2017年10月26日 更新

プリメラビスタが京都土曜の新馬戦でデビュー、強豪と激突

名繁殖牝馬ビワハイジの最後の産駒であるプリメラビスタ。偉大なる姉ブエナビスタやジョワドヴィーヴルなど、そうそうたる兄弟馬の中でプレッシャーは相当なものだ。しかし、新種牡馬オルフェーヴルと共に新たな伝説の幕を開ける。

2,638

強さと美しさを兼ね備えた品格

勝ち気な性格面が出ているプリメラビスタ

勝ち気な性格面が出ているプリメラビスタ

via google imghp
重賞馬が計6頭というJRA記録を持つビワハイジの産駒たち。そのラインナップの最後を飾るのが新種牡馬オルフェーヴルとの配合で産まれたプリメラビスタだ。馬体重は430kg前後とやや小柄だが、牝馬で今の時期なら問題ないだろう。稽古の動きも上々で、普段からキビキビとした歩様などパワーが漲っている印象を受ける。その中にもやはり堂々とした雰囲気を併せ持ったさすがの血統馬。デビュー戦からいきなり強豪達と相まみえる事になるが、ここをあっさりクリアする様なら7頭目の重賞馬として記録を更新する日も近い。

プリメラビスタ

プリメラビスタ

プリメラビスタ

牝馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ビワハイジ
母父:Caerleon
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング
via google imghp
これといった強調材料が無く、全体的なバランスは全く問題ない程度。ただ、ブエナビスタもそうだった様に、どちらかと言えばコロンとした体型で立ち姿はそこまで印象の薄い馬でも走って来るのがビワハイジの家系。今回が最後の産駒となり、そこに新種牡馬オルフェーヴルが配合された。この化学反応がどういう相乗効果を生み出すのかに期待がかかる。馬体重は春の取材時点で449kg。

血統背景

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート ノーザンテースト
グランマスティーヴンス
ビワハイジ Caerleon Nijinsky Northern Dancer
Flaming Page
Foreseer Round Table
Regal Gleam
アグサン Lord Gayle Sir Gaylord
Sticky Case
Santa Luciana Luciano
Suleika


兄弟馬

ブエナビスタ

ブエナビスタ

牝馬

父馬:スペシャルウィーク
母馬:ビワハイジ
母父:Caerleon
所属:松田博史厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:23戦9勝(9-8-3-3)
主な戦績:阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、オークス、ヴィクトリアマイル、天皇賞秋、ジャパンカップなど
via google imghp
ジョワドヴィーヴル

ジョワドヴィーヴル

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ビワハイジ
母父:Caerleon
所属:松田博史厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:7戦2勝(2-0-1-4)
主な戦績:阪神ジュベナイルフィリーズなど
via google imghp

近親馬

マンハッタンカフェ

マンハッタンカフェ

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:サトルチェンジ
母父:Law Society
所属:小島太厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:西川清

通算成績:12戦6勝(6-0-1-5)
主な戦績:菊花賞、有馬記念、天皇賞春など
via google imghp

血統評価:4.7pt

繁殖牝馬界の至宝となったビワハイジ、GⅠ馬2頭以外にもアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、トーセンレーヴ、サングレアルと重賞馬を量産しておりハズレでも重賞馬級を出す絶対繁殖牝馬である。自身も2歳GⅠ馬で早熟性もありPOG向け繁殖牝馬としては絶対的だろう。近親にはマンハッタンカフェ、エアスマップ兄弟もおりファミリーとしても日本適性が高い。

前評判

『まだ非力なので派手さは無いですが、上も基本的には軽い調教では動かなかったですからね。余り心配していませんし、少しずつ馬体にも幅が出て来ています。血統馬らしい雰囲気はあるのでこれからの成長が楽しみな1頭です』との事。じっくりと調整する方針でデビューは秋以降だ。馬体重は春の取材時点で449kg。

馬名の意味

ひと目見ただけで(スペイン語)

姉ブエナビスタからの連想。産駒で最も走った産駒の馬名にあやかってのネーミングだろう。その姉を超える名馬となる事を期待したい。

編集部の評価

牝馬であろうが絶対指名のビワハイジ産駒。前評判や馬体や馬名を無視しても絶対指名するべきである。馬名は運良くわるくなかったのでここは迷わず指名。(大川)
日本競馬に多大な歴史を刻んだビワハイジも同馬がラストクロップとなる。そこにオルフェーヴルが掛け合わされて競馬ファンとしては期待しない方がおかしい。但し、この産駒を指名するかどうかと言われれば父の未知数な面含めてややリスクが高いと判断する。単純にただただ走って欲しい。(田中)
23 件

関連する記事

気性難確定!? 2017年デビューのオルフェっ仔たち

気性難確定!? 2017年デビューのオルフェっ仔たち

”栗毛の暴君”の異名で数多くのファンに愛された三冠馬オルフェーヴル。2014年からは種牡馬として第2の人生を歩むことになった。そんなオルフェーヴルの初年度産駒が2015年に153頭誕生した。中には”気性難”を確実に受け継いでしまいそうな馬も・・・。
 74,329
シーリアが新馬戦で2着、牡馬相手に健闘の内容で次走に期待

シーリアが新馬戦で2着、牡馬相手に健闘の内容で次走に期待

GⅠ馬2頭を兄に持つシーリアが新馬戦で意地の2着入線を果たした。最後の直線で前が狭くなる不利を受けつつも、牡馬相手に最後まで諦めない走りで良血馬の意地を見せた。牝馬限定に戻れば確勝級で、今後の活躍が期待される1頭。
 3,651
アーデルワイゼがファンタジーステークスで巻き返しを誓う

アーデルワイゼがファンタジーステークスで巻き返しを誓う

前走のもみじステークスは稍重馬場で能力を発揮出来ず惜敗。金曜日のファンタジーステークスは幸い晴れ模様で良馬場開催が濃厚だ。新馬戦で騎乗したルーキーの萩野極騎手に手綱を戻し、フレッシュなコンビで初重賞制覇を狙っている。
 529
ソシアルクラブが直線で豪脚一閃、新馬戦を強烈な走りで快勝

ソシアルクラブが直線で豪脚一閃、新馬戦を強烈な走りで快勝

ブエナビスタの第2子にあたるソシアルクラブが牝馬限定戦の新馬戦で目の覚める様な追い込みを見せて勝利。姉コロナシオンの時の様に、初戦にとんでもないパフォーマンスを披露するのは全く同じだ。次走の走りに大きな注目が集まる。
 2,260
コロナシオンが初のマイル戦に登場、大きな変わり身に期待

コロナシオンが初のマイル戦に登場、大きな変わり身に期待

ブエナビスタの初仔でキングカメハメハ産駒のコロナシオンが、日曜阪神の3歳500万下で初めてマイルに挑戦する。新馬の楽勝以降、全くそのポテンシャルを発揮出来ていない本馬だが、陣営としてはこの距離で新味を引き出したい。
 3,183

関連するタグ

著者

競馬ニュース.tv 編集部 競馬ニュース.tv 編集部