2018年1月9日 更新

プリモシーンがフェアリーSを完勝、クラシックの有力候補へ

フェアリーステークスで2番人気の支持を集めたプリモシーンが最後の直線で力強く抜け出しスカーレットカラー以下を突き放して重賞初V。ディープインパクト産駒の素質馬が覚醒、打倒ラッキーライラックの筆頭として戦線へ殴り込む。

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2連勝で重賞馬に、賞金確保

2018年01月07日 フェアリーステークス 芝1600m 中山競馬場

1着:プリモシーン 牝2 (戸崎圭太)
2着:スカーレットカラー 牝2 (太宰啓介)
3着:レッドベルローズ 牝2 (蛯名正義)

レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
終始落ち着いた運びで道中は進み、最後の直線で外からスカーレットカラーに被されるも坂上で盛り返す強い内容。有力馬がこぞって出遅れでロスの多い競馬となったが、プリモシーンは対象的に優等生の走りでフェアリーステークスを制した。混戦が予想されるクラシックにとって器用さは売りとなるだけに、同馬のレースセンスは最大の武器となるだろう。

プリモシーン

プリモシーン

プリモシーン

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:モシーン
母父:Fastnet Rock
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:3戦2勝(2-1-0-0)
主な戦績:フェアリーステークスなど
via google imghp
立ち姿だけ見れば、既に2歳春の時点で完成された様なバランスの良さ。ひと目見て『走る』と思わせる程の好馬体と言えるのではないだろうか。逆を言えば突出している点が少なく、それがレースでのセンスある走りに繋がっていると推測する。気性的な面も心配が無さそうで、適性自体はマイル前後となるが3歳世代では距離の融通が効く筈。順調なら桜花賞~オークスまで楽しめそうな1頭だ。

血統背景

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
モシーン Fastnet Rock デインヒル Danzig
Razyana
Piccadilly Circus ロイヤルアカデミーII
Gatana
Sumehra ストラヴィンスキー Nureyev
Fire the Groom
Miss Priority Kaapstad
Benediction


兄弟馬

特になし

近親馬

特になし

血統評価:1.0pt

母は豪のG1馬だがそれ以外の血統背景の強調材料は存在しない。全姉も未勝利なので可能性はまだあるが今のところ結果は出ていない。

前評判

新馬前には管理する木村調教師が『先々まで楽しめる馬だと思って調整を進めている』とコメントした程、新進気鋭の厩舎でも期待度が高かったプリモシーン。追い切りでも鞍上の指示を具体的に理解していない中で抜群の動きを見せる位に、デビュー前から既に出来上がっていた様だ。さすが母はオーストラリアの名牝モシーンと言った所か。

馬名の意味

最高(イタリア語)+場面

母名をモジッて“最高の場面”を2カ国語で表す洒落た馬名だ。さすがシルクレーシングのセンス、重賞馬に名を連ねるべくして付けられたと言っても過言ではない。関係者にそのシーンを見せる事は出来るのだろうか。
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競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部