治

通算成績:27戦8勝(8-5-3-11)
主な戦績:安田記念など
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道悪戦績を見る限りこなせそうな気もするが、3着以上は全て条件戦時代のもの。能力だけで乗り切っただけの事であり、前走の天皇賞秋では全く走る気を見せずの18着大敗。春の重馬場だった京王杯スプリングカップでも9着惨敗と、雨がからっきしダメなサトノアラジンだ。主戦の川田騎手も取材時に『ちょっとでも下が滑るとダメ、走らない』とコメントしている様に、当日の馬場状態を一番気にするのは同馬だろう。

5番人気 ペルシアンナイト 重馬場適性△

稍重~不良馬場での戦績 2戦0勝(0-0-1-1)

ペルシアンナイト

ペルシアンナイト

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:オリエントチャーム
母父:サンデーサイレンス
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:8戦3勝(3-2-1-2)
主な戦績:皐月賞2着、アーリントンカップなど
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血統、母系から考えて道悪をこなせないとは思えないが今の所戦績は芳しくないペルシアンナイト。実際レコード決着した皐月賞で2着に食い込んでいる事と飛びが大きく綺麗なフットワークからも、芝が乾いている方が良いのだろう。自身のパフォーマンスを出し切れば斤量差含めて古馬と立ち回りが出来そうな雰囲気は十分。現在GⅠで9戦連続馬券圏内に入っているM.デムーロ騎手が鞍上というのも非常に心強い。

6番人気 マルターズアポジー 重馬場適性◯or△?

稍重~不良馬場での戦績 3戦1勝(1-1-0-1)

マルターズアポジー

マルターズアポジー

牡馬

父馬:ゴスホークケン
母馬:マルターズヒート
母父:OldTrieste
所属:堀井雅広厩舎(美浦)
生産:山岡牧場
馬主:藤田在子

通算成績:23戦8勝 (8-1-3-11)
主な戦績:関屋記念、小倉大賞典、福島記念など
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適性という点では一番読み辛いのがマルターズアポジー。道悪経験の3戦は遠い遠い昔の事で、充実期を迎えあ昨年の夏以降は全て良馬場で競馬を行っている。とは言え、連に2回絡んでいる事を考えれば全然ダメという訳ではないだろう。それよりも、前走の京成杯オータムハンデはトップハンデで先行激化のペースながら1頭だけ先行勢で4着に踏ん張った走りを評価したい。すんなりハナを切れれば粘り込める余地は相当にある。

7番人気 サングレーザー 重馬場適性◯

稍重~不良馬場での戦績 4戦2勝(2-1-1-0)

サングレーザー

サングレーザー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:マンティスハント
母父:Deputy Minister
所属:浅見秀一厩舎(栗東)
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:10戦5勝 (5-1-2-2)
主な戦績:スワンステークスなど
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目下4連勝中と絶好調のサングレーザー。前走のスワンステークスは重馬場で内目をグイグイ伸びて差し切る強い競馬だった。道悪での成績はほぼ完璧ながら、末脚のキレ方を考えれば良馬場でこそ。芝が湿ってもパフォーマンスが落ちないという事を考えれば、他馬よりは有利に働くというイメージか。とは言え、ここを勝ち切る様なら短距離戦線の新王者誕生となるだけに非常に注目が集まる1頭だ。

8番人気 グランシルク 重馬場適性◯

稍重~不良馬場での戦績 6戦0勝(0-2-2-2)

グランシルク

グランシルク

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ルシルク
母父:Dynaformer
所属:戸田博文厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:23戦5勝(5-6-5-7)
主な戦績:京成杯オータムハンデなど
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道悪で勝ちきれていないが、今年の京王杯スプリングカップがかなりの重馬場でそこで追い込んでの3着入線は適性が無いと無理な芸当。加えて、ステイゴールド産駒が全くの下手という事は無い筈だ。とは言え、馬場状態どうこうよりも京成杯オータムハンデくらい展開がハマらなければこのメンバーでは上位進出が難しいと考える。頑張っても3着が精一杯か。

9番人気 ウインガニオン 重馬場適性◯

稍重~不良馬場での戦績 3戦1勝(1-0-0-2)

ウインガニオン

ウインガニオン

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:チャンネルワン
母父:ポリッシュネイビー
所属:西園正都厩舎(栗東)
生産:コスモヴューファーム
馬主:ウイン

通算成績:23戦8勝 (8-1-1-13)
主な戦績:中京記念など
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ウインガニオンの場合、道悪適性が測りにくい成績ではあるが、血統と脚質、キャリア23戦中1度しか最速の上がりを計測していない点を鑑みても歓迎の口ではないだろうか。少なくとも全くの苦手という事は無さそう。が、幾ら調子が良くても関屋記念からの休み明けに近い臨戦過程でGⅠクラスと戦うのはいささか分が悪い。こちらも頑張って3着入線が関の山だろう。

10番人気 クルーガー 重馬場適性◎

稍重~不良馬場での戦績 1戦1勝(0-0-1-0)

クルーガー

クルーガー

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:アディクティド
母父:ディクタット
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:13戦5勝(5-2-3-3)
主な戦績:マイラーズカップなど
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前走の富士ステークスが初の道悪経験だったが、最後方から最速の上がりを繰り出し3着に入線したクルーガー。あの走りは適性が無ければ出来ない走りであり、雨は大歓迎の口か。元は昨年のマイラーズカップを勝利して将来を期待された1頭。骨折休養を経てようやく好調時の状態に戻りつつある。とは言え、更に強化される今回のメンバー相手ではさすがに割り引かざるを得ないのが本音。

まとめ

以上、マイルチャンピオンシップ出走予定の有力馬(上位10番人気まで)の重馬場適性診断でした。

何度も申し上げますが、あくまでこれらは筆者の個人的見解によるものです。断定した要素ではありませんので、その点は予めご了承下さい。

台風22号も近付いて来ているという事で何かと天気が気になる週末。ただ、大切なのは当日の馬場状態の見極めなので、降っていた場合は芝レースの流れや結果などを参考にして頂き、それぞれの感覚で馬場の判断をなさって下さい。それでは今週末も万馬券をゲットしましょう!!
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